ギャラリーぼたにか

2012年03月13日


ポスター


「ぼたにか」 次回企画展のご案内です。

温故知新・春の骨董展〜江戸から昭和まで〜

平成24年3月17日(土)〜4月22日(日)

10:00〜17:00  水曜定休

主催・会場 ギャラリーぼたにか

厳しい寒さを経て、ようやくの春。

「ぼたにか」恒例の骨董展をお届けします。


今年も、江戸中期の藍九谷、藍柿をはじめ本格的な優品、

幕末までの染付、色絵、瑠璃、青磁

そして、明治から昭和までの日用雑器を幅広く揃えました。


まもなく仁淀川沿いの新緑も美しく芽吹いてきます。

工芸村の桜とともに、お楽しみください。

お待ちしています。


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2011年09月06日


silk12


ギャラリーぼたにか」の次回企画展

絹の眠り〜シルクケットとシルクのパジャマ展

2011.9.17(土)〜10.10(月)

10:00〜17:00 水曜休み


pjyama

絹は夏涼しく、冬は暖かく

体に心地よい素材ですね。

日本でかって織られた良質の絹

そんな真ものの絹の着物から

シルクケットとシルクのパジャマを作りました。

日々訪れる大切な眠りの時間・・・。

やわらかな天然の絹にくるまれて

お過ごしいただければ、という「ぼたにか」からのご提案です。


silk8


こんな風に、二枚の着物を裏表に使って

仕立てています。

お洗濯もOKです。

silk5


色や柄の美しいシルクケットとパジャマ

たくさん揃えてお待ちしています。

ぜひ、ご覧になって下さい。



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2011年08月10日


アリス額

古い版のテニエル挿絵のアリスを額装して

ご覧いただいています。

お好きな場面に出会ってくださいね。


フェーブ

フェーブも並べています。  三月うさぎもいます。

アリスのステーショナリー類、いろいろ。


フェアリーグッズ

フェアリーのカードやノート、メモパッド。

フェーブの豆本。


豆本

古書展にちなんで手作りの豆本も。


アリスクッション

アリスのクッションは特に人気です。

フェアリーやピーターのゴブラン織りクッションも

たくさんご紹介しています。

そして可愛らしいゴブランのバッグ。


ピーター




  お蔵の中が

  ちょっとした

  ワンダーランドになっているのでは、 と

  少し自負しつつ・・・、

お待ちしています。 





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2011年05月14日


文庫本

先日から読み始めたこの文庫本

表紙に使われたドングリの写真は武内理能さんが撮影したものです。

武内さんは高知在住の写真家

いつも「ぼたにか」のDMの写真を撮ってもらっています。

吉本隆明氏は、若い時から尊敬する人であったし

宮沢賢治も特別に、ほんとうに特別に惹かれる詩人。

そんなことから手にして、何気なく読み進むうちに、

賢治が浮世絵を収集していたと書いてある箇所に遭遇しました。

え? 宮沢賢治と浮世絵・・・。

意外です。初めて知りました。

そして、彼に立派な浮世絵版画論があることも。




・・・若し版画が名画の安価な模写のみを機能とするならば

畢竟、版画は芸術とは称しえない。ところが版画には版画の特殊な機能がある。

水墨、水彩、フレスコ油絵、等の材料にみなそれぞれの能力があり

その作品にそれぞれの味があるように、版画は版画でほかのものが

どうしても企て得ない効果を出す。

ここを完全に把握して最初から版画としての製作を行う。

木版ならば版下を書く際からこれを木に彫んだ際に最木のいい味を出すような線を選び

あらん限りの効果をその刷の度数に対して期するように色彩をとる・・・。



大正8年、23歳の頃、実家の質屋を手伝って店番に立っていた時期に始まったと思われる

賢治の浮世絵への傾倒は、単に好事家の域にとどまってはいませんでした。

「浮世絵版画の話」は、以下のように続きます。


浮世絵木版画の特徴として

・・・その第一は純潔である。

これは製作の技法から形態色彩共に極度に単純化され、この際単なる省略ではなしに

題材の心理的昇華が行われるためであろうと思う。従って作品の価値は

