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2006年09月
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小学校の参観日。
２年生と６年生をはしごしたので、
どちらもじっくりとは見れなかったが、
息子（２年生）は道徳の時間だった。
「友達」がテーマ。
絵本のお話を使って、その人の気持ちを
考えてみよう〜みたいな、いかにも
教科書的な進行の最後に、先生が
自分の体験を話していた。
はじめてバイクに乗ったとき、
友達にケガを負わせてしまったこと。
それを、友達は「友達じゃろ」と、
自分を責めなかった話。
時間にして５分くらいだったけど、
それが一番に響いてきた。
「じゃろ」って、めちゃくちゃ岡山弁じゃん（笑）とか
思ったが、先生自身が自分の感じたことを
自分の言葉で語っていて…そこが一番、よかった。
子ども達に何ができるか。
何かをしてやろう、というよりも、
自分の体験から、自分はこう思った、
と語れば、（えらそうなことじゃなくて、
本当のことを本当の気持ちで）
そこから、子ども達は何かを感じて、
考えていくんじゃないだろうか。
その時すぐに、じゃなくても、いつか、どこかで。
ちょっと長く生きている分、ね。
大人ができることって、
そういうことだよなあ、とか。
新米先生も、半年が経ち、
少したくましさが増したような
気がしました。（ま、相変わらず体は細いけど）
1週間ほど前にＮＨＫで、「60年目の再会」だったか、そんな題のドキュメンタリーをやっていた。今日やっと暇ができたので、録画を見た。
奈良女子高等師範学校付属国民学校の、4年男組のクラスで、昭和19年に教育実習に来た先生に恋をした少年が、55年後に、テレビの『昭和万葉集』という番組で偶然、そのセンセイの歌と名前とインタビューを見て、手紙を送る話だ。
二人は文通を始める。そして、昔の写真や日記などを物置の隅から取り出してきて、当時の記憶が鮮烈に蘇えるのを、驚きと興奮と悦びとともに感じていく。
それを、先生の孫で、今年御茶ノ水大学で教育実習をする女の子のナレーションでつづっていく。
ええとこの賢い坊ちゃんお嬢ちゃんの、ほんわりおっとりした感性が、とても気持ちよかった。これは、昨秋、ＨＡＲＰＯさんと九州に旅をして、彼の親戚の大学生達と楽しく呑んだ時に感じたものに、近いような気がする。
人生の真なるもの・美しいものを信じているまなざし。そういうものに、なんだか久しぶりに出会ったような番組だった。
坂口安吾の『ＦＡＲＣＥに就て』。あんまり気に入ったので、できるだけ長く引用してみましょう。適当にはしょって読んでください。冒頭から。
芸術の最高形式はファルスである、なぞと、勿体振って逆説を述べたいわけでは無論ないが、然し私は、悲劇や喜劇よりも同等以下に低い精神から道化が生み出されるものとは考えてゐない。然し一般には、笑ひは泪より内容の低いものとせられ、当今は、喜劇といふものが泪の裏打ちによってのみ危く抹殺を免れている位ひであるから、道化（ファルス）の如き代物は、芸術の埒外へ、投げ捨てられてゐるのが普通である。と言って、それだからと言って、私は別に義憤を感じて爰（ここ）に立ち上つた英雄（ナポレオン）では決して無く、私の所論が受け容れられる容れられないに拘泥なく、一人白熱して熱狂しやうとするーつまり之が、即ち拙者のファルス精神ですが、
どうですどうです。「笑ひは泪より内容の低いものとせられ」、深刻ぶって厳粛に語らないと、高い真理や深い情愛は表現できないと考える愚かさ。そして、それを断罪する方の切り口にさえも、そうした「クサさ」が出てしまうことに対する周到な気配りと、韜晦と皮肉をちりばめた、まさに道化の文体。ええねえ、鋭いねえ。
