2010年09月
2010年09月13日 19:50
右、パッションフルーツ。
ちょうど、花と若い実、熟れた実が
ついています。
ボタニカルアートでは一図の中に
種の特徴が分かるように
意図的に花や実を同時に描き込む
場合がありますが
楠瀬さんは、見たままを描かれたそうです。
画像を拡大してご覧下さい。
左、カラスウリ
下、ホタルブクロ(小品)
和紙の余白が
静かな余韻を醸しています。
楠瀬さんは、作家という意識を
持っておられません。
「自分を解放するために描いている」
と言われます。
淡泊で美しい作品の世界は
そんなところから来ているのかも
しれません。
スズメウリ。
何とも可愛らしい小さな丸い実。
数年前まで、このあたりにも
ありましたが
この頃、すっかり
見かけなくなりました。
今日はようやく秋めいた日差し。
秋の気配が漂う風と大気でした。
蔵に沿った斜面。
いま、スダレギボウシの花が
満開です。