落人村 真伝

18歳未満の方はご遠慮願います。

お久しぶりです。
気温も上がったり下がったりと落ち着かない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今朝方は雪が降ってましたよ…。

さて、ずいぶんと前に旅鴉様から依頼されていた、とあるキャラ。
12年前(!)に描いた、名も無い単発キャラ。
通称・名無し子ちゃん。
誘拐サービス? JPG 001
いつまでも名無し子ちゃんではかわいそうなので、とりあえず一回、普通の絵を新しく描き起こして、名前くらいは付けてあげようと思いました。

ただ、以前描いてから時間が経ちすぎています。
なにしろ12年前ですからねえ……。


今の絵柄で描くと、なんかイメージと違う……となってしまうかも知れません。
でもまあ一回描いてみようか、ということで新たに描き起こしたのが下の絵です。
瀬川絵里香 重ね合せ トリミング 001
名前は、瀬川絵里香(せがわ えりか)

制服を見れば分かるかも知れませんが、亜希子さんのクラスメイト、という設定です。
亜希子さん 切り出し 001
大急ぎで仕上げた絵なので、今後細かい仕様変更はあるかもですが、とりあえずこんな絵柄で行こうと思います。


年明けからバタバタと忙しく、記事の作成もコメントの返信もなかなかできませんでした。
ようやくPCの前に座る時間ができたので、今年最初の更新です。

しかし……とんでもない年明けになってしまいましたね。
元日に起きた、能登半島のM7.6、最大震度7の大地震。
翌日に発生した、日本航空旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故。

被害に遭われた方たちに、心よりお見舞い申し上げます。

大晦日の記事に「少しでも平和な年になりますように」と書いた翌日にこんな大災害が起きてしまって…。
もう何と言っていいのか分かりません。

他にも、秋葉原駅で女が刃物を振り回して4人が負傷したという事件もありました。


私の身の回りでも、年明け早々に家族を病院に送り迎えしなきゃいけなくなったり、職場でいつも一緒に仕事してる人が作業中のアクシデントで大怪我してしまったり、身内ではないのですがお葬式の予定が入ったりと、バタバタしてて落ち着きません。

この先、どうなってしまうんでしょうか。


これ以上の災厄が起きないことを願いつつ、今年もできる範囲で活動を続けようと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

気がつけば今年も今日で終わりですよ。
早いものです。
歳をとるごとに、1年経つのが早くなる気がしますねえ。


さて、来年(2024年)に映画が公開予定の作品ですが…。

機動戦士ガンダムSEED
仮面ライダー555
特捜戦隊デカレンジャー

……時代を20年くらい間違えてませんか?
私は映画館に行かない人間なので、観るとしてもレンタルか配信になるでしょうが。


2023年は、AIが一気に広まった年でした。
私も画像変換系アプリを使わせてもらいましたし。

AIというものは便利な反面、いろいろと危険性も併せ持っているものなので、法的規制も含めて今後の扱いがどうなるのかは気になるところですね。
私も情勢を注視しつつ、適度な使用を心掛けようと思っています。


私は今年も大晦日に出勤です。
2024年は少しでも平和な年になりますように…。
それでは皆様、よいお年を。

猛烈な暑さも過ぎ去り、過ごしやすい気候となりました。
それでも晴れてる日に出歩くと、ちょっと暑かったりしますけどね…。

ようやく体調も戻りつつある今日この頃、何か記事を更新しないとなあ…と思いつつも、まだ何も手を付けてないという状況…。

そうだ、AIのレタッチでお茶を濁そう。
というわけで今回もAIネタです、すみません。

さて、私が使用してるAIアプリには、フィルターの強度を変更する、という機能があります。
フィルターをかけて元の画像を修正する際、このフィルター強度の数値が高ければ元画像とはかけ離れていき、低ければ元画像の要素がそれだけ残る、というわけです。

今まで公開したAI画像はすべてフィルター強度を「50%」で固定していました。
(いちおうこれが標準の強度らしいので)

それをやや減らして、25%程度にしてみたらどうだろうかと試行錯誤。
で、出来上がってきた画像を少し公開しようと思います。


1689393262265-AI Upscaler-1728x3072
まずはみどりちゃんの絵。
いろいろ試してみて、だいぶオリジナルに近くなりました。

1689393392738-AI Upscaler-1920x1920
悪そうな笑顔(笑)。
瞳の色が安定しないのが悩みどころです。


1689395214163-AI Upscaler-1920x2400
続いて、友美さんとみどりちゃんの連縛絵。
オリジナルに近い感じにはなってますが、なんだか気の抜けたような表情をしてます(笑)。
猿轡やガムテが謎パーツになるのはAIの仕様ということで…。

