2012年11月

2012年11月28日


sweet float


ギャラリーぼたにか」の次回企画展

Sweet float 〜林のりこリース展〜
2012.12.6(木)〜12.9(日)
10:00〜17:00

年末恒例となった、リース作家林のりこさんの作品展です。

今年は「ふわふわ漂うもの」がテーマ

センニンソウの実など、ふわふわした野草を使って制作した

リースやオーナメント、照明をご覧いただきます。


販売もしますので、お目当ての方はお早めに・・・。

会期は4日間。

お蔵の空間が、やわらかく、暖かく、ふわふわしたもので

いっぱいになる光景が楽しみです。



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2012年11月14日


雲停画


関根雲停 せきねうんてい(1804-1877)

文化元年江戸に生まれる。通称栄吉。
大岡雲峰に日本画を学び、写実的で躍動感あふれる花鳥画を得意とした。
青年時代に江戸園芸図譜の名作『草木奇品家雅見』や『草木錦葉集』の
図を描く。30代頃から大名旗本の本草研究グループ「しゃ鞭会」のために
動植物を描くようになり、特に富山藩主前田利保には厚く用いられて
地方品種や変種、園芸種、渡来種など多くの植物画を残した。
明治10年、74才で没。

牧野富太郎博士は、この雲停を高く評価して、「植物写生の達人」と呼びました。

以下はその言葉を伝える下り、

雲停は、植物写生の達人にして前を空くして其技同人に及ぶものあるを見ず。
其軽妙にして神に入るの筆、覧る者をして感嘆措く能はざらしむ。
彼の英国の有名なるW.H.Fitch氏に匹敵し、実に植物写生界東西の双璧と
称すべし。・・・
  牧野富太郎著『大日本植物志』第4集 「ほていらん」解説文より  明治44年

牧野先生自身、超一級の植物画家でした。

その先生が、空前絶後の写生の達人と評した雲停。

雲停の多くの写生図を手元に置いて、詳細に見ていたからこそ

確信的なこの言葉が発せられたと思います。


牧野富太郎博士愛蔵
幕末の絵師・関根雲停の植物画〜生誕150周年によせて〜
2012年11月25日(日)まで 水曜休み

主催・会場 ギャラリーぼたにか


会場に展示している雲停のオリジナル原画は、15点と少数ですが、

その筆致の繊細、精緻であること

植物をとらえる眼の非凡なこと、など十分感じていただけると思います。

また、その図に添えられた植物名などの書き込みは

富山藩主前田利保の自筆とみられます。

幕末に、植物の本格研究と記録を目指した大名と絵師、

身分を超えた強い絆をくみ取ることも出来ます。

すでにこの時代、近代的な純粋学問への眼差しが存在したことも

会場で伝えられたらと、思っています。



botanica_kura at 13:28コメント(0)トラックバック(0)植物画展覧会など 

2012年11月10日


雲停会場3

牧野富太郎博士愛蔵
幕末の絵師・関根雲停の植物画〜生誕150周年によせて

始まっています。 11月25日(日)まで

主催・会場 ギャラリーぼたにか

会場風景を少しご紹介します。

雲停会場1

書斎のような雰囲気を出したかったのですが・・・

雲停会場5

牧野先生直筆のお軸も掛かっています。

誰に見しょとて錦を飾る 奥の深山の蔦紅葉

仁淀川沿いも日毎に秋が深まり、紅葉も見頃となりました。

そんな山深い「ぼたにか」にぴったりの歌。(歌といっても、牧野先生らしく粋な都々逸です)

雲停会場7
自筆の色紙も。

雲停会場2
雲停会場6
写真もたくさんご覧いただいています。

雲停会場4
牧野先生の著作は、これまで私が持っていたものに加え、古書店から購入して揃えました。

読みふけってくださる人が現れることを期待して並べています。

雲停会場8
こちらは、第2会場。

雲停のジクレー版画(複製)を展示販売しています。

雲停会場9



小さな会場ですが、学閥や経済的苦難と闘い、植物一筋に生きた牧野富太郎博士を

追懐する時間を過ごしていただければと、思っています。



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