2012年04月
2012年04月23日 23:39

「ギャラリーぼたにか」の次回企画展は
「江戸の浮世絵と近代版画〜武者絵・美人・風景・草花〜」
2012.4.28(土)〜6.3(日)
10:00〜17:00 水曜定休日 (5月2日は営業します)
浮世絵を見ていただくのは、ゴールデンウィーク恒例となりました。
今回の特別な出し物は、国芳の「水滸伝」
刺青もあらわな勇壮な武者が登場します。
そして、ちょっと珍しい広重の「魚づくし」
明治になってからの作品では、「最後の浮世絵師」と呼ばれた
山本昇雲の『今すがた』から、美しい女人をご紹介します。
とっておきは、私の大好きな織田一磨の石版画。 『東京風景』 『大阪風景』
小林清親、川瀬巴水、吉田博らの木版もご覧いただきます。
また、今年は植物学者牧野富太郎博士の生誕150周年であることから
植物の木版画も多数揃えました。
おって、詳細をUPしたいと思います。
江戸〜近現代の版画芸術の一端に、ふれていただく機会となれば幸いです。
2012年04月02日 07:44

桜に包まれているようなお蔵
平成24年のソメイヨシノです。

会場には、骨董だけでなく掛け軸や色紙も展示しています。
特に、山本昇雲(高知出身)の作品が多く集まりました。
左のお軸は昇雲の「稚児高砂」、可愛らしい男女の稚児が
遊んでいます。色彩も美しい・・・。

この大きな一幅は、高知の画人三名、
山本昇雲、広瀬東畝、乾南陽の合作「松竹梅」。

こちらは、陶人形と昇雲の色紙「桜に馬」

昇雲の色紙。 美人画もあります。(画像を拡大してご覧ください)
このほかにも大変お顔のきれいな観音様や天女など、
昇雲の作品をいろいろご紹介しています。

右は、元禄時代、藍柿右衛門の繊細な七寸皿五枚揃い。
どんなお料理が盛られていたのでしょうか。

今回の骨董展は江戸から昭和までというテーマです。
古いものから新しいものまで、ご覧いただいています。

一年に一度の「ぼたにか」の骨董展
4月22日(日)までです。
ぜひ、お楽しみくださいませ。
主催・会場 ギャラリーぼたにか