1696403355854-AI Upscaler-1296x1728 Re
最後はこの絵。
弘樹くんの妄想の中で、ギリギリ縛り上げられちゃってる友美さんです。

だいぶ元絵に近い感じにできました。
が、後ろの男がなんだか安っぽくなってます。
…まあいいや、どうせ野郎だし(笑)。

とまあ、こんな感じです。
良さげな画像ができたら、近いうちにまた公開しようと思います。

お久しぶりです。
とりあえず生きております。

いやあ、暑かったですね、今年の夏。
コメント返信でも書いたのですが、命を取られかけました、冗談抜きで(笑)。


そもそもの元凶は、自室のエアコンが故障したことです。
主に経済的な理由で買い換えがかなわず、やむなくエアコン抜きで夏を乗り切らなければならなくなったわけです。

寝るときは他の部屋に居候し、どうしても自室でやらなければいけないことは頭に汗止めのタオルを巻いて極力短時間で…という日々でした。
絵を描いたりするPCも自室にあるので、当然酷暑の昼間は事実上使用不可能です。
(立ち上げても熱暴走してしまいます)

夜中になって窓を開けても暑さはほとんど変わらず、ちょっと作業してるだけでシャツが汗でずぶ濡れ、シャワー浴びて着替えて…という日々。

そんな日々でも仕事は休めません。
おまけに家族の入院、手術という出来事も重なり、病院への送り迎えもしなきゃいけません。
(もっとも、車の中はエアコンが使えるので癒し空間でしたが(笑))

悪いことは重なるもので、その車がタイヤのパンクというアクシデントに見舞われ、急いで修理しなきゃいけないので予定外の出費。
休日もあちこち駆け回らなければならない日が続き、全然休んだ気になれず。

……なんて状況だったので、久しぶりにかかってしまいました、熱中症。
熱中症で倒れるなんて、中学時代以来です。
(そういや当時は日射病っていってたなあ…)

自宅で二回、職場で一回。
かなり厳しい頭痛に見舞われ、短時間でしたが意識がなくなったのが一回。
目の前が黄土色一色になり、歩けなくなったのが一回。

あと、脇腹あたりが痛くなり、そのまま寝込んじゃったことが一回。
病院で、脱水症状で体の中のどっかが炎症を起こしていて云々…とか診断されましたが、頭がボケボケだったのでよく覚えてません。
とりあえず水飲んで安静にしてろと言われたのでその通りにしました。


自律神経がヤバめだったので、久しぶりに精神安定剤のお世話に。
でもこれ、副作用がけっこう強くて、倦怠感でダルくなることこの上なし。
もともと怠け者なだけのような気もしますが(笑)。

こんな状況だと、さすがにDIDのことを考えることも激減します。
他の人のDID作品や記事を見ても、書いてあることがまったく頭に入ってこないという始末。
あ、こりゃ重症だな……と。


そんなわけで、一時は今までのブログとか全消しして失踪しようかな…なんて考えたりもしました。
正直、明日死んでもおかしくないなと思ってたので。
まったく、頭がボケるとろくなことを考えません。

そんな夏もどうにか過ぎ去り、今月に入ったらずいぶん過ごしやすくなりました。
夜、自室の窓を開けて、ひんやりとした風が入ってくるのを全身で受け止め、ああ、秋の風ってなんて素晴らしいんだ……と、徐々に活力を取り戻しつつあります。
(端から見たらただの変な男)


当面の課題。
来年の夏までにエアコンを買う!
あと、リクエストされてる絵をなるべく早く仕上げる。

皆様も、健康にはくれぐれもご注意を。

前回に続いて、AIによる自家製イラストのレタッチです。

コメント欄で要請をいただいた、旧ブログにアップしていたイラストです。
誘拐サービス? JPG 001
アナログ線画で描いたので線がガビガビです。
これをAIに読み込ませると…。
1684044579914-AI Upscaler-1296x1728
こうなりました。
まあまあ綺麗にレタッチしてくれました。
ただ、やはり元の絵とは別人になっちゃってますね。
あと、なんか宙に浮いちゃってます(笑)。


次に、佐藤亜希子さんのイラストです。

最初は制服姿での緊縛姿。
地味っ娘 制服 拉致監禁 JPG 001
これを読み込ませると…。
1684125391959-AI Upscaler-1728x1296
こうなりました。
なんか、亜希子さんはAIとの相性が悪いのか、崩れた絵になってしまうことが多くて、何回かやり直した上で、どうにかまともなものをアップしています。

続いて、体操服姿での緊縛絵です。
地味っ娘 体操服 拉致監禁 JPG 001
これを読み込ませると…。
1684207444906-AI Upscaler-1280x1600
こうなりました。

このAI、顔が横向きだとちゃんと読み込めないという弱点がありまして、この絵は縦に回転させてから読み込ませました。
ちょっと足の部分が崩れちゃってますね。
あと、猿轡が謎のパーツに(笑)。

