October 06, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その6:『赤毛のアンが生れるまで』とその後のモンゴメリ

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●行きがかり上(?)、昨日“The Alpine Path”
 (『険しい道―モンゴメリ自叙伝 赤毛のアンが生れるまで』
 の話をつづけるけど―ミイラ取りがミイラにならないよう、
 あくまでこの『険しい道』に、話をしぼるね。
 だって、モンゴメリの話をはじめたら
 一冊の本を書かないと終わらない―。
 (いずれ書きたいけど)
 モンゴメリって、それくらい、心の中にも
 “厳しく険しい”深い谷を抱えていたのだから。

 あ、今日はだいぶ作家論に傾くし、ちょっと重たい話も入るので、
 作品そのものの世界を大事にしたい方は
 いつでもひきかえしてね(^^;)。

●さて、昨日引用した作家になるまでの“厳しく険しい道”、
 アルプスの頂に続くようなこの道のこと、
 実はこれ、『赤毛のアン』にも出てくるのだ。

 「丘また丘、重畳たるアルプスはそびゆ」
  ("Hills peeped o'er hill and Alps on Alps arose."
   ここにあげた訳は、村岡花子さんのもの)

 これは、アンの心も身体も
 ぐんぐん伸びていくシーンで引用されているもの。
 ステイシー先生という良き導き手を得て、
 “新鮮な魅力に満ちた知識の開拓”
 知識という心の栄養をどんどん吸収し、
 さらなる高みを目指すアンの様子として
 述べられているの。

 そして再び「実はこれ」、出典は何かというと
 17世紀イギリスの詩人・批評家アレキサンダー・ポープの『非評論』の一節。
 (この説明は、松本侑子さん訳の『赤毛のアン』より。
  いや〜、ポープだなんて、英文学史の授業を思い出しますなぁ)

 そこで再び、『険しい道―モンゴメリ自叙伝 赤毛のアンが生れるまで』に目を向けると―。

●この自叙伝の最終章は、スコットランド・イングランドへの
 モンゴメリのハネムーンで終わっている。
 ハネムーンから帰り、夫の赴任地をめざすところで。

 つまり、プリンス・エドワード島を離れるところまで、と言い換えてもいい。

 結婚後も本を書き、念願の詩集も上梓したモンゴメリ。
 自叙伝の終わり、モンゴメリはこう書いている。

 「長い長い労苦と努力の末、わたしはついに
  『険しい道』を登りつめたのです」


 原文では、“The "Alpine Path" has been climed”と、
 主語は「わたし」では無いにせよ・・・。
 魔女さんとしては、これがその後のモンゴメリを暗示しているように思えてならない。

●「登りつめた」という訳語が適切かどうかはさておき、
 登ったら、降りなくてはならないのは当然のこと。
 降りることを是としないのであれば、
 登り続けなければならない―さらなる
 “アルプスの高み”
 目指して。

 もうここに、悲劇の予兆があるような氣がしてならないの。

 本を書いた人間を作家というなら、
 作家になることはそう難しいことじゃないかもしれない。
 でも、
 作家であること、作家であり続けることはまた別のこと。

 もともとは詩人を志し、その才の及ばぬところを自覚していたモンゴメリ。

 少なくとも、彼女は自分のキャリアの中で
 『アン』をアルプスの最高峰とすることを嫌った―。

『赤毛のアン』を書きたくなかったモンゴメリ

 ●『アン』のような物語を書き続け―
 アルプスの高みを目指す道を進み続け
 その地位を確立したモンゴメリは、
 念願の詩集を上梓し、
 大人向けの物語を書いて
 新たなる“アルプスの高み”を目指した。
 そうしなければならないと、思っていた。
 登り続けなければならないと、そうあるべきだと思っていた。
 
 でも、彼女が進みたいと思う道、また
 進まなくてはならない、進むべきだと思っていた道と、
 読者や出版社が望んだ道、
 そして
 20世紀初頭のカナダの一女性、しかも牧師の妻に求められた道、
 さらにいえば
 彼女自身がそのことで自分に課していた道は、全部ちがった。

 だから、彼女の後半生は、厳しいものになった。 

 そんな中で、自分は「こう」進ま「ねばならない」と終始思って歩いていたら当然だよね。
 おまけに、
 目指すアルプスの高みが何なのか、自分にもわからなくなってしまったら。

●そろそろひきかえさないと 戻れなくなりそうな予感がするので(^^;)
 このへんにしておくけど―。

 魔女さんにとって、アンのことを書いたり
 モンゴメリのことを書いたりするのは、ある意味
 “モンゴメリへの鎮魂歌”
 なの。

 もちろん、
 『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』
 だってそう。 

 その後のモンゴメリがどうであれ、また
 後になってどう思ったにせよ、
 彼女にとって初めての本、“Anne of Green Gables”
 愛をもって書かれ、誇りとともに著者の手に迎えられた
 そしてその後もたくさんの人に
 大きな大きな夢と勇気を与えてきたのは本当のこと。

 だから、貴女はもっともっと、自分を誇りに思っていい。

 ということで、
 そろそろ今日の話も終わりましょう。
 モンゴメリが、
 作家としての自負と喜びを
 率直に、誇らしげに語った言葉とともに。

★あなたへの今日の魔法の呪文★

 「それはたやすい登攀ではありませんでした。
  しかし一番苦しい闘いの最中といえども、
  高峰を踏破しようとする者にだけ体験できる
  よろこびと痛快な瞬間があるのです。


 

モンゴメリをとりまくこのへんの事情が
よくのみこめない皆さんのために、ぼくがちょっぴり補足しておくね。

魔女さんにいわせれば、モンゴメリをとりまく見方は何度か変遷を遂げてて、
“想像力豊かで貞淑で家庭的な愛の人”
といった感じのモンゴメリ像を、便宜上第1期としているんだ。
これは、村岡花子さんの「あとがき」によるところが多いような氣がするけど―。

第2期は、一転、
“本当はこんなにも辛い人生をおくった女性”
といった感じになって、
いわば影の部分からモンゴメリを捉える見方が主流になったわけ。

たとえば、モンゴメリの日記が公開されたりしたことなんかがきっかけでね。

 プリンス・エドワード島の少女

 モンゴメリ自身が。
 「死後50年は公開せぬように」
 と遺言していたこの日記。
 92年から5巻にわけて出版され、
 作品はもちろん、モンゴメリその人の研究に
 新たな光を投げかけ、
 カナダ史・生活文化史としても
 高い評価をうけているこの日記―。

これが今、モンゴメリ研究第3期の新たなきっかけになっている。
影にも光にも、
センチメンタルにも行き過ぎたリアリズムやペシミズムにも流されることのない、
本当の作家論のはじまり。
文学史上の功績や、時代の証言なども加味して、
単なる少女小説家にとどまらない、作家モンゴメリの見直しがはじまっている。

魔女さんは、
ここで新たな地平を切り拓きたいと思ってるわけなんだ。

って、ぼくもながくなっちゃった(=^^;=)。
にゃは、ホント
モンゴメリ論を書くには、一冊分のボリュームが必要だよね!   

September 10, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その5:『険しい道』を超えて・・・初めての本を手にした日のモンゴメリ

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●さてさて、魔女さんの初めての本、
 『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』
 できるまでのいろんなおはなし
 ちょこちょこつづっておりやすが、
 (ホンにちょこちょこやな〜という
  ツッコミはおいといて)
 今日はちょっくら寄り道して、初めての本、
 “Anne of Green Gables”
 が届いた日のモンゴメリの様子を
 見てみようじゃござんせんか!

魔女さんだって、初めて自分の本を手にした時あんなにうれしかったんだもの―
モンゴメリは、どんなふうにその日を迎えたのかしら?

「アン自身いつも言っていたように、
 今日は“我が人生の一大転機”でした。
 できたてのほやほやのわたしの本が
 出版社から届いた。

 わたしは率直に告白しよう― 
 それはわたしにとって、誇らしい、すばらしい、ぞくぞくするような一瞬であったと。

 物心ついてから今日までのすべての夢、希望、野心そして闘いが、いま
 ものという形に具体化され現実化されて、わたしの手の中にあるのだ―
 これがわたしの生まれて初めての本なのだ。

 偉大な本ではないかもしれない。でもこれはわたしのもの、わたしのもの、
 わたしのものなのだ―わたしが創り出したものなのだ」

●こちらは、1908年6月30日のモンゴメリの日記の記述。
 でも、引用は、『険しい道―モンゴメリ自叙伝 赤毛のアンが生れるまで』から。
 (山口昌子訳)

 どう? あなたは何を感じた?

 魔女さん、これを初めて読んだとき
 何重にもうれしかったのを覚えてるなぁ(*^^*)。

 モンゴメリの素直な“ぞくぞくするような”喜びが伝わってきて、
 それをこういうふうに表現してくれて、
 その言葉を、時間も距離も遠く離れた今ここで読むことができて。

 初めての本を手に取ったモンゴメリへの「おめでとう!」
 この本を書いてくれて「ありがとう!」
 
 モンゴメリが、
 こんなにも思いをかけて生まれた本を手にすることができた感謝や喜び、
 (ここに来るまで、たくさんの人の手を通ってきたんだもの)
 初めて『アン』を読んだ時の氣持ちなんかが
 たくさん、たくさんあふれてきて、
 とにかくなんだか口元がほころんでしまうくらい嬉しかったのを、よく覚えてる。
 
●モンゴメリの人生、実は『アン』の出版が折り返し地点になっているのだ。
 1942年、68歳で亡くなったモンゴメリが“初めての本”を出したのは34歳の時。

 『アン』は、まさにモンゴメリの人生の
 “一大転機”だった。

 そして、モンゴメリが文字通り
“作家”として歩みだしたこの年を0歳と考えると、
 この自叙伝、『険しい道』が書かれたのは、作家モンゴメリ9歳の時。

 アン・シリーズでいえば、
 『アンの夢の家』までが出版され、
 モンゴメリ自身が一番気に入っていた作品、
 『ストーリー・ガール』
 などが、すでに出版されていた頃。

『日記』の公開以来、モンゴメリの研究書はたくさん出てるし
 それ以前にも、伝記や書簡集なんかが出版されていた。
 でも、魔女さん昔から
 不思議とこのモンゴメリ自身の手になる自叙伝、好きだったのよね。

 たぶん、それは
 いろんな意味で「素直な」モンゴメリの声が聞こえてくるから―。

 そして、『アン』にも、人生にも自分自身にも倦んでしまう前の
 モンゴメリの言葉だから―。

 ううん、これを書き出すと長くなるから、
 それはまた別の機会に。

●この、『険しい道』
 原題は“The Alpine Path―The Story of my Career”
 “Alpine Path”とは、モンゴメリ自身が自分の詩の一節をとってつけたもの。

 「壮麗なる高みに至る道、それは
  あくまでもきびしく、あくまでも険しい道」

 (The Alpine path, so hard, so steep,
  That leads to heights sublime.)

