2007年07月24日

スローン・コンセプト 組織で闘う 

スローンの偉業から見えてくる、普遍的・本質的な経営の原理原則

今、世界の自動車産業についてよく語られるのは、トヨタ自動車はじめ日本メーカーの躍進と、その影にあるGM(ゼネラル・モーターズ)など米国メーカーの苦悶である。生産台数でトヨタがGMを凌駕する日も、すぐそこに迫っているようだ。

だが改めて考えてみたい。トヨタがあれほどの経営努力の末にようやく追いつくに至ったGMは、一体どれほど先行していたのかということを。

「なぜ、GMは、一世紀の長きにわたって君臨しえたのか?」

20世紀初頭から今日まで頂点にあった巨人・GM。その地位を確立したのが中興の祖アルフレッド・P・スローンJr.である。彼は「組織で闘う」ために企業活動全体を有機的に統合し、GMをトップの座に押し上げた。それだけではない。彼の経営コンセプトの影響力は絶大であった。スローン以降、他の米国企業、ひいては世界中の企業の構造・運営方法が格段に進歩したのである。

近代の企業経営を根本から変革した、そして現代にも生き続ける普遍的・本質的な経営の原理原則とは何か。経営イノベーションの先駆者スローンの英知に、事業環境が複雑さを増す現代だからこそ、目を向けてみていただきたい。

●ADL経営イノベーションシリーズについて

世界で最も長い歴史を持つコンサルティングファーム、アーサー・D・リトル(ADL)は創業以来一貫して「企業経営のあり方」を考え続けています。ADL経営イノベーションシリーズは、その企業経営に対する想いを一連の書籍としてお届けするものです。各書で「戦略の要諦とは」「技術の意義とは」「組織のリーダーシップとは」など、経営の根幹をなす本質的・普遍的な問いを探究。企業経営・組織運営・事業管理に関わる皆様にとって常に傍にあり、新たな気づきの源となり、何度も読み返していただけるようなラインナップをめざします。

【著者】
アリン・フリーマン(Allyn Freeman)
コンサルティング会社、フリーマン・グローバル代表。作家兼ビジネスコンサルタントで、これまで六冊の共著がある。過去20年間にわたり、数多くのフォーチュン500企業(AT&T、コカ・コーラ、フォード・モーター、アメリカン・エクスプレス等)に対して、数多くの調査とコンサルティングの仕事をしてきた。ブラウン大学卒、コロンビア大学ビジネススクールMBA。

【訳者】
アーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社
1886年、米国ボストンにて、マサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって、世界最古の経営コンサルティングファームとして創業される。ADL Japanは、アジア地域の重要拠点として1978年に設立され、以来四半世紀を超え、"ものづくり"に携わる企業を中心に、経営課題解決の支援を提供し続けてきた。「経営と技術の融合」・「人と組織環境の開発」など、戦略立案から一歩踏み込んだ"腹に落ちる"提言の創出を掲げて活動を展開している。

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  • アリン・フリーマン、アーサー・D・リトル(ジャパン)
  • 英治出版
  • 1995 円
スローン・コンセプト 組織で闘う
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