2010年12月30日

私的「今年の5枚」

いやー、なんだか大波に丸呑みされたような激動の1年、あっという間でした。
来年は時間を作って、何とかブラジルに行きたいな……と淡い期待を抱いております(とりあえず忘年会では宣言しときました)。

この時期に毎年「今年は何があったっけなぁ」と振り返っていますが、去年に続いて結構欧米勢に押されてしまったな、というのが率直な印象。ブラジルではすっかりCDリリースが細ってしまい、今後はDVDか韓国のようにダウンロードが主流になっていくのかなと感じています。

とはいえ時折ドキッとさせられるような好盤に出会えるのがブラジルののっぴきならないところ(油断させません)。いつものように、今年を振り返ってよかったなと思えるものをまとめてみました。


PLANTA11:Planta e Raiz / Manifestacao do Amor

個人的に日々聴いているということもありますが、全般的に欧米系にメジャーチャートが押される状況にあるなかでも、ビッグバンドのシダーヂ・ネグラ、シマフッツ、クラウス&ヴァネッサ2nd、ニューカマーのアリーニ・ドゥランとフレッシュなリリースも続き、ブラジルのレゲエシーンは1年を通して元気いっぱいだったなという印象です。そんな活況シーンのなかでも飛びぬけていたのはプランタ&ハイースの新作でした。いまやレゲエシーンを代表するバンドといえる彼らですが、まさかこんなにハッピーチューンに様変わりするとは思ってもみませんでした。

サンパウロらしいちょっと斜に構えた曲作りもいいですが、正反対の曲調も大ハマリ。小躍りするようなポップから、ホーンを効かせたファンクまで、その懐の広さを見せ付けてくれました。


nx_zero_projeto_paralelo2:NX Zero / Projeto Paralelo

今年もっともエッジが効いていた作品として挙げたいのが、ティーンズバンドのイメージが強かったNX Zero。新世代バンドとしてその実力は数年前から際立っていましたが、骨太というよりは「初々しさ」「フレッシュさ」がその特徴でした。

しかし、メジャーデビュー4年目を迎えた今回1曲1曲、1音1音とにかくこだわってこだわって、ちょっとこれまでのブラジル音楽と一線を画した、作品としての完成度をトコトン高めた内容。

D2、エミシーダ、カマウ、ハッピン・フッヂ、トゥーリオ・デッキら、ブラジルのヒップホップシーンを代表するメンツがズラリそろった豪華な客演陣と各曲でコール&レスポンスを繰り返し、自らを強調するというよりも曲・音楽としての完成度をぐっと高めようというストイックさが圧倒的な迫力を生んでいます。アスリートのように研ぎ澄まされた印象。どこにでもあるFeaturing系とは違った、もう一段上のステージの仕上がりでした。
ブラジルロックシーンにあって、これはちょっとエポックメイキングなアルバムになるかもしれません。


capa3:V.A / Araguaia Nacional

何気なく聴いてみたんですがこれかなりの好内容。なんだかんだで一番聴いてたかもしれないです。ゴイアスを脈々と流れる河の名をとったグローボのテレビドラマ「アラグアイア」のサントラ。

インテリオールが舞台とあって慎ましくもメロディアスな曲がズラリ、ズラリ。ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ、ダニエウ(彼が歌うDisparadaが渋い!)、ヴィクトル&レオ、ゼ・ハマーリョ、スカンキ、MPB豪華美声共演(美しすぎる)アナ・カロリーナとマリア・ガドゥー、そして昭和ムードタップリのキッヂ・アベーリャ、バラォン・ヴェルメーリョの旧作から絶妙のピックアップ……いやぁ、のっけから終いまで外れなく繋がること。参りました。


IVETE_~14:Ivete Sangalo / Multishow Ao Vivo no Madison Square Garden

やはりこれを外す理由は見当たらないですね…、クイーン・イヴェッチのNY降臨盤。処はブラジルの彼方――世界の音楽中心地ともいえるニューヨーク。しかも聖地マジソン・スクエア・ガーデン(個人的にアメスポ好きなので、これはかなり衝撃的でした)。これぞ「降臨」。

アメリカの中心地に出かけて、まったく媚びない100%ブラジルを当地で放散したステージとがっちり受け止めた観客15000人の凄まじい興奮が詰まった内容は、まさにヒットパレード。客演陣として当地でもおなじみとなったフアネス、ネリー・フルタード、アルゼンチンからディエゴ・トーレス、ブラジルからはセウ・ジョルジが参戦。相手は全世界、次なるステージとして狙うはシャキーラの位置か、野望にあふれた歴史的な9月4日、一夜限りのステージを体感してください(それにはやっぱりDVDかな)。


malhacao20115:V.A. / Malhacao 2011

ブラジルのポップシーンを知るするにはもっとも手ごろかつ「鉄板」なのがこのグローボのドラマ「マリャサォン」。年末に滑り込んできました先取りの2011年盤。

シマフッツ、アナ・カロリーナ&セウ・ジョルジ、フェルナンダとポップのなかにしっかりセルタネージョが入っているところに唸ります。今年大ブレイクのニュースター、ルアン・サンタナにフェルナンド&ソロカバ、ポップなミシェル・テロー、ベテランからはギリェルミ・サンチアゴがビシッと締めてます。ブラジル全土のシーンを捕らえた「間違いない」内容、さすがのセレクション、聴きやすさからしてもブラジルの現在の音楽シーンの入口としてオススメしたい一枚です。



今年の思い出といえばやっぱり、夏のブラジルフェスティバルのキッヂ・アベーリャでしょう。ずっとずっと観たかったキッヂの3人そろい踏みの大復活ショーがこの日本、東京で見られる幸せ。大観衆に揉まれてみんなでひとつになって揺れて歌って。私そのなかで夕方の空を見上げて「あぁ、ここは日本か??」と軽く覚醒してしまいました。

果たして来年はどんな1年になるのか、静かに成熟期に入りつつあるブラジルのジャンプアップに期待しつつ、いちブラジル好きとして楽しんでいきたいと思います。

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2010年10月29日

11月6日(土) 開催します!

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お待たせしました、第3回山行ついに決定!

ココは初心に立ち返って、いざ高尾山!
幼稚園の遠足に始まってはや幾度、最後は高校のときにフられた彼女と登って以来か?!
いざ行かん!

いまは何といってもこれ!


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「高尾山のそば」。


山がすき、
山に登ったことがないけど、ちと興味アリ。
そばがすき、だんごがすき。
ブラジルがすき、ブラジルよくわからない(ぜんぜんオッケー)。


そんなあなた、11月6日(土)10時半に集合!
そこに集まったら、誰彼ともなくお友だち。
どなたでもご参加ください、みんなでワイワイ登りましょう!

家にいる場合じゃない、京王線に乗って気分も新たに踏み出しましょう!

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Aparecida山岳部企画 第3回 高尾山編

お待たせしました!
待望されていた第3回山行、ついに決定!

図らずもまたもや東京が誇るパワースポット、霊峰高尾山となりました。
小学生からお年寄りまで、東京都民おなじみの山。
絶好のシーズンに参りましょう!

日時:11月6日(土)*雨天時は翌週日13(土)に振替。
集合時間:10時30分
集合場所:京王高尾山口駅
予算:2000円(往復交通費)
準備しておくもの:水、食事(歩きながら食べるものとお昼)、ストック(あるとラクです) 、歩きやすい靴、タオル

登りはひっそりとした山を楽しめる稲荷山コース(見晴らしコース)で、
帰りは薬王院参拝のうえ、合議でケーブルカーも…?

【参考】
高尾山コースマップ

薬王院

MIXI
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2010年09月07日

満喫したヨ、ブラジル・フェスティバル

PICT0653いやぁ、さすがに待ちこがれただけありました、土曜日のブラジルフェスティバル。

夕方の入り前に原宿をぶらつくと、いましたH&MやFOREVER21の前に「BRASIL」とレタリングされたタンクトップやTシャツのブラジレイロたち!夕方のライヴ前にちょいと買い物、粋だねぇと。

原宿駅から代々木公園までの道はまさに、「ブラジルへ続く道」。
黄色に緑、あっちこっちでニコニコしながら交わされるポルトガル語の響き。
目の前には確かに代々木体育館はあるんだけど、もうここはブラジル。

年々細っていくブラジル人をあらわすように出店数が細ってきていたブラジルフェスティバル、今年はさらに少なくなっちゃうのかなぁと怖いようなさびしいような気持ちでいつもの横断歩道にくると、どうしてどうして、今年はすごいブラジル人の数じゃないですか!!