 和訳は前述の山口昌子さんのものだけど、つまり
 アルプスのような高き山へと続く細い道、
 それが作家となる道であり、その険しく厳しい道のりをつづったものが
 わたしの自叙伝
、というわけなのである。

 和訳のサブタイトルには「赤毛のアンが生れるまで」とあるけれど、
  (たしかにこれは当たっているけど)
 これがモンゴメリの偽らざる気持ちだった。

 そして、ここにもすでに
 モンゴメリの後半生を暗示するような文章がほの見えるのだけど―。

 ううん、それはまた
 別の機会に。

Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels (Paperback))
●魔女さんはもちろん、世界中の女の子に、
 それより数はずっと少ないながら
 ある種の男の子に、
 大きな影響を与え、
 愛されてきた『アン』。

 魔女さんの見たところ、
 『アン』が好きな人には3つの位相があって
 好きなものの対象を広げていくようだ。

 ひとつめは、『アン』の物語を愛する人、
 ふたつめは、その舞台、プリンス・エドワード島に魅せられる人、
 みっつめは、作者モンゴメリに魅かれていく人。

 魔女さんはわりとめずらしく、そのすべての真ん中にいる。

 『アン』無くしては、魔女さんの本読み(そして物書き)としての人生は語れないし、
 プリンス・エドワード島が魔女さんの人生の扉を開けてくれ、
 旅するオンナとしての人生のはじまりになった。
 そして、モンゴメリは作家研究・作品研究はもちろん、
 魔女さんの中のフェミニズム(女性学)、心理学(精神分析)への関心を決定づける
 大きな一因になっている。

●モンゴメリが、人生に何を思っていたにせよ―
 (いいえ、これはまた、別のおはなし)
 あなたの書くものは、たくさんの人に喜びを与えた。

 大きな影響を与えた。

 だから、今日はモンゴメリへの感謝を込めて、
 あなたにこんな魔法の呪文をおくりましょう。
 この言葉たちが
 あなたの人生に、小さな灯をともすことを願って―。

あなたへの今日の魔法の呪文

 「自伝? いったいわたしに人生なんてあったのかしら?
  わたしの人生はすばらしいものだったのだろうか―
  光り輝く過去がわたしにはあったのだろうか?
  どう考えてみても
  胸が躍るようなことはなにもなかったのではないだろうか?

  今日までのわたしの『人生』はとても長く、
  黙々と山をよじ登るような波乱万丈の年月でした。

  (中略)

  そう、元気を出して、
  あまりぱっとしないわたしの人生物語を書くことにしよう。
  たとえこの本がなんの役にたたなくっても、
  私と同じように、
  うんざりするような人生という道程を、苦しみながらいまもなお
  歩きつづけている人々を励ますことができるかもしれない。


  その苦しい道程を歩きぬいて、今日のわたしがあるのだから

 
やれやれ、なかなか続きを書かないこまった魔女さんだけど、
モンゴメリについてのおはなし、
“別の機会”のおはなしをこの次に書く、って言ってるから
気長に待っててね!  

August 19, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その4:『憧れのまほうつかい』に出会った日

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 「私がその素晴らしい作品を発見したのは高二の冬であった」

 そんな言葉ではじまる『憧れのまほうつかい』
 “私”というのは、
 漫画家でエッセイストのさくらももこさん。
 さくらさんが出会った“その素晴らしい作品”とは、
 エロール・ル・カインの
 『おどる12人のおひめさま―グリム童話』でした。

「まず表紙をみた。そのとたん、私はひと目でその絵に恋してしまった」

その氣持ち、絵本の好きなあなたならよくわかると思う。

いつもなら絵本一冊買うのにもかなり考慮するというさくらさんが、
その日はためらわずにレジに向かった。
この本は、ものすごい感動をあたえてくれるにちがいない。
そんな期待で、胸をいっぱいにして―。

北風の中、全速力で自転車をとばして家に帰り、広げた本は
「この世の素敵をすべて集めたかのような絵本」だった。
めくるたびに、ため息がこぼれてしまう・・・。

その気持ちも、あなたならわかると思う。

アラジンと魔法のランプ

「イメージというものは、
 自力でそんなに広がるものではない。
 空想の中だけでもいい夢みたいと思っていても、
 自力では、夢すら貧乏くさくなりがちな私にとって、
 この本はイマジネーションの泉となった」

17歳だったさくらさんは、その絵に、物語に我を忘れた。
そして、
もっともっとル・カインの世界にふれたくなり、何冊も絵本を購入したそうです。

シンデレラ―または、小さなガラスのくつ

 絵が好きで、
 イラストレーターになることも夢見ていたさくらさんは
 ル・カインの絵の前に、絶望に近いものを感じたとか。

 できることなら、この人に会ってみたい。
 どんなふうに絵をかくのかみてみたい。
 許されることなら、弟子にしてほしい。

『憧れのまほうつかい』は、そんなさくらさんがあこがれの魔法使い、
エロール・ル・カインにささげた、心の旅の本なの―。

アーサー王の剣

 たぶん、さくらさんのエッセイが好きな人や
 旅行記・一種の伝記のようなものを求める人には
 この本は物足りないんだと思う。
 ル・カインの世界の掘り下げや、絵本論を期待するなら
 なおさら。

でも、魔女さんのように
“あこがれの魔法使い”に出会うことで夢の扉をあけてきた人には
こころにしみいる何かに出会えると思うの―。

もし、絵本も、ル・カインの世界も好きならなおさら・・・。

『憧れのまほうつかい』の中には、さくらさんが描いたイラストがたくさん載っていて
それを見ると
さくらももこさんに対するイメージが変わってしまうかも。
少なくとも、魔女さんは変わってしまった。
さくらさんって、こんなイマジネーションの世界を描き込める人だったんだ・・・!

その絵からは、ル・カインの世界への敬意と愛
ストレートにつたわってくる。

キャッツ―ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命

「まあ、あなたがル・カインのことを
 大変に好きだったことがよくわかるわ。
 あなたのイラストには
 それがあふれているわね」

ロンドンで出会ったル・カインの広報担当者の女性にも
そういわれたとか。

サー・オルフェオ

 あこがれの魔法使い。

 そんな人に、もう出会ってる人も、
 これから出会う人もいるかもしれない。

 その人との出会いは、案外あちこちに転がっている。
 心の瞳をいっぱいに開いていれば、必ず出会える

それは、絵かもしれない。言葉かもしれない。
音楽かもしれないし、映画かもしれない。
誰かの切り取る風景かもしれないし、
旅先でも見た光景、誰かが話してくれた物語かもしれない。

イマジネーションの源泉、夢の扉。

魔女さんも、そんなものを届けたい。
魔女さんが、魔女さんのあこがれの魔法使いさんたちに出会って
夢をかなえてきたように、
魔女さんもあなたがあなたの魔法使いさんに出会えるよう

これからも、
本がくれる素敵な魔法をお送りしていきます(^^)。
またね!

あなたへの今日の魔法の呪文

 「私の憧れていたまほうつかいは、
  ピュアで明るくほがらかでシャイで、
  みんなから愛されていてがんばり屋だったのだ。

  たくさんの仕事を命がけでやったのに貧しかったり、
  家族にわかってもらえなかったり、
  徒労におわる仕事もあったり、
  いろんな悩みや苦しみがあったにちがいないが、
  それでも彼は作品の中に自分の美しいエネルギーを注ぎ続け、
  遠い国に住む人々にまでそれを届けてくれたのだ


  彼ががんばってきたことや、
  それを温かく支えてきた人達がいたことを
  私はずっと忘れない」

 『憧れのまほうつかい』より―

 
 ル・カインの『キャベツ姫』は、
 魔法の本棚でもとりあげてるんだ。
 魔女さんお手製の
 ロールキャベツの写真も載ってるよ!(=^^=)  

August 18, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その3:とうとう本が届いたぞ!そして『緑の島に吹く風』が!

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 魔女さんの初めての本、
 『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』できるまでのおはなし
 今日はとうとう、本が届く日のはずなんだけど・・・。魔女さん?魔女さん??

「くる〜〜〜っ」
  ε=ε=ε=ε=ε=┏( @_@)┛

    魔女さん、落ち着いて!
    あわてなくても、ちゃんと本は届くから!

「きた〜〜〜〜っ」
   ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(((┌・)┘

    にゃは、やれやれ(=^^;=)。
    これで少し落ち着くかな?
   
「きゃあ〜〜〜〜〜〜〜っ」

    にゃ、にゃは? どしたの魔女さん?


      。・゜ °・(@† ▽ †@)・°°・。


   ・・・ああ、感動のあまり、声がでないのね。(=^-^;;;=)
   ともかく、
   無事本ができあがって、よかったよかった。
    
「ぎゃあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ」
    !Σ( ̄ロ ̄lll)凹|||||||||||||

    にゃっ、にゃに!
    今度はにゃーにが起こったの!!

    にゃは? まちがいをみっけた?
    でもって?


       (* ^)(=^^=
  
    
    それでもこの子は、ものすごくいい子だってさ!(=^0^=)

    にゃは、じゃあ魔女さんへの“スペシャルうれしいことインタビュー”
    つづきをはじめちゃおう!! 

cover ★ちょっとだけナイショばなし★ 
  その3:魔女さん魔女さん、
       本ができあがって、今どんな氣持ち?
 

●“Oh, glad doesn’t seem the right word at all.
  …it’s something more than glad.
  I’m so happy.”

 「ああ、うれしいなんて言葉じゃ、あらわせないわ。
  …うれしいよりももっと、そう―幸せなの」

 『アン』の中の、そんな言葉がぴったりかも・・・!!

 本をこよなく愛する魔女さんは、本という存在のすべてを愛してる。
 どんな本だって、
 背紙も見返しも、
 巻末の奥付だって、なめるように見てる。

 だからわかる。

 この本、『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』は、
 とってもとっても愛されて生まれてきた子だってことが!!
 
●編集のしのさんが、すごく丁寧にこころを込めてくれたんだなぁ―って
 すぐわかった。
 (しのさん、ありがとう!)

 表紙も帯も、背表紙も、表紙をはずしたカバー部分も、
 もうぜんぶ。
 すごぉく、すごく、がこもってる。
 (デザイナーさん、ありがとう!)

