このあいだ、娘(小6)がお笑い好きだと言いましたが、
これは僕の方のDNA かも知れません。
僕は高校生の時まで(正確には予備校生の時までですが)三重県にいて、
そこは言葉からして関西の文化圏で、テレビも吉本新喜劇とかを
やっていて、それを見て育ちました。

コアな関西人(つまり大阪出身の人なんですが)の方によると、
大阪では日常の会話の中でも話にオチを求められるそうです。
四六時中、すべらない話をしているわけですね。

三重でも、そこまでじゃないにしても、そういう傾向はありました。
どういうふうに話せばウケるかとか、ここでひとボケしようとか、
人を笑かそうとする気持ちは、いつも頭のどこかにはありました。

予備校は名古屋のほうに友人と3〜4人で通っていたのですが、
四日市から電車で30分あまり、その間まわりの他のお客さんは
退屈しなかったんじゃないかと自負しています。
(とくに内田君は面白かったです。)

うちの家族にしても、スキあらばボケ、スキあらばツッコミで
なにはなくとも笑いだけはありました。父は十数年前に亡くなりましたが、
母は健在で、笑いでボケるせいか、おかげさまで認知症にもならず
笑わせてくれています。

そういえば、僕が大学生のころでしたが、夏休みに帰省した時のことです。
玄関で靴を脱ぐか脱がないかのうちに妹がとんできて、数日前に母親が
指を切断する怪我をしたと言いました。
切断といっても左手の中指の指先、つめの部分だけだったのですが、
それまで家族の中でからだの一部をなくしたなんてことはなかったので、
僕なりにショックでした。

だけど、それを聞いたあと、僕の口からでた言葉は、「(人差し指と
中指と薬指と)長さがそろって、ちょうどええやん。」でした。

すると、それを聞いていた家族(そのときはまだいた祖母と父親、と母親)が、
「お前ならそう言うて、(こっちでも)言うとったとこやでえ。」と
口をそろえて大笑いでした。