続く。
怒ったり悲しんだりするのはマイナスなことだと
思っていた。なので、なるべく怒らず悲しまず･･･
という毎日を送ろうとしていた。
でも、いつの頃からか、時に感情を表してくれる
人の方に対してのほうが、親しみを感じている
自分に気づくようになった。
怒ったり、悲しんだりしながらも、やるべきことを
やっている人と出会うようになった、と言ったほうが
いいかもしれない。そしたら、自分だって何も
いつも取り繕っていなくったっていいじゃんっと
思えてきた。
３６５日、元気なわけない。
３６５日、前向きなわけない。
誇りを傷つけられたら怒ったっていいし、闘ってもいい。
でも、どう怒るか、悲しむかというのは、喜んだり
楽しんだりすること以上に、人としての品性が
問われるのかもしれない。いやー、わたしはまだまだです。
怒りや悲しみとの折り合いのつけ方は、子どもを見本に
するといいのかもしれないな。
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月に１回の郵送物。
コンビニのメール便を利用しはじめて半年。
一度に２０通以上持っていくので、店員さんも大忙し。
貼り出し票に１通ずつバーコードをあてて、
日付書いて、日付印押して、金額書いて…と
いう一連の作業（もう、覚えてしまったわ）を、
暇な私は間近でじーっと見ておくことになる。
昨日行ったコンビニの店員さんは
慣れていなかったのか、２人でやっていたけど、
どれにバーコードにあてたのか、あててないのか、
ごっちゃになって、かなりパニクッていた。
私も、子ども達が帰ってくる時間が迫っていたので、
おーい、しっかりしてよーっと、ちょっとイライラ。
今日、行ったコンビニの店員さんは、
１人でやっていたが、実に手際よい。
封筒にシールを貼るのはあとにまわし、
まずはお客さんからお金をもらい、控えを
渡すことを優先してくれている、のが分かった。
だから、普通よりは幾分早く終わったように思う。
大学生くらいの女の子だった。
なーんか、いいじゃん。
こんな人に仕事任せたい、と思わせる人。
名札を見て、名前をチェックし、
今度からはこの店にこよう、と決めた。
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ひとり旅 2
青森駅に降り立てば浴衣姿の人達
北のはずれの短い夏の
夜空を焦がすお祭り
重いボストンバックに抱えきれない思い出
ああ，きっと今頃あなた ああ，手紙届いた頃ね
そして明日が見えるどこかの土地で
私一人で生きます
海峡超えりゃ北の果て立待岬吹く風
エゾヒナギクがはかなく揺れて
アイヌメノコのようです
遠く恋しいお方を石になっても待ってた
ああ，切なすぎる女の ああ，胸に沁みる恋唄
いつも最後につらい涙拭くのは
きっと女の方です
時計台からチラホラと恋人達の姿が
幸せそうな黄昏の街
ビルの谷間に消えます
風が冷たくなります，寒い季節になります
ああ，女ひとりの旅の ああ，旅の果てに待つのは
哀しみ色の服をそっと脱ぎ捨て
衣替えする秋です
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日本人はトイレの中で本を読んだり、音楽を聴いたり、お風呂同様に長居する傾向が強いようですが、コレってどうしてなんでしょう？
「外国人にとって、“トイレ＝用を足す場”であるのに対し、日本人にとっては、“トイレ＝リラックスのための空間”となっているようです。家が狭く、なかなか一人だけの空間を持てないために、トイレも貴重なプライベート空間として捉えられているのではないでしょうか」（TOTO 広報 加藤邦子さん）
欧米などのトイレでは足元が見えるようになっているところも多い。これはプライベートの軽視というよりも、個室内での犯罪防止が目的なんだそうだ。
