2010年02月13日

パパ、ママ、あいしてる 

パパ、ママ、あいしてる

6歳の誕生日の直前、手術不可能な悪性の脳腫瘍だと診断されたエレナ。医者によると余命はわずか135日。仲がいい4歳の妹グレーシーにエレナの思い出を残そうと、両親はエレナの毎日をブログにつづり始めた。
残された時間、エレナはさまざまな夢をかなえていく。ドレスを着てお姫様になりたい。自分の絵を美術館に展示したい……。だが、そんな幸せな時間は長くは続かず、病状は次第に悪化し、エレナは短い生涯を終える。
しかし、悲しみのなか、両親はエレナの残したメッセージカードが家の中のあちこちに隠されていることに気づく。それは、両親への愛情をつづり、妹に人生の 愛し方などをおしえるものだった。脳腫瘍のため話せなくなってからも、エレナはみんなへの愛のメッセージを残していたのだ。2年たったいまもエレナのカー ドがときおり見つかり、両親は彼女の残したものを愛情とともに振り返っている。

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  • ブルック&キース・デザリック/青山陽子 訳
  • 早川書房
パパ、ママ、あいしてる
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『パパ、ママ、あいしてる』についての意見(トラックバック)

やっと6歳になろうかという誕生日の直前に、手術不可能な悪性の脳腫瘍で、余命わずか135日と宣告されてしまう……。 生来楽天的な考え方しか出来ない僕は、こんなことが自分の子どもに起こるなんてことを、リアリティをもって想像することなんてできない。 そんな僕とは...
[ ビジネス書で「知」のトレーニングを! ?? 知磨き倶楽部 ]   2010年03月04日 15:54
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[ 爽快!読書空間 ]   2010年02月23日 00:52

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