2009年09月

2009年09月23日


今回も鳥類がたくさん出品されています。

その中からジョン・グールドの図譜(石版手彩色)を
ご紹介しましょう。

ハチドリ

(拡大画像でなければ解りにくいですが)
左端が『ニューギニア鳥類図譜』
真ん中は『ハチドリ科鳥類図譜』より
2羽のハチドリ。
日本的な余白の美で、心が落ち着くような情趣のある作品です。
『ハチドリ科』はこのほか金属箔使用など4図版が出品されています。

グールドではありませんが
その右の風景画のような図版は
J.G.ストラッド『イギリス樹木図譜』(1826)銅版手彩色の扉絵。
心惹かれる作品です。

キヌバネドリ


『キヌバネドリ科鳥類図譜』より。
グールドの科別図譜のうち、熱帯の鮮やかな色彩に溢れた
キヌバネドリ科は、ハチドリ科の図譜以上に美しいと
いわれます。
私も今回初めて見ることができました。

   J.グールド(1804-1881)
   イギリスの鳥類学者、図鑑制作家。
   当時発明されて間のない石版画の技法をとり入れ
   大きな鳥も実物大で表現することを目指して、
   インペリアル・フォリオ判という大型図版を
   一枚一枚手彩色した鳥類図譜を多数世に送り出しました。
   
   

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2009年09月22日


第1会場をご紹介しましょう。


ソーントン



右はナポレオン『エジプト誌』中屈指の名作
バラバン画「ハゲワシ」。


その左に、植物画の至宝、ソーントンの『フローラの神殿』から
「ホワイト・リリー」と「ドラゴンアルム」を
並べました。
重厚な作品にふさわしく、いずれもオリジナルの額装です。



ノゼマン



右端の作品は
ノゼマン『オランダ鳥類図譜』(1770-1829)の扉絵。


荒俣さんによれば、
江戸時代に日本にも舶載され、さかんにコピーされたそうです。
日本の博物画への影響を調べるのにも必携とか。
貴重さに加え、クオリティーの高さに
打たれます。
この図版を最初に見た瞬間、快い緊張感が
走りました。

その左は『エジプト誌』から博物篇「珊瑚」。
精密な描写は、牧野富太郎先生の
『大日本植物志』と共通するものを感じます。


   お知らせ
「ぼたにか」は水曜定休ですが、9月23日(水)は
祝日のため営業いたします。
翌24日(木)は代休でお休みさせていただきますので
ご了承ください。



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2009年09月13日


荒俣宏博物画コレクション展
 ー知のたのしみ・目のよろこびー
スタートしました。

会期は2009年10月12日(月)まで
10:00〜17:00 水曜定休

主催・会場ギャラリーぼたにか
(土佐和紙工芸村)

荒俣さんのブログ
「荒俣宏のオークション博物誌」にも
高知の博物画展のことが紹介されています。
覗いてみてください。

下の図はナポレオンの『エジプト誌』(初版)博物篇から
ハゲワシ。
堂々たる王者の風格です。
今回の出品中、なんといっても圧巻だと
いえるでしょう。

ハゲワシ




このほか『エジプト誌』からは
古代篇遺跡1点
現代篇カイロ郊外1点
博物篇 魚類1点、珊瑚1点、植物1点、鳥類4点
そしてすばらしいカラー刷りの鉱物が1点
ハゲワシを入れて合計11点の大型図版が出品されています。



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