「おー、いたか、まだ元気に日本にいてくれたんだ!」とちょっと感動…。
みんな生活は苦しいかもしれないけど、弾けるようにみんなと会話しててウキウキしちゃいました。

出店数もなかなかでシュハスコのほかにも物販まで、結構揃ってました。
うれしいじゃないですか。

しり込みするように歩道橋の階段に座る日本人(翌日会場にあそびにきていた同僚曰く「すごいタトゥー率だった…」)を横目に、あたりを一周した後はもちろん、パウラの入り待ちです!

ブラジル人も慣れたもんで、どこからアーティストが入るかちゃーんとわかってて結構な数の人が入り待ちしてました。待つこと数十分、まず現れたのはブルーノとジョルジ、ブルーノの素朴さ(いい人そう)、ジョルジのアイリッシュみたいな濃い顔にまずはびっくり。

そしてでかいエルグランドで現れたのは、そうわれらがパウラ!
扱いが違います。

あっというまにクルマを取り囲まれ、おばちゃんやお姉ちゃんが寄る寄る!
負けずに掻き分けてパウラのお姿を拝見!みんなも言ってたけど、48歳とは思えないお美しさ(肝っ玉母さん、ダニエラ・メルクリよりも3つ上なんですね)。


PICT0651ショーがまた素晴らしかった。
もうかれこれ3年ぶりにもなりましょうか、ここ日本で復活したキッヂ・アベーリャ、威風堂々、往年のポップを見せ付けてくれました。

立錐の余地もないステージ前ですが、もうこれは攻め込むしかないとぐいぐい割りこみ、真正面をまずはキープ。そして名曲"Nada Sei"でショーは始まったのです。

つらそうなPAながら、なお際立つパウラの存在感。
そして左に右にと波打つブラジル人、ここはもうブラジルに他なりません。
みんなキッヂの曲を知っていて、名曲ともなると初めのギター2音くらい、ハイパーイントロドン状態で曲目をつかんで盛り上がるわ、歌いだすわ、もうーそれはすごかったです。

いっちばん盛り上がったのはやっぱり代表曲、Como Eu Queroでした。
徹頭徹尾、みんなで歌いきった…。ステージの上を見上げると夕焼け、響き渡るみんなの歌に私、遠くブラジルに想いを馳せました。いや、震えました。

パウラも「日本に、東京にこんなにブラジル人がいるなんて知らなかった。まるで家にいるみたい」というとおり、会場はブラジルそのものでした。


pict0656たっぷりと名曲を歌い上げてステージは1時間半ほどで終了。
みんな満足気な表情でビールを買い求め、いつまでも会場に残って談笑。
土曜日の夜は延々と更けていくのでありました。

果たしてキッヂの後、来年はどんなアーティストが来日するのでしょう。
年々豪華になってくるブラジルフェスティバル、もっともっと日本人も加わってブラジルを満喫する日になってくれるといいのになと、願っております。

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2010年09月04日

私的ブラジルフェスティバルの楽しみ方

16_MVG_cult_kid久々の更新になります、やー、久しぶりだ。

今年もブラジルフェスティバルがある、心配したけど、やってくれる。
ブラジル人もどっこい、まだがんばってて、今年も集まってくる。
いつもと変わらない、バカでっかいシュハスコの煙があちこちのテントから立ち上ってて、フェイジョアーダもあって、カイピリーニャもあって。

そして何より!
今年はなーーーーんと、キッヂ・アベーリャがくる!
来ちゃう!


私、彼らのライヴが見たい、見たいと思いつつも一回も目の当たりにしたことがありません。たぶん、日本にいるブラジル音楽ファンでも、そんなに見たことがある人は多くないはず、ライヴあんまりやってくれないですからねぇ。


今年はずばり、9月4日(土)の17時から始まる(オンタイムはないかな?)、ライヴに完全にロックオンしてます。あんーまりうれしかったもんだから、会社でもどこでも、9月4日、5日はブラジルフェスティバルですよ、代々木公園ですよ!
いくならやっぱり、4日に行ってください!とあっちこっちでふれ回っとります。
そんなにいうなら、行ってみようかなと本気っぽいひと多し、今年は手ごたえあります。


彼らの音楽をせっかくだから、紹介しましょうね。
ブラジル音楽マニアの音楽、ということはなく、とにかく誰にも「聴きやすい」というのが彼らの大きな特徴でしょう。
甘く切ない、恋の歌を歌わせたら、ブラジルでも屈指の存在です。

82年にデビューして、もう30年近いキャリアながら、ずっとブラジルポップ界のアイコン的存在。ヴォーカルのパウラ・トーレルの若さ、イスラエルの甘さって一体何なんでしょう。


つべこべいうのはこれくらいにして、ちょっと聴いてみて下さい。
当日歌うであろう、名曲3つ、歌詞つきであげちゃいます。

・Como Eu Quero (歌詞はこちら)



・Nada Sei (歌詞はこちら)



・Lagrimas e Chuva (歌詞はこちら)



おまけにこれも聴きたい!

・Peito Aberto (カラオケチックに…)



ぜひ小難しく考えず、土曜日の夕方、まずは会場でブラジル人と一緒に耳を傾けてください。きっと、ブラジルがぐぐっと身近に感じられるでしょう!!
暑いけど、遅くとも夕方には代々木公園に集合です!



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2010年03月27日

28日(日)は渋谷でSol Chuva!!

P011310042_480お久しぶりです、すっかりご無沙汰になってしまいました。
お変わりありませんでしょうか?

さて、自分はこの間、

・仕事してた
相変わらずです、日本の会社はマジメだなぁ。

・ブラジルしてた
忙しくとも、ブラジルで気分転換、大切です。

・買い物してた
無性にジーンズが欲しくなり、買いました。なぜか。

ヤマにいきたし、ヒマはなし。
そんな感じです。


さて、そんな折またまたやってまいりました、渋谷はすとばらのパーティー"Sol Chuva"。私もかれこれ、3回目になります。

このパーティーとにかく、ごはんが美味しい(音楽は2番手です、正直)。
今回もブランド豚「もち豚」しゃぶしゃぶ(前回、すごい量が出て食べ放題状態でした)!
ごはんが出たときのお客さんはみんな、ごはんに夢中でDJ陣はちと寂しいんですが、まぁ、しかたないですねぇ。2000円のフィーはごはん代として十分すぎるくらい
、安いっす。

どうぞ、召し上がってください。
ニクニクしく食欲をそそるような音楽も、がんばってかけたいと思いますハイ。
もう春だしね、ちょっとポップなものも探してみようかな。

みんなで楽しみましょうー!!


☆☆[[ Sol-chuva vol.3 ]]☆☆

◆DAY 2010.3.28 Sunday

◆TIME 19:00-22:00

◆FEE 2,000yen(Foods include)

◆PLACE はすとばら
〒150-0043 渋谷区道玄坂1-16-8 常磐ビル2F
tel/fax:03-3463-5240

◆FOODS
・春野菜のフリッター
・上州和豚もち豚のはすとばらスペシャルしゃぶしゃぶ
・桃のカクテル

◆GENRE
・Brazilian,Balkan etc

◆DJs
・日向 葵
・Paulistado

◆FOODS TimeTable
 19:30-フリッター
 20:00-しゃぶしゃぶ


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2010年02月06日

新潟、身も心もどっぷり

PICT0520金曜日と土曜日、お仕事で新潟へ行ってまいりました。
折りしも、豪雪が伝えられたまさにそのタイミングで。

金曜日の東京、朝は真っ青な快晴。
高崎から先、トンネルを抜けるとそこは雪国なのでありますが、その越後湯沢を抜けて補佐に出ると、パッと灯りが射すかのように窓が一瞬にして真っ白に。

オモテの田んぼが雪で覆われて白いんじゃありません、窓のすぐ外がもう全面的に白いのです。はい、これはホワイトアウトです。しかしそのなかをほぼ定刻どおりに突っ走る上越新幹線、線路はもとより高架上すべてにくまなく水を撒きつづけるこの気合、恐れ入りました。

PICT0519新潟駅に着くと、やや小雪となっていたものの、目の前にあったのは膝上をはるかに越える1M近くの雪…。人口80万の政令指定都市、新幹線の駅前がこれです。

