エッセイ

2008年10月10日

子ねこが幸せをはこんできた!

年、アメリカの小さな町の、こごえるような冬の朝。
出勤してきた図書館長のヴィッキーは、
本の返却ボックスのなかでうずくまる子ねこをみつける。

その赤茶色の子ねこは、救いだされると健気にしもやけの足で立ちあがり、
ヴィッキーの手に頭をすりつけて挨拶をした。
信頼しきった大きな目と、人なつこい表情――
この子は図書館に必要な存在だ、とヴィッキーは直観する。
こうして、2人の物語は始まったのだ。

来訪者を出迎え、ひざの上で眠る「図書館ねこデューイ」に、
子どもたちは笑顔になり、大人は心をいやされた。
やがて人びとはデューイに会おうと図書館に集い、語らうようになる。
そしてデューイとヴィッキーは小さな図書館にいながら、
町の人を勇気づけ、アメリカじゅう、さらに海外へとあたたかい物語を伝えていくこととなった。

自身の病気や子育てに苦労しながらも、デューイの世話をし、
ともに図書館をもりたててきた図書館長が、町の人びとに、
そして世界じゅうに愛された1ぴきのねこの一生を愛情をこめてつづる。

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  • 羽田詩津子
  • 早川書房
  • 1600 円
図書館ねこ デューイ
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2008年01月08日

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機械職人の生の姿を見よ

著者は作家、旋盤工。1933年東京都大田区に生まれる。高校卒業後、2002年まで約五十年間旋盤工として働く。そのかたわら小説、ノンフィクション作品を発表する。機械職人の目から見た町工場でのもの作りと、そこに繰り広げられる人間模様がじわりとこころにしみる。

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2008年01月04日

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ウェブ時代をゆく

内容紹介
現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために――。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。『ウェブ進化論』完結篇。

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2007年12月11日

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東京日記2 ほかに踊りを知らない。

たんたんと、時にでこぼこ、どこかシュールに、日々は流れる…。不思議で可笑しく、ちょびっと切ない。カワカミさんの、5分の4(くらい)はホントの、日々のアレコレ。

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2007年11月29日

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ハッカーの世界とその住人の動機を探る

商品の説明
Amazon.co.jp
『一般報道では、「ハッカー」とはコンピュータに侵入する人物のことを指す。プログラマの間では、その言葉は優れたプログラマを指す。この2つの意味は実はつながっている。プログラマにとって「ハッカー」とは、文字通りその道の達人であることを意味しているんだ。つまり、コンピュータに、良いことであれ悪いことであれ、自分のやりたいことをやらせることができる者、ということだ。』

コンピュータに囲まれ、インターネットで何もかもが置き換えられようとしている現代では、インターネットに住み、コンピュータを自在に操るハッカーは、ときには魔法のように世界を次の世代へと進めるウィザードとして、またときには挑戦的で反社会的な問題児として扱われる。2つの極端な扱いはともに、ハッカーが「ルールに従順でない」ことから来ている。誰もが当たり前と思っている「ルール」を曲げることで、良くも悪くも普通ではない結果を得ることができる技能の持ち主、それがハッカーだ。

ハッカーの並外れた知識と技能は、普段はインターネットやコンピュータの向こう側に隠れていて見えない。ハッカーは同時にオタク(nerd)であることが多く、概して社交的ではない。その技能で、反社会的活動に関わったときに初めて外の世界からその存在が公になるために、ハッカーはコンピュータに悪事を働くものとして定義されてしまった。著者はこの日本語版のための書き下ろしを含む17のエッセイを通して、ハッカーの頭の中に広がる世界を一般社会に見せようとしている。コンピュータ・ソフトウェアのプログラミングに関わる深い問題と、貧富の差や富の創造、それにものづくりのセンスのようなやわらかい題材を通して、コンピュータ時代の革新を担うハッカーたちのものの考え方に触れることができる。

『オタク野郎』たちを使いこなすのは難しい。とりわけ、ルールにとらわれ、リスクをとって前に進むことのできない『髪のとんがった上司』には、彼らをうまく扱うのは至難の業だ。本書は、ハッカーたちが考えていることをハッカーでない人たちにもわかる言葉で解説してくれる。『過去30年ほどの間に裕福になった人々の多くがプログラマであった』ことを考えれば、彼らが今何を考えているのか知ることは、無駄でないどころか必須科目だとすらいえるだろう。また、今現在「オタク(nerd)」のレッテルを貼られて苦しんでいる若者たちにとっては、周囲に広がる広大で可能性に満ちた世界を知ることができる、社会見学のような存在でもある。(吉松史彰)

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  • ポール グレアム、Paul Graham、川合 史朗
  • オーム社
  • 2520 円
ハッカーと画家
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2007年11月16日

新しい幸せ感を説く、さわやかな幸福論

人間の運命が、生まれたときから死ぬときまで、すべて決定しているとしたら?
著者の森田健は、中国古代の占いからそのことを知って、驚愕します。
だったらなぜ、世界はわざわざ存在して、私はわざわざ生きているのでしょう?
そこで著者は、運命の全体を受け止め、「おまかせ」状態で生きようと決意します。
そうするとかえって執着がなくなり、物事やお金もうまく回り始めたのです。
「人生のルール」に気がついた著者が、恋愛、家族、ビジネス、生死に至るまで、読
者の'思い込み'を解放!
新しい幸せ感を説く、さわやかな幸福論です。
購入者には著者のとっておき情報が携帯動画で見られる、QRコード付き!