もう一枚、体操服姿の絵を。
地味っ娘 JPG 001
これを読み込ませると…。
1684125485317-AI Upscaler-1280x1600
こうなりました。
ただ立ってるだけのポーズなので、これが一番綺麗にレタッチできました。
でも…やっぱり亜希子さんとは別人です(笑)。

今回はこんなところで。

前回に続いてAIの話題です。

先日、PixivのFANBOXで、
「AI生成作品の取り扱いを当面のあいだ禁止」
という発表がありました。

それに加えてオンラインストアのDLSiteも、AI生成作品の取り扱いを一時停止すると発表しました。
それ以外にも、FantiaとCi-enもAI作品を規制するとのこと。

う~ん、やっぱりお金が絡むと神経質にならざるを得ないですね。
まだ法整備なんかが追いついてないですから。
当分の間、混乱は続きそうです。


さて、前回の記事で触れた、自分の絵を元に生成したAIイラストなのですが……。
前述したように、規約を読んでもさっぱり要領を得ません。
そのAIアプリについて書かれたサイトやブログなんかを探してみたりもしたのですが、マイナーなせいかほとんどそういった記事を見つけられません。

たまに紹介する記事があっても「これで君もTik Tokで人気者!」みたいなことしか書いてなかったり(笑)。
いや、聞きたいのはそういうことじゃなくてですね……。


そんなわけで、恐る恐るといった感じですが、ちょっとだけ公開してみようかと思います。
当面、アプリの名前は伏せておきます。
マズかったらすぐに削除するということで……。


まずは普通の絵から。
2012年大晦日 みどりちゃん&友美さん JPG 001
2012年の年末に描いた、友美さんとみどりちゃんの絵です。
これをAIに読み込ませてみると……。
1683509073160-AI Upscaler-1280x1280
こうなりました。

みどりちゃんがえらい美少女に(笑)。
友美さんもちょい色黒な感じですが、それほどイメージは崩れていません。


もう一枚やってみます。
これはずいぶん昔に描いた、井上真奈美さんの絵。
ラフ絵着色 JPG 01
ラフ絵にとりあえず色付けしただけのやっつけイラストです。
こんな雑なタッチの絵ですが……。

1683806799571-AI Upscaler-1296x1728
このように補正してくれました。
元の絵のバランスの悪さまで再現してくれています(笑)。
ただ、真奈美さんとは別人になっちゃってますね。


最後にもう一枚。
旧ブログにアップした、アナログ線画の絵です。
「縄のファンタジー」のメインテーマである、大人の鬼ごっこをモチーフに描いたものですね。
大人が子供に捕縛されて連行されていくという、普段ならありえないシチュエーション。
鬼ごっこ遊びならではの場面です。
野外で大人の鬼ごっこ JPG 001
見ての通り、ボールペンで描いた線画にやっつけで色付けしただけの、汚い仕上がりです。
これも読み込ませてみると……。
1683511230939-AI Upscaler-1280x1280
こうなりました。
ちょっと縄の描写がおかしくなってますが、わりと良い感じに再現してくれたんじゃないかと思います。

とりあえず、こんな感じになりました。

さて、連休も終わりましたね。
まあ、私はシフト制で勤務してますから、GWなんて最初から存在しませんでしたが何か


……そんなことはどうでもいいので、さっさと本題に入りましょう。

先日、おかめの御前様のところでうちの子が出演している企画が無事に終了しました。
私も楽しませていただきました。
ああいう形でうちの子を使っていただけるというのは、とてもありがたいことですね。
まだ続きがあるようなので、そちらも楽しみにしております。


で、おかめの御前様も何度か記事に取り上げているAI(人工知能)ですが、
なんかいろいろと賛否両論ですね。
pixivでは反AIの絵師さんたちが、AIで作成したイラスト投稿の件で抗議して、作品非公開やプレミアム会員脱退などの行動に出て騒ぎになったり。

私はといいますと、別に反対ではないです。
まだまだ発展途上ですし、上手く使っていけばいいものになるとは思います。

一方で、もう手描きは必要ないなんて極論に走る人もいたりしますが、そういうのは感心しません。
上手い人が描いた絵であれば、精巧さではAIよりもはるかに上ですからね。
あくまでツールなので、それに振り回されないようにしたいものです。


……で、私もちょっとAIとやらに触れてみたいと思ったりしたわけです。

Windows11にAIで絵を描く機能が追加されたのでちょっといじってみたのですが、難しいですねえ、コレ。
やたら時間がかかるし、出来上がった絵もあまり精度が良くないし。
巷で話題になったように、「ラーメン食べてる女の子」と入力すると、手づかみでラーメン食べてる女の子の絵が出てきます(笑)。
あと、地元の地名を入力したら、どこの異世界だっていう感じの風景イラストが出てきました(笑)。