今回、野外テントの仕事…。
いやぁ、すごい日を引いてしまった。

でも、ふとそのとき感じたのは「やけにこの街、違和感なくフィットするなぁ」ということ。普通新幹線のスピードで違う土地に移動すると、ちょっと魂が追いついていないようなフワフワした感じがあるのですが、新潟は始めて来たのにすごく自然な感覚。

野外テントに行くすがら、道はどこも「雪国」をはるかに越えた積雪となっており、もうオフロードさながらに雪で道はボッコボコ、立ち往生する車もちらほら。これはもうつねに必死、生活するのにもパワーが要る状況でした。
でもこれ、ほんの2、3日で降ったんだって…。

PICT0514会場はこれまたハンパじゃない雪となっており、軽く閉口。
でも、こんなに非日常的なのに、新潟の人会う人会う人、ものすごーくフレンドリーというか、懐深い感じなんです。「ようこそ新潟へ」というのとも違う、地元愛が深い土地の人が見せる「おらが街、どうよ」とも違う。


なんというか人と人の関係というか、いきなり親戚みたいな懐の深さ、あったかさなんですね。これって、ブラジルの底抜けの明るさとスタイルは違えど、底辺では通ずるものがあり、いやー新潟駅で感じたフィット感ってこれだったのかなと改めて実感しました。

ちょっとしたことなんだけど、違う。
会った途端、いきなり腹をわって話ができちゃう人懐っこさ。
缶コーヒーでも、さっとみーんなの分を買って配っちゃう(それも結構若いのに)、それに対してなにを求める素振りも一切、ない。100%当たり前のこととしてやれちゃう。

東京にいると人と近いようで遠いから、こういうのホントすごいなと。
上っ面のやさしさとか、上っ面の親切じゃないんだなぁ。
ウソ偽りのない、ホンモノなのです。これには参った。

きっと親子代々、はたまたコミュニティーでごくごく自然なかたちで受け継がれていく伝統なんでしょうね。いやー、こんな環境、いいですね。


PICT0517食べ物ももちろんピカピカで、とにかく魚も肉も、もちろん米もうまい。
ちょこっとヤリイカを買ってその場で刺身にしてもらって食べてみたのですが、もうこれむちゃくちゃ、うまい。

佐渡のまぐろも、タラもついつい行っちゃいました…。
いやー、どれ食べても段違いのうまさ。

いやはや、記録的な豪雪で氷点下、テントの外はブリザード。
しかし、こころはポカポカ。


新潟、ホントいいところですよ。
沖縄のラテン的なフィット感ともちょっと違う、人の温かさ。
また行ってみたいと思える、日本で久々に感じた素敵な場所でありました。

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2010年01月31日

今頃ですが、元旦の話(その2)

画像-0006初日の出客が前日に登り切っているところで入れ違いに登ろう、というのが今回のポイント。ヤマはできるだけ静かに登りたいなと思うほうで、富士登山のように頂上まで数珠繋ぎの大行進っていうのはいまひとつ疲れそうで惹かれません…。

ヨミどおり、停留所で下りたのはわずかに3名。
15分も登ると程なくしてあたりは鳥のさえずりしか聞こえてこなくなりました。足もとの登山道は早々にうっすらと雪で覆われるようになり、白い道をなぞって行くようでこれまた結構気分がいい。

はじめはガクガクと震えていたのですが、早々に足元までぽかぽかと暖かくなってきて一安心。ウォーミングアップが完了すると、今度は途端に汗ばんできて、あっというまに上着とフリースの間が結露するほどに。


ここまで暖まればもう安心、冬の奥多摩も歩いている限りはぽかぽかですね、と。そうこうしている間にご来光を見終えた先客が続々と降りてきてすれ違い始めました。これがやっぱり結構な人数でゾロゾロ、家族連れから老夫婦、孤高のお兄ちゃん&おじちゃんまで。みな一様に満足気ながら、昨晩が相当寒かったのか、少々お顔に疲労が…。

特にこの時期夜通しテントってのは…。
いくら極寒仕様のシュラフがあったとしても、マットからジンジンと冷気が伝わるでしょうし、とまっていればやはり底冷えしてとても寝られたもんじゃないだろうなと。ヤマはあいさつ、すれ違う人すれ違う人、みんなと「こんちわ」とあいさつを交わしつつ、そんな想像してみたり。


あんまり寝ていないのは自分も同じでしたが、この日はかなり体調もよくハイペースですっ飛ばし、あっという間に最初の絶景ポイント、七ツ石山の山頂に到着!ここはわずか2時間程度で登れるのですが、その見晴らしはとってもステキで、雪化粧をした南アルプスのパノラマが楽しめます。

画像-0005この日はピーカンの天気、山頂に立ってさぁと山梨側を拝むと……、ガガーン、雲がかかってやんの…。七ツ石山の頂上からは、雲取山に続く稜線となっており、遮るものが一切なくなるからか、山の上に立つほんの数秒前とはうって変わって、それはそれは冷たい冷たい強風が襲ってきました。

この風、風の体をなした針のようなもので、肌を晒している部分に突き刺さるような痛みが走ります。身を切るような寒さとはまさにこのこと。

いつもならこの山頂で腰を下ろす登山者がたくさんいるのですが、この日はだーれもおらず…。あまりに寒いので、急いでお湯を沸かしてカフェをいただきます。細かい作業をするので手袋を外すのですが、そうしたそばから恐ろしいスピードで風が体温を奪い、あっという間に手が言うことを利かなくなる始末。いやはや、恐ろしいです。

インスタントのカフェラテにお湯を注ぎ、手袋をしていただくと、ようやく生きた心地。しかし、そうしている間に残った少量のお湯は水となり、そしてあっというまに凍りつくではありませんか!
これが、冬山なんですね。しかしこれもうれしい経験、こうしてヤマを知るわけです。


あまりに凍えるので七ツ石山から雲取山へと急ぐことにしました。
凍えていたカラダもやがてまたぽかぽかと温まってきます。この装備では歩いていないと、ホント、凍え死んでしまいます。


ここから先の稜線は雲取山への表参道。
人通りもやがて賑々しくなりますが、ヤマを下りる人々はみなものすごい防寒をしています。

南アルプスは臨めなかったものの、稜線の左手にはくっきりと真っ白に雪をかぶった富士山。稜線はどっさりと30cm程度の雪、晴天下なのに凍りきった風。
また別世界です。


ここからさき、雲取山山頂までは2つの選択肢があります。

1:男は正々堂々と稜線アップダウンを行く
2:アップダウンはつらいよ、ラクして巻き道を行く

冬だし、陽も短いので今回は2で…。
というわけで稜線歩きは1時間程度でおしまい、あっという間に雲取山山頂に到着。雲取山山頂からも南アルプスは望めなかったのですが、ここでひとついいこと。

画像-0010山頂近くの非難小屋でお昼を食べていると、居合わせたおじちゃんがふいに「…ブラジル出身でね…。」

「!?」
すぐさま、「ブラジルの方なんですか?」と聞くと、ブラジル生まれの日系2世の方と判明。ご両親は沖縄出身の渡嘉敷さん。

ここからは2000Mオーバー、気温マイナス5度のブラジル談義がスタート(笑)。
大好きな山の話はもちろん、日本に来たときの話やブラジル(この方サンパウロ郊外のモジ出身)のこと、家族のことなどなど、話が弾む弾む。

1時間ほど、お茶をすすりつつブラジル話をして、「またブラジルにおいでヨ」ということでお別れしました。いやぁ、まさか山の上でブラジルの方とお話できるとは…。やっぱり、ブラジルが呼んでいるなと(笑)。


体は冷えるが心はぽかぽか。
下りはあっという間の2時間半で下り、冷えた体は奥多摩といえばここ「もえぎの湯」で温めました。ぬめりのある湯で凍傷気味の肌に効く!たっぷり1時間浸かってしまいました。


元旦のっけから山で始まった今シーズン。
去年は甲斐駒、今年はどこにまいりましょうか。

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2010年01月26日

今頃ですが、元旦の話(その1)

これも25日前の話。

めでたい2010年の明け、元旦のことです。
気がつけば1月も終盤、皆さますっかりあわただしい日々の荒波にもまれているのではないでしょうか?

