森の蕎麦カフェ☆彡空のかおり☆彡応援ブログ&現場雑感

札幌市厚別区のイーストエンドにある森の蕎麦カフェ・空のかおり。亭主とは約半世紀のつきあいだ。このジャズが流れる店の片隅で勝手に“すぐソバ会?”事務局長などと名のり、ああでもない、こうでもないと騒いでいたのだが、いっそ雑感ブログにするとこにした。 さあ、話のオチはどうなるのか。まずは始めよう。

サビついた赤い水門が緩み、

野良人参の白い花が風に揺れる朝、

ノルトラントにも短い夏が来る。

 IMG_5876
乙女はリークで川芹を摘み、

昼には放った山羊の乳を牧舎で搾る。

遅い午後、

西日に向かってシェイパードが短く時を告げた。

 IMG_5886
狼たちは森に帰り、子熊が低地を巡る。

その夜、

数千年の営みをまるで初見のように、

梟だけが見つめていた。

手打ち十割蕎麦“空のかおり”おめでとう6周年!!好評営業中!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホームページ
https://www.soranokaori.com/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リラ冷えと花盗人。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
 リラ冷えとはよく言ったものでここ数日の天候はまさにこの“リラ冷え”。ちなみに“アマビエ”とは何の関係ないそうな。

 

GW後半には初夏の空気が漂った北都・札幌の気温は一気に冷え込んだ。手袋とマフラーが欲しいくらいだ。

 

リラ冷えは昭和の後半に札幌でできた俳句の季語らしい。リラはフランス語で英語ではライラック。通貨危機のことでは無いぞよ。
IMG_5816

 学生時代にススキノでバイトをしていた。深夜に東札幌まで走って帰っていた。いでたちはナイキにスウエットの上下とウインドブレカー

 

その夜は小雨がぱらついていた。フードをかぶり菊水の大きなロータリーを抜けかかったとき突然声をかけられた。

 

“すいませ~ん、ちよっとイイですか?”って。

もちろんウイッキーさんやキヤッチャーの兄ちゃんではなく、お巡りさんだった。笑

 

本物かコスプレかは判らないけど、見たかぎりは制服&カッパ姿で小太り気味の若いお巡りさん。不審尋問というやつだ。

 

短い遣り取りの後に解放された。しかし私は正直言って驚いた。私はどこか怪しいオーラを放っていたようなのだ。どうしてだろうか?

まぁ、雨降りの深夜だから。笑

 

そのロータリーの先に一軒家があってそこ家のブロック塀から甘い香りを放つライラックの花が歩道に顔を出していた。

 

いつもはすり抜けて帰っていたが、その日はライラックを部屋に飾りたくなり、よしっ、ひと房手折って・・・などど良からぬことを考えていた、その矢先の事だった。

 

ほろ酔い気分で走っていると“ハ~イっ、ちよっとイイですか”と声をかけられたのだった。苦笑。まさにその声で正気に戻った。笑。

 

その時分の私はマンションのワンルームで複数の観葉植物を育てていた。テーブルの上にはいつもリンゴやオレンジを置いていた。

 

これはバイト先のマネジャーに教えられ始めたもので、帰宅時に植物やフルーツの良い香りが出迎えてくれるのは最高の気分だ。

ももちろん、翌朝は前夜の酒を抜くために果物を食べた。笑

 

その寝ぐらに可憐なリラの花をチョこんと置いてみたくなったのだ。一房でよいからグラスに差して眺めて見たかった。

 

部屋でシャワーに入り間接照明の下で好きな音楽を聴きながらグラスを傾ける。明日のことなど考えない。全く考えない。笑

 

とにかく、そこに在ることがすべてだった。始まりや終わりやその間を行き来する多くの思念雑念のすべての外にあるものとして。

 

それは学生というモラトリアムな時代のほんの短いお遊びタイムだった。この時期、私は多くの人と出会い、そうして別れた。

 

カレー屋のとなりにあったそのライラックの一軒家の辺りは今は生花店となり、後年、私はそこで姪っ子のために花束を買った。笑。

 

