男たちのかいた絵
1995年 121分
監督:伊藤秀裕
出演:豊川悦司、高橋恵子、夏生ゆうな、内藤剛志

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性格の全く違う2人の人格=二重人格を抱えた男を描く、筒井康隆の同名連作小説の映画化。

人畜無害で温厚な性格の鶴丸杉夫(豊川悦司)は、冷酷非道なもう1人の人格=松夫に悩まされていた。松夫のせいで仕事を辞めた杉夫は恋人の絵美(夏生ゆうな)にも振られ、暴力団に入ることになる。違う人格の時の記憶を共有できない杉夫は、ニ重人格という病気を知りながらも組においてくれる渡会(内藤剛志)のために、シノギをこなす努力を続ける。ある日、杉夫の所属する丹義会が美人演歌歌手・高いずみ(高橋恵子)のショーを仕切ることになった。敵対する岩動組が妨害を仕掛けてくる中、警護にあたった杉夫は、いずみと恋に落ちる。だが、いづみを抱くのはいつも松夫。いづみは杉夫と松夫、どちらを愛しているのか……。

R指定のこの映画でベッドシーンの濡れ場を見せてくれるのは、豊川悦司の恋人・絵美役、20歳の夏生ゆうな。

テロップに新人と書いてあり、この作品で女優デビューしたようだ。しかしwikiによると、その前は伊藤亜寿香という名前でグラビアアイドルをしていたらしい。

しかし、グラビアアイドルだったとは思えないくらいの貧乳。そのくらい控え目なおっぱいなんですが、色白できめ細かい肌がとてもキレイ!

乱暴な人格の松夫を演じる豊川悦司に縛られ、目隠しをされたり頬を叩かれたりしながらバックから突かれる様は、なかなかいいもんです。レイプなのに美しいファックシーン。小さめのおっぱいがお好みの方は必見ですぞ!!



また、歌手役の40歳・高橋恵子ともベッドシーンがあります。しかし、10代の頃からこれでもか! というくらい脱いで、おっぱいを見せてくれていたのに、年齢を重ね、崩れたボディラインをさらすのを本人が嫌がったのか、チラッとも見せてくれません。

本人が思っているだけで、年を重ねても相変わらずキレイだと思うのですが。ああ、40歳の高橋恵子のヌードを見たかった……。

ところで、高橋恵子の吹き替えで歌っている千葉マリア、滅茶苦茶うまいでんなぁ。wikiによると、俳優・松方弘樹の愛人だとか。劇中歌「泣いてもいいか」「オンリー・ザ・ロンリー」、オススメです。

それにしても、二重人格者を演じる33歳・豊川悦司の好演が光る! 表情や喋り方、姿勢、仕草で、難しい人格を見事に演じ分けています。ここまで演技巧者だったとは知りませんでした。丸っきり関係ありませんが、ジャニーズのアイドルグループ「KAT-TUN」の亀梨和也に似てますな。

この映画の豆知識は、プロデューサーが女優の桃井かおり。そして、原作者の筒井康隆が加波山という大親分役で出演しています。そのほか、永島敏行、安岡力也、竹井みどり、伊佐山ひろ子、安原麗子、永島暎子、白竜、哀川翔など、豪華キャストがチョイ役で出演。非常に贅沢な映画ですな。