もう古い話になってしまいますが、私の元旦をここでご紹介させてください。
ここ最近普段着からしていつでも山登りができるほどのヤマバカになりつつありまして、せっかくの正月休みだから、これは山に登るしかないという、自然な気持ちの流れとなり、あとはいつが晴れるか頂上の眺めが最高か、そのタイミングを毎日はかっていた次第。

登るヤマは、
・死なない
・重装備でなくてもとりあえずは何とかなる
・眺めがいい

という理由で奥多摩の雲取山に相成りました。
私、まだまだヤマは登っていないのですが、その数限られた経験のなかでもこの雲取山はとてもお気に入りです。何がいいかというと、単純に「頂上からの眺めが最高」だからです。

遠くにそびえる南アルプスの山並み、そして眼下には多摩地区から遠く横浜、東京、あわよくば房総半島まで見渡せる眺望、この両方がまとめて得られるのが、このヤマの魅力です。

登りもそれほど厳しくなく、緩やかな尾根道を気持ちよく歩くことができます。
結構真剣にオススメのヤマです。


さて、今回決行は元旦にロックオン。
理由はただ、「大晦日〜正月は夜中も電車が走っているから」。

普段寝起きの悪い私も山登りはなぜか別問題(ゴルフに行くおっさんの気持ちがわかるような気がします)。3時過ぎにぴたっと目を覚まし、さっさと身支度をして中央線に飛び乗りました。

元旦で初詣列車とはなっているものの、深夜も4時過ぎとあってさすがにガラガラだろうと思いきや、なんと中央線は大盛況の満車状態。しかも、横田基地にお住まいと思しき米国人が車中に詰めており、結構ウルサイ…。

そのとき、気づいたことが2つ。
・ニット帽忘れた…
極寒の奥多摩でニット帽忘れは結構辛い…。
んー、でも何とか手袋&ネックウォーマーは忘れておらず、まぁ何とかなるでしょと気を取り直しました。

・デジカメ忘れた…
これはなかなかショッキングでした…。
これまで一度たりとも山登りで忘れなかったデジカメを失念…。
寒い思いしてえっちら登るのに、写真が撮れない!
このショックを断ち切って「携帯カメラで仕方がない」と観念するまでに、東中野〜青梅間掛かりました。


たちっぱでえっちら各駅停車の旅、立川で座れたものの2時間の長旅で早朝6時前の奥多摩駅に到着。今回、いつもながら手持ちの「必要最低限ライン」ギリギリの装備でのぞみました。

・ふつうのトレッキングシューズ(ゴアテックス入りなものの、スースーの軽量タイプ)
・クライミングパンツ(街でも活躍)
・Tシャツの上にヘンプの長袖(真冬になぜ、ヘンプ…)
・頼りのユニクロのバルキーフリース
・ハードシェル


実際、暖房レスの中央線で奥多摩まで行く間だけでも足もとがかじかんで感覚がなくなっていたのですが、奥多摩駅の外に出るとそれはそれは輪を3重にかけたくらいに寒い!!!!

イヤァこりゃたまらんと、始発のバスの中に駆け込んだのですが、なんとここも暖房レス(エコも過ぎると死ぬよ!)。
もうブルブル震えて足も口もガクガク…。


私さすがに「こりゃ予想を超えすぎている」ヤマの下でこの寒さ、2000Mまで登ったら…。と恐れおののいている間にバスは登山口へ到着してしまい、外にほっぼり出されると寒い車内よりやっぱり寒く外気は明らかに氷点下(道端の表示だとマイナス3度だったような)。


しかし、もう行くしかありません。
元旦の穏やかな初日が赤くヤマを照らす朝7時前、決戦が始まったのであります。


(何枚か画像を撮っていたのですが、ケータイカメラの「保存」を怠っていたために、前半は画像ナシです。メカには弱いです。)

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2009年12月31日

奥多摩年越しがカウントダウンに化けた

Ano-Novo-2009


ようやく手にした正月やすみ。
ダメだダメだと思いながらも、怠惰にすごしてしまいます…。

今年こそはビシッと意義ある年越しをしようということで、私30日、31日と奥多摩は雲取山に山小屋一泊で出かけるつもりで、29日にせっせと荷造りをして5時起きを志したのですが、おきたらもう7時…。

「山小屋だし、ゆっくり出てもいいんじゃないか?」と思いましたが、外が曇りだったということで、また眠りについてしまいました…。
なんてダメな山屋でしょう。

その代わりに、大晦日の渋谷、坂の上では紅白歌合戦ですがカウントダウンパーティーに参加することに相成りました。

18時〜21時の3時間、年忘れブラジルで大いに盛り上げてまいります。
さてさて、何をかけましょう…?


☆大晦日「はすとばら」カウントダウンDJパーティ☆
日時 : 2009年12月31日(木) 18:00 〜 2010年1月1日(金) 朝まで 
entrance : FREE / 入場無料 (free Japon酒有)

於:渋谷はすとばら
HP→ http://hasutobara.exblog.jp/
地図→http://hasutobara.exblog.jp/i8/


ちなみに山も行くぞって事で、大晦日の終夜運転を利用して1日の4時出発で雲取山にも向かいます。

にわかに充実してきました、年末年始。

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2009年12月25日

私的 「今年の5枚」

今年も残すところあと少し、そろそろ1年間を振り返る季節。
そういえば今年はやってませんでした、私的「今年の5枚」。

今年は年間を通してチャートにUS勢が押し寄せていました、ブラジル国内でCDがなかなかリリースされない状況の現れなのか、はたまた(もともと都市部は欧米の影響が強いですが)欧米化の流れを受けてのことなのでしょうか。ただ、よーく目を凝らして探してみると、やっぱりいろいろありました、今年のブラジル。


ao vivo no morro1)Grupo Revelacao / Ao Vivo em Morro
自分でも意外なのですが、今年良かったなぁと思うのはパゴーヂでした。
ゼカら大物のリリースも多かった今年ですが、その影に隠れるようにひっそりとリリースされていたヘヴェラサォンのライヴ音源が出色。これまでオリジナルで数々のヒットを飛ばしてきた彼らですが、今回はポップ感いっぱいの内容。
個人的にポップが好きというのもありますが、誰もが知っているジャヴァンの名曲Sinaのカバーはもう、単なるパゴーヂ解釈というよりポップとパゴーヂが昇華しきった別物でした。
誰が聴いても聴きやすく、会場の雰囲気も含めてパゴーヂを身近に感じてもらえる好録です。


ef2)DJ Shymatta / Eletro Funk Vol.2
私これには本当に驚いたというか、ブラジルにはどんだけ才能が転がっているんだろう…と途方に暮れてしまったのが、このガウショDJ、シマッタによるエレトロ・ファンキ作品。これまでリオだけのもののように扱われていたバイリ・ファンキをものの見事にプチプチに弾けるポップチューンに仕立て上げていてまぁビックリ。
ペルラなどポップファンキは数あれど、ここまでハッピーな雰囲気たっぷりのファンキは初体験!

音源はMP3で誰でも無料でDLが可能。
ブラジルのアングラシーン、改めて感服させられました。

elas3)V.A. / Elas Camtam Roberto Carlos
うーん、ホベカル自身のアルバムもステキですが、彼へのリスペクトや愛情がたっぷりと感じられるこの作品はもっとステキでした。ダニエラ、サンディー、イヴェッチら豪華絢爛のメンツが歌い上げる名曲の数々。
そのなかで突出して輝くのはアナ・カロリーナでした。出だし、朗々と歌い上げるこぶしに息を飲む観客、一拍おいて感動と驚きを含んだ大喝采が波のように押し寄せる――。音源だけを聴いていてもその場にいるように伝わってくるリアルな空気に酔いました。

brasil afora4)OS Paralamas do Sucesso / Brasil Afora
思い起こせば今年の3月、私はブラジル(実際はパタゴニアに入り浸り)に居たのでありました。なんか、その後始まった怒涛の日々が突風のようにその記憶を吹き飛ばしてしまったのですが、今や遠い記憶のように思えてきます。

このとき、ブラジルはちょうどカーニバルが終わってゆっくりと秋へと向かう時節。穏やかなパララマスのリズムとほんのり涼やかな風が妙にマッチしていました。


cine5)CINE / Flash Back
今年のロックシーン中で新風を巻き起こしていたのがサンパウロ発のティーンズバンド、シネでした。ここ最近のStrike、Fresno、NX Zeroなど、初々しいバンドの流れは途切れず。新緑のような瑞々しさいっぱいのバンドながら、ヒットしたGarota Radicalはとても洗練したメロディー。ブラジルロックバンドの実力の高さ、シーン水面下での実力バンド芋洗い状態のなかでの切磋琢磨が垣間見えてもきます。