 吉村さんの写真も、驚くほど鮮明できれいだ―。

 魔女さんがお花が大好きなことを、すぐ見抜いたしのさんが
 たくさんお花の写真を使ってくれてる。

 しあわせや・・・・・。
 (じぃぃぃぃん)

●出会いって、すごい。

 そもそも、魔女さんが『アン』に出会ったのは、
 和箪笥の魔女こと雨雲の魔女おばさんが
 「あんたみたいな子がいるよ」
 と、教えてくれたからで、

 魔女さんがプリンス・エドワード島のことを知ったのは、
 村岡花子さんが書いてくれた「あとがき」を読んだからで、

 魔女さんがこの夢の島に、
 行こうと思えば本当に行けるんだ、
 ということを教えてくれたのは、
 近藤三千雄さんの『プリンス・エドワード島』
 という本との出会いだった。

●ひとつの本が、言葉が、風景が、夢のきっかけになること

 そんなことって、あなたはないかしら。

 魔女さんには、そんな出会いがたくさん会った。
 島へ行ったのも、たくさんの人の応援があったからで
 島で暮らしたのも、たくさんの人に支えてもらったからで、
 こんな本ができたのも、たくさんの人との素敵な出会いがあったから。

 そんなことを届けたくて、魔女さん、
 本ができあがった記念に、こんなおはなしを届けることにしました。
 えへっ。
 つづきは、明日の魔法の本棚で―。

あなたへの今日の魔法の呪文

 「僕は、長い間
  プリンス・エドワード島と関わり合いを持つことで、
  自然の美しさや異文化に関する
  たくさんのことを教わり、同時に、
  写真家になるという
  大きな夢も叶えることができた。

  だから今後も、積極的に島に足を運び、一枚でも多くの写真を撮り、
  そして作品集や古典などを通して世界中の人々に
  この地の魅力を伝えていくつもりだ。これが、
  僕が島に対してできる、唯一の恩返しだと信じている」

 吉村和敏フォト・エッセイ集『緑の島に吹く風』より―  

August 17, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その2:いちばんうれしかったことって、何ですか?

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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね!

cover みんな、お待たせ!
 ひきつづき、魔女さんの初めての本
 『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』
 できるまでのおはなし、魔女さんへの
 “スペシャルうれしいことインタビュー”だよ!
 (中身のことは、こっちをのぞいてみてね)
 
ちょっとだけナイショばなし★ 
  その2:魔女さん魔女さん、
       いちばんうれしかったことって、
       何ですか?
 

●うーんと、そうねぇ。
 いっぱいいっぱい、うれしいことがあったなあ。

 いちばん初めは、そりゃあ

 「本にしましょう」

 っていうことになった時がうれしかったし、
 そんな編集者さんとの出会いもうれしかった。

 そんな“出会い”のすばらしさを言い始めたら、
 魔女さんの本を担当してくれた『アン』の好きな編集者さん、
 しのさんとの出会いのきっかけをつくってくれたTさんとの出会いや
 魔女さんの言葉が本になるといいなぁと言って、ずっと応援してくれたUさんとの出会い、
 みんなのたくさんのはげましの言葉なんか、うれしかったなぁ。

 うーん、でも、いちばんうれしかったことっていうと・・・。

 ●やっぱりこれ!
 魔女さんにとってのあこがれの魔法使い
 写真家の吉村和敏さんと、
 いっしょに本がつくれたこと。

 吉村さんの本、
 『輝く季節への旅 プリンスエドワードアイランド』
 に出会って以来、
 ずうっとずっと、あこがれていたの。

 ここに描かれていた風が光が、とてもとても好きだった。

 エッセイが、すごく好きだった―。でも、それだけじゃない。
 もともと活字ニンゲン、はやりのNLP(神経言語プログラミング)では
 ばりばりのタイプA(聴覚型)の魔女さんは、
 絵や写真よりも言葉そのもののほうに魅かれるタイプなんだけど、
 吉村さんの写真はちがった。

 その“光の情景”に、ひとめぼれしたの。

 もちろん、魔女さんにとっての魔法の島、
 プリンス・エドワード島の風景の魔法も働いていたけれど、それだけじゃない。
 どこかで吉村さんの写し出す光景に出会うと、かならずわかった。
 「ああこれは、吉村さんの写真だな」
 って。
 
 谷川俊太郎さんとのコラボレーション、『あさ/朝』が出たときも、
 すぐわかった。 
 「ああ、吉村さんのとらえた光景だ」
 って。

 『アン』のことを書くなら、
 吉村さんといっしょに本がつくりたい・・・っていうのは
 魔女さんの長年(?)の夢だった。

●本を書こうと決めた時、
 
 「この方の写真をお願いしたいんです・・・!」

 と、ずうっとずっと、言ってきたの。
 だから、
 吉村さんにお会いして

 「お写真をお願いすることが夢なんです」

 と言えた時、そして
 しのさん(編集者さん)も賛同してくれて、

 「お写真をお願いしたいと思うんです」

 と言えた時、そして
 そして、それが

 「いいですよ、こういう形でやりましょう」

 という言葉になった時!!

 魔女さん、ホントにうれしかったの・・・。

 魔女さんの本の中にも引用したけどね、
 “Anne of Green Gables”には、こんな言葉がでてくるの。
 今日はあなたに、こんな魔法をおくるね。
 どうぞ、あなたの思い描いた夢が、たくさんたくさん本当のものになりますように!! 

coverあなたへの今日の魔法の呪文

"It's delightful
when your imaginations come true, isn't it?”


 「夢がかなうって、素敵なことよね?」


魔女さんへの“スペシャルうれしいことインタビューは、
まだまだ続くよ!
明日は、とうとう本が到着するんだ、にゃっほーい!!  

August 16, 2006

『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまで〜その1:魔女さん、今のお氣持ちは?

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 みんな、お待たせ!
 今日からは、魔女さんの初めての本、
 『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』ができるまでのおはなしを
 ちょっとずつ、魔女さんに聞いていくからね(=^^=)。
 中身のことは、昨日の魔法の本棚をのぞいてみてね。
 
cover 
ちょっとだけナイショばなし★ 
  その1:魔女さん、今のお氣持ちは? 

 ニュースで紀子さまがうつると、
 「おお、お仲間どすなぁ」
 な〜んて思う、今日この頃。

 (にゃは?)

 ふふっ、グッドラックのきょとんとした顔が
 みんなの氣持ちをあらわしてそう(^^)。

 年末に企画を起して以来、激動(?)の数ヶ月。
 本ができるまで、あとホンの数日。

 今の氣持ちをひと言でいえば、「臨月」なのじゃ!

●なんたって、魔女さんだってまだ現物を見ていない。
 週末には、「ごたいめ〜ん」になると思うけど・・・どきどきどき。

 「あのへんって、結局どうなったんかいな」
 「あそこって、つたわるかな〜」
 「イラスト、どんな感じに入っとんのやろ」

 思いはあれこれぐるぐるめぐるけど、反面

 「もう、しゃーないやん。この子は望む限りのええ子に育ってくれとる!」

 と、どこか妙に楽観視していたりして。
 もうここまでくれば、後はおてんと様におまかせするっきゃないのだという
 どこか腹をくくったこの感じも、
 みょ〜ぉに臨月の妊婦くさい(?)のであーる。

●ほぼトツキトウカをいっしょにすごしてきた原稿も、
 ある時期は

 「今この勢いで、一氣に書き上げてしまわんと、のうなってしまうねん・・・」

 と、ほとんど流産を心配しているハハの氣分。
 ある時期は

 「『寝てもさめても・・・のことばかり』。この文章、今の魔女さんのことや」

 安定期(?)に入っても、ずぅーっといっしょに過ごしてきた原稿が
 いろんな人の手をへて、
 今、世に生まれ出でようとしている。

 うーんと愛される、そして、手に取ってくれた人の心に
 幸せをもたらす子になりますように!!

coverあなたへの今日の魔法の呪文

「これから見つけ出すことがたくさんあるなんて、
 すばらしいわ。
 生きていることがうれしくなるの―
 こんなおもしろい世の中にね」

(“Isn’t it splendid
  to think of all the things
  there are to find out about?
 It makes me feel glad to alive―
  it’s such an interesting world.”)


魔女さんの本がうまれるまでのおはなし、まだまだ続くよ!
その中で、魔女さんがどんな
「すばらしいこと」
を見つけ出していったか、楽しみにしててね!  

August 15, 2006

魔女さんの初めての本ができた!『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』

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魔法の本棚から、しあわせの輪をひろげます。(^^)
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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね!

cover やったやった!
 とうとう魔女さんの本
 みんなのところに届けられる日が
 やってきました!!
 みんな、本当にありがとう!!

 “ひみつの計画”も、
 こんなに長く“ひみつ”にしてるつもりじゃなく
 「魔女さんの本ができるまで」
 を、どんどんお伝えしたかったんだけど―でも、

 「1冊の本を書く」

 ってことに、魂のかぎりを込めてたら
 ほかに一切、言葉をつむぐエネルギーがのこらなくって。

 今日はこんなおはなしがぴったり。
 ああ、みんなとおはなしがしたい。

 あ、こんな本が出てる。読みたいな〜。

 ねっ、ねむい・・・。おふとんが恋しい・・・。

 この数ヶ月の、そんな思いのすべてをこめて出来上がった、
 魔女さんの初めての本をお届けします。 

cover ★今日のおはなし★

   パンパカパーン、今日のおはなしは
    『赤毛のアンのおしゃべり英語レッスン』
        (著:島本 薫
         写真:吉村 和敏)
    あさ出版(2006年8月)です。

 ★こんな時にはこの魔法

    ・原書を読む楽しさ、知りたい
    ・笑顔のヒント、夢見る力、いつも心に響かせたい  
     そして
    ・言葉の力を、夢をかなえる力にしたい

      ・・・そんなあなたへの、今日のお話は・・・ 

●ねえ、英語って
 「できない・わからない・しゃべれない」
 って思ってない?

 それを、
 「できる・やれる・だいじょうぶ」
 に変えてみたら、どんなことがおこると思う?

 そう、
 「わかると思えば英語はよめる」
 「話せる自分に氣づいてあげる」

 そんな英語の本、それが赤毛のアンのおしゃべり英語レッスンなの!

 「アンといっしょに、新しい世界の扉をあけよう!」

赤毛のアンのおしゃべり英語レッスンを楽しむ3つのステップ〜

spring★Step1:リーディング・レッスン
〜アンの言葉に、直接耳を澄ませてみませんか?〜

輝く瞳に、赤い髪。
とどまるところをしらない想像力と、はずむような言葉たち―。


マシュウではないけれど、
「好きなだけ話してかまわんよ」
と言って、もっともっと聞いていたくなるようなアンのおしゃべりは、
毎日の暮らしに虹色の魔法をかけてくれます。

場所にも人にも、“ぴったりの名前”を考え出し、世界にきらめく彩りを添えるアン。

アンはどんな言葉を話していたの?
どんなふうにおしゃべりして、どんなふうに夢を語ったの?

そんなアンの言葉を聞く旅に、出かけてみませんか? 

