2015年04月10日

お歯黒壺


お歯黒壺

これは越前お歯黒壺。

開催中の骨董展に、歯科医の先生がお見えでした。

このお歯黒壺を見つけて、お歯黒の話へと発展。

大変くわしく教えてくださいました。

お歯黒壺は、液を作る容器だとか。

釘など鉄分を含んだものを入れ、お茶や酒、酢を加えて数ヶ月置くのだそうです。


ふしの木

そして、これはお歯黒のもう一つの素材。

ふしの木(ヌルデ・うるし科)という植物の葉に、アブラムシの一種が入ってできた「虫えい」です。

この「虫えい」を粉にしたものが「ふしこ(五倍子粉)」。タンニンが多く含まれています。

お歯黒を染めるには、壺で作った溶液と、ふしこを混ぜて

筆で歯に塗っていくのだそうです。

画像の「五倍子(ふし)」は、翌日わざわざ歯科医の先生がご持参くださいました。

自家製の鉄漿(かねみず)も、持ってこられ、臭いをかがせていただきました。

ツーーンと、酸っぱい鼻にくる強い臭い!

当時の女性は大変でしたね。

お歯黒壺は、越前焼きか備前焼きが多かったそうです。


今は、花生けにちょうどよくて、茶席にも使われます。


ぼたにか」の骨董展、「用の美ー使うための骨董」は

4月12日まで。とうとうあと2日となりました。

まだまだ、十分魅力的な品々が揃っています。

ぜひ、ご覧になって下さい。






botanica_kura at 22:03コメント(0)トラックバック(0)「ぼたにか」通信 | 展覧会など 

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