今日のブログは「11/30(日)柿(かき・カキ)」ダ。トップ画像は「柿(かき・カキ)」の写真ダ。画像又はここををクリックすると640x480ピクセルに拡大するで。もう一週間以上も前の写真だが、11月22日(土)三連休の初日、青い空にたわわに実をつけた柿(かき・カキ)の柿色が映えて美しいな。
きんの(昨日)書いたブログ<11/29(土)菜の花「月のうさぎ」>。今日もめん吉作成「柿(かき・カキ)」だ。
このブログ「柿(かき・カキ)」の右上の写真「柿(かき・カキ)」は、幸が友達とドライブに出かけた時にどこかで買ってきた柿(かき・カキ)。
そしてこのテキスト下の「柿(かき・カキ)の木」の写真は、どこか出先で撮った携帯写真画像だそうだ。携帯の画像はよくぶれるけどこの柿(かき・カキ)の木の写真はまだましや。
幸がドライブから帰って来て、買ってきた柿(かき・カキ)と一緒に柿(かき・カキ)の画像ファイルもワイにくれて、柿(かき・カキ)についてブログを書いたら?といわれて始めたが、なかなか書けんと結局今日までかかった。一昨日28日(金)にこれでエエと思ってアップして幸に見てもらったが、柿(かき・カキ)の医学的効用も付け足したらと言われて書き直した。そして昨日も添削を受けてワイの作文としてはレベルが高く大作になったで。
しかし、文章書くのは下手で、幸のようにうまいこと書けへんから、ホンマ悩みまくってワイ往生した(困った)わ。一応書いても、もっと幅広く着眼点を広げて書けないのかと言われても、どういう風に着眼点を広げるのか訳が分からんかった。出来上がって読んでみて、なるほどな、チョイ分かったような気がするけど、この「柿(かき・カキ)」は一週間かかったことになる。ワイは情けないわ。
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ワイは柿(かき・カキ)はやらくい(柔らかい)ものより硬いほうが好きやねん。富有柿より次郎のほうが好みやな。「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べ、たねなしは舌で食べる」と謂れがあるように、富有柿(かき・カキ)は実がやらくく、次郎柿(かき・カキ)は硬めで、たねなし柿(かき・カキ)はねっとりとした感じを表している。
柿(かき・カキ)の品種は1000以上もあるらしいのだけど、ワイは10種類以上は言えん。柿(かき・カキ)には甘柿と渋柿があり、甘柿では富有と次郎が主流だと思うんやけど。一応知っている柿(かき・カキ)と調べた柿(かき・カキ)も合せて書く。
富有(ふゆう)、平核無(ひらたねなし)、刀根早生(とねわせ)、松本早生富有、甲州百目(こうしゅうひゃくめ)、西村早生(にしむらわせ)、次郎、西条、愛宕(あたご)、太秋(たいしゅう)、筆柿、花御所(はなごしょ)、蜂屋、興津20号、溝無西条、伊達選抜系蜂屋、甘秋、貴秋、早秋、愛秋豊、宗田早生、禅寺丸、すなみ、紅秋、やおき、大西条など等、どっか(どこか)間違っているかも知れへんな。
柿(かき・カキ)と言うても奥は深い。まずスーパーで売っている柿(かき・カキ)を見ても甘柿か渋柿の区別、「渋を抜いた柿と甘柿との見分け方」が難しい。百目柿や蜂屋など蔕(へた)でないほうの花落ちがとんがった柿(かき・カキ)は渋柿が多いが、中にはワイの好きな硬い目のとんがった筆柿のような甘柿もある。常識的には、関西のスーパーでは安いのは渋柿でたねなし平核無(ひらたねなし)で和歌山の刀根柿が多いのじゃないかと思う。まあ、スーパーによっては地産地消精神で地元の農家から直に仕入れている場合もあるらしいけど。
最近の柿(かき・カキ)はどこで買ってもまあまあ当たり外れはない。昔は美味しい柿(かき・カキ)は、蔕(へた)の形が整っていて果実に隙間なくぴたっと張りついている柿(かき・カキ)が虫の食っていない良い柿だと親から教わった。そして柿(かき・カキ)の果皮がしっとりして、色が赤く、大きくて重みがある柿(かき・カキ)が美味いと。
ワイは、料理では結構柿(かき・カキ)を使う。宮廷女官チャングムも柿を使っていた。よく知られている干し柿(かき・カキ)の天ぷらも美味いけど、生の柿(かき・カキ)のてんぷらもイケルで。
あ、そやそや、干し柿(かき・カキ)では紀伊和歌山のかつらぎ町が串柿の産地として有名やが、縁起物の鏡餅に合せて飾る串柿な、あれ10個櫛に刺してあるけど、「外はニコニコ(二個二個)、内(うち)仲睦(六つ)ましく」ちゅうて、櫛の両外に2個ずつ、中に6個で10個になるんやでと自慢して幸に教えたったら、「テレビで『串柿の里・かつらぎ町』やってた!そんなん誰でも知ってるで!」て一蹴された。
以下<>内は、幸に教わって追記した。
<柿(かき・カキ)は、日本原産の果物と言われているが中国が起源だという説もあり定かではない。しかし柿(かき・カキ)の学名は「ディオスピロス・カキ(Diospyros