来年はどんな音が出てくるのか、欧米追従は潰えるのか…。
カーニバルシーズンを迎えるこれから、やっぱり楽しみになります。

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2009年11月11日

ツイッターはじめました

最近、トレンドについていけていません。
もともと、天邪鬼な方ではありますが(だからブラジルに辿り着いたということもありますが)。ミクシにいろんなアプリがついているのに、さーっぱり。

そんな折、仕事でツイッターのヒトと話すことがあり、ハイどんなもんなんですかというのを聞くことができました。ツイッターというと、独り言をみんなで共有するサイトなんかいな?くらいにしか思っていませんでしたが、そうでもないみたいで。

「フォローすると、そのヒトのつぶやきが自分のページに勝手に上がってくるんですよ」「フォローしたヒトが引用して書き込むと、またそのヒトのフォロアーに伝わるんですよ」といわれました。
怪しい匂い、「ネズミ講みたいだな」。


早速アカウントを開けてみて、試してみました。
RSSの乱雑なやつみたいだけど、いろんなヒトの勝手気ままな書き込みが勝手に入ってくるというのが面白いところ。でも、ふと気づいたのが「これって完全に一方通行だなぁ。ノムさんみたいにぼやき好きじゃないとダメだな」。


そこで思ったのは、だれかのぼやきを聞くのもいいけど、「ブラジルの情報が黙ってても入ってくるのって、結構いいな」。そこからせっせとブラジルのサイトを探し始めました。

でも、デフォルトの検索をすると、日本のサイトを引いてくるみたいでなかなかあたらない。さてどうしたもんかと考えてやってみたことが、

・検索で "com.br"と入れてみる
・"lista twitter xxxx"と入れてみる

すると、いくつかよさそうなのが見つかりました。
ニュースサイトや、スポーツのサイト、音楽の情報、レーベル、なかなかオツなサンパウロメトロのオフィシャルつぶやきまで。あと、わがサンカエターノのつぶやきもフォロー(まだまだセリエAには上がれないぞ…)。

それから、とりあえず知っている名前とか、キーワードとかをどんどん検索してみます。すると、アーティストがやってるやってるtwitter。
とりあえずあれこれフォローしてみます。


あとはそれこそネズミ講式に、それぞれがフォローしているものの中からピックして、自分もフォロー。果たして結果は…、なかなか面白いです。


積極的にブラジル情報を取りに行くのが面倒くさい、よく分からないっていう場合には持ってこい。ミクシとはまた違った、「リアルなブラジルのいま」が肉声のように聞こえてくるようで気に入っちゃいました。
新しモン好きなブラジル人のほうがtwitterを使っている状況もあり、まだまだいろーんな面白い情報が転がっていそうです。



暇をみて、もっと探してみます。

bossa1 at 00:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年10月22日

ブラジル時間が激戦のオフィス街に流れるとき

久々にお昼にカフェ・ド・セントロへ行ってフェジョアーダのブッフェを食べました。
私がお店に行ったのが13時過ぎでしたが、ちょうどそのタイミングでバンコ・ド・ブラジルに用があってやってきたと思われる6人ほどの団体ブラジル人(おばちゃん)が、前払いのレジに並んでしまいました。

私、すぐに思いました。
「しまった!」。

その後の展開、どうなったか…。
ブラジル行ったことがある方なら、想像してみてください。


ちなみにレジでやることは、このふたつ、だけです。

・お金を980円払う
・無料ドリンクの種類を選んで、そのカードを取る



まず、彼らがどういう行動をとったかというと、

・お金を払う前にムダ話をする
「ブラジルレストランなんていいわねぇ、ねぇ?」
「そうねぇ!そうよね?(また別の人伝いに伝播)」

・なかなかお金が払えない
日本語ができるおばちゃんが「いくらですか?980円ね?」

「980円よー、いい?」
「え?いくら?」
「980円よー」
「(また別のおばちゃんが)え?いくらって?」
「980円よー」

「小銭あるかしらね(ごそごそ)、ないわー」
「じゃぁ1000円ね、ハイじゃこれで」

(そうこうしているうちに払わずに席についていたおばちゃんを見つけて)

「だめよあなた、先に払うのよー」
「あら」


でました、マイペース&まとまりの悪さ炸裂!



・なかなかドリンクが選べない

「ドリンクつくらしいわよ、みんな、ほら選んで!」
「え?なに??」
「ドリンクつくらしいわよ」
「あらぁ、いいわね!」

「どんなのがあるの?」
「どんなのがあるの?」
「ジュース、カフェ、へぇなんでもあるわね」
「どれにしようかなぁ?ね、あなたどれにする?」

「あなたなに?カフェ?」
「カフェでもエスプレッソでいいの?」
「え?ダメ?じゃ、何にするの?」
「ジュース?何ジュースがいいの?」

(おばちゃんのひとりが財布をみて)「これ払うの?ん?払わなくていいの?」


……後ろで溜まっていく日本人客の列。
……閉口。

なんだかんだ、5分はレジの前で溜まっていたなこの人たち。


私、先回りされた時点でなんとなーく予感しました。
そしたら、すぐに現実になりました(笑)。


この後の展開は、もう予想できますよね?
そう、ブッフェでおんーなじ展開(苦笑)。



でも、そんな様子をみて、あぁこれだよなブラジルってと。
なんかほのぼの温かい気持ちになったのであります。

そんなに急がなくてもいいよな、そんなに気を使わなくてもいいよな、と。

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2009年10月14日

日本三大急登で甲斐駒ケ岳へ <その4>

PICT04721時間ほどかけて小屋へ戻ると、管理人さんが登り返してきていました。
この日はなんと私一人だけの様子、山小屋独占です(テント場もだーれも幕営なし)。

布団を引いてもらって、あまったスペースに堂々と荷物を広げゴハンの準備。
今夜のメインはでました、味のマルタイ特製の肥後熊本ラーメンとおにぎりのゴールデンコンビ!濃厚こってりのとんこつスープに強いゴマの香り、ハイカロリーな見た目が山ではますますそそります。槍ヶ岳でも食べたけど、いやはやこれは本当においしいし、満たされた気分になります。

何せひとりなので、灯りも自由に使えてラッキー。気兼ねなく9時くらいまで本を読んで就寝…。ふと目を覚ました際に小屋の外へ出てみたのですが、眼下には甲府市外のキラキラした夜景が広がっていました。

ふつうなら3時過ぎからお客さんが起き始めてごそごそと準備をするために起こされてしまうのですが、たっぷりと5時前まで熟睡。夜中じゅうずっとストーブもついていて暑いくらい、快適に眠れました。

PICT0464ちょうど日の出前の時間帯、外にでてあたりを見渡してみると……うーん、曇りです。どんよりした雲が山頂方面だけでなく、見渡す限りにかかっています。これでは山頂に登っても何も見えない…とちとショック。このまま下りてさっさと温泉行っちゃおうかなと思ったのですが、せっかくここまで来たし、天気も回復するかもしれないしということで登ってみることにしました。

曇り空のスキマから濃赤の日の出を拝みつつ、肌寒い早朝の山を上がります。
一晩じっくり休んだので、今日は急な登りも無難にこなし、1時間半で山頂へ。
昨日と同じでテント泊のおじさんがひとりだけ、だーれもまだ登ってきていません。

PICT0475曇りではあったものの、高曇りで意外にも遠望が利いて、北岳方面や八ヶ岳、遠く北アルプスの槍ヶ岳(どこからみてもわかりやすいし、格好のいい山です)、中央アルプスとそのまた向こうには同じく霊峰の御嶽山と、大パノラマを楽しめました。願わくばスカッと雲ひとつない青い空でこのパノラマを、と思いますが、これでも十分な幸運。




PICT0479フリースを着ていたものの早朝の3000Mはやはり少々肌寒く、30分ほどするとカラダも冷えてきてしまいました。後ろ髪を引かれつつ、この黒戸尾根、もう一回くるかなぁ…と想いながら山を下ります。