今や標準装備ともいえる温水洗浄便座や、女性トイレで見かける音姫（排泄音を消すため、流水音などが流れるトイレ用擬音装置）。海外ではあまり普及していないらしい。
「ウォッシュレットはアメリカや中国でも徐々に販売台数が伸びているので、将来的には普及が見込まれると思います。実は“お尻を洗う”という行為はなかなか浸透しづらいので、清潔好きな日本人でも、普及にはかなり時間がかかったんですよ」（同）
「外国では“排泄音が恥ずかしい”という心理自体がないので、排泄音を隠すために水を流される方はいらっしゃらないみたいです」（同）とのコト。
日本人には抵抗があるかもしれないけれど、中国では仕切りのないトイレや、ブラジルではトイレットペーパーを流さずゴミ箱に捨てるトイレなどもあるそうだ。
恥じらいを美とする日本人。
トイレの考えも違うと言えば、さすが相手心理を読むのが上手いちょっとした文化だが、パンツの見えそうなミニスカートも、スカートのままコンビニで○んこ座りするのも日本人（女子高生か）。恥じらいを感じているのかいないのか。
ミニの下にジャージハーフを穿いてる娘。ずり下げて闊歩する若者。谷間を強調して見せるご婦人方。ファッションも恥じらいも個性なんだろう。
今日は秋の訪れに逆らうような、蝉の声を聞きました。
昼は暑かった。秋の虫と夏の虫が同時に聞けるのもちょっと珍しい。
蝉を写そうとカメラを構えて驚いた。
7ｍほども有る庭木、「あくら」の根元、写真のようにグッポリ掘れていた。
まごうかたなき「シロアリ」の巣だ。まるでトトロの穴だ。
羽蟻が飛ぶと思ったら、こんなところにマンションを構えていたんだ。
大木の根元は2/3ほどが空洞になってしまった。葉を付けているのが怪しいほど、ほんの一部で繋がって、立っている。
家に倒れなければいいが・・・。
「陽だまりの木」は中から腐ってくるという。シロアリの補助もあるのか。
庭木が倒れそうなんて、縁起がいい話じゃないかな。
そんなことおかまいなしに、ジャンジャカ仕事でもするか。
■ 個人の情報化やインターネット利用の中心的道具はパソコンであるという認識をそろそろあらためる時期に来ているようだと書かれたコラムを先日ネットで読んだ。その役割を新たに担うのは、携帯電話であるらしい。確かにここのところの携帯電話の機能獲得の凄さを見ていれば、もちろん「当然ジャン！」と思われる方のほうが多いかもわからないが、まず第一に移行したメール機能はいわずもがな、ウェブの閲覧、電子決済はもちろん、ワードやエクセルと言ったいわゆるオフィススイートと呼ばれるようなビジネス機能も簡易版ながら動くし、動画再生、テレビ閲覧、音楽再生、読書だって出来るのだ。加えてひと時代前のデジカメの機能までも持っているのだから、これひとつでどこからでも画像、場合によっては動画付きで、いまどきはやりのブログを自由に登録・更新まで出来てしまう。時と場所に囚われない情報発信の敷居を下げてくれたことはたしかだろう。また、携帯電話だけで小説を一冊書き上げた人もいるくらいなのだ。曰く、「どこでも書けるから。」
 ■ 我が家の前にある栗の木。花の時期、実を付けた頃、そして今回３回目の紹介。実りました。自生ながら立派な大きさです。ここ数日、何時はじけるか？と思って眺めていましたが、昨日、とうとうはじけました。 |
■ ＩＴなんて言葉も死語となり、ネットは使えて当然、今や繋がっていないことが大問題となった。さて、「ＩＴで何が出来るのか？」という当初の問いに対して、時間の経過はどんな答えを用意してくれただろうか？。「ネットはコミュニケーションの形を変える。」とは最初の頃、良く聞かれたことばではある。とにかく便利になる、バラ色の未来。 日々成長する超巨大データベース。アクセスしきれないほどのウェブコンテンツが出来、読み手よりも書き手が多い？なんていわれるほどとなった。かって検索エンジンと呼ばれた機能を提供したサービスが今や無くてはならないものとなり、欲するデータへどのようにアクセスできるかがより重要な問題となって、それは商売？にもなった。そして今、Web2.0なんて声も聞かれる。 ビジネスの基盤？としては確実に動き出したようだ。 |
