移住 香川県は、2023年度の同県への移住者数が前年度比10.6%増の2765人だったらしい。過去2番目に多かったようで、移住相談件数は2.3%増の5149件だった。

東京圏在住の20代の約44.8%が地方移住に関心を持っており、全年齢では35.1%が関心を示しています。年代別では20歳代が最多で878人、次いで30歳代が511人となり、合わせて全体のほぼ半数。東京へは人口集中がうたわれているのですが、逆の流れも有ると言う事ですね。

20代というのは希望も大きく持っているはずで、都会の生活にある意味落胆した部分も有るのかと思いますが、以前のブログで書いたように「都会でしか成り立たない職種」も多いわけです。仕事が無ければ移住なんて考えられない。

テレビやネットで地方移住に関する情報を見て興味を持ったとする回答が12.4%で、ポジティブな情報が関心の高さを維持しているようですが、半数近くが「仕事や収入」を懸念点として挙げています。年収に変化がない事が大前提とすればローカルへの移住はちょっと厳しい。希望はどうあれ安定した生活が維持出来るなら新たな環境へ移る選択も増えていることが伺えます。

東京でも大阪でも時間とか人間関係など、暗黙のルールが特殊だったりして、それに馴染めない人もいます。悩みを抱えて精神的に痛む人が絶えない事でも分かります。そう…地方はそれを癒す効果も有りますがな。短期間の観光とかじゃなく、生活環境そのものが人間的っていうかな?

 自治体はそのことを上手に見越した“希望”を訴える未来志向を語らなければいけませんから、そのプランの競争が始まるわけですね。
 これは香川での移住先を市町別にみると、高松市が679人で最多。小豆島北西部が中心の土庄町が192人、丸亀市が188人で続く。都市部がはやり人気になるみたいだけど、小豆島は別の理由が有るんじゃないかな。移住元は中国・四国地方が919人で全体の3分の1を占めた。近畿地方は658人、関東地方は603人だった。

 岡山県は「地方創生」と「地域おこし協力隊」を通じて、積極的な情報発信と魅力的な移住支援策をやっているそうですが、そのデータはよくわかりません。ちゃんとやってるんだろうけど、ピント外れもよくやるからなぁ(笑)。まぁ生活に困らない稼ぎが出来れば問題ないんだけどね。

特に、岡山県はその自然環境の豊かさと災害の少なさから、移住希望者にとって魅力的な選択肢となっていると言いますが、やはり仕事との関係が大きな問題でしょうね。「たとえ収入が減っても岡山へ行きたい。」と言ってもらえるならば、最高ですが、そんな何か素晴らしい事有りますかね?地元じゃ全く分からん。