7合目の小屋まで一気に戻って(とはいっても1時間くらいかかりますが)朝ご飯、時間もないのでカップヌードルBIGとサンドイッチ。朝からガッツリいただきます。時間はまだ朝の8時半くらいですが、この頃になると7合目まで到達してくる人たち(この日は土曜日)がチラホラでてきて、昨日とは俄然雰囲気が違います。みんな4時、5時からヘッドランプをつけて登ってきている人たち、気合ですね。

pict0470食事を済ませて荷物をザックに詰め直して、下山します。
下りはさっさと3時間くらいで、12時を目標にしました。

この日の黒戸尾根はそこそこの人が登ってきていて、トレイル・ランニングを楽しんでいる方も何人かお見かけしました。平坦なところは走っているようですが、さすがにハシゴは歩いて登られているようで。しかしまぁ、この標準コースタイム10時間のところを3時間か4時間で麓から頂上まで一気に駆け上がって、1時間半か2時間で下りてくるっていうんだから、ホント信じられません。
女性の方も結構お見かけして、いやはやすごい脚力で感服…。


PICT0476こちらも負けじと苦労してよじ登った5合目〜7合目にかけての「壁」を一気に駆け下り、長い長い黒戸尾根を下ります。前日来た同じ道を引き返すため、ポイントごとの風景を記憶しているのですが、逆にこれがなかなかやってこないと「まだあのポイントに着かないのか…」とものすごくじれったい感じ。そしてアタマをもたげるのは「あぁ、下りて早く温泉に浸かろう…」。


黒戸尾根の下りは岩場ではなく、ずっと土の急坂という感じで、つねにつま先側にきつい傾斜で着地します。これが気づかぬうちにむりやりブレーキをかけながら下りる格好となり、足腰がやられていきます。よく「下りは猫のように歩け」といわれますが、ついつい、突っ張って歩いてしまうのです…。
いやー、これも経験。

前モモが完全破壊状態となりつつ、すこしずつ高度を下げていくと、やがて深い森が延々続くように思えた道も終わりを告げます。懐かしいつり橋と名水尾白川の澄み切った流れが見えたのは12時半近く。結局登りと1時間程度しか違わなかった…。

駒ケ岳神社のベンチにへたり込み、冷たい水を一杯いただいてほっと一息…。
周りは清流にレジャーシートを引いてランチタイム、こちらはボロボロ…、山岳信仰もラクではありません。


PICT0487疲れきっていてもアクセルとブレーキが踏めれば動くからクルマって便利。
荷物を放り込み、駒ケ岳神社からすぐの「尾白の湯」へ。

ここ、よかったです。
700円でバカでっかい露天風呂が2つ(駒ケ岳なのになぜか八ヶ岳ビュー)、内風呂にはサウナは当然、ジャグジーに寝湯、打たせ湯まで至れり尽くせり。大体こういう施設は男子が不遇をこうむることになるのですが、実にフェアな扱いに涙いたしました。

お湯アガリにもだだっ広いロビーに休憩室、マッサージ機は無料、売店に食堂、すごい充実度。いまなおドンの威光でしょうか…?
いずれにしても、今回はどっぷりと恩恵に預かりました。



憧れの甲斐駒で学んだのは、「山は経験」。
こうしてひとつひとつ、体験によって山ともっと親しめるのでありましょう。
まさに、鍛錬であります。

あぁ、すばらしき哉。

bossa1 at 00:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月06日

日本三大急登で甲斐駒ケ岳へ <その3>

pict0453薄曇のなか、時折陽も差し込むまずまずの天気。
細い尾根に立てられた山小屋にはだーれもおらず、「ただ今買い物につき管理人不在です。4時ごろ戻ります」とあるだけ。外のベンチに腰掛けて、お昼の大休止をとります。ここまでくれば、この小屋に荷物を置いて身軽に山頂に上がるだけ。

甲斐駒に向かって左を見やれば、南アルプスでファンも多い鳳凰三山、際立つのは地蔵岳の天を突くようなオベリスク。通常富士山が見えるようなのですが、今日は曇りにつきそこまでの遠望がきかず。しかし鳳凰三山、美しいです。

海抜2200メートル、今日のお昼は何にしましょう?
・鮭クリームパスタ?
・カレー?
・カップヌードルカレー味(BIG)?

これらのメインディッシュはまずさておき、何はさておき山ではカロリー注入ってことでで買ってきたヤマザキ「大きなメンチカツ」と2個いりおむすび(鮭とウメ、たくあんつき)をいただきます。4時間半の行程を経てこれでは少々寂しいですが、いやうまい。お決まりのカフェをいただきつつ、お菓子をつまんであっという間のランチ終了。

少々留まっていると肌寒い標高2200M、去年買ったバカ安フリースでぬくぬくしているとふと眠気が襲ってきます。空気も澄み切っていて、静寂のなか小鳥のさえずりだけが聞こえてくる……なんとも贅沢な時間です。

PICT0454ウトウトしていると、そばに一匹のキレイなグレーの猫が白砂で気持ち良さそうに、ゴロンゴロンと砂浴びをしています。この猫こそ、七丈小屋に住まう猫。誰に連れられてきたのでもなく、自分でここまで上がってきたそうです(いやぁ、いったいどうやってたどり着いたんだか)。野良猫とは一味違った上品さを漂わせており、リゾート地に暮らすセレブなな猫といった感じでしょうか。手持ちのレーズンを差し出しました(そのときの画像)が、しばし匂いを嗅いだ後「そんなの要らない」とばかりにそっぽ向かれてしまいました…。

45分程度の大休止を経て、いよいよ山頂へ。
そうこうしているうちに山頂部分は雲に覆われてきました。雨を降らすような重い雲ではありませんが、景色が心配です。


PICT0456地図上はほとんど頂上は目とハナの先なのですが、この小屋から先がなかなかの急登になっており、標高ともあいまって息が上がります。大休止で冷え切って脚がコチコチになってもいて、いやはやラクには行きません。ちょこっと上がっては息を整え、また上がるを繰り返すと、30分ほどで8合目の広々とした「ご来迎場」にポコンとでました。

ここからは甲斐駒の山頂から連なる大岸壁、らくだのコブのような奇怪な甲斐駒の左肩部分となる摩利支天がよく見渡せます。ここまできてやっと森林限界を超えて岩稜帯となり、高山ムードを味わうことができます。北アルプスでは比較的短時間でこの岩歩きを楽しめるのですが、さすがは鍛錬の場、黒戸尾根、甘くはありません。


PICT0460何しろ頂上が見えているのでもうほとんどウィニングランのような、行程かと思っていたのですが、それは大きな間違いでここからもう2がんばりくらいはしないといけませんでした。鎖づたいに巨大な岩をプチクライミングしなければいけない場が続き、最後のアスレチックを楽しませてくれます。8合目から1時間と少々、険しい険しい岩登りを経てようやく、ゴールとなる山頂の祠が見える場所にでます。

なだらかなのはほんと最後の5分ほど、山登りをピンからキリまで楽しませてくれるコースです。


山頂に着いたのは陽も傾き始めた3時前ほど。
この時間になると日帰りで登る北沢峠からの人もほとんど帰ってしまっており、山頂は自分ひとりと富士山のシャッターチャンスを狙ってここに幕営しているおじさんがひとりだけ。


pict0467いつもなら広い山頂に多くの人が腰掛ける山頂を、ほぼ独占。
風もなくおだやかそのものですが、天気はあいにくの曇り、山頂は薄い雲に包まれ、近くの北岳もみえず…。このとき遠望が利いたら明日は山小屋から降りればいいやと思っていたのですが、うーんこれでは明日朝もう一回チャレンジするほかありません。

1時間ほどゆったりとした雲が漂う山頂を楽しんだあと、陽が傾くなかで小屋へと戻りました。

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2009年10月02日

日本三大急登で甲斐駒ケ岳へ <その2>

PICT0448苔むした伝統の登山道といった趣の黒戸尾根。

ルートは初っ端から急登となっていて、この日の暑さ(この日甲府は最高気温30度オーバー)と相まって、汗が出る出る…。通常ヘルシーなうちはサクサク登るのですが、今回はスロースタートとなりました。

ノロノロと登っていると疾風のようにダブルストックを巧みに使い、山から駆け下りてくる健脚あり。この方が有名な7合目の七丈小屋の管理人さん。今時ヘリで荷揚げするのが当たり前ですが、ヘリの不調もあって人力で荷揚げをしているようで…。にしてもものすごいスピード、あっという間に見えなくなってしまいました。

このときちょうど8時半くらいだったでしょうか、7合目(2200M)から朝下ってきて買い物と身支度を済ませ、昼の4時にはまた7合目まで上がって戻るというのですから、いやはや健脚…。

長い長い黒戸尾根ですが、いくつかマイルストーンになるスポットが存在します。そこを目標にコースタイムがセットされており、自分がどこまで登ったか、順調に来ているかどうかの指標になります。

まずはじめのマイルストーンは、登山口となっている二つの駒ケ岳神社(竹宇と横手)からの道が合流する笹の平。いつもなら山にきたぞーっていう充実感のなか、あっという間にはじめのポイントに到着するのですが、登っても
登っても、一向にこれが見えてきません…。

ここまでは休憩を取らず、水も飲まずにノンストップで行こうと決めていたのですが、つづら折れの急な山道が果てしなく続くのみ。
暑い…。

1時間10分くらいでしょうか、格闘の末にようやく笹の平に到着。
やっとこさ水を補給し、おやつをつまみます。通常のコースタイムではここが2時間、まずまずのタイム?

