2008年10月17日

ミスター・ミー 

文学界のエッシャー登場!

書物に埋もれて暮らす八十代の老人、ミスター・ミーは、失われた謎の書物・ロジエの『百科全書』の探索に熱中しパソコン導入に至る。ネット検索の果てに老人は、読書中の裸の女性のライブ映像に行き着いた! 彼女の読んでいる本のタイトルは『フェランとミナール――ジャン=ジャック・ルソーと失われた時の探求』だった。ルソーの『告白』第十巻に登場する謎の人物フェランとミナールの物語と、ルソー専門のフランス文学教授が教え子への恋情を綴った手記、ミスター・ミーのパソコン奮闘記。三つの物語がロジエの『百科全書』を軸に縒り合わされ、結ぼれ、エッシャー的円環がそこに生まれる。訳者あとがき=青木純子

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  • 青木 純子
  • 東京創元社
  • 2625 円
ミスター・ミー
livedoor BOOKS / 関連書評


『ミスター・ミー』についての意見(トラックバック)

5 先月の15日に、東京創元社から出たばかりの小説で、 イギリス人作家、アンドルー・クルミーの「ミスター・ミー」。 たまたま読む機会があったのですが、これは刺激的な作品でした。 世情に疎い老学者が、たまたまタイヤのパンクと俄雨によって、 少しずつ自分がこれ....
[ 書評&映画評 ]   2008年11月08日 21:10

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