今年の初釣りで、息子はイワシ4種を爆りました。
2015/04/27(月)-① イワシ4種揃い踏み(乙浜港)
魚運のあるお方からの提案で移動。磯系のお魚を求めて千倉港に到着です。
まずは白灯のある平館港へ。立入禁止だった堤防先端に釣り人が数名。車横付けの内側にはダンゴ師のみ。乙浜はいい感じの潮色でしたが、ここは澄み切ってます。わずか数キロなのに、こんなに違うんですね。ビックリです。
続いて荷揚げ場の白灯へ。ボロボロの屋根が撤去されて、道路から丸見えになりました。こりゃ、観光客などギャラリーが多くなって、疲れそうな場所になってしまいました。
噂ではノベ竿でサヨリと聞いてましたが、釣り人はまばら。多分、時合は夕方なのでしょう。反対側の赤灯を見ると誰も居ません。若かりし頃、先端部のテトラ周りで自己記録のメジナを釣った、縁起のいい釣り場です。あそこなら、磯系魚はバッチリですね。移動しましょう。
昨年来た時には、赤灯入り口に密漁監視所が設置されていて、立入禁止になっていました。今は漁期じゃないので、監視小屋は撤去されています。何年ぶりでしょうか?縁起のいい釣り場に向かいます。
2014/06/14(土)-① 『磯釣禁止』 って?(千倉港)
先端のテトラ部に到着。海を覗き込むと、こちらも澄み切ってます。しかも浅い!こんな水深だったっけ?イメージと違うなぁ…。
覗き込んでいたら???。黄色くて長いものがウロウロしてます。偏光グラスを掛けると、ウネウネした姿が…。ウ、ウツボですっ!
今年の 『釣りたい度№1』 です。突然の事に頭の中が真っ白。一番強い竿、一番太い糸、一番太いハリス、一番大きいハリ…。あっ、イワシは全部頭と内臓出しちゃいました。失敗したなぁ。
ムツで使ったタチウオハリに、これまたムツ用の4号ハリス。道糸はPE1号しか巻いてません。5.3mの遠投磯竿で勝負しましょう。準備完了。まだ居るのか、そ~と確認します。
ポチャン(いや~な音と水面の波紋)
えぇ?えぇ?何?…あっ!
何が落ちたのか、判明するのに時間が掛りました。ライフジャケットのプライヤーホルダーに入っていたプライヤーを落としてしまいました。ガ~ン。しかも、そのプライヤーに驚いて、ウツボは沖の方へ…。
遠投磯竿と頭無しウルメイワシを刺したタチウオハリを握りしめたまま、ただ茫然。息子は大爆笑で涙流してます。
気を取り直して準備です。ここはロッドホルダーが使えないので、1本竿&手持ちスタイル。サビキを付けて息子に持たせます。
オッサンはタチウオハリを外してボイヤーをセット。懲りずにサヨリを狙って船道に遠投します。
ただ、千倉港に到着してから南西風が強まって、真正面から吹き付けます。そのため、ボイヤーの仕掛け絡みが激増。水面を引くボイヤーには全く反応がなく、失望感が漂います。
コマセが効き始めたんでしょうか?息子のサビキにアタリが出始めました。まずはキヌバリ。
「これ、黒い線が6本あるのが太平洋産、7本線が日本海側産なんだよ!お父さん知ってた?」 って、今図鑑見て知ったんでしょ?知らないよ、そんなマメ知識。でもこの図鑑、本当に良くできてます。
釣り場に図鑑!
続いてキューセン。オスは緑、メスがオレンジ。そりゃ、知ってるよ。
続いて結構な引き込みです。息子はアイナメかクジメと思って図鑑を見てます。残念。まだまだシロートですなぁ。
あの緑色がなければイメージ変わるんでしょうが…。でっかいアナハゼでした。
このアナハゼを外そう息子に近づいたら、オッサンの長靴に何かがジャストミート。
コンッ!ポチャン(本日3回目)
えぇ?何か蹴っちゃた?何か落ちちゃった!
地面に置いたフィッシュクリップでした。今日はロストデーですね。ボイヤー・プライヤー・クリップ。財布や車のカギじゃないだけ幸運と思いましょう。
アナハゼを素手で外してから 「オッサンの釣り場セレクトはさすがだろ?」 と、磯魚をリクエストした息子に自慢します。でも、息子の言う磯魚はクロダイ、イシダイ、メジナ、カサゴ、カワハギなどで、アナハゼじゃないんだそうです。そんなの、サビキで釣れるかよっ!と突っ込み入れたら、息子の手持ち竿がガツッ~ン!と突っ込みました。
「お父さんっ!お願いだから助けて下さいっ!」。君、まだ分からないの?我が家のルールは自分で取り込むんです。放置。
ボラかな?突っ込まないし、ただ重いだけ。頑張れよ~。
あっ、姿が見えました。何?あれは…。黄色くて丸くて…。あんな魚、この世に居たか?こりゃ、タモ網だな。準備していて正解でした。
息子が竿を立てて、オッサンがタモ入れします。一発で決まりました。って、何これ?