ひとりでは大変だけど、誰かといっしょならあの感じ―わくわくして、「ぞくぞくっとする」あの感じ(スリル)を、
たくさん見つけられるかもしれません。
英語を読むコツを知ってしまえば、今まで知らなかったアンの横顔にも、出会えるかもしれません。

“Isn’t it splendid to think of all the things there are to find out about?”
(「これから知っていくことがたくさんあるって、すばらしいことね」)

そんな喜びがたくさん待っているんですもの!

autum★Step2: ワンポイント・レッスン/トーク・レッスン
〜英語を楽しむコツを、身につけませんか?〜

いくら英語を勉強しても、“自分の言葉”になっていかない―。
そんないらだち、感じたことありませんか?


それは、その単語や表現が、
生きて話されている言葉だと実感できないためなんです。
教科書の言葉も、参考書の表現も
つまらないし、なんだかどうも嘘くさい。

いくらアタマでおぼえようとしても、あなたの心は正直です。

だったらいっそ、
大好きな物語を読みながら、英語そのものを楽しんでしまいませんか? 

“Am I talking too much?”
(「私、おしゃべりしすぎかしら?」)

というアンですもの、わたしたちにたくさんの“おしゃべりのヒント”をくれるはず。

あ、あの単語が、こんなふうに使われてる・・・!
こういうときは、こんなふうに言うんだ・・・。

想像力にあふれるアンの言葉を聞きながら、まずは生きて話されている言葉の感覚をつかみましょう。
『アン』のストーリーに親しんだことのあるあなたなら、
忘れられないシーンや心に残る言葉がたくさんあるのでは?
知っているのに、口にできない言葉の使い方を、アンが教えてくれますよ。

wnter★Step3: 夢をかなえるハートのレッスン
〜イキイキとした毎日の秘密、幸せのヒントをさがしてみませんか?〜

英語を読みたい、話したい―。
それはたぶん、
あなたが本当になりたい自分のための
はじめの一歩だと思うんです。

この本は、そんなあなたの夢のお手伝いをする本

読むだけでペラペラ!・・・残念ながら、そんな魔法の本はどこにもありません。
でも、そのきっかけになってくれる本なら、あなたの目の前にあります。
赤毛のアンのおしゃべり英語レッスンは、英語の世界へのファーストステップです。
そして、まだ見ぬ世界への扉をひらく鍵でもあるんです。

英語に親しみ、楽しむことをきっかけに、あなたの世界を広げてほしい。
なぜって、わたしがそうだったから。

アンの物語に親しむことがきっかけでプリンス・エドワード島に行き、
この島で暮らしたいという願いをかなえ、
さらにはそこから広がった出会いがきっかけで、人生のパートナーとめぐりあいました。
アンやプリンス・エドワード島の人々のおかげで、英語が
“生きている言葉”
だとわかったことから英語の世界への扉がひらき、今では少しずつ、翻訳の仕事をするようにもなりました。

夢見ることと、夢をかなえること。
アンの言葉は、その大きな助けになってくれます。

“There’d be no scope of imagination then,・・・?”
(「この世に想像の余地がなかったら・・・?」)

ありがたいことに、私たちの世界にはまだ
“想像の余地”
が残されているようですし、想像の翼をひろげることだってできるんです。

想像力をのばすコツや、アンのように
イキイキと輝いた毎日をおくるヒントをたくさん心にとりこんで
夢や幸せをひきよせてみませんか?

cover 美しい言葉は、大きな力を秘めています

 せっかく英語にふれるなら、
 ゲンキのでる言葉、
 心にしみいる言葉をたくさんあびて
 夢をかなえる力に変えましょう

 さあ、準備はいいですか?

 ほら、すぐそこで、アンがあなたを待っている―。

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 明日からは、「魔女さんの初めての本ができるまで」を
少しずつお届けするから、楽しみに待っててね!
「こんなこと聞いてみたーい!」っていうキミの質問も、待ってるよ!!

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March 31, 2006

『ムーンライト・シャドウ』・・・よしもとばななさんの“原点”、儚くて、切なく痛いあのおはなしが、お色直しして帰ってきていた―!

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から、みんな読んでね!

 魔女さんのひみつの計画・大発表!を聞いて
 よろこんでくれたみんな、
 本当にありがとう!!

 “ひみつの本”(?)を書いてるせいで
 おはなしも、魔法の本棚も
 とどこおりがちだけど―。

 そのぶん、みんなの心にとどくものになるよう、
 心をこめて書くからね。(^^)

時々、魔法の本棚で
“魔女さん文豪(?)への道〜魔女さんの本ができるまで”を連載(??)するから、
みんな応援してね!

さあ、本ができるまでしばしのお休みをいただく魔女さんの、
今日の魔法のおはなしは、
長い冬のトンネルをぬけようとする、あるおはなし・・・。

 ★今日のおはなし★

   パンパカパーン、今日のおはなしは
    『ムーンライト・シャドウ』
        (著:よしもと ばなな
         訳:マイケル・エメリック
         絵:原 マスミ)    朝日出版社(2003年7月)  です。

 ★こんな時にはこの魔法

   ・恋のせつなさ、生の哀しみ、こころにしみる何かがほしい
   ・小さな不思議と人のやさしさ、そっと心によびこみたい
  
     そして

   ・こころの夜明け、むかえたい

      ・・・そんなあなたへの、今日のお話は・・・      
           
●「神様のバカヤロウ。私は、私は等を死ぬほど愛していました。」

 ・・・そう言わずにはいられないほど、大切だった恋人を
 亡くしてしまったさつき。
 
 眠れない夜をすごし、眠れば眠ったで、
 苦しくて浅い眠りの中で、彼の夢を見る。

 目覚めるときの、息が止まるような辛さ。
 朝一番の光を待つまでの、長い長い孤独の時間。

 その時間―と孤独―をうめるため、明け方のジョギングをはじめたさつきは、
 ある朝、橋の上で不思議な女性に出会い―。

●「なに茶? あたしも飲みたい」

 不意をつかれたさつきは、手にしていた水筒をおとしてしまいます。
 今の、グリムだか、イソップだかの犬の話によくにてたね、と
 無邪気に笑う彼女。
 さつきは、そんな彼女に
 手の中に残った水筒の蓋―中にはプーアール茶―をさしだします。

 彼女の名はうらら。

 うららは、
 「知ってる? ここでもうすぐ、百年に一度の見ものがあるのよ」
 といい、
 お茶のお礼に、必ず教えるね、といって朝の光の中を去っていくのですが・・・。

●よしもとばななさん(当時は吉本)の
 衝撃のデビュー作、
 『キッチン』に収録されていたこの物語を、
 ご記憶の方も多いのではありませんか?

 『キッチン』(そして『満月―キッチン2』)
 も好きだったけど、
 この『ムーンライト・シャドウ』のあまりの痛みと美しさに、
 忘れられない印象を抱いていた―そんな方、多いのではないでしょうか?

●これは、ばななさんが
 「はじめて友達以外の人に読ませることを意識して、二十二歳の時に書いたもの」
 だそうです。
 後の私が書くべきことの要素がみんな入っている気がする、大切な作品だと―。

 そして、初めての本が出たとき、
 ばななさんは、
 大好きだった原マスミさんに、
 自分の本を送ったんだそうです。
 そして十数年後、その原さんに絵を描いてもらって
 新しく生まれたのが、この本。
 
 「私のいちばん初めの作品が、
  こんなふうにお色直しをして世に出ることが
  とても幸せです」

 ―という、ばななさん。
 実は・・・“お色直し”は、もう一色あるんです。

●“訳:マイケル・エメリック”とあるように、実はこれ、
 英語の対訳がついてるんです。

 原さんの絵を観ることもさながら、
 いちおう(^^;)翻訳のお仕事もしている魔女さんとしては、
 どういう風に英語でこの世界が表現されているか、それも実に興味深いのです。

 「恋なんて、そんなものだ。」
  (That's love for you.)

 なにがそんなものかって、恋のはじまり。
 二人が心を通わせるきっかけになったのは、小さな鈴なんだけど、
 「そして、鈴は心を通わせた。」
 ―っていう文章が

  And that bell opened a path between our hearts.

 なんていう表現になっているのを見ると、ちょっとうれしくなってくるのです。
 鈴が、“わたしたちのハートの間に道をひらいた”(意味だけ直訳)
 か・・・。

●冒頭の独白―。
 Damn you, God! I loved Hitoshi, loved him to death.―なんか、
 ものすごく、生々しく響いてくる。
 時制に厳しい英語の、過去形の表現も、胸にすごく痛い。

 この一つ前の言葉、

 「後からなら大声でだって言える。」
 は、 
 Now that it's all over I can shout it at the top of my lungs.

 ・・・すべてが終わりとなった今、肺の限り叫ぶことができる・・・か。(直訳するとね)
 でも。

 「大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。」
 (It's okay, it's okay, I'll leave all this behind.)
 
 ―そう思って、夜明け前の町を、彼との思い出の橋へ向けて走っている
 さつきなのですが・・・。

●実は、もうひとり、さつきと同じ痛みを負っているひとが一人。
 死んでしまった彼、等の弟、柊。
 兄と、恋人をいっぺんに亡くしてしまった、男の子・・・。

 決して言葉にはしないだろうけど、でも、もし言うならとてもつらい言葉を
 胸の奥に隠し持っている男の子・・・。
 それは、

 「―戻ってきてほしい―だ。」
  (―Come Back.) 

 英語でも、日本語でも、痛烈に胸をうつ言葉。
 もうこれ以上無いくらい、つらい言葉だ・・・。だって、たとえ言葉にしたところで、
 仮定法でしか語れない、思いなんだもの・・・。

「もっと、強くなりたい。」
  (I want to grow stronger.)

 それでも、“百年に一度の見もの”(Something special, something to see)
 という、不思議な体験を通して、
 大切な人に死に別れた人が
 闇の底から夜明けを迎え、光の中で笑うことができるようになるまでの、
 儚く、切なく痛く、美しい物語。


 たしかに春が巡ってきているのに、
 “心の内側がかさかさしていることを感じずにはいられなかった”時、
 
  (Everything was so fresh and alive that I couldn't help feeling   
   terribly dried out inside. )

 “心にどうしても春の風景が入ってこない”時、

  (All this scenely couldn't make its way into my heart.)

 “淋しい。ひどく淋しい。今が最悪だ。
  今を過ぎればとりあえず朝になるし、大笑いするような楽しいことも
  あるに違いない。
  光が降れば。朝が来れば


  (I feel lonely. I feel so lonely.
   This is the absolute worst. If I can just manage to get through this,
   morning will come, and I'm sure I'll come across things to fun
   that I'll laugh like crazy.
   When light tumbes from the sky. When morning comes.)

 ―そう、感じている時。

 英語で、日本語で、はたまた原マスミさんの絵で、
 この『ムーンライト・シャドウ』を、心ゆくまで、味わってみて・・・。

 ★あなたへの今日の魔法の呪文★ 

 「私は幸せになりたい。
  長い間、川底をさらい続ける苦労よりも、
  手にしたひと握りの砂金に心うばわれる。そして、
  私の愛する人たちがすべて
  今より幸せになるといいと思う。


   (I want to be happy I don't want to go on suffering,
    dredging the bottom of the river for ages,
    my heart is stolen by the single fistful of gold I've seized.
    And I'd be glad if all the people I love
    could be happier than they are now.)

