2012年10月
2012年10月22日 02:45

次回の「ぼたにか」企画展は、高知県が生んだ世界的植物学者
牧野富太郎先生の生誕150周年にちなんだ催しです。
牧野富太郎博士愛蔵
幕末の絵師・関根雲停の植物画〜生誕150周年によせて〜
2012年11月3日(土)〜11月25日(日)
10:00〜17:00 水曜休み
主催・会場 ギャラリーぼたにか(土佐和紙工芸村内の蔵)
関根雲停 (せきね うんてい 1804-1877)は、幕末から明治の人。
精密な花鳥画を得意とし、独特のダイナミックな描写で
動物や植物など生気あふれる博物画を多く残しています。
とりわけ本草研究家の大名、富山藩主前田利保にあつく用いられ
その命による植物画を多数描きました。
雲停の植物画は、牧野富太郎博士が生前コレクションされ、
現在はその多くが高知県立牧野植物園に所蔵されています。
(動物画は東京国立博物館が所蔵。「博物館図譜」として有名な、獣譜や禽譜・魚譜などに
収載されています。)
今回「ぼたにか」は、牧野博士ゆかりの方のご協力を得て
個人蔵の雲停の植物画(原画)をご紹介いたします。
破格のご厚意によって開催の運びとなりましたことは、店主の望外の喜びです。
ぜひ、多くの方に見ていただきたく思っています。
2012年10月09日 23:45
2012年10月04日 21:13


「ギャラリーぼたにか」で開催中の「西洋骨董とアンティーク・ドールの世界」より
展示しているアンティーク・ドールをご紹介します。
上の画像2点は、フランスのジュモー。

ドイツのビスクドール。
とても可愛らしく、状態もいいお人形です。

並んだ二体もドイツ。

ドイツ。左の小さな人形はゴム製。 製作国は不明です。

これは、ジュモーのようです。

イギリスのベビードール。

アメリカの女の子。
販売しています。
お問い合わせは「ギャラリーぼたにか」まで。
Tel&Fax 088-892-2772

カップのお好きな方に、ぜひ肉眼で身近にご覧いただきたい!
18〜19世紀のアンティーク・カップです。
ピンクのものはセーブルのビジュー付き
ソーサーは深く、貴婦人がカップから移して飲んだ様子が忍ばれます。

かの、ロイヤルウースター、ペインテッドフルーツ。
聞きしにまさる22金のまばゆさ、丁寧に描かれた色鮮やかな果物。

マイセンの五つ花のトリオ。

ロイヤルウースターのトリオ。バックスタンプから1880年代のもの。古伊万里の影響が感じられる絵柄です。

これもロイヤルウースター。
伊万里写し。

そしてこれは、私のお気に入りの小さな可愛らしいデミタスカップ。
ワスレナグサの花がアップリケされています。
ドイツ、シッツエンドルフ窯。

使用するときは、ソーサーはこの面になります。 小花と小さな虫が描かれています。

たくさんのカップ&ソーサーが揃う「ぼたにか」のアンティーク展、14日(日)まで開催中です。
こんなカップで、ゆっくりアフタヌーンティーを楽しみたいですね。
(全て販売しています)
2012年10月03日 08:03

西洋骨董とアンティーク・ドールの世界
2012年9月22日(土)〜10月14日(日)
10:00〜17:00 水曜定休日
会場 ギャラリーぼたにか
スタートして、もう1週間以上、「ぼたにか」久々の本格的なアンティーク展ということで
ご好評をいただいています。
会場の様子を少しご紹介しましょう。

正面に飾ってあるのは、とても雰囲気のある女性像。
大きな木製の古いフレームが存在感を増しています。
その左の小型のお人形は、ワックスドール。
右に少し見えるのはロイヤルウースターのペインテッドフルーツ。

フランスのファッションドール。 ボディは革製です。 キリッとしたお顔が美しい。
その左に見えているのは、ガレの花瓶です。

画像からもお分かりのように、今回のアンティーク展は、いろいろなジャンルから出品しています。
壁面には、オーストリアのテラコッタ、 ドイツの皿絵と陶板画、
テーブルには、右からドイツのビスクドール、
リモージュのトリオ。 ソーサーが一つに対してカップが二つの組み合わせです。
ブロンズやピューターの置物。 イギリスのベビードール。
ボヘミアンガラスの花瓶やゴブレット、マイセン人形・・・。 などなど。

マイセン、ロイヤルウースター、ミントンなどのカップ&ソーサーとトリオの数々。
19世紀の古いカップたちです。
まだまだ、ご紹介するものは、尽きませんが。