Kaki)」と呼ばれ世界でも「kaki」という単語で通じる。
ネット辞書で英語の「persimmon(パーシモン)」という単語は柿木(かきのき・カキノキ)を表す。
ゴルフのクラブで、ドライバーのヘッド素材に使われたパーシモンというのはアメリカ柿(アメリカガキ)のことで、柿(かき・カキ)の木の硬さを利用している。今はドライバーヘッドがメタル、チタンへと移り変わってきてパーシモンという言葉を聞くのは少なくなった。
諺で「柿が赤くなると医者が青くなる」というのがあるが、これは柿(かき・カキ)の収穫期で食べごろになると、病人が出なくて医者が困るというような意味だ。柿(かき・カキ)は、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、カロチン、タンニン(渋味の原因でお茶にも含まれている)、ミネラルなどの栄養素が沢山含まれている栄養価の高い果物なのだ。そして「二日酔いには柿(かき・カキ)」は、血液中のアルコール分をビタミンCとタンニンとカリウムの利尿作用で、尿として体外へ排出してくれるからだといわれている。
また、柿(かき・カキ)は美容にも効果的だと思う。女性にとってはレモンやイチゴと同じぐらいビタミンCが豊富な柿(かき・カキ)はお肌やストレス対策にうってつけの果物だ。
そして、柿(かき・カキ)のカロチンにおいては、抗酸化作用のあるβカロテンのほか、同じカロテノイドの一種「βクリプトキサンチン」が多く含まれていて発がん抑制作用がある。
柿(かき・カキ)は、その効能として、美肌効果、二日酔い改善はもとより、気候が変わりやすい秋に引く風邪予防にも良い。そして高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞など、加齢と共に発症し易い病や生活習慣病などの予防と対策の果物として注目したい。
柿(かき・カキ)といえば、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)」って俳句は有名だ。そのほか案外知られていない正岡子規の「つり鐘の蔕のところが渋かりき(正岡子規)」、「里古りて柿の木持たぬ家のまし(松尾芭蕉)」
そして、「木の下に柿の花散る夕かな(与謝蕪村)」などがある。>
ワイも思い出した!「隣の客はよく柿食う客だ」ってのがあったけ?
あほやな、めん吉!それ早口言葉やんか!
ほな、5回続けて5秒内で早よ言うてみ、幸!
「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」「となりのかくはよくかきくうきゃくだ」「となりのかくはよくきゃくくうかくだ」「となりのかきはよくきゃきゅきょきゃくだ」
ハハハァ、やったぁ〜!幸おまえ、いい年こいてなに今頃「きゃきゅきょ」の練習してるねん?
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※「外はニコニコ、家(うち)仲睦ましく」と、家の外と内という意味かもしれない。
※大阪弁の「あほやな」は相手を罵倒しているのではない。親しみのニュアンスのある「何い言ってるの?」って感じの軽い言い方。
※いい年こいて=いい年して
【柿(かき・カキ)】関係参考資料
・カキノキ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BF
・カキ<柿> - 「健康食品」の安全性・有効性情報
(国立健康・栄養研究所)
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail494lite.html
・柿(かき/カキ)のページ
http://www.kudamononavi.com/zukan/persimmon.htm
・医学ことわざ雑学シリ−ズ<9>高知医療センター
『柿が赤くなると医者が青くなる』
http://www007.upp.so-net.ne.jp/pathology/proverb_09.htm
・おいしい柿の見分け方
http://www.mint-j.com/fruit/01/k04.htm
・宮廷女官チャングムの誓い@映画の森てんこ森
http://coda21.net/sachi_monolog/051103changum/index.htm
・オナラ(「チャングムの誓い」主題歌)@映画の森てんこ森
http://coda21.net/sachi_monolog/060108onara/index.htm
・NHK「宮廷女官チャングムの誓い」
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/gtv/chikai/index.html
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