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March 23, 2006

「ベルサイユのばら〜フェルゼンとマリー・アントワネット編」・・・“愛”、それよりも強く、気高く、尊いものとは?

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ベルサイユのばら―完全版 (1)

 ―というわけで、晴れて宝塚劇場
 足を踏み入れることとなった魔女さん。
 チケットをわたして一歩劇場に入った瞬間から、
 おめめの中にはお星様がき〜らきら☆
 足どりはふ〜わふわ☆
 う〜ん、ここはやっぱり、おドレスを着てきたかったぜ。

舞台の魔法・・・身体中がしびれるくらい、この“生身の魔法”が好き。

客席の灯りが消え、劇場が闇に閉ざされるその瞬間、
人々の思いが、暗がりの中に放たれる。
ご縁あって数時間をともに旅する人々の思いが、たしかに熱く、こだまする。

そして幕が開き、舞台の魔法が花ひらく。

・・・☆★☆・・・どどどどどーん。きらきらきら・・・・・・☆★☆・・・

ベルサイユのばら―完全版 (2)

ベルばらか・・・。
世代的には後になるけど、一度は読んだ物語。
(7歳でこれを“読んだ”といっていいかどうか、
 ちと疑問だけどね)

というわけで、お芝居そのものもだけど、
人形劇の脚本を書いたりしていた魔女さんとしては、
「この物語をいかに脚色したのか」
という点が、すごく、すごぉく、氣になるところ。

「愛・・・それは強く、愛・・・それは貴く、愛・・・それは気高く・・・」

マリー・アントワネット、フェルゼン、オスカル。
ユウメイな、「ベルばらのテーマ」(?)を歌い上げる、3人の主役たち。

・・・この時点で、魔女さんは、“ある予感”にとらわれていたのだ。
そして、芝居がすすむにつれ、その予感は“確信”に近づいていくことに・・・。

ベルサイユのばら―完全版 (3)

「初演から32年。時がたっても古びない、
 タカラヅカの宝をお楽しみください・・・」

たしか、上演前にそんなあいさつを聞いたような
氣がするけど、
この32年という時の向こうで、
当時の舞台人が何を見て、何を考えて
この芝居をつくったのか、
よ〜くみえるお芝居に、なっているのだ、これが・・・。

「愛・・・それは強く、愛・・・それは貴く、愛・・・それは気高く・・・」

本編は、「フェルゼンとマリー・アントワネット編」と相成っているので
基本的には、これは
フェルゼンとアントワネットの“許されざる真実の愛”のテーマとして歌われる。

(オスカルの、フェルゼンへの愛、
 アンドレの、オスカルへの愛のテーマとしても歌われるけど、
 それはあくまで、影のヴァージョン)

ベルサイユのばら―完全版 (4)

フランスへ嫁ぐ、幼い
(必要以上に“幼い”と思われる)
アントワネットの情景を描いたかと思うと、
一転、それは王妃の“回想”だった。
本当の愛も孤独も知らなかった
かつての自分を思い起こす、王妃アントワネットの・・・。

満月の夜、揺れる小舟の中で
“孤独”が結びつけた“真実の愛”を歌う二人。

その一方で、一人王宮の庭を散歩しながら、
国王として、夫としての“孤独”を語る王、ルイ16世。

彼らは、等しく孤独で、不幸だ。

「愛・・・それは強く、愛・・・それは貴く、愛・・・それは気高く・・・」

ベルサイユのばら 5 完全版 (5)

そして来る、別れの日。
革命の炎。
運命の転落。
見出した家族の絆。母としての矜持。

でも、すべては遅すぎた。

母として、王妃として、期待される役割を担うよりも、
女として生きていた者には、許されざる罰が待っていた。

愛・・・それよりも、強く、尊く、気高くあらねばならぬものが、この世にはあるのだ。

あのテーマが流れるたび、魔女さんにはそう聞こえてならなかった。
愛よりも、人が重きをなさねばならぬもの、
それに従わなかった者を、この世は許さない。

ベルサイユのばら(5冊セット)

・・・そんなふうに聞こえてしまうのは、
たぶん、あながち間違いではない・・・と思うの。

原作にはない(と思う)、
“アントワネットがオーストリアから携えてきたお人形”
の存在もそう。

「あなたはもう子どもではない」
といって、フランスの国境で
取り上げられてしまったその人形のことが、
執拗なまでに、何度も何度も語られる。

“人形”を持たない=“少女”ではない=“ある規範”に従って生きなければならない

のに、あくまで“人形”(=愛や、女としての生き方)を求めて生きた
アントワネットに、生きる場所は無かった。
反面、
革命後の囚人としての暮らしの中で、子どもたちを不憫がり、
「お母さまもお人形を持っていたのよ、今度つくってあげましょうね」
とやさしく話しかけ、
「わたくしは母です」
といって、子どもたちの盾になろうとするアントワネット。

ベルサイユのばら その謎と真実 単行本

ラスト間際、そんなアントワネットが
フェルゼンの助けを拒んで
「(王妃として母として)死なせてください」
と言ったとき、福音のように
人形はアントワネットの手に戻ってくる。

もう、“立派なおとな”になったから・・・?
次の生では、“立派なおとな”になるんですよ、といって・・・?

「さようなら、ヴェルサイユ。さようなら、パリ。さようなら、フランス」

そういって、死への階段を上っていくアントワネットのセリフに、
もはや
「さようなら、フェルゼン」
という言葉はない。

愛よりも、強く、尊く、気高いもの。
そういったものが人の世にはあり、人はそのために生きねばならぬのだ。


32年前につくられたこの芝居には、そんなテーマが貫かれているような氣がしてならない。
32年前には、それが至上命題であり、それが人々の心をうったのだ。

(今の韓国ドラマブームや“純愛至上主義”とは、ベクトルが逆なのね)

花やリボンをとりはらってみると、時代劇のような構造をもっていた「ベルばら」。
そう思うのは、魔女さんがその日たまたま、
『初潮という切札―「少女」批評・序説』という本を読んでいたせいかもしれないけど―
なんだかそこに、男も女もふくめた“あはれ”というか、
“日本の美学”
を感じて、フクザツな思いのする魔女さんなのでした。

 
帰ってきた魔女さんにそのはなしを聞いて、ぼくがちょっぴり思ったのは―。
いいや、いわないどこ、っと。

<雅子さま>はあなたと一緒に泣いている

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March 22, 2006

「ベルサイユのばら」・・・ツイてる魔女さん、タカラヅカへの道をたどらんとす♪

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特別編集版「ベルサイユのばら」DVDコミックス
 魔:「あたった〜っ!
   グッドラック、あたったよ!!」      
 グ:「にゃは? なにが・・・わーっ!」    

魔:「グッドラックにもしあわせのおすそわけ♪
   思いっきりハグしちゃう」
グ:「わわわ、魔女さん、くるしいよぉ。
   はなして! はなしてってばぁ(=*o*=)」    

魔:「あら、ハグよりキスのほうがいい?」 
グ:「けほっ。そーゆう問題じゃないよ。
   ハグっていうより、それ、ゴーモンだよぉぉ」

魔:「ごめんごめん。うれしくって、つい力が入りすぎちゃった」
グ:「にゃっ・ふ〜っ。で、何があたったの?」

魔:「あたったのよぉ、タカラヅカの、『ベルばら』のチケットが!
   きゃーっ、きゃぁあああーっ、
   これが叫ばずにいられますか!!!(*^0^*)」    
グ:「にゃは、すっごーい!
   よかったね魔女さん、さすがは強運オンナ!!」

魔:「たりらりらりら〜♪
   この幸せ氣分、みんなにおすそわけしなくちゃね」
グ:「おすそわけ?」

魔:「そう。心理カウンセラーの勉強もつづけてるけど、
   魔女さんはやっぱり、
   読むことと書くことで、みんなに
   “ちょっぴりこころがやさしくなれる、あたたかいきもち”
   を届けていくことが、使命なのよね」

グ:「ひみつの計画も、そのひとつだよね(=^^=)」

魔:「えへ、そのとおり。(^^)
   というわけで、今日もはりきって・・・行く前に、明日に備えて早寝しよーっと」


グ:「えええ〜っ、寝ちゃうのぉぉ?!
   ・・・ってば、ホントに寝ちゃったよ、う〜ん。
   というわけで、明日の観劇日記につづく・・・しかないよねぇ」

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March 17, 2006

『こころのほつれ、なおし屋さん。』・・・“泣いて笑って、きゅっとひと針”、そんな愛しいコミュニケーションワークの話

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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね!

 画面の向こうのみんな、
 いつもやさしい氣持ちを届けてくれて、
 本当にありがとう!!

 つながる思い、つながる笑顔―。
 いろんなところで手をつなぎたい―つなぎあいたい。

 つなぎたいのは、こころとこころ。
 はじめはこわくても、
 あたらしい何かにであえるかも・・・。

 ★今日のおはなし★

   パンパカパーン、今日のおはなしは
    『こころのほつれ、なおし屋さん。』
        (著:村中季衣) 
          クレヨンハウス(2004年9月)
   です。

 ★こんな時にはこの魔法

   ・こころのほころび、手をあてたい
   ・心も身体も抱きしめたい
   ・「だいじょうぶ」、そんなささやき、聞かせたい

      ・・・そんなあなたへの、今日のお話は・・・      
           
●「少しでもひととじょうずにつきあうことができる、わたしになりたいなあと
  思ったことはありませんか。
  そして同じような願いをもった、はにかみ屋さんたちが、
  思いを寄せ合ってこころ磨きの日々を遅れたら、すてきだなあと思いませんか」

 思います思います!!

 「『こころのほつれ、なおし屋さん。』は、
  そういうひとたちに来てもらいたくて、開店しました」
 ・・・そんな言葉ではじまる、このおはなし。

 おはなしといっても、童話やファンタジーではなく
 店主こと村中季衣さんと、
 「本州の西の端にある、ちいさな大学ではじめたコミュニケーションワーク」
 で出会った学生さんたちとの、
 ワークを通しての小さな心のふれあいをつづったもの―なんです。

●「道行の途中のたわいないおしゃべりやその足取りのなかで、
  傍若無人に見えた彼女たちが、
  ほんとうは何に脅え、何を守り、何をあきらめかけているのか
  なんとなくからだで感じるようになりました」

 (・・・。本当に? わたしのことも、わかってくれる?)