版画家の題材昇華の能力に依て大半を決せられるとも云えよう。



第二は諧律である。版画には詩や音楽に於ける韻律の感じが高度に含有される。

これは一つはその木彫という約束から線に非常に特異な一定の個性があって、

その個性の中でのいろいろな変化である為にそこに一つのリズムに近いものができる。

たとえば歌麿の版画の曲線の海外でsinging line と称せられるの如くである。

且つは色彩に於ける数の過多でないという制約がその間の調和を

非常に高度顕著なものにすることが原因らしい。

同一作家の肉筆とその版画を比較すればこれの証明は容易である。

春信の時代に、天保頃の豊富な木版画用の顔料が得られたならば、あの高雅清純な

詩の国は生まれなかったろうと思われる。



第三は神秘性である。版画一般にそうであるが、殊に浮世絵木版のいいものに於て

神秘性が顕著である。それは一見間がぬけているようでもある。

或は無表情のようでもある。然しながらそこに見れば見るほど味があり

深さがあるというのは、これもやはり版という特殊な制約からと、

できるだけ表現が約されて居り、或る部分は全く鑑賞者のその時々の心境による

想像によって補うように残されているのに基づくらしい・・・。

浮世絵人物の表情に関しては海外の多数の評論これを不可解とし神秘とする。

日本では野口米二郎氏の如きこの表情は浮世絵の秘戯画を検した後初めて

理解されるといったりしている。然しながら事実は版画がそういう微妙な表情を

示すべく適当なものでないことにある。

その結果仮面劇、殊に神楽や能楽に於けるようなあらゆるしぐさに対して

非常に表情の変わらない、同一の仮面ということが、何かそのものを超人的なものに

想像させるという仮面劇の原理によるものである。




第四はその工芸的美性であって、これはその材料と性質及び製作の過程から

当然起こってくる。即ちゼラチン質を以て連結された三叉繊維の薄層、

これにまず墨版の中の厳しい線が食い込む。それが若し歌麿の女の腕であり

うなじであれば、そこに微かな半肉彫りのような膨らみが出来上がる。

純白な紙の色は直ちに肌膚の色であり、気温湿気による微妙な紙面の増減は

直ちに肌膚の呼吸である。

敢て人物に限らない。北斎の赤富士に於ける雪と巻雲、広重の雨、春信の衣服、

北寿の積雲等に於ける無色刷みなこの性質を利用して非常な効果をあげている。


既に木版は書かれたものでなく彫られたものを刷ったものであるから、その線は

全部木の精神、則ち或る硬さと同時に或る弾性をもった木というものを刻む際の

特殊な感触を示しているものである。・・・

之を陶器に見るに、そのへらやろくろの痕、面の光沢と朧度、感触模様の染付の

出来上がり具合を見ないで、構図と筆勢色彩をのみ見るならば、

その味は大半出現しない・・・。




賢治がこれほどの浮世絵論を残しているとは驚きでした。

版画という芸術に対する本質的な深い理解と分析

表現論としても納得されます。

芸術はマチエールである、とは誰の言葉だったか。

いろいろな思いが去来しました。

とりあえずは、ご紹介まで。

興味のある方は賢治全集で原文をお読み下さい。



由井









広重『東海道五十三次』の画像を数点UPします。

最初に発行されたいわゆる保永堂版。




広重は保永堂版のほか、他の版元からも多数の東海道を発行しています。

たとえば、次のような通称で呼ばれる「行書東海道」、「隷書東海道」、「竪絵東海道」

「人物東海道」・・・などなど。


蒲原

役もの「蒲原」

ぼってりとした雪の質感、落ち着いた情趣・・・

この名作をご覧いただくだけでも、いの町までお越しいただく価値はあります。


神奈川

「神奈川」

今回の展示は、保永堂版から「蒲原」「神奈川」「大磯」「藤枝」「掛川」・・・

そのほか多数。

賢治の愛した浮世絵。

肉眼で間近く見てこそ、その繊細な線や色彩が味わえます。

江戸期最高の風景画、広重の東海道を、オリジナルの浮世絵で

お楽しみいただければと思っています。



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2009年09月22日


第1会場をご紹介しましょう。


ソーントン



右はナポレオン『エジプト誌』中屈指の名作
バラバン画「ハゲワシ」。


その左に、植物画の至宝、ソーントンの『フローラの神殿』から
「ホワイト・リリー」と「ドラゴンアルム」を
並べました。
重厚な作品にふさわしく、いずれもオリジナルの額装です。