PICT0438笹の平から先、グンと傾斜が厳しくなります。
これが「八丁坂」、この登りをえっちらまたまた上がりきると、唯一のスリリングな場(?)として名高い、両側がスパッと切れ落ちたノコギリ刃のような一枚岩を渡る、その名も刃渡りが登場。テレビやDVDで見たことがあって、結構危険箇所なのかなと思っていたのですが、実際に見てみるとかなり岩に巾もあり、鎖もついているので「なんのこっちゃない」。

ただ、これまで森の中を歩く感じなのですが、この刃渡りでは明るく展望がひらけて八ヶ岳連峰がちらり。麓の景色も遠く小さく見えて、登りのきつさが少々報われている感覚が持てるポイントです。



PICT0442この刃渡りを過ぎると再び深い森に包まれるなかを歩き、ハシゴを登ったところが3番目のマイルストーンとなる小ぶりのお宮が二つと石碑のある刀利天狗(とりてんぐ)。写真で見ると結構大きなお宮に見えるのですが、ほんとにかわいらしい。小さいけれど、やっぱり山岳信仰のクラシックルートに昔からあったポイント、数々の行者がここで腰を下ろしてきたんだなぁ…、と思うとちょっとうれしくなったり。



PICT0444ここを過ぎるとやがて道はなだらかになり、唯一の風景を味わいながら登れる穏やかな道のりになります。ただ、これも1時間もたたないうちに終わり。100Mほどの下り(登ったものを下るほどもったいないと思うことはありません…)となり下りきったところが山の切れ端、再び明るく目の前が開け、ちょうどリオのパォン・ヂ・アスーカルのようなラグビーボール状の山塊がだんだん重ねに3つ、6合目、7合目、そして9合目の山容です(DVDで事前に学習済み)。
ここがちょうど半分の5合目、昔は山小屋があったようですが、今は黒戸尾根を上がる登山者が減ったこともあって、すっかり取り壊されてしまっていて、基礎部分になっていた石が残っているだけ。



pict0452ここからが有名なほぼ垂直な壁をよじ登る著名なポイント、屏風岩。
駒ケ岳登っていて、一番スリリングというか、印象深かったのはここの登りでしょうか。落ちたら死ぬとか、そんな恐怖感はないのですが、これはもう登山じゃなくてフィールドアスレチックみたいなノリがあり、変化に富んでいてとても楽しかったです。次々現れる「ほほぅ…、こうきましたか」というダイナミックなルートをひとつひとつクリアしていくと、人工物が久々のお目見え、本日のお宿となる七丈小屋です。

時間は12時15分、ここまで4時間半の行程でした。

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2009年10月01日

日本三大急登で甲斐駒ケ岳へ <その1>

PICT0485毎年の恒例行事になってきました、晩夏の山登り。

おととしの立山、去年の槍ヶ岳につづいて今回選んだのは、その美麗なピラミッド型の山容で有名な甲斐駒ケ岳。南アルプス天然水のCMでもおなじみの、山好きなら誰しもが知っているお山です。

今回、数ある山のなかからなんで甲斐駒ケ岳にしたかというと、いくつか理由があります。

・今回、日程的に1泊の山登りで、近場にせざるを得ない。
・北岳、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳のなかから、もっとも登り応えのあるところがいい。
・NHKのDVD、「日本の名峰」を見て感動した。
・同じくNHKの「小さな旅」を見てやっぱり感動した。

要は最後の二つが決めてです。
この二つに共通するのが、甲斐駒ケ岳に続く標高差2200Mを真正面から愚直に登る「黒戸尾根」が紹介されていたこと。

PICT0432現在、ちょうど山の裏にあたる、北沢峠からも同じ甲斐駒にあがることができ、かつ、そちらは日帰りが可能で、単純に頂上に立つことを目的とするならば、こちらのほうが手っ取り早いところ。ただ、江戸時代から山岳信仰のそれはそれは
深い伝統のある、黒戸尾根から上がってこそといわれています。

ただ、ただこの黒戸尾根はとにかく急でしかも長く、地図上のコースタイムだと登山口から山頂までなんと10時間。信心深い行者の鍛錬の場、そのものであります。

現在、こうした長い登りを嫌って、黒戸尾根をわざわざ登る人はかなり減っているそうで、みーんな裏の北沢峠から軽い日帰りのリュックひとつで上がるとのこと。しかし私、せっかくのお休みだし年イチのお楽しみ、思う存分静かな山を楽しもうということで、あえてこのクラシックルートを上がってみることにしました。

クルマで朝5時に出発して、須玉インターを降りて約15分。
目の前にそれはそれは美しい甲斐駒ケ岳が現れました。
澄み切った鮮やかな青い空にくっきりと浮かび上がったピラミダルな山頂、いやこれはいい日に登れると興奮。

pict0431登山口となる竹宇駒ケ岳神社そばの尾白川渓谷駐車場(なんといまどき無料)にクルマを停めました。ここに鎮座ましますのは皇太子殿下ご登頂の碑、同じコースを私も歩かせていただきます。

ここの神社がまた渋くて、江戸時代から続く山岳信仰の総本山という慎ましくも霊験あらたかな雰囲気たっぷり。ここからそれぞれ願いを持ってヤマを登ったんだなぁ…と思うと、身が引き締まってきます。いや、ここいいなぁとクラシックルートの雰囲気に浸って写真など取っているとあっという間に30分ロス…。


PICT0435神社で安全祈願ののち、おいしい水をボトルにたっぷり汲んでいよいよスタート。甲斐駒から流れ落ちるエメラルドグリーン尾白川渓谷にかかるつり橋を渡り、黒戸尾根に取り付きました。

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2009年09月19日

他流試合 9.27@渋谷

omoteはい、山登りの次の話題。

9月27日、私、他流試合してまいります。
通常、ブラジル大好きなお客様といつものメンツが集まる場所で音楽をかけるのが常ですが、今回はお洒落な渋谷での完全な他流試合に挑んでまいります。

こういう場所って何をかけようかなぁ…と悩んでしまいます。
「ブラジル=サンバ?」という概念をぶち破るべく、めちゃポップをかけるか。
はたまた、すごく意外なところをついてヒップホップなんかをかけてしまうか。
でも、手堅くノれるアシェーをかけたほうがいっかな…、などなど考えてしまいます。

「はすとばら」という、渋谷のダイニングバーだそうです。
こういうお洒落な場所はなれないので緊張します、はい。

イベント名はSol-Chuva(天気雨)とのこと。
フライヤーによると、こうあります。

Sol-Chuvaは天気雨。
loungeの華やかさと、block partyの気軽さが交差する場所。
今回のfoodは、恒例「和豚もち豚しゃぶしゃぶ」に加え、はすとばらオリジナルクリスピーピザと特製のブラッディ・サングリアをご用意。
Brazil音楽を愛するDJ陣による選曲とともに秋の夜長に血沸き肉踊る一夜をお届けします。


ここから連想される音は……なんでしょう。
お洒落な場所に不釣合いなブラジル好きが、ブラジルに特にこれまで関心をもったことのない方々に聞かせる音楽…。

ともかく、この27日は山登りから帰った翌日であって、ある程度山に魅せられた影響が出てくるか、風雨にさらされて憔悴しきっているか、そのどちらか。


いずれにしても、新しい方々に、ブラジルをお届けできる。
とてもよい機会です。
お暇なら、来てよね。


2009.9.27
sol-chuva Vol.1
於 はすとばら

door/¥2,000(お食事込み)
open/19h close/22:00


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2009年09月14日

今年も山登り

今年は夏嫌いにはたまらなくいい年で、夏をうまーくやり過ごした感があります。9月も過ぎたら秋の装い、うれしいです。

さて、この時期恒例の山登り。
ハイ今年ももちろん計画しております。

私、登ってみたいと思っているところが3つばかりあります。

ジャンダルム・奥穂高岳〜西穂高岳縦走
去年行った槍ヶ岳に連なる穂高、なかでもこの縦走コースは超キケンコースで、
地図には正式な登山ルートを示す実線ではなく、破線で描かれています。