 「手放しやすい“ほんとの気持ち”をきゅっと引き寄せてみる。
  そして
  『だいじょうぶ』と、こっそりささやいてみる。
  すると、
  誰かがその聞こえないほどのささやきを、聞きとどめてくれる。
   (中略)
  お天気のよい日、むずかしいことなんか忘れて野原に座り、
  握っていた指をそおっと開いてみると、
  あっ、なんだ、ここがほつれのはじまりなのか、と
  糸口が見えてくることがあります」

●もしも、心のほつれが見えたなら。

 「そこのところを、きゅっとひと針すくうのがコツよ」

 ―“うまくいかないこころ”を隠さず、ゆっくりと、
 でもちょっとだけ勇気をだして、まわりの世界をきゅっと引き寄せる―

 そんなふうに、いっしょに世界を引き寄せてくれる手を、求めてはいませんか?

 巷にあふれる、“お手軽しあわせ本”が実は大キライな魔女さんですが、
 この本はホンモノです。

 ひとりではむずかしいけど、受けとめてくれる誰かの手があれば、
 心のほつれに手をのばすこと、できるかも・・・。

●「野の花を飾る」、
 「からだに色をまとう」、
 「きみが見えない」


 ・・・言葉で聞くだけで、心のどこかがふるえてくるような、
 遊び心のワークたち。

 「生き残りゲーム」
  (言葉の上だけでのアサーションゲームなら、魔女さんもやったことあります)
 「明日の履歴書」
  (魔女さんも、これ、やったことがあります・・・ぼろぼろ泣けました)
 「悲しみの箱」・・・。

 “コミュニケーションのちいさな壁にぶつかるたびに、
  そこから逃げて、薄いからだでうずくまっているような学生たちを
  放っておけずにはじめた”

 こころのほつれなおし。

●「『こころのほつれ、なおし屋さん。』は、
  いまという時を抱えあぐね、泣いて笑って立ちすくみ、
  それでも自分をあきらめたりしないひとたちが、針と糸を借りに来るお店
です」

 ・・・ひょんなことからシンリガク(カウンセリング)を学んだ魔女さんですが、
 カウンセラーになろうとか、
 こうしたコミュニケーションワークやセラピーを開催しようとか、
 そんなことを思っているわけではないの。
 
 魔女さんにできること、魔女さんのしたいことは
 やっぱり、本棚から言葉をとどけること。

 こんなふうに、
 “こころのほつれ”を
 きゅっと縫い合わせる針と糸を届けることはできないかもしれないけど、
 “こころのむすびめ”
 そっとほぐれるような、
 そんな何かを届けられたら―それが魔女さんの願いです。

 「この本を読んで下さるあなたも、
  どうぞその手で、お店のドアを開けてください」

 ぶらぼーっ!!
 もうこれ以上、いうことはありません。
 Yes、Let'go!!

 あなたもいっしょに『こころのほつれ、なおし屋さん。』
 “泣いて笑って、きゅっとひと針”
 こころのほつれ、すくってみませんか?

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜

 ★あなたへの今日の魔法の呪文★ 

   「お客さん、ほつれに気づいたら、
    無理に引っ張っちゃだめですよ。
    そのまま、そうっと押さえて、おいでください。
    あなたにちょうどいい、針と糸が、
    ここにはきっとあるはずですから


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March 12, 2006

『ライオンと魔女』・・・そして魔女さんの、三谷幸喜さん的な“ありふれた生活”・・・!!

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 映画バトンの回でちょっぴりお話したけど、
 魔女パパさんってば、
 映画産業(の末端?)に関わる
 お仕事をしているのであります。

 なので、小さいころから我々姉妹は
 “招待券という役得”(時に義務!!)
 にあずかってきたのでありますが―。

シンリガクの講座修了パーティーに出席するため、着付けと称して
実家をおとずれた魔女さんに、

「おまえ、三谷さんの、観たいんだろ」

そんな言葉とともに差し出されたのが、なんと
映画館限定の優待券。
きゃあああああ〜〜っ!!

今までの経験からいって、
このたびの三谷さんの映画、「THE有頂天ホテル」
招待券の対象外だということを知っていたので、
ことの意外さにうれしさ倍増。
この優待券は、その映画館で上映されているものであればなんでも観られるスグレモノなのです♪
そっか、そういうものもあったのね〜。
魔女パパさん、ありがとう!

しかし、魔女さんって運が強いよなぁ。
最近はやりの、「思ってるとかなう」式の幸せ方程式ではないけれど、
観たいな〜と思ってると、
向こうから幸せが舞い込んでくる。

はるか昔、三谷幸喜さんがテレビでメジャーになってしまう前も、
“東京で一番チケットがとれない”といわれた三谷さんの劇団、
東京サンシャインボーイズの解散公演のチケットを、
(なんと抽選販売だったのだ!!)
土曜日のソワレ(夜の部)、前から数番目という席をGETしたし・・・。

・・・と、るんるん魔女さん、
ミスタードーナツの100円ドーナツフェアでおなかを満たした後、
だーりんとともに映画館へ向かったのですが・・・!!

「ああ、この優待券は引き換えなしで、直接館内にお入りください」

と、チケット売り場でいわれたのが運のツキ。
人生には、思わぬ落とし穴が待ち受けているのであ〜る。

教わったとおり4階へ向かうと、
手前の上映館には「エミリー・ローズ」というポスターが。
奥の上映館にはどんどん人が入ってるし、きっとあそこね♪

おお、すいてるすいてる・・・カナダの映画館を思い出すなあ。
やっぱ映画はこうでなきゃ!

 ふんふん、予告編・・・
 こういうのなつかしいっ。
 おお、ナルニア国物語・・・。
 『ライオンと魔女』じゃないか。
 なになに、こんなシーンからはじまるのね。
 しかし、地味なところを予告編にもってくるなあ。
 うん・・・あれ?

 えええええっ?!

そう―皆さんご想像のとおり、魔女さんたら
まちがった上映館に入ってしまったのである。

 しえーっ、こんなとこで
 実録三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側
 をやらんでもいいのにーっ!!!

 それこそ冷や汗びっしょりの魔女さん。
 今さら映画館を出られないし―。

 小声でだーりんに事情を説明し、
 とりあえずは目の前の映画を楽しもうとするのですが・・・。
 それにつけても、だーりんにすまなくて。

映画が終わった後、
「今のはいったい、何だったんでしょうね」
と、キツネにつままれたような表情のだーりん。
(まったく予備知識がなかったからね〜普段、こうした“物語”をよまないし)

でも、だーりんってば、魔女さんのことを一言も責めないのだ

ふつう、怒ったり、ぼろくそにいったりすると思うけど・・・でも、
魔女さんだーりんは、ひとっことも、そんなこといわなかった。

結局、チケットを買いなおし、
最終回の「THE有頂天ホテル」を観た我々ふたり。

映画よりも笑って泣けて、さりげないやさしさがしみる春の一日でございました。


まったく魔女さんたら、どうしようもないおっちょこちょいだね!
まあでも、これ以上言うとかわいそうだから、
うんと笑った後は、みんなで魔女さんを「よしよし」してあげてね。

さてさて、『映画版 ナルニア国物語』
映画では、魔女さんの思い描いていた4兄弟のイメージがかなり違ってたみたいだけど、
キミはどうだった?

それから、“闘い”というテーマ―戦って勝ち取るものがなんであれ―が
全面的に前に出されていたのに、なんだか割り切れない氣持ちがのこったりしたんだけど―
キミはどう思った?

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March 11, 2006

『たいせつなこと』・・・あなたが、あなたであること―I love you, because you are you、そんな思いをとどけたくて

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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね!
  いつもやさしい氣持ちをくれる、
  本棚のむこうのあなたに、ありがとう―。
  魔女さん、このところ忙しくって、お返事おくれててごめんね。

  それは、“ひみつの計画”にカンケイがあるんだけど・・・。

  ホントはもっともっと、ありがとうの氣持ちをとどけたい。
  中途半端になってる
  『魔女の血をひく娘』ナイショ話や、    
  この間の『りかさん』のおまけの話も、届けたくてたまらないの。

  でも今日は、
  “魔女カウンセラーさん誕生おめでとう記念”
  と称して、
  短い、けれどこころにしみいるおはなしを・・・。

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜
 
 ★今日のおはなし★

 パンパカパーン、今日のおはなしは
 『たいせつなこと』
 です。

 ★こんな時にはこの魔法

    ・ただただ、何かにつつまれたい
    ・言葉の泉でこころ、うるおしたい
    ・たちどまって、今日の空を見上げたい

      ・・・そんなあなたへの、今日のお話は・・・

     『たいせつなこと』
        (作:マーガレット・ワイズ・ブラウン、
         絵:レナード・ワイスガード、
         訳:うちだややこ)
          フレーベル館(2001年9月)

 ●魔女さん、魔女めいの12歳のおたんじょうびには、
  この絵本をおくろうと決めてるの。

  「グラスにとってたいせつなのは、
   むこうがわが すけてみえること」

  コオロギにとってたいせつなのは―。
  スプーンにとってたいせつなのは―。

  ひなぎくにとっては、ゆきにとっては、
  りんごにとっては、くつにとっては―。


  ―そして、あなたにとっては?


 ●「そらにとって たいせつなのは
   いつもそこにある ということ」

  「かぜにとって たいせつなのは
   ふく ということ」


  ―そして、あなたにとっては?


  あなたにとって大切なのは、なんでしょう?
  何なのでしょう?


  絵本は問いかけます。
  そして、あなたにそっと、語りかけます。


 ●「あなたにとって たいせつなのは」

  ―それは、


  「あなたが あなたであること」


  どんなことがあっても、あなたはあなた。
  あらしの夜も、凍てつく朝も、
  こころに春一番が吹く日にも。

  絵本を読んだ幼い日から、ずいぶんたったことでしょう。
  つかれた、という言葉が口ぐせになっていたり、
  うすぐもりの日ばかりだと、感じているかもしれない。


  自分が自分であることに、
  少し自信がなくなっているかもしれない。

  でも、いいの。
  あなたはあなたのままで、いいんです。
 
 ●あなたが、あなたであること。

  魔女さんのシンリガクの先生は、
  カウンセリングの基本をこんな言葉で教えてくれました。

   “I love you, because YOU ARE YOU"

  あなたが、あなただから。
  あなただから、いいの。

  あなたのままで、いいんだよ。

  今のあなた以上のあなたなんて、いないんだから。
  
  ―そんなことを、
  飾らない言葉とあざやかな絵で心に語りかけてくれる絵本、  
  『たいせつなこと』

 ●あなたがあなたでいること。

  いつだって、そんな
  “たいせつなこと”を、心を込めてとどけたい。

  だから―魔女さん、
  これからも
  本棚から魔法をおくりつづけます!
  またね!

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜

 ★あなたへの今日の魔法の呪文★ 
              
    「あなたは あなた」 

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March 10, 2006

『さんびきのくま』・・・?? わくわく魔女さん、「ひみつの計画」をすすめる♪

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 魔:「♪あるぅ〜ひぃ〜、本棚で・・・」
 グ:「♪くまさんに〜、であぁぁった〜・・・!!!」
 魔:「やっぱりそんなにすごい? グッドラック」
 グ:「すごいよぉっ。
    魔女さん、鏡みてごらんよ!!
    目の下、むらさきじゃない!!!