ノゼマン



右端の作品は
ノゼマン『オランダ鳥類図譜』(1770-1829)の扉絵。


荒俣さんによれば、
江戸時代に日本にも舶載され、さかんにコピーされたそうです。
日本の博物画への影響を調べるのにも必携とか。
貴重さに加え、クオリティーの高さに
打たれます。
この図版を最初に見た瞬間、快い緊張感が
走りました。

その左は『エジプト誌』から博物篇「珊瑚」。
精密な描写は、牧野富太郎先生の
『大日本植物志』と共通するものを感じます。


   お知らせ
「ぼたにか」は水曜定休ですが、9月23日(水)は
祝日のため営業いたします。
翌24日(木)は代休でお休みさせていただきますので
ご了承ください。



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2009年09月13日


荒俣宏博物画コレクション展
 ー知のたのしみ・目のよろこびー
スタートしました。

会期は2009年10月12日(月)まで
10:00〜17:00 水曜定休

主催・会場ギャラリーぼたにか
(土佐和紙工芸村)

荒俣さんのブログ
「荒俣宏のオークション博物誌」にも
高知の博物画展のことが紹介されています。
覗いてみてください。

下の図はナポレオンの『エジプト誌』(初版)博物篇から
ハゲワシ。
堂々たる王者の風格です。
今回の出品中、なんといっても圧巻だと
いえるでしょう。

ハゲワシ




このほか『エジプト誌』からは
古代篇遺跡1点
現代篇カイロ郊外1点
博物篇 魚類1点、珊瑚1点、植物1点、鳥類4点
そしてすばらしいカラー刷りの鉱物が1点
ハゲワシを入れて合計11点の大型図版が出品されています。



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2009年06月25日


ボタニカルアートカエル






ショップの蔵に
ボタニカルアートと博物画のコーナーを
設けています。
新しい図版がたくさん入荷しました。

鳥



サイズは小さめですが、
精巧な銅版や石版手彩色の図版です。
価格もお手頃ですから
ぜひチェックなさってください。



      § § § § § §



そして、企画展「アンティークの時計と和洋のガラス」の
展示から1点ご紹介。
精工舎のかわいらしいハウス型の置き時計です。
大正か、昭和の初期頃のもの。

ハウス時計


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2009年06月23日


アールヌーヴォー






アールヌーヴォースタイルの置き時計です。
流れるような線
いつまでも見ていたくなります。



因みにこの置き時計が乗っているテーブルは
ガレの木工の仕事。
寄せ木の象嵌で、大きさの異なる4つのテーブルが
1セットになっています。
そして一番大きなテーブルに
入れ子で他の3点がきれいに入ります。




ロココ
 こちらは、1800年前後のフランス製の時計。
 文字盤はセーブル陶器です。
 美々しく装飾がほどこされ
 宮廷か、もしくは貴族の館に
 あったものでしょうか。


テーブルはガレ。
水仙の花が象嵌されています。





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2009年06月22日


P1000767



「アンテークの時計と和洋のガラス」展
7月12日まで  ギャラリーぼたにか



会場で展示販売されている
アンティークのガラスをご紹介しましょう。




フランス


イギリスとフランスのガラスたち



ボヘミアンビア


ボヘミアン


重厚なボヘミアンガラス




そして、雰囲気の異なる和のガラス。

和ガラス
右手に見える茄子紺の瓶と盃は、
江戸期のいわゆる「長崎ビードロ」です。


明治から大正の氷コップや
ガラス鉢。手の切れそうな切り子もあります。
冷やした夏のお菓子を盛って
お茶席にいかがでしょうか。

気泡がいっぱいの、とろりとした味わいが
和ガラスの特徴です。


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2009年06月17日


P1000744





精工舎の座敷時計シリーズから
「ひさご」(明治40年代〜)
優美な曲線を持つバイオリン型です。
箱は漆黒の漆塗り



デザインがシンプルで
美しいフォルムですね。
琺瑯の文字盤や振り子も
きれいです。
今回の催しを通じて、「時計の美」に魅せられました。

バイオリン型は、ドイツのユンハンスの掛時計に
由来するとか。
アールヌーヴォーの影響でしょうか。



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