あな口惜しや。

タイタンズ 14 - 13 ペイトリオッツ
 勝機は確かにあった。勝ちを拾えるゲームだった。ディフェンスは彼らの仕事を果たした。そしてオフェンスがそれに応えられなかった。実に今シーズンのペイトリオッツを象徴するかのような敗戦で2019シーズンは失意とともに幕を閉じた。


 昨シーズンから見せていたブレイディの衰えに拍車がかかり、今シーズンはゲームを通して満足のいくクォーターバッキングができなくなっていた。ディフェンスのおかげで勝たせてもらっていたが、純粋にQBとしてのパフォーマンスを評価するなら、イーライ・マニングやマーカス・マリオタのようにスターターを降ろされても仕方のない内容だったと思う。

 3月18日にUFAとなるブレイディの行く末は定かではないが、もはや次のQBを中心としたチーム作りの流れは止められない。

 近年のチーム編成において中心的役割を果たしてきた選手人事部長のニック・カセリオも契約満了につきチームを離れるようだし、OCマクダニエルズも他チームのHC就任が有力視されている。それによってFAやドラフトで獲得する選手の指向性も変わるだろうし、新OC次第では基本的戦術の転換もあるだろう。

 一時代の終焉とともにチームは大きな変革の時を迎えることになるが、下を向いて歩みを止めている暇は無い。2020シーズン、そしてペイトリオッツの新しい時代は今始まったのだから。