魔:「う〜ん、そうよねぇ・・・。
   『さんびきのくま」でいえば
   大きいクマが魔女さんのビボウをはばんでいる・・・むむむ」
グ:「大きいクマどころか、
    3びきまとめてお目目にいるんじゃないの? 
魔:「ふ〜んだっ。
   クマさんがいるのは目の中じゃなくて目の下ですーっ、だ」
グ:「ありゃりゃ、そんな、
    大きなクマつきの大きな目でにらまれると、こわいなー(=^^;=)」

魔:「だぁって、お仕事もだけど
   やりたいことがいっぱいあって、寝るひまがないんだもん。
   わくわくすることって、世の中たくさんあるのね」
グ:「ひみつの計画もすすんでるしね(=^^=)」

魔:「ねっ。(^^)
   いつごろみんなにお知らせしようかな?」
グ:「にゃはは、楽しみだね。
   さてと魔女さん、ここらでちょっと休憩して
   お茶でも飲みませんか?」    

幸せの引き出しを開けるこころのエステ
 魔:「いいですわねぇ♪
   では魔女さんは、つややかな美女にふさわしく
   赤い赤いローズヒップティーを所望します」
 グ:「了解!」

 魔:「ありがとう、グッドラック。
    グッドラックは魔女さんの専属カウンセラーね」
 
グ:「にゃは、にゃ〜にをおっしゃる魔女カウンセラーさん。
    シンリガクの講座修了、おめでとう!」

魔:「えへっ、ありがとう。(^^ヾ)
   そして―お祝いのメッセージをおくってくださったみなさん、
   本当にありがとうございます!!
   おかげさまで、
   基礎カウンセラーと呼ばれてもよい身の上になりました。

   みなさんへのお返事が遅れてて、本当にごめんなさい。
   でも、魔女さんはやっぱり魔女さん。
   みんなへのありがとうの氣持ちを、書くことと読むことでとどけたい―。
   
バナー小   もっともっと身近な本棚の魔法を、笑顔のもとを、
   講座でおそわったたくさんの
   “ちょっとした生きる力”
   を、本棚からみなさんに届けたいと思ってます」

グ:「にゃはっ、魔女さんたら、
   今日はずいぶん殊勝なこというね」

魔:「それにはまず、おふぁ、おふぁあ、おふぁぁあ・・・(*´〇`).。o○」

グ:「おはなしから、っていいたいんでしょ?
   でも、ぼくがうれしいことインタビューに行ってる間、
   少しでも寝ておいたら?
   シンリガクのおべんきょうやらひみつの計画やらで、
   最近少しがんばりすぎだったもんねぇ。
   あ、みんな、
   “魔女さんのひみつの計画”、氣になる?(=^^=)

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March 04, 2006

『みんなで卒業をうたおう』・・・魔女さん、ひな祭りの余韻とともに、心理カウンセラーの第一歩をふみだす

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7段飾り ひなまつりの翌日―。
 あたふたと駅へと向かう美女ひとり。
 ピンクの着物の裾をひるがえし、
 春風に長い髪をなびかせて―。
 椿の刺繍のバッグからは、本がのぞく。

 そのひととは、もちろんわたくし本棚の魔女・・・!

 本日は、心理学講座の修了を祝ってのパーティー
 いつもにもましてウツクシクありたいと考えた魔女さん、
 魔女ママさんのところで着付け&髪結いをお願いしようというわけなのです。

針箱の魔女こと、我が母魔女ママさんは、
髪結いとしても天下一品。
まっすぐで、たっぷりしていて真っ黒で、
決していうことを聞こうとしない魔女さんの髪の毛を、
「あなたの気性そっくり」
といいつつ、長年結い続けてきたのが魔女ママさん。

ある時はポニーテール、ある時は編みこみのビッグテイル(おさげ)・・・。

しめ縄と称された極太おさげの魔女いも(→妹)とともに、
「遊ばせてあげてるの」
と、親孝行を主張してきた我々姉妹でござんすが、今はともに独立の身。

魔女いもはともかく、髪を結うのが大の苦手のぶきっちょ魔女さんは
毎朝苦心惨憺。
髪結いさ〜ん、かむばーっく・・・と鏡に叫んでは、かえるこだまの恨めしや。
母よ、あなたは何故、ひとりでもやっていけるようにわらわを育てなんだ・・・。
なーんていってもしかたない。
今日は着物だから、無理やりシニョンに押し込んでもいいんだけど・・・でも、やっぱり。

せっかくの晴れの日には、きれいでいたいじゃない?

というわけで、これこそ親孝行と
ウツクシイ魔女さんの着物姿を魔女パパさん&魔女ママさんに見せ、ついでに
実家においてある魔女さんの特大お雛様を見にでかけたというわけなのです。

編みこみ じゃ〜〜〜〜ん。
 初公開、魔女さんの後姿ならぬ後アタマ。
 見よ、この編みこみ、魔女ママさんの力作を!
 ちなみに着物も、魔女ママさんの大のお氣に入りだった
 ピンクの訪問着。
 (半襟が白無地なのは、お茶をやっているからなの)

親孝行・子孝行にはげむ、早春の昼下がり。
こういうとき―カウンセリングの講座、氣持ちを伝えることを学んだから、
というわけではないけれど、
できるときにはいつだって、最大限に“感謝のメッセージ”を送りたいね。

「―ありがとう。いってきます」

『心時代の夜明け―本当の幸せを求めて』

 パーティー会場につくと、
 「修了おめでとうございます!」
 と、たくさんの声が出迎えてくれて―
 それだけで、
 とってもとっても幸せな氣持ちが満ちてくる。

まあ、なんと、お友達からお祝いのメッセージと花束まで届いてる!!
Eちゃん、ありがとう!!!

『ポチ・たまと読む心理学 ほっとする人間関係』

 こんなにステキな仲間たちと、
 こんなにすばらしい先生方のもとで学べて、
 本当によかった・・・しみじみ。
 修了証書をもらってこんなに嬉しいこと、
 今まであったかしら?

この日のメインとなったのは、くじにより
“修了レポートを披露する特権”を引き当てた3名の受講生のレポート朗読。
妻への、子どもへの愛情とやさしさがあふれる若い父親。
長女が教えてくれたこの講座に、次女と孫の世話を交代しながら通ったという女性の涙。
息子への子育てをふりかえり、時に声をつまらせながら語る女性。
どのひとも、
この日本メンタルヘルス協会の講座で学んだことを日々取り入れて
少し強く、少しやさしく、少し大きくなった自分と、
家族への接し方の変化について語っていて、
その心の声、心の奥底からでた真実の響きは、会場をゆさぶった・・・。

『みんなで卒業をうたおう』

 ドラマいっぱいの修了式の後は、
 ぬわぁーんと
 カラオケでお祝いのメッセージを
 おくってくれる先生方。

「いくつもの日々を超えて 辿り着いた今がある・・・」
「君と好きな人が百年続きますように・・・」
「こんなにがんばってる“みんな”がいて・・・」
「・・・私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome」

―講座を修了して、晴れて“基礎カウンセラー”の仲間入りをしたとはいえ、
これはまだ初めの一歩。
先生がお祝いの言葉で述べたように、これで終わりと思ったら大間違い。
魔女さんにはまだまだ、学ぶことがたくさんある。
そして学んだことを少しでも、みんなに返していくことがこれからの役割

もっともっと、もっともっともっと
愛と勇氣とやさしさを言葉にのせていけるよう、
魔女さん、これからも精進します! 本棚から魔法をおくりつづけます!


紡木たくさんのマンガといえば、
『ホットロード』『瞬きもせず』は忘れられないよね。
これくらい、心をゆさぶる言葉と思いをとどけたい―ねぇ、魔女さん?
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March 03, 2006

『りかさん』・・・人形のほんとうの使命を知っている? ひなまつりに贈る、哀しみをときほぐしてゆく不思議な人形の物語

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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね! 

 ねえ、人形が笑うことがあるのを知っている?

  ―いいお人形は、魔女の仲間みたいなもの。
  人と、人の想いの真ん中で、
  いろんなことができるんです。

  ひなまつりの今日は、
  そんなやさしい、古くて新しい不思議なおはなしを―。
 
 ★今日のおはなし

   パンパカパーン、今日のおはなしは
    『りかさん』
     (著:梨木 香歩)(偕成社、1999年12月)
   です。

 ★こんな時にはこの魔法

  ・みえない思いを大事にしたい
  ・荒ぶる想いを和やかに、
    くすぶる想いを澄んだものへと変えられたなら・・・!
  ・自分にできる、
   “ちょっとしたこと”へと、やさしくおしだしてくれる手がほしい 

   ・・・そんなあなたへの、今日のお話は・・・

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜

●「・・・人形のほんとうの使命は生きている人間の、強すぎる気持ちを
  とことん整理してあげることにある

  木々の葉っぱが夜の空気を露にかえすようにね。

  ・・・気持ちは、あんまり激しいと、濁っていく。
  いいお人形は、吸い取り紙のように感情の濁りの部分だけ吸い取っていく・・・
  修練を積んでない人形は、持ち主の生気まで吸い取りすぎてしまうし、
  濁りの部分だけ持ち主に残して、どうしようもない根性悪にしてしまうこともあるし。

  だけど、このりかさんは、
  今までそりゃ正しく大事に扱われてきたから、とても、気だてがいい」

 今度のお雛祭りに、ようこは欲しいものはあるかい?
 ―おばあちゃんにそう聞かれて、
 “お人形のリカちゃん”が欲しいの、といったら・・・。
 なんと、送られてきたのは
 筆で“りかちゃん”と書かれた箱に入った、真っ黒い髪の市松人形でした。

 なんでこんなことになったんだろう。

 ようこはがっかりして、悲しくて情けなくなります。
 その夜は抱いてみることすらしなかったようこでしたが・・・。

●翌朝、“りかちゃん”からのやわらかな思いを感じ取ったようこは、
 おばあちゃんの説明書にしたがって、
 りかちゃんの世話を始めます。

 おばあちゃんの話では、りかちゃんはとてもいいお人形で、
 それは今までのりかちゃんの持ち主が、
 りかちゃんを大事に慈しんできたからなんだって・・・。
 ようこにも、りかちゃんを幸せにしてあげる責任があるんだって・・・。

 「朝は着替えさせて髪を櫛でとき、柱を背に、お座布団に座らせておきます。
  その前に箱膳をしつらえる。
  コップにくみたての水を一杯。お湯飲みにほうじ茶を一杯。
  おみそ汁を漆のお椀に、たきたてのご飯を焼き物のお茶碗に、おこうこは鶴の小皿。
  大事なことは、必ずようこちゃんもいっしょに食べること
  (だってひとりのお食事って味気ないでしょう。)
  そしてりかちゃんの食べた残りも、ようこちゃんが食べてあげること」

 ―りかちゃんといっしょに食事をするようになってから七日目、
 なんだかりかちゃんの様子が変わってる・・・?
 
