やってみました母子残留 ~アメリカ滞在353日の記録~

帯同家族としてアメリカへ渡り、主人は任期満了で帰国。 子供の現地校卒業を目指し、1年弱母子残留をした記録です。

次男が帰国するまで後10日を切った頃、
学校から「I-20に裏書きは出来ない」と言われました。
担当のDSOが、「USCISから許可がおりていないのに裏書きサインなんかしたら、
自分の責任が問われてしまうから嫌だ」と言うのです。

いまだに「ぎりぎりで許可がおりるかもしれない」と望みを捨てきれないでいたので、
「万が一帰国間際に許可がおりたらどうしてくれるの!」とせっついてみましたが、
首を縦に振るはずもなく、一応弁護士に相談してみることにしました。

きっと、「またあの厄介な日本人からメールだよ~」と思っていたでしょう。
でも相変わらず丁寧に返事をくれました。
しかも新情報を付きで。

F2ビザっていうのは、F1の付属みたいなもんだから、
あなたのF1もおりてないのに、息子のF2だけおりることはありえない。
従って、変な期待はせず、面接は潔くキャンセルするべし。

バーモントセンター(私の住んでいる地域の申請はすべてVermont Center扱いでした)の
直近で許可がおりたF-1ビザ申請は2014年の12月に提出されたもの。
従って、あなたの申請も相当待たされること間違いなし。

えええ!許可がおりるのに1年もかかってるの?!
USCIS、ほんとに仕事してんのか~!?という感じ。
実はこの情報、自分でもサイトでチェックできるのですが、
弁護士に教えてもらうまで知りませんでした。

で、ここまで言われ、さすがにあと1週間くらいで許可がおりるわけもないと悟り、
ほぼ100%次男は帰ってこられないと覚悟して受験に臨むことにしました。

どうして、そこまで次男の高校受験にこだわるのか?
それは、ICU高校の12月推薦入試が最も合格する可能性が高かったからです。
兄と一緒に1年残って、高校1年の夏に編入試験を受けるという手もありましたが、
そうなると募集人数は若干名。万が一落ちたりしたら通う高校がありません。
それに、久しぶりの日本での学校生活。
どうせなら全員スタートが一緒の4月入学がいいだろうと思ったのです。

とこんな感じで、
在米アメリカ大使館に払った$160は無駄となり、I-20の裏書きももらえず、
なんとかESTAで帰ってこられますようにと、祈るしかなくなりました。

でも、この「ESTAを先に取るべし」という情報をもらえただけでもラッキーでした。
これをお伝えするべく、次男帰国までの弁護士とのやり取りをまとめてみたわけです。
何が言いたかったかというと、
「弁護士を通して申請しておいて、本当に良かった」ということです。
因みに、何度メールでやり取りしても、弁護士費用の追加請求などはありませんでした。
餅は餅屋、やはりプロは偉大です。






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弁護士にI-20の裏書きについてメールで聞いたのは、9月中旬でした。
7月下旬にI-566を届けに行ったとき、アシスタントと次男の帰国についての話をしたので、
弁護士本人にもその話はいっているだろうと勝手に思い込んでいましたが、
アシスタントが報告していなかったのか、
弁護士からは、「あなたの息子はアメリカの高校卒業が目標ではなかったのか?プランが変わったのか?」と逆に質問される返事が来ました。

というわけで、彼に改めて、
「長男はこっちの高校を卒業する、次男は日本の高校の入試を受ける。」
という説明をしなければなりませんでした。

どうして、最初にこの説明をしなかったのか?
それは、USCISからの申請許可が異様に時間がかかるようになったのはここ最近の事だったからです。

以前の記事にも書きましたが、ほんの1、2年前は申請から2、3か月で許可がおりていました。
ところが最近、「半年経ってやっとおりた、半年以上待ってもおりない」という事態が相次ぎ、
「ちょっとどうなっちゃってんの?」という感じになり始めた所だったのです。

で、そんなことつゆ知らず、うちは昔の情報のまま
「まあ、6月に申請してれば、次男が高校入試で帰国する12月にはもうおりてるでしょう」と
特段弁護士に言及することもなく、手続きをしてもらったのです。
手続き自体は、次男が途中で帰国しようがしまいが同じですから、
先に言ったところで、何かが変わったとも思えませんが。