 ■ そして、それは食卓へ。秋の味覚となりました。 おいしかったです。 |
■ 今時ケータイを片時も離さない人を見つけることはさして難しくないはずだ。向かい合って話しているときでさえ気になるのはケータイ。 面と向かって会話する時に行われるコミュニケーションは決して言葉が伝える内容だけではないはずだ。表情、動作、声色、からだまで、時には匂い、フェロモンだって総動員してのそれである。 自分自身が意図しない雑多な情報のなかにこそ新たな出会いもあるはずだ。寄り道、痛い目？にも遭いながらわれわれ旧世代は何かを育ててきたように思う。 思春期になる前からケータイを持つ時代。なくてはならない道具としての存在が大きくなるケータイだからこそ、便利さの影で大切な何かをなくしてはいないのだろうか。 そんなことをふと思う。 |
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「なぁ、なぁ、黄色い紙ない？ テープは？」
…と、昨晩ゴソゴソしていた娘が作ってきたもの、
それは、「まる秘ブック」。
この、怪しげな（←全然か？）ノートには、
何も書かれていない。
今日、新体操に行って、友達と書き込むらしい。
何を書き込むか、、といえば、CMソング、だと。
”太陽ギラギ〜ラ♪”
と、夏休みによく車の後ろで歌っていたのだけど、
その続きもできたらしく、
”太陽ギラギ〜ラ♪
星空キラキ〜ラ♪
ふーちゃん ぐにゃぐ〜にゃ♪ ”
（全て振り付けもあり）
最後の「ふーちゃん」は新体操の友達で、
恐ろしく柔らかい。足なんて１８０度以上開くし、
足の甲がぐにゃっと曲がり、甲で歩ける人。
…で、一体全体、これが何のCMかは
分からないけど、ま、楽しそうにやっていた。
息子と話をしていても、
「これがだーっと行って、ぐちゃっとなって、
バキバキになったんよー」
と、何がどうなってどうなったか、
全てがオノマトペイアの時がある。
子どもって、オノマトペイアの住人だなあ、と、つくづく。
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到着日に訪れた景山は、紫禁城の真裏に位置する小高い丘であり、紫禁城とは大通りで隔てられている。この大通りをトロリーバスがかなりの頻度で往き来していた。ボクがトロリーバスを初めて見たのはいつの頃だったろうか？ 霞の彼方に遠ざかる幼い日、少なくとも小学校に入ってからではなく、それよりずっと幼い頃、気に入っていた子供用の磁器皿の絵柄。飛行機と乗用車とトロリーバスが描かれていた。これははっきりと覚えている。では、実際に見たり、乗ったりしたことはあるのか？ これがまるで定かじゃない。あると言えばある、ないと言えばない。。。実に曖昧なのだ。そこで、ちょっと調べてみた。日本でトロリーバスが初めて走ったのは１９２０年代、阪急沿線でのことだったらしい。戦後になって走っていたのは東京・横浜・川崎・名古屋・京都・大阪の公営交通に限られるという。だから、もしかしたら田舎町の映画館で見たニュース映像の記憶に過ぎぬのかも知れない。あるいは、最後のトロリーバスが廃止されたのは１９７２年・横浜でのことらしいから、もしかすると、大学の頃、ハマで見かけたのかも知れない。。。しかし、トロリーバスは、やっぱり幼い日のセピア色の思い出じゃないと座りが悪い。なんだか、景山の前でいきなり４０〜５０年タイムスリップした気分。だけど、これはこれで悪くない。