 おそるおそる、ようこがりかちゃんを抱き上げると―?

●この日から、ようことりかちゃん、
 ―いいえ、“りかさん”との、
 魂のふれあいがはじまります。

 人形の中の、
 いろいろな思いを映し出すことができるりかさん。

 ようこの家の、
 てんでばらばらの思いを抱いている雛人形の心をなごませ、
 ひとつにしたり―

 (これには、洒脱でステキなあのおばあちゃんも一役買うのです♪)

 姉様人形に土人形、ビスクドールに享保雛。
 お友達の登美子ちゃんのうちの古いお人形の話を聞いて、
 行き場のない思いをくみとったり―

 梨樹香歩さんのどの作品にもあるあの瞬間、
 追い求めていた何か、欠けていた何かが“ぴたっ”とはまったときの、
 新しい世界が目の前に開けたときのあの爽快感は、
 ここでも健在。

 ようことりかさんが、人形に秘められていた物語をときほぐしていく様は、
 ちょっとしたミステリーのようで、
 なんともいえず、どきどきするのです。

 ひょっとして、
 日常の暮らしが、私たちの内なるやわらかな魔法と重なり合ってゆくから、
 こんなにどきどきするのかしら―?

●そう、人形だけじゃありません。

 人形とともにあった人の思い、
 いつのまにかもつれてしまった誰かへの想いも、
 りかさんとようことおばあちゃんのまわりで少しずつほどけていくのです。

 戦争がもたらした哀しみも、
 人形を慈しむことができなかったひとの哀しみも、
 愛する子どもを亡くした親の哀しみも、

 みんなみんな抱きとめて、空に返していく―

 そんなりかさんとの暮らしの中で、ようこは
 目には見えない人の想いを抱きとめることを、自然と身につけていきます。

 人形にも樹にも人にも、
 みんなそれぞれの物語があるんだねぇ

 という幼いようこ。

 成長したようことりかさんの後の物語
 またすばらしいのですが、
 これは明日のおたのしみ・・・。(^^)

●冒険というにはあまりにひそやかで、春の野草のようなほろ苦さもまじる
 不思議な日常の物語。

 あたたかく力強い何かが
 凝り固まった悲しい思いをほぐしていく
その様に、
 読む人のこころのどこかにも、
 雪どけが訪れるかもしれません。

 こころのどこかに降り固まった根雪をとかすのも、やっぱり人のあたたかさ―。

 哀しみが浄化されるその瞬間のあざやかさに、
 哀しみよりも強く尊い何かを感じずにはいられないのです。

●きっと、人の思いも水のようなもの。
 本当は、世の中をめぐって次の思いをはぐくむもの。

 なのに、どこかにせきとめられると、滞ってよどみをうんでしまう。
 悲しみに凍ってしまうと、他の思いも凍らせてしまう。

 それはとても、せんなきこと。

 “水に流す”という言葉がありますが、
  (いい意味で使われなることが少なくなった言葉のひとつ!)
 人形の中には、
 人の業や災難を背負って流される役目のものもありました。

 そんな人形がなくっても、『りかさん』の手を借りなくっても、
 わたしたち、
 激しく強すぎる思いをやわらかなものにするちょっとしたこと、
 できるのかもしれない。 

 思いの中のにごった部分を手放して、
 また歩いていけるなら―それは、わたしにとってもみんなにとっても、
 とてもいいことなのかも、しれない―。

 根雪がとけて、水になって流れ出せば、
 また新たなものをうみだすかもしれないんだもの―。

●水のように、想いのように、
 人の命もつらなってゆく。

 「いつか、私に連なる小さな命が、それを聞くことができたら。
  春の野原のような人形の笑い声を
  その子がそういうものをきける心のゆとりをもち、
  そういう幸福に包まれていたら」

 ―そうつぶやく女性が物語にでてきますが、
 もともと、雛人形って、
 そんな願いをこめて
 母から娘へ、祖母から孫娘へ、贈られてきたものだと思うんです。

 時にからまる、人の思い。
 でも、
 大切なひとに幸せになってほしい―そんな願いは、いつだって変わらない。

 魔女さんも、そんな願いをこめて
 本がくれる素敵な魔法をお送りしていきます(^^)。
 またね!

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜

 ★あなたへの今日の魔法の呪文★ 
              
   「この人形にはすでにいっぱいの愛が蓄えられているのよ。
    この人形はその愛を、
    見知らぬ国へ届けにいくの」

 〜〜〜●〜〜〜●〜〜〜a Good day for You〜〜〜●〜〜〜●〜〜〜 


 今日は魔女めいちゃんも、
 初めて自分のおひなさまとご対面してるんだ。

 はれておばあちゃんになった魔女ママさんが、
 手づくりしたおひなさま。

 魔女さんのお雛様は、やっぱり
 魔女さんのおばあちゃんの手づくりだし―。
 魔女めいちゃんもいつか、
 自分の孫娘におひなさまをつくって贈る日が、来るのかなぁ。

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February 27, 2006

『魔女の血をひく娘・2』・・・物語を織りなす糸のあれこれに、"Actuality"と"Reality"のちがいと、今へと続く思いをたぐる

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  ←ぼくが本もってる日は、魔女さんのメルマガだからね、ってことだよ。
魔女さんからのおたよりが、直接きみに届く
から、みんな読んでね! 

witchchild2 この孤高の瞳の少女は、
 あまりにも強い印象を残して
 私たちの目の前から去った―。 

 そして、彼女の行方が氣になったのは、
 私たち物語の読み手だけではなく、
 物語の書き手も
然り、だったのです。

 「メアリーやメアリーの日記に登場する
  人々についての情報をお持ちの方は、
  当ウェブサイトへご連絡を・・・」
 と、物語の最後で呼びかけたところ・・・。
 
 ★今日のおはなし

   パンパカパーン、今日のおはなしは

   『魔女の血をひく娘・2』
   (著:セリア・リーズ、訳:亀井よし子)(理論社、2003年11月)

   です。

 ★こんな時にはこの魔法

  ・世界を織りなす、思いの糸をたぐりたい
  ・事実と真実の、ちがいを胸に抱きとめたい
  ・人々の生き様に、今につづく思いを感じたい

 〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜●Sense of Wonder●〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜

●古いキルトの中から見つかった、
 「メアリー・ペーパーズ」と題された少女の日記をもとに書き上げられた小説、
 『魔女の血をひく娘』

 「日記を再録していたわたしは、その作業が終わらないうちから、早くも
  メアリーのその後を知りたい、という思いを抑えられなくなりました・・・。」

 という、アリソン・エルマンという学芸員の独白からはじまる
 『魔女の血をひく娘〈2〉』は、ちょっと変わった位置づけの物語―なんです。
 なんというか―そう、
 一遍の小説が、そこに込められた思いと物語の流れの縦糸とと横糸でできた布ならば、

 その織り目をすかしてみるような、
 布としてではなく、カーテンやじゅうたんや衣服といった「形」を外から見たかと思えば、
 糸をほぐしてまた織り上げ、糸をたぐって、物語の外へ出ていくかのような―。

 そんな物語、そんな小説が、『魔女の血をひく娘〈2〉』―なんです。

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February 24, 2006

『赤毛のアン』にちょっとよりみち―『魔女の血をひく娘』にみる、英米文学謎解きの旅その3:カナダという国と清教徒のモラル

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 昨日昨日の昨日の昨日からえんえんつづく、
 『魔女の血をひく娘』を読みながらの
 英米(児童)文学・文化ナゾ解きの旅
 その3は―その2でちょっと
 誤解をまねく表現をしてしまったかもしれない?!
 ことに氣がついたので、
 あわてて追加のナイショばなしを・・・。
 
ちょっとだけナイショばなし★ 
  その3.アメリカとイギリス、そしてカナダの関係と清教徒のモラル

アメリカ側からみたイギリスへの感情に、
“ルーツ”への思い、
望郷の念が根っこのどこかに存在すること―を、
メアリーの旅路に見た・・・ような氣がした魔女さん。

そこでいきなり、カナダのおはなしである『赤毛のアン』をひきあいにだしてしまったわけだけど、
めんご!
これってちょっと断り書きがいるよね。

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February 22, 2006

「アン」から「タイタニック」まで―『魔女の血をひく娘』にみる、英米文学謎解きの旅その2:アメリカとイギリスの距離

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 いやはやお待たせ、
 昨日昨日の昨日のつづき、
 『魔女の血をひく娘』を読みながらの
 英米(児童)文学・文化ナゾ解きの旅、その2だよ! 

ちょっとだけナイショばなし★ 
  その2.新大陸へ渡る―アメリカとイギリスの心理的距離 

メアリーが新大陸へ向けて船出したのは3月―。
イギリスを代表する港サウザンプトンから、西のランズ・エンド岬をまわって大西洋へ。
シャーロック・ホームズやアーサー王伝説でなじんだイギリスの地名は、
どれも聞くだけでわくわくしちゃう(*^^*)―のですが、それはさておき。

メアリーの旅路を追うと、アメリカとイギリスの距離がいろんな意味でわかってくるのです。

timezonemap ねぇ、世界地図を―日本列島を真ん中におかない
 世界地図を見たこと、ありますか?
 
 こちらはタイムゾーン別の世界地図。
 グリニッジ天文台を基準にしたものなので、
 イギリスが真ん中に来ているのが好都合。

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February 19, 2006

『時の旅人』と『三銃士』と―『魔女の血をひく娘』にみる、英米文学謎解きの旅その1:カトリックVS.プロテスタント

魔法の本棚から、しあわせの輪をひろげます。(^^)
♪♪♪あなたのしあわせの魔法、クリックでとどけて!♪♪♪

 妖精の王エールキングと
 妖精の女王エルフェン・クイーンの娘、
 魔女の子ども―。
 
 そう言われることは、今でこそ
 虹色の甘やかな響きがするけれど―。
 その昔、魔女の子どもと呼ばれて生きることは
 あまりにも過酷な運命を意味するものだった。
 
さあさお待たせ昨日のつづき『魔女の血をひく娘』を読みながら、
英米文学・文化のあれこれが腑に落ちる、そんな謎解きの旅へでかけましょう!

その中から、最後にはアメリカという国のヒントが見えてくる、そんな本の旅路へ―。

ちょっとだけナイショばなし★ 
  その1.魔女狩りとイギリスの内戦―カトリックVS.プロテスタント

そもそもメアリーがイギリスを離れる発端になった魔女狩りですが、
アタマでなんとなく知っている“知識”が
現実のものとして迫ってくる―そんな力が、物語にはあります。

集団の中から少しでもはみでるものを排除しようとするのは、
何も(よく言われるように)ニッポンのお家芸ではありません。
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