スパッと切れ落ちた断崖絶壁に吹き抜ける風(雨降ったらつるっと滑って数百メートル下にゴロリン…)、そんなおっかないところはやめようと思ってはいたのですが、なんだか
そういう気分になってきました最近。

そびえるジャンダルム(画像:名前がカッコいいよね)に、ボコボコ&つるつるの逆層スラブなど、気を抜くとカンタンに死ぬコースです。

2泊3日、生きるか死ぬかの大行程。
体力のあるうちに、やり遂げたいです。


バッドレス・北岳
去年から行きたいなと思っていた南アルプスの主座であり、国内第二位の高峰。
南アルプスらしい、緑豊かなコースをたどり、えっちらおっちら上がります。

クライマー憧れの巨大岩壁「北岳バッドレス」を横目に登りきると、富士山や八ヶ岳、
「南アルプス天然水」でおなじみの甲斐駒ケ岳の美しいピラミダルな山頂が間近に。スッキリと晴れれば遥か遠く北アルプスの槍ヶ岳までが見渡せるという絶景も。
何より、甲府からもそれほど遠くないくらいの距離が魅力です。


赤岳・八ヶ岳
小学校の移動教室(6年ってことはいやもう20年前?)で西岳に登ったときの開放感(本当にいい天気で富士山や南アルプスがくっきり見えたのを覚えています)がすべての始まり。
あのとき巨大なガケで到底人が登れるようには思えなかった主峰、赤岳への登山。
人によっては日帰りすらするという山ですが、ゴロンゴロンの赤岩で風格漂うやっぱり魅力的な山。


んー、個人的には気力・体力充実している今のうちに穂高を制覇したい気もしますが、連休は山小屋激込み&まだまだ経験不足(?)、お楽しみをここでやりきってしまってよいのか、等々迷うところもあります。
いずれの山に登るにしても、去年のようなホワイトアウトだけはカンベン…。



しかし、すべては、すべてはちゃんと代休が取れるのか。
申請はしたものの、前回は無残にフイにされたので、今回もはなはだ怪しい…。
祈るのみです。

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2009年09月11日

ブラジルフェスティバルを10倍楽しむ法:アフター編

garubonbueno先日終了したブラジルフェスティバル、いかがでしたか?
最高潮だった昨年に比べると店舗数も少々減った様子でしたが、どっこい不況に喘ぐなかでブラジル人たちのパワーはそのままでほっと安心してしまいました。

どうも一部の人は日程が重なった目黒のサンバカーニバルに行かれたようで、その影響もあってか今回も圧倒的にブラジル人率高し、のイベントでした。
場内はシュハスコの煙がモクモク…。

セルジーニョが出てきたあたりからヴォルテージが高まりだし、大トリのジャミウがでてくるとステージ前は黄色と緑が揺れ動き、周囲の共通語はポルトガル語、ブラジルにいるようなリアルな体験ができました。

盛り上がったブラジルフェスティバルの興奮冷めやらぬなかですが、日本はこれからとっぷりと秋冬に暮れていきます。夏=ブラジルというイメージですが、この勢いをできれば留めたくないもの。フェスティバルの後で冷めずに盛り上がれるスポットやイベントをピックアップしてみました。


・東京でも食べられるブラジルフード

肉々しいビジュアルとそのパンチのある味にやられてしまう人も多いブラジル料理、都内でもおいしく食べられるスポットがあります。

バルバッコア・グリル(シュラスコ)
シュハスコといえばいの一番に上がるのはまずここですね。

トゥカーノス(シュラスコ)
渋谷でシュハスコ、ブッフェも充実していてなかなかです。

カフェ・ド・セントロ(ブラジル料理・カフェ)
手軽にブラジル料理がいただけるレストラン・カフェスタイルのお店。
丸の内店のランチではお世話になっています。

・東京(近辺)でも買えるブラジルフード

最近減りましたが、いくつかはあります…。

キョウダイ
ブラジル領事館に寄ったおりにはぜひ。

移動トレーラー
毎週金曜日のお昼ごろ、有楽町のバンコ・ド・ブラジル前にやってきます。
営業許可を取っているのか、警察には捕まらないみたいです。
最近では、一番品が充実しているお店かも。

・毎月やってくるブラジルイベント

はい、これです目的は(笑)。
毎月第二土曜日のお楽しみイベント、Sangue Bom!!
今月は、明日12日(土)です。
場所はもちろん西荻窪アパレシーダ

ここ最近は女子率高し、なかなか華やいでまいりました。
「ブラジルフェスどうだった?」なんて話で盛り上がりつつ、ブラジルのお酒&料理でブラジルライクに和気あいあいと参りましょう。


ブラジル好きな方、ブラジルにちょっと興味を持った方、はじめてフラッと来ても「ブラジル好きな人はみんな、ハイすぐ仲良し」そんなブラジルらしいイベントです。

私いつも、こころはわが第二の故郷サンパウロをイメージ(画像)して、音楽をかけております。

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2009年09月04日

ブラジルフェスティバルを10倍楽しむ法:直前編

20090623-1さて、いよいよ明日になりました。
改めてプログラムを見てみましょう。

9/5(SAT) PROGRAM

11:00開始
11:30〜13:30カポエイラ・ワークショップ - 企画: 駐日ブラジル大使館
" " "Grupo de Capoeira Angola Pelourinho"
13:30〜14:00開会式
14:00〜14:15ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Bahia Viva”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
14:15〜14:45ライブイベント “Banda Duo Dingo”
14:45〜15:00ミス・ブラジリアンデー・コンテスト 予選会
15:00〜15:15ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Bahia Viva”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
15:15〜15:45サンバ歌手 ライブ “Chiquinho”
15:45〜16:00ミス・ブラジリアンデー・コンテスト 予選会
16:00〜16:15ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Bahia Viva”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
16:15〜16:45ライブイベント“Banda ST 4”
16:45〜17:00ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Bahia Viva”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
> 17:00〜17:15ミス・ブラジリアンデー・コンテスト・ファイナル
17:15〜18:00グルッポ・ミストケンチ
18:00〜19:00チャリティーキャンペーン抽選会 (最終)
19:00終了


土曜日、いろいろありますが、やっぱりミスコンじゃないでしょうか。
日本では差別的だとかで最近敬遠されがちですが、ブラジルでは男性はもちろん、女性もこれについてはまったく好意的で、何かのお祭りがあればミスコンはつきもの。

予想ですが、ブラジル人女性のオシャレの気合の入れようはハンパじゃない気がします。華やぎそうですね、この日は。

ミスにはやっぱりブラジル人女性が選ばれるんでしょうね、流れ的に。
ちなみに今年のミスブラジルはヒオグランヂ・ド・ノルチ州代表のラリッサ・コスタさん(画像)。



9/6 (SUN) PROGRAM
11:00開始
11:30〜13:30カポエイラ・ワークショップ - 企画: 駐日ブラジル大使館
" " "Grupo de Capoeira Regional Tempo"
13:30〜14:00ライブイベント“Banda Novo Tempo”
14:00〜14:15ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Mistura de Raça”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
14:15〜14:45ライブイベント “Banda Miss Rock”
14:45〜15:00ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Mistura de Raça”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
15:00〜15:30ライブイベント “Banda Vio Ray”
15:30〜15:45ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Mistura de Raça”
15:45〜16:15ライブイベント “Batucada de Hamamatsu”)
16:15〜16:30ダンス・パフォーマンス “Grupo de Dança Mistura de Raça”
" " チャリティー キャンペーン抽選会
16:30〜17:00セルジーニョ・グロイスマン
" " (ブラジル国営放送 TV Globo 番組司会者)
17:00〜18:30ライブイベント“ジャミル&ウマ・ノイチス”
18:30終了


この日はもう他にいうことありません、ジャミウの1時間半のショーですね。
これってあらためて思いますが、ほとんどお金出して観るショーと変わらないボリュームですね、1時間半。必見。

また改めて思ったのですが、セルジーニョって実際出番30分なんだ…。
今日と明日は六本木かな…?
渋谷、アキバあたりで録りをやってそうな。



では皆さま、会場で大いに盛り上がりましょう!

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