で、景山の人だかりである。
景山、そもそもここは、紫禁城造営の際の残土を積み上げて出来た小高い丘。歴代の皇帝がそこに植樹、岩石を配置し、四阿を置いて、別荘として育んだ。いま、観光客は麓の最も奥に配置された国営（？）の茶館に連れ込まれ、怪しげな日本語を操るお姉さんが手慣れた手つきで淹れてくれる鉄観音、茉莉花茶、普洱茶なんかを飲まされる。そして、やおら茶葉の売り込みが始まるのである。「国営販売員」にしては、激しくダンピングするわ、バイアグラ買わないかと誘いかけてくるわ、なかなかなかに、国営（？）らしくないツワモノ仕立ての商魂ぶりではあったが、そこはそれ、私も、金が生命の中小病院インゴウ●●長、鋼鉄の意思で誘いには乗らない、と思いつつ、周囲を見回すと、あれあれ、ダボハゼの入れ食い状態。おばさんナースが次々に釣り上げられている。。。ま、職員旅行の目的の半分はおばちゃんの「無駄遣い」なのだから、そう目くじらを立ててもしょうがないのではあるが。
景山には、このように、日本人のオバン・オジン観光客を釣り上げる機能とともに、日本風に言えば「市民に憩いを提供する」機能があるみたいだ。 あっちこっちで「憩い」というより「音争」が繰りひろげられている。 ２０人ぐらいの塊がアコーデオンに合わせ、脚を踏みならし、拳を振り上げて『東方紅』みたいな歌を大声で唄っている。なんだか、すぐに人民裁判が始まるか、反日デモが始まるかのような勢い、これを見た、あるバアちゃんナースが「何だか昔の歌声喫茶みたいねぇ」とノタマワった。「ともしび」の糞リアリズムや歯の浮くようなヒューマニズムなんて、想像しただけでサブイボが出る。それより「どん底」カクテルで泥酔の海に沈んでゆくのを好んでいた身としては、なんだか尻の座りがとっても悪かった。その塊に隣接して、エレクトーンにギター、カラオケマイクを持ち込んだ一団が、如何にも流行歌って感じの中国歌謡を朗々と歌いあげている。一人が済むと、殆どひったくるような勢いでマイクを奪った人間がすぐに歌いはじめる。その横では、なんだかタンバリンを叩き続けてる一団。その向こうには、もっと規模の大きなカラオケ集団。もう何が何だか、ステキなほどにアナーキー。誰も他人のことなんか構っちゃいねぇ〜。もうみんながみんな、自分の世界に目一杯入り込み、例えその場で爆弾が炸裂しようと知ったこっちゃねぇってな表情をしている。これこそ改革解放の源基形態、ひたすらに純粋なエゴの解放じゃないないのか、ふと、そんな気がした。
これに比べると、最終日、帰りの空港に向かう道すがら訪れた天壇の方の集団は、年齢層もやってることももっとバラエティに富み、落ち着いている様子だった。
出口の無い海を公開中ですが、人間魚雷「回天」をネタに、戦争の理不尽さをもう一回見つめなおしてもいいね。殺人や暴力のニュースが多いけど、これは世の中のバランスが崩れているというより、どことなし平和な時間が長すぎたのかも知れないねぇ。
映画のストーリーはどういうものか分からないけど、この前のTV番組“僕たちの戦争”とは違った、もっとむなしさを感じれるものと期待する。
・・といいながら、ここ当分は映画を見に行く余裕など無いでしょう。
戦争の理不尽さなら、現代もきっちりと感じ取れますデ。定年退職した（一部の）公務員さんの生活は夢のようにも見えます。
明日からまた新しい週が始まります。毎度特攻するんですが、玉砕が多いです。
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東京と大阪の今年１〜７月の「振り込め」の被害総額は東京２６億１００万円（発生件数１５２３件）、大阪１億６０００万円（同２３７件）円。これを住民１人当たりに換算すると、東京２０５・８円に対し、大阪１８・１円。大阪の被害は、東京の１０分の１未満だ。