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2007年11月11日

運命に身をゆだねれば、幸せの方からプロポーズ!

運命に身をゆだねれば、幸せの方からプロポーズ!
自分をコントロールするハンドルを手放せば、運命は好転し、幸せの感覚自体が変わり、お金まで回り出す!
私は不幸に見舞われているときも、それを本当の不幸だと感じなくなり、幸福すら感じるようになりました。その原因は、不思議現象を探究する中で、運命が決まっているという情報を知っただけです。そしてそれに対し、「おまかせ」にしただけです。私は何の努力もしていません。これだけで幸せになり、さらにはお金持ちになる道まで開けてしまうのです。この本には、その情報のすべてを書きました。――<著者より>

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  • 森田 健
  • 講談社
  • 1500 円
運命におまかせ
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2007年11月02日

自分の人生をつかむための粘り強い思考の方法

結論に逃げ込まず、「考える」行為にとどまりつづけろ!作家の紡ぐ「うねる」言葉が、本質的な思索へと読者を導く。自分の人生をつかむための粘り強い思考の作法。

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2007年10月02日

猫好きがダメ犬と遭遇! 爆笑騒動記

もう、この困ったちゃん!それでもその子を愛さずにはいられないあなたへ贈る、ダメ犬騒動記。


猫好きだったエミリーは、幼い娘にせがまれて渋々犬を飼う羽目になった。わが家にやってきたのは、元野良犬のビーグル、サーシャ。愛らしく垂れた耳に、つややかな毛皮の、とてもかわいらしい犬だ。しかし、この外見にだまされてはいけない。サーシャは、おもらしばかりするし、隙あらば脱走してしまうし、しかも何でも食べてしまう(エミリーの下着までも!)というスーパー野良犬だったのだ。

かくしてエミリーとサーシャのバトルが勃発。家の中は汚くなるし、なんだかくさいし、エミリーも家族もうんざり。だが、毎日の散歩に引きずられて歩きまわり、無理やりベッドに侵入され、しつけ教室で一緒にしかられているうち、すっかりエミリーの生活はサーシャ中心に。今ではサーシャの他の野良犬まで預かる始末。わたしったらいつの間に?

アメリカの人気ライターが持ち前の行動力と観察眼で、犬と、犬をめぐる人々(自分も含む)のおかしな日常を描きだした! 爆笑必至のエピソードからほろりとする話、なるほどと役に立つ犬情報まで満載の、犬を飼う人なら必読の楽しいエッセイ。

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  • エミリー ヨッフェ、佐藤桂
  • 早川書房
  • 1400 円
犬はきらい? わたしを変えたダメ犬サーシャの物語
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2007年09月20日

本居宣長の古道関連の著作に焦点をあてた現代語訳選集を刊行

本居宣長は、外国文化が輸入される以前の日本人の言葉や考え方を研究した人物です。「美しい国」、「国家の品格」と相次いで国のあり方が問い直されている今日、宣長の著作は、「日本とは何なのか」を見つめ直すきっかけになるでしょう。江戸時代ファン、日本を知りたい外国人の方も必携です。


[現代語訳選集をお勧めする訳]

宣長の著作はとても平易で読みやすいものですが、江戸時代の言葉で書かれているために、現代人はなかなか気軽には読めません。そこで宣長について知りたい人は、彼について書かれた解説書を読むことになるのですが、それらはなぜか非常に難解なものが多いのです。というわけで、宣長について知りたいのであれば、彼自身の著作の忠実な現代語訳を読むのが最もよいのです。

下記の出版を計画しております。サイズは新書版です。

第1巻玉くしげ-美しい国のための提言(2007年9月26日刊行予定)

「玉くしげ」
天明7年(1787)、天明の大飢饉の最中、本居宣長58歳の時に、紀州藩主・徳川治貞の諮問に応えて、藩の政治・経済の運営について提言を行ったものです。

本編には、行き詰まった封建社会の姿が生々しく描かれていますが、なぜかその姿は、今日の平成日本の姿によく似ています。本編が書かれてからちょうど80年後に、江戸幕府が終焉し、明治維新を迎えたことを考えても、今後の日本のことを考えるヒントになるのではないでしょうか?

「玉くしげ別巻」
紀州藩主に「玉くしげ」を献上した際、別巻として添えられたものです。「玉くしげ」が具体的な政策を論じたものであるのに対し、こちらはその政策の土台となる古道について正面から論じたものです。

「直毘霊」
宣長が35年の歳月をかけて完成させた「古事記伝」の中の一編で、古道の趣旨を余すところなく書き表しています。宣長の古道は、「古事記」に伝わる古伝説の内容をすべて事実とみなすことを出発点としており、本編出版後、当時の学者達の間で大論争が起こりました。

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