2007年02月05日

男たちの晩節 

清張文学の粒より短編集

昭和30年代の日本の風景が立ち上る。自宅の離れで過ごすながーい一日。会社のOB会での不協和音。定年、辞任によってその日から仕事を失った男たちが味わう底なしの悲喜劇。彼らと周囲の心の機微をリアルに描ききった名作ぞろい、選び抜いた7編である。

(書誌データより引用)

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  • 著:松本 清張
  • 出版社:角川書店
  • 定価:540円(税込み)
男たちの晩節
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『男たちの晩節』についての意見(トラックバック)

 恥ずかしながら松本清張の小節を読むのはこれが初めて。状況描写、キャラクターづくりは重厚にして緻密。人生の終焉を迎えつつある男達を淡々と描く。かえってこれがストーリーへぐいぐい引き込んでいくのは流石。...
[ Min^2の日記 ]   2012年01月05日 17:29
 恥ずかしながら松本清張の小節を読むのはこれが初めて。状況描写、キャラクターづく...
[ Min^2の日記 ]   2007年02月26日 13:45
 恥ずかしながら松本清張の小節を読むのはこれが初めて。状況描写、キャラクターづく...
[ Min^2の日記 ]   2007年02月26日 13:41
『男たちの晩節』という題名は、とにかく松本清張らしくない、彼は生前こういう安易な
[ 「想感」ブログ ]   2007年02月13日 21:49
短編の名手が情け容赦なく描く、終着駅手前の人生 松本清張という作家は、短編の名手という印象が強いのですが、この短編集で本質的には、凄い筆力の作家であることを再認識しました。7編の短編は、いずれも、人間の老いの醜さ、愚かさを情け容赦なく描いているので...
[ 本が好き! ]   2007年02月11日 17:55

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