10分の１とは差がつきましたな。
振り込め詐欺の犯人は「東京は金持ちが多いと思った」と供述。一方、大阪府警が先月２３日に逮捕した犯人は「大阪人は電話しても無駄が多い。なかなかひっかからない」とぼやいたという。
犯人に「あんさんは、誰だんねん」「うちの息子は『オレオレ』いう名前とちゃいま（違います）」と、逆に質問攻めにして撃退したケースが多いという。
「大阪人、とくにおばちゃんは、自分のイヤなことはイヤ、とはっきり主張する。話がおかしいと思ったり、疑わしい場合は躊躇（ちゅうちょ）することなく電話の相手に『怪しい』と意思表示できる」
・・というより、てぐすね引いて待ってるのかも知れませんで。
知り合いのおかぁちゃんは「今日こんな阿呆がおってな、・・」とお笑いネタにされてましたからねぇ。
大阪文化を研究する相愛大学客員教授の前垣和義さん（現代大阪論）は、大阪の人たちの気質をこう解説する。
大阪をはじめ、関西人でおなじみの「ボケ・ツッコミ」も重要なカギを握っているようだ。
「大阪人は日常会話でボケ・ツッコミを楽しんでいるが、実は『ボケ』るには頭の機転が求められる。大阪人はふだんからボケを鍛えているので、予期しない電話にもとっさに対応できる」
地域の個性は、知らぬ間に力になってるんですな。同じ空気を吸って、同じ景色の中で培われた力。全国的な平均を突き抜けるパワーが宿るのは、付き合いも含めた周りの環境が大きな影響をおよぼす。
担任の先生でも、気の合った仲間とか友達の影響は大きい。
大坂のオバちゃんが“オレオレ詐欺”にあいにくいというのも、「そりゃそーだろ」と思えますよ。下手をすりゃァ、逆詐欺にあっても驚かない。
ところが、大坂といっても狭いくせに広うござんす。同じ空気を吸っていても、皆がそうとは限りません。北の方と、河内のあたりとも大分違うような気がします。
ただ根っこの部分はかなり鍛えられてますし、商談や仕事の会話から質は違いますね。
さて倉敷の空気はどんな性格を植えつけてくれるのか・・。
「デーレーきちゃねー言葉と、じわじわ足を引っ張るせこい性格」
かみさんの言い方だと、ボロボロですが、反面おたくっぽい凝り性やら、一風変わった（偏屈な）人物も生みやすいのかも・・・。
特徴があれば、何年も積み上げてジワジワ浸透するでしょう。・・・でも意外とつまらんのだ、次世代をになう子供達。
土曜日を休み(実質は半休)にして四週目。毎週、休日の家庭サービスらしきものをしている。金がかかってしかたない。さて昨日は・・。
「岡山県青少年タウンフォーラム」というのに、生徒会長の息子が参加するらしい。親バカでこっそりのぞきに行った。ホテルの大広間。ひな壇に教育長やらＰＴＡ会長やらお偉いさんが並び、四角にぐるりと囲んだ中学生達の後方に先生やら教育委員会の人間やらが取り巻いている。
入った途端に場違いを実感した。背広だらけの中に、思い切りカジュアルな、遊園地に遊びにでも行くような五歳の子供連れ。一般の父兄なんか誰もいない。息子は一瞬で気づいたそうで、あせりまくって手が震えてきたらしい。うん、わかるわかる。
で、フォーラムだが、これがまさに噴飯もの。中学生の代表を何十人も集めておいて、数人に発言させるたびに、ひな壇のセンセイから長い演説がある。肝心の中学生の討論なんかまるでない。何のためにやってるんだ？ ほんまに形だけ「やりました」ってのがミエミエ。これぞお役所仕事。決まりが悪いのもあって、途中休憩で抜け出した。
息子の話では、後半も同様だったそうだ。私たちがいなくなったことで平常心を取り戻した息子が、たまりかねて自ら手を上げて、発言したそうな。「将来の夢」がテーマで、他の生徒達が「ＮＧＯやＮＰＯを通じて恵まれない人たちのために働く人間になりたい」系の発言ばかりの中で、「僕はお金儲けをしたい」という持論をぶって、それなりに受けたらしい。