気持ち悪いんですけど…。君が釣ったんだから、自分で持って下さい。
何なの、この色は?地球の生命体なの?メン・イン・ブラックに出てくるヤツじゃないの?
見て下さい、この腹。
間抜けなメタボ中年が咥えタバコで立ちションしているみたい…。グニャグニャ。
持ってる息子が 「重くて死にそう!」。何キロあんのよ?これ。
プライヤー落としちゃったから、素手でハリを外さなくてはなりません。指入れたら噛まれそうです。フィッシュクリップがあれば、口を開けて保持できるんですが、落としちゃいました。仕方ない。割り箸を出して口を固定し、ハリを外します。
君は誰?図鑑を見ると 『アカメフグ』 みたいです。確かにお目めが真っ赤です。花粉症の時期のオッサンみたい。
超高級魚で、『西のトラフグ、東のアカメ』 と呼ぶとか。皮と内臓に猛毒と書いてあります。息子は以前 『鉄腕DASH』 で東京湾のアカメフグ漁を見た事がある、と言ってます。そんなに人気なら、館山魚市の〇△さんに電話して売るか?とも思いましたが、丁重にお帰り頂きました。
しかし君はフグ王ですね。今日の乙浜港ではショウサイフグ、千倉ではアカメフグ。あっ、そう言えば、5歳の時乙浜で大きなヒガンフグも釣ってるな。
この3尾、堤防で釣れるサイズじゃないですよ。南房の豊かさの証明ですね。
これから君を 『グ~フ~君』 と呼んであげるね。
さて、アカメちゃんで盛り上がったものの、サヨリは気もなし。潮が済み過ぎで、日中は×です。アカメで精根尽き果てたのか、息子が再移動を催促してきました。目が少しトロ~んとしています。眠いのかも知れません。少し移動して、車中で休ませましょう。
続きます。
うなっくす
2015/04/27(月)-① イワシ4種揃い踏み(乙浜港)
魚運のあるお方からの提案で移動。磯系のお魚を求めて千倉港に到着です。
まずは白灯のある平館港へ。立入禁止だった堤防先端に釣り人が数名。車横付けの内側にはダンゴ師のみ。乙浜はいい感じの潮色でしたが、ここは澄み切ってます。わずか数キロなのに、こんなに違うんですね。ビックリです。
続いて荷揚げ場の白灯へ。ボロボロの屋根が撤去されて、道路から丸見えになりました。こりゃ、観光客などギャラリーが多くなって、疲れそうな場所になってしまいました。
噂ではノベ竿でサヨリと聞いてましたが、釣り人はまばら。多分、時合は夕方なのでしょう。反対側の赤灯を見ると誰も居ません。若かりし頃、先端部のテトラ周りで自己記録のメジナを釣った、縁起のいい釣り場です。あそこなら、磯系魚はバッチリですね。移動しましょう。
昨年来た時には、赤灯入り口に密漁監視所が設置されていて、立入禁止になっていました。今は漁期じゃないので、監視小屋は撤去されています。何年ぶりでしょうか?縁起のいい釣り場に向かいます。
2014/06/14(土)-① 『磯釣禁止』 って?(千倉港)
先端のテトラ部に到着。海を覗き込むと、こちらも澄み切ってます。しかも浅い!こんな水深だったっけ?イメージと違うなぁ…。
覗き込んでいたら???。黄色くて長いものがウロウロしてます。偏光グラスを掛けると、ウネウネした姿が…。ウ、ウツボですっ!
今年の 『釣りたい度№1』 です。突然の事に頭の中が真っ白。一番強い竿、一番太い糸、一番太いハリス、一番大きいハリ…。あっ、イワシは全部頭と内臓出しちゃいました。失敗したなぁ。
ムツで使ったタチウオハリに、これまたムツ用の4号ハリス。道糸はPE1号しか巻いてません。5.3mの遠投磯竿で勝負しましょう。準備完了。まだ居るのか、そ~と確認します。
ポチャン(いや~な音と水面の波紋)
えぇ?えぇ?何?…あっ!
