ややグレーを帯びた色彩のトーンが響いてきた。この色調はカラーコピーの質感も相俟っているのだろうか。もう少し梅雨の雰囲気に浸りたい気分にさせる。紫陽花といえば、いつも見かける歩道沿いの花をいつか撮ろうと思っているうちに、気づくとこの暑さで色褪せてしまった。
上段の紅色の花を知らなかったので、「ハナノナ」というアプリで調べてみると「オオケタデ」と出た。
きっと「蓼食う虫も好き好き」のタデなのだろう。目には綺麗な花でも、葉を齧ると人にも苦いのかな。
*ハナノナは、千葉工業大学のステアラボというAIとソフトウェア技術を研究しているセンターが開発したもの。スマホのカメラでかざすと花々の判定ができる。
