2012年07月

2012年07月21日 21:12


オニユリ

今朝、オニユリが咲きました。

スダレギボウシの斜面に生えた一本のユリ。

成長を見守っていたら、蕾に少しオレンジの色がついて、

しだいに膨らみ、ついに今日開花です。

小振りで可憐な姿から

コオニユリかもしれないと思っていましたが

茎にムカゴがしっかりついているのでオニユリでした。

オニユリの花と雷鳴は、梅雨明けの指標といわれます。


仁淀川沿いの国道194号線の山際には

いま、オニユリとカノコユリの花がたくさん見られます。


ボストン

夏のゴブラン・バッグ展 2012

ご好評をいただいています。

8月5日(日)まで。



2012年07月14日 19:36


コーティング

雨にも強い、ビニールコーティングしたバッグ。

夏は、いつもよりポップな、思い切った色や柄を楽しみたくなります。


小物もご紹介しましょう。

メガネ
ポーチ類。

コスメ
ゴブランのポーチ。

ポーチ
プレゼントにも適しています。

コインケース
可愛らしいコインケース。



今日も雨。

梅雨がなかなか明けません。

でも、仁淀川には川霧や山霧がたなびいて、

雨の日も美しい眺めです。



2012年07月09日 02:05


バッグ会場1

夏のゴブラン・バッグ展2012

始まりました。

8月5日(日)まで。(水曜休み・会場ギャラリーぼたにか

ステキなバッグがお蔵の中にいっぱいです。 ほんとうに沢山! 

バッグの迷路に迷ってくださいね。


会場のディスプレイを少しご紹介します。

バッグ会場5


バッグ会場4
フランスのフェーブ(小さな陶製のフィギュア)も。

バッグ会場3
クッションはウィリアム・モリスの「いちご泥棒」

バッグ会場6
可愛らしいウサギのクッションは、フランス・アードリス社製。
クッションも良質のものが揃っています。

バッグ会場7


これは、ほんの一部、

バッグ好きの皆さまに、楽しんでいただける催しになっています。


日曜日は、梅雨も明けたか?と思われるカラっとしたお天気でした。

仁淀川沿いには、合歓の花が満開です。

いよいよ本格的な夏の到来ですね。

「ぼたにか」の 夏のゴブラン・バッグ展2012  ぜひ、ご覧になって下さい。

お待ちしています。



2012年07月03日 06:28


バッグ1

お客様から、大変リクエストの多いゴブランのバッグ展

今年の夏も企画しました。

夏のゴブラン・バッグ展 2012
2012.7.7(土)〜8.5(日)
10:00〜17:00 水曜定休

主催・会場 ギャラリーぼたにか(土佐和紙工芸村内の蔵)

草花や動物のモチーフ、そして可愛らしくカラフルなバッグが

たくさん届いています。


バッグ2


ビニールコーティングした夏らしい素材のものも豊富です。


今年は雨が多く、毎日蒸し暑いですね。

でも、そろそろ梅雨明け

職人さんが丁寧に作った良質のバッグが揃うこの機会に

ご自分ならではのバッグをお探しいただければと思います。





2012年07月02日 21:49


ギボウシ1

ギャラリーぼたにか」前の斜面には

ご覧のように

スダレギボウシが群生しています。



ギボウシ2

びっしりと、まるで、ギボウシの壁です。

先だって、日本ギボウシ協会のAさんという方が来られて

この斜面のことが、『ギボウシ図鑑』(誠文堂新光社 2010刊)に

写真入りで紹介されている、と教えてくれました。

そして、7月にはアメリカ・ギボウシ協会(AHS)の幹部の方が

この場所を見学に来られるとのこと!

ビックリです。

そんなにも、貴重な自生地だったとは・・・。


ギボウシ3

そして、昨日、AHSとAさんらギボウシの専門家がいらっしゃいました。

「スダレギボウシ」は特に仁淀川水系に多い種類です。

仁淀川特産といってもいいでしょう。

個体は流域のあちこちに見られます。

しかし、野生の状態のギボウシが、これほど密生して群落を作っているところは

まず、ないのだそうです。

これまで全国のギボウシの自生地を調査してこられたAさんのお話ですから

説得力があります。

一般の方が容易に見られる自生地、という意味でも

この場所は希少価値があるそうです。

ギボウシは中国と朝鮮に数種ありますが、圧倒的に日本に多く

日本原産といってもいい植物です。

江戸時代から図譜にも紹介されています。

来日したシーボルトが生の状態で持ち帰り、ヨーロッパに広まりました。

立派な葉が重層して繁る姿、茎を高くもたげて咲く百合のような小さな花はとても魅力があり

陰地のガーデニングに適した植物として、いろいろな改良品種が作られました。

ギボウシ園芸は今、アメリカのほうが盛んだそうです。

学名はホスタ(Hosta)、

分類はなかなかに難しく、十分には精査されていないとか。

同じ種でも、地域間や環境によって多くの個体差がみられ、変異もあり、雑種も出来やすく、

種としていまだ分化の過程にあるともいわれます。

植物の進化のモデルとしての姿を見せてくれている、そんな奥深さまで秘めたギボウシ・・・、


「ぼたにか」の住人になって7年半あまりになりますが、今回のことで

知らないことを知る、という喜びとともに

私にしっかりと、「ギボウシとの縁」が結ばれたような気がしています。


Aさんのブログにこんな箇所があり、心に響きました。


・・・それぞれの種が個体群によって形態を一とせず、また、時に種間で雑種を作って
あの手この手で自生しているその様は、種の存続の本幹は、種の恒常性ではなく、
個体群の恒常性でもなく、個体という器(個体の形態)の恒常性でもなく、
ただただ遺伝子自体を存続させるために生物が生きていること、
個体の形態は、その遺伝子を乗せる車に過ぎない、と説く
リチャード・ドーキンス博士(1976)の「利己的な遺伝子」論に通ずる性質を
ギボウシ属は持っているのです・・・


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