何が落ちたのか、判明するのに時間が掛りました。ライフジャケットのプライヤーホルダーに入っていたプライヤーを落としてしまいました。ガ~ン。しかも、そのプライヤーに驚いて、ウツボは沖の方へ…。
遠投磯竿と頭無しウルメイワシを刺したタチウオハリを握りしめたまま、ただ茫然。息子は大爆笑で涙流してます。
気を取り直して準備です。ここはロッドホルダーが使えないので、1本竿&手持ちスタイル。サビキを付けて息子に持たせます。
オッサンはタチウオハリを外してボイヤーをセット。懲りずにサヨリを狙って船道に遠投します。
ただ、千倉港に到着してから南西風が強まって、真正面から吹き付けます。そのため、ボイヤーの仕掛け絡みが激増。水面を引くボイヤーには全く反応がなく、失望感が漂います。
コマセが効き始めたんでしょうか?息子のサビキにアタリが出始めました。まずはキヌバリ。
「これ、黒い線が6本あるのが太平洋産、7本線が日本海側産なんだよ!お父さん知ってた?」 って、今図鑑見て知ったんでしょ?知らないよ、そんなマメ知識。でもこの図鑑、本当に良くできてます。
釣り場に図鑑!
続いてキューセン。オスは緑、メスがオレンジ。そりゃ、知ってるよ。
続いて結構な引き込みです。息子はアイナメかクジメと思って図鑑を見てます。残念。まだまだシロートですなぁ。
あの緑色がなければイメージ変わるんでしょうが…。でっかいアナハゼでした。
このアナハゼを外そう息子に近づいたら、オッサンの長靴に何かがジャストミート。
コンッ!ポチャン(本日3回目)
えぇ?何か蹴っちゃた?何か落ちちゃった!
地面に置いたフィッシュクリップでした。今日はロストデーですね。ボイヤー・プライヤー・クリップ。財布や車のカギじゃないだけ幸運と思いましょう。
アナハゼを素手で外してから 「オッサンの釣り場セレクトはさすがだろ?」 と、磯魚をリクエストした息子に自慢します。でも、息子の言う磯魚はクロダイ、イシダイ、メジナ、カサゴ、カワハギなどで、アナハゼじゃないんだそうです。そんなの、サビキで釣れるかよっ!と突っ込み入れたら、息子の手持ち竿がガツッ~ン!と突っ込みました。
「お父さんっ!お願いだから助けて下さいっ!」。君、まだ分からないの?我が家のルールは自分で取り込むんです。放置。
ボラかな?突っ込まないし、ただ重いだけ。頑張れよ~。
あっ、姿が見えました。何?あれは…。黄色くて丸くて…。あんな魚、この世に居たか?こりゃ、タモ網だな。準備していて正解でした。
息子が竿を立てて、オッサンがタモ入れします。一発で決まりました。って、何これ?
気持ち悪いんですけど…。君が釣ったんだから、自分で持って下さい。
何なの、この色は?地球の生命体なの?メン・イン・ブラックに出てくるヤツじゃないの?
見て下さい、この腹。
間抜けなメタボ中年が咥えタバコで立ちションしているみたい…。グニャグニャ。
持ってる息子が 「重くて死にそう!」。何キロあんのよ?これ。
プライヤー落としちゃったから、素手でハリを外さなくてはなりません。指入れたら噛まれそうです。フィッシュクリップがあれば、口を開けて保持できるんですが、落としちゃいました。仕方ない。割り箸を出して口を固定し、ハリを外します。
君は誰?図鑑を見ると 『アカメフグ』 みたいです。確かにお目めが真っ赤です。花粉症の時期のオッサンみたい。
超高級魚で、『西のトラフグ、東のアカメ』 と呼ぶとか。皮と内臓に猛毒と書いてあります。息子は以前 『鉄腕DASH』 で東京湾のアカメフグ漁を見た事がある、と言ってます。そんなに人気なら、館山魚市の〇△さんに電話して売るか?とも思いましたが、丁重にお帰り頂きました。
しかし君はフグ王ですね。今日の乙浜港ではショウサイフグ、千倉ではアカメフグ。あっ、そう言えば、5歳の時乙浜で大きなヒガンフグも釣ってるな。
この3尾、堤防で釣れるサイズじゃないですよ。南房の豊かさの証明ですね。
これから君を 『グ~フ~君』 と呼んであげるね。
さて、アカメちゃんで盛り上がったものの、サヨリは気もなし。潮が済み過ぎで、日中は×です。アカメで精根尽き果てたのか、息子が再移動を催促してきました。目が少しトロ~んとしています。眠いのかも知れません。少し移動して、車中で休ませましょう。
続きます。
うなっくす