それにしても、なんてもったいない話だろう。それだけの若い人材を集めておいて、ろくに話もさせない。これを機縁にしてネットワークができたりしたら、すごくおもしろいだろうに。ま、考えてみれば、中学生が自分の頭で考え、連帯して行動するようになることを望んでいるわけじゃないもんな。ほんとはそれが教育なのに。
何ということだ。女性の結婚観が増しているという。
９割の女性が「いずれは結婚したい。」と考えているらしい。その上子供も2.1人欲しいと希望数が増えている。その理由が聞きたいもんだ。
とにかく出産に関係する仕事とすれば嬉しい傾向だ。
反面「一生結婚するつもりは無い」というのも過去最高。付き合っている彼氏のいないのも過去最高という。 つまり願望が強くなっただけか？
異性と付き合うという表現自体変化してるだろうし、友達づきあいするのと、セックスを許せるとは“お付合い”の程度が違うしね。するしないより、出来る出来ないかな。
たとえ結婚が進んでも、離婚率も上がってるし、子供が出来る出来ないというのは別問題だな。精子や卵子も毎年正常値が変わってるしね。
男は結婚後も共働きを希望するのも増えてるようだし、女性もそれを分かってる。それでも「独身は良くない」と考える人が増えたことは、社会的にもいいことだろうね。
一つ面白いデータが有る。
結婚にしても、葬式などにしても、イベントの規模は極端に縮小しているということ。身内だけでこじんまり・・・という傾向が全国的に強くなってるんです。
これは予算の関係と、イベントがもたらす効果がはっきりしなくなったんでしょうな。大規模にやっても、意味を持たなくなってきたということ。
出産の内祝だけは変化なし。
元々それほどの規模じゃないから、結婚や仏事と比べて小さいだけの話。
その代わりに喜びが凝縮されているんですなぁ。子供の未来に夢があふれてる。喜びはブライダルが強いけど、夫婦として成り立ってる実感が感じれます。
安部内閣は子供教育に力を入れるそうです。まぁ期待です。
腕に歯形をつけて帰ってきた。
実は、２回目。１ヶ月くらい前に、同じ子に
噛まれている。
１回目のときは「本当に申し訳ありません」
と平身低頭の先生方に、「いえいえ、集団生活では
これも経験のひとつですから」とか何とか、
いかにもモノワカリのよい母っぽいことを言っていた
ワタシ。まぁ大した怪我ではないし、こっちが噛み付い
んでなくってよかったという気持ちもあった。
ひろくんは、新しく入ったそのお友達が大好きで、
いつも一緒に遊びたがるんだそうで、そのときも
自分から「あーそーぼー」と言いに行って、いきなり
かぷり、だったそうだ。噛まれた後、しばらくは
あまり近寄らなかったみたいだけれど、最近また
仲良く遊べるようになった矢先の出来事。
今回は、先生から報告を受けたとき、さすがに内心
「またですかっっっ」とか
「なんでうちの子ばっかり！」とか
「ううう、ひろくん、痛かっただろうな･･･」などなどの
気持ちが押し寄せたものの、まぁ、それを露骨に出すのも
大人気なかろうと、前回に準じた対応をした。
その様子を見ていたちーちゃんに、家に帰ったら
言われてしまった。
「おかーさん、せんせいからひろくんがかまれたって
きいたとき、なんでわらってたの！？
おやっていうのは、こどもがかまれたらしんぱいする
ものなんだよ！！！（怒）」
なんとなくバツが悪かった。
そりゃ、先生やら相手の親御さんやらに喰ってかかる
必要はないだろうけれど、確かに先生にいい顔する前に
すべきことはあったよな･･･。
そうだ、バツが悪いのは、「いい顔しよう」としてた
自分に、自分でもうっすらと気づいていたからなんだ。
はー、教えられてばかりの毎日だ。