状況が分かったところで、弁護士からの返事は「あなたの次男の申請は帰国した時点で却下されますが、あなたと長男の分は問題ないでしょう」だけでした。
I-20のコピーに裏書きで大丈夫か?の件には一切触れていないので、ちょっと消化不良でしたが、
「まあまだ9月だし」と、「12月にはおりるかも」という変な期待を持ったまま放っておくことにしました。

案の定、11月になってもまだ許可はおりません。
I-20について先に学校に確認したところ、「コピーでも大丈夫じゃないか」と言われたので、
再度弁護士に確認することにしました。
それと一緒に、「F-2がだめでも、ESTAで戻れますよね?」と聞いてみました。

普通、申請手続きしたら、後は許可がおりるのを待つばかりのはずなのに、
全く面倒くさい客だったと思います。
それでも、弁護士からは丁寧な返事がもらえました。

それによると、
①面接は受けられないはず。
②F-2は無理だがB-1,2という手がある。
③F-2が却下されたらESTAも取れなくなるから、先にESTAを取ったほうが良い。
との事、特に③が寝耳に水、目からうろこ、でした。

ESTAの質問に、”Has your visa ever been rejected ?”というのがあるので、
のこのこ面接を受けに行って、却下されれば、これの答えがYes, It has.になってしまい、
ESTAも取れなくなっちゃうかも!というのです。

いやあ、驚きでした。もしも弁護士に聞いていなければ、
今頃うちの次男はアメリカの土を二度と踏めなくなっていたかもしれないのです。

というわけで、日本にいる主人に
次男帰国後、すぐにESTAを申請するよう連絡しました。

実は、ぎりぎりまであきらめの悪い我が家は、もうひと騒動起こすことになりました。
ほんと、この弁護士にとっては厄介な日本人客だったろうと思います。
それについては、また次回書きたいと思います。




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ほぼ毎日チェックしていた在日アメリカ大使館のビザ申請ホームページ。
8月中旬に、12月の面接予約ができるようになり、速攻申し込みました。

この時点ではっきりしていたことは、次男が帰国することのみ。
USCISでの審査がどうなっているのかはさっぱりわかりませんから、
面接予約した日に申請許可がおりている保証はどこにもないのです。
ですから、面接手数料$160は払ったものの、果たしてビザがもらえるかどうかはわかりません。

お金は払ったし、オンラインで手続きも済んだので、面接を受けることは可能です。
でも、却下の場合、その場で「あな~たのビザは出ませ~ん」と直接言われるとの事。
そうなったらどうしようか?でももしかすると大丈夫かもしれないし、と随分悠長に構えて申し込みました。
今思えば、一か八かのかけみたいなものでした。

で、結局この面接は弁護士の助言もあり、受けに行きませんでした。
一度払った手数料は何があっても返金されないとありますから、$160は戻ってきません。
もしも、うちと同じ状況で「とりあえず申し込みだけはしておいた方がいいんじゃないか」と思われる方は、
よく考えなおされることをお勧めします。
行くかどうかもわからない(というより、行けない確率のほうが高い)面接予約にお金を払うなんてもったいないからです。

さて、うちの失敗談はこれにとどまりません。

もう一つ私がやらなければならないことがありました。
私の通う学校で、次男のI-20に裏書きをしてもらうことです。

I-20って、学校に通う人だけがもらうのではありません。
私がF-1申請するのに伴い、息子たちもF-2申請をしましたので、
長男も次男も、私の学校からI-20が発行されているのです。
ですからうちの場合は、私、長男、次男と3部あったということです。

I-20の2ページ目3番に、
Endorsement of Page 3 for Reentryという項目があり、
「一時的に国外へ出る場合は、DSO(Designated School Officials)から裏書きをもらうこと」と書いてあります。
このサインをもらい忘れると空港でもめるから、必ずもらう事という記事を見つけ、
「うちはUSCISにオリジナルを送っちゃったからコピーしかないけど、コピーに裏書きしてもらえばいいのかなあ」と
不安になったので、弁護士にメールで聞いてみることにしました。

で、この後、目からうろこの情報を弁護士から教えてもらうことになるとは、
この時は思ってもいませんでした。

なかなか、弁護士とのメールのやり取りまで進めませんが、
長くなりそうなので、次回へ続きます。



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