そうだ、そのお巡りさん、彼は曲がり角からしばらく私を見ていた。もしその時、私が花盗人となったなら、私は私で歌でも詠んだだろうか。笑。

 

荷駄が去ったリラ冷えの闇夜。 
楚々と咲く白き花。
密かに手折り街路燈にかざせば、 

儚き夢は甘露の影。


石畳に残る静寂に、
すべてのことば消え失せ、
ただ尖塔の鐘のみが、
その時を告げる。

手打ち十割蕎麦“空のかおり”好評営業中!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホームページ
https://www.soranokaori.com/

・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢の中での話だ。。

過日、薬の処方を求めて某整形外科に行った。昨年の痛風&アキレス腱断裂以来、世話になっているHPLだ。

 

アキレス腱云々は痛風とは全く関係がなくスポーツ事故で負ったものだ。痛風の診察のついでに見てもらった。

 

忙しかったので負傷してから二カ月ほどしてからだった。この間はセルフケアで冷却・圧迫・固定で何とか凌いでいた。笑。

 

フクラハギがパンパンに腫れて痛いことには痛かったが、まぁ、そのうちに治るんだろうなぁ的な感じだった。笑。

 

ところが診察室で●ラえもんみたいなドクトールが突然怒り出した。なぜに早く来なかったのか、このままだと治らないぞっ、て。

 

まぁ、この場合、何と言いますか、怒られても叱られても、オベンチャラ振られても特にこれと言った理由はなく・・・。

ただ何となく来なかったので。テヘヘ。

 

はぁ、そうなんですか、的な。笑。

 

そのうち治ると思ったので放っておきました、と素直に返答すると●ラえもんの声のトーンが一段と高くなった。笑。

 

彼曰く、そんなわけ無いでしょ、数週間以内に手術しないと大変なことになりますよ!決断するならなら今ですよ!って。

 

まぁ、すでに大変なことになっているわけだし、ここで決めろと言われましても。ならば一生不自由なままか?と問うた。

 

彼曰く、その通りだ、手術で何らかの装具を入れて手当てしなくては無理だと。詳しくは専門医に相談しろと。笑。

 

ええ? あんさんやおまへんのかいな?

 

たぶん●ラエもん氏は私の飄々とした受け答えがお気に召さなかったのか、血圧が高いのか赤ら顔でこう言った。

 

あと一週間が限界ですよ!

IMG_5694

私は、じゃ考えてみます、って退室した。

 

が、心の中では、てか、メタボじゃねぇ?って。

 

こっちは今が限界じゃ、おう、その腹にローリングソパットぶち込んでもう一本のアキレス腱もぶち切ったるぞ。笑。

 

先日、また同所へ投薬の処方を贖いに行った。その時は、な、なんと●ずかちゃんみたいな妙齢の方が担当だった。

 

窪塚ではないぞ。
●ずかちゃん。

 

曰く、お薬、処方しておきますので、それとアキレス腱はどうですか?ああ、問題ない?それは良かったですね!お大事に。笑顔。

 

う~む。

 

これぞ医は仁術ではないか!

 

算術が多い昨今、なんと名医。

 

かてて、加えて、会計窓口に行くと担当の方が申し訳なさそうに、会計システムの不良で今日は計算ができないので、な、なんと無料だという。

 

好日、好人一生平安!

 

そういえば帰り道でふと思い浮かんだのだ。
●ラえもん、私のことが●び太に見えたのではないかなぁ、と。

 

う~む。だったら話に合点がいく。

●エもんは私のことを心配していたのだ!

ここで目が覚めた。
 

ただ、しかし、なんちゅうか、そのぉ、次回、夢で会うとき、彼がジ●イアンだったらどうしよかいなぁ!
 

まっ、ええかっ。笑。

※写真はイメージです。特定の個人や団体などを指したり誹謗中傷するものではありません。
※本文はエンタテインメントとしてお楽しみください。

↑このページのトップヘ