2009年05月

2009年05月19日


センダン




センダンの花が咲いています。
この季節になると、思い出す歌があります。


もしもわれ五月の風となるならば
おうちの花をこぼしつつ吹く

山脇哲臣さんの短歌です。
「おうち」は栴檀のこと。
昨年の初夏、「ぼたにか」で
元牧野植物園長山脇哲臣さんの
詩画展を開催しました。
たくさんの方が来て下さり、90歳の哲臣さんと
高知の自然誌について思い出話をされました。


シロバナセンダン


これは「シロバナセンダン」
いの町神谷小学校の校庭に咲く
いの町指定天然記念物。


シロバナセンダンは牧野富太郎先生の命名です。
センダンの学名も同じく牧野先生。

まもなく栴檀の花の季節が過ぎ
本格的な夏が始まります。




botanica_kura at 19:53コメント(0)トラックバック(0)雑記牧野富太郎先生のこと 

絵金屏風

「書画骨董の愉しみ」会場のご紹介ーその5

今回の企画展では、大変貴重な
土佐の芝居絵屏風が出品されています。

六曲一隻、大きな美しい屏風です。
「妹背山婦女庭訓」吉野川、山の段
「ロミオとジュリエット」の日本版ともいえる名場面。


高知で初めて確認される新資料ということで
先日、高知県立美術館と
絵金蔵の方々によって、
詳しい調査が行われました。


土佐の芝居絵屏風は、幕末の絵師「絵金」が
完成させたとされています。
多くの弟子も、かかわっていたそうです。
「絵金」というと血しぶきが飛び散る
凄惨な場面を思い浮かべますが
この屏風はとても優美です。
会期も残り少なくなってきました。
今月31日まで展示していますので
この機会にご覧になってください。
調査のことなど、店主が
ご説明します。

今年の絵金祭りは、7月18・19日の土日。
赤岡の本町・横町商店街に、23点の絵金の芝居絵屏風が
並びます。

これに先だって7月14・15日の
須留田八幡の宵宮の夜に見られるのは
本町商店街の18点。
この夜は、商店街の明かりがすべて消され
絵金が生きた幕末の頃さながらに、
暗闇の中、一本の蝋燭をたよりに、
色鮮やかな絵金の芝居絵屏風の世界を
堪能できます。




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2009年05月11日


「書画骨董の愉しみ」会場のご紹介ーその4ー

蔵入口






大正から昭和にかけて制作された
「新版画」を取り揃えてご覧いただいています。
浮世絵の技術の復興をめざした
画家、彫り師、刷り師による
クオリティーの高い創作木版画です。

巴水


川瀬巴水、吉田博、
笠松紫浪、小原祥邨
河原崎奨堂の植物画シリーズなど。

「新版画」以前に活躍した
「最後の浮世絵師」小林清親の木版も
加えています。


そして、「新版画」と同時代に興った
「自画・自刻・自摺り」の「創作版画」を代表する
織田一磨の作品も。
石版画の織田として著名ですが
会場では織田の木版「牡丹」を紹介しています。
さらに、棟方志功と並び称される
斎藤清の「村の風景」。
これも見応えがあります。


「ぼたにか」のあるいの町は
土佐和紙の町として全国に知られ、
版画用の和紙の供給地でもありました。
いの町紙の博物館では3年に一度
「国際版画トリエンナーレ」が開催されます。

和紙に摺られた、ふっくらした質感、
何十回となく色を重ねた正統な版画作品を
この機会にぜひご覧いただければと思います。

     ギャラリーぼたにか

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「書画骨董の愉しみ」会場のご紹介ーその3ー

五十三次


浮世絵がたくさん
出品されています。
その中から一部を・・・。

歌川広重「東海道五十三次」(保永堂版)。


花火錦帯橋











広重「名所江戸百景」隅田川    広重(二代)「諸国名所百景」錦帯橋


英泉






英泉。
このほか、歌麿の美人画も
展示しています。


シートでも
いろいろな浮世絵のストックがありますので、
関心のある方はお申し出ください。
店主がお見せいたします。



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2009年05月10日


「書画骨董の愉しみ」会場ご紹介ーその2ー

花瓶






出品されている古伊万里の中から
いくつかご紹介します。





印判

江戸中期の印判です。
竹文長皿。5枚揃い。


蕎麦猪口


美しい色絵の蕎麦猪口。
これも江戸中期、
剣先蓮弁文。


牛若
可愛らしい牛若丸が描かれた大皿。
周囲にはモダンな唐傘の文様。
江戸後期でしょうか。
イギリスに渡っていたもので
里帰りです。



それから、古伊万里ではありませんが
私のとても気に入っている
花生けを2点ご紹介します。


古清水


古清水の鶴首。
落ち着いた寂び色で
小ぶりです。



中国





中国(清)の花瓶。
花や鳥などが描かれ
これも15cmほど。
小さく可憐です。




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2009年05月04日


棹舟

4月25日(土)から
「書画骨董の愉しみ」展が
スタートしました。

5月31日(日)まで
水曜休み(6日は営業)
10:00〜17:00

主催・会場 ギャラリーぼたにか

 ゴールデンウィークのこの時期
 これまで、いつも古伊万里の優品を中心に
 骨董展を開いてきましたが
 今年は書画も加わりました。
 土佐の日本画家たちの軸や 
 浮世絵、新版画など多彩です。

 少しづつ、ご紹介してゆこうと
 思っています。


 この美人画は河野棹舟(かわのとうしゅう)。
 明治2年高知県香美郡明治村(現香美市)生まれ。
 京都四条派に学び、人物や花鳥を得意としました。
 恥じらいを含んだ、たおやかな女人。
 美しいお軸です。



   ノイバラ




「ぼたにか」のロゴマーク
ノイバラの白い花が咲きました。
かすかな、いい香りがします。

昨年の今頃は「バラ展」の最中で
バラ好きのお客様をお迎えしていました。
1年の過ぎ行きの早さを感じます。



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