ちなみに「縛られている女の子」みたいなDID系の入力はいっさい受け付けてくれません。
けっこう制約が厳しいです。


で、いろいろ他のAIツールを調べたりしてみたのですが、文章を入力してイラストを出力するというのはまだまだ敷居が高いなあと思いました。
良いところはだいたいが有料ですし。
そもそも私は英語が大の苦手なのです。
日本語もだいぶ怪しいですけどねえ、ははは……。

文章入力よりも、写真などの画像からイラストを作るという方式のほうがまだ分かりやすいですね。
AI系のスマホアプリで、試しに自分の自撮り写真を使ってみたら、やたらイケメンに描き直してくれたりします(笑)。

こういう画像を使ったAIツールでは、写真だけではなくイラストも使えます。
AIにイラストを読み込ませて、同じように描き直してもらう感じでしょうか。

で、今まで自分で描いたイラストを何枚か試してみたわけです。
AI特有の描写崩れ(指など)はあるけど、かなり綺麗に出来上がったものもあったので、ここで公開してみてもいいかなと思ったのですが……。

公開してもいいんですかねえ、コレ。
アプリの規約を読んでみても、いまいち要領を得ないことしか書いてないし(笑)。
自分の絵が元になってるとはいえ、AIの絵に関してはけっこう複雑な事情があったりもするし…。

それほど問題なさそうなら元の絵と比較しながら公開するのですが。
う~む。

長々とジョン・ウィリーについて書いてきましたが、そろそろ締めないとですね。

文庫本の後半に、ウィリーとは別の人物が手掛けたグウェンドリンが掲載されています。

作者は、1926年生まれのアメリカ人、スタントン。
ウィリーから「Bizarre」を買い取ったアーヴィング・クロウに見いだされたアーティストです。
おそらく、ウィリーと直接の面識はなかったんじゃないかと思われます。


で、このスタントンが描いたグウェンドリンの作品なのですが……。

あああ、もう!
分かってねえなあ、お前はあ!!
……とやさぐれたくなります(笑)。

ウィリーの作品で描かれていたDID要素が、きれいさっぱり失われています。
ヒロインが悪漢に捕まって縛られて危機一髪……といった展開など無し。

原典ではヒロインのグウェンドリンを助ける役目だった諜報員のU69という女性が、スタントン版ではグウェンドリンと最初からパートナー関係。
U69がご主人様でグウェンがM。
要するに、ただのプレイ。
そうじゃねえだろ!とツッコみたくなります。

あと、ガタイのいいオバハンと、妙にゴツいだけのオカマのメイドは誰得なんだよ!
しかも、このオカマメイド、ヒロインのはずのグウェンより目立ってるし!

……とまあ、お世辞にも褒められたものではありません。

身分の階級的格差があった、イギリスの闇を曳くウィリーと、生まれながらのアメリカ人であるスタントンの差異が云々とか書いてあった気がしますが、そういう問題じゃない気がします(笑)。

後継者問題というのは、かくも難しいものなのであります。

Sweet Gwendolone cover

上の写真は後年、古書店で見つけて購入した洋書版。
お値段が1万円以上しましたが、買わなきゃ一生後悔すると思って購入しました。

文庫本では途中までしか載っていなかった「SWEET GWENDOLINE and the Race for the Gold Cup」が最後まで収録されています。
洋書なので台詞や文章はオール英語だから、正直ちんぷんかんぷんですが(笑)。

引き続き、ジョン・ウィリーについてです。

ウィリーの作品は自分の嗜好を思いつくがままに書いていた(と思われる)せいか、ちゃんと完結している作品がほとんどありません。

前回の記事で触れた「ボンデージ・コミックス」の文庫本に収録されているメイン作品の、
SWEET GWENDOLINE and the Race for the Gold Cup
が、まともに完結している唯一の作品とされています。

まあ、仕方ないっちゃ仕方ないんですけどね。
DIDって、やることが限られてるから、書くことがなくなってしまいがちです(笑)。


あと、ウィリーが好んだのが、ポニーガールというものです。
ご存じの通り、女性を馬に見立てて口枷を噛ませ、手足を拘束し、意のままに走らせたり馬車を引かせたりするというものです。

DIDとはかけ離れたもの……というか、SMプレイの範疇になるでしょうか。
これに関しては敬遠するDID好きも多いでしょうね。
捕らえてきた女性が逃げ出さないように躾けて屈服させるわけですから、過度な暴力を嫌う人ならなおさらでしょう。

現在のポニーガールというかポニープレイというのは、髪を剃り上げたり入れ墨を入れたりピアスを何個も体に埋め込んだり……と、かなりドギツいことをする傾向にあります。

この本に描かれているポニーガールは、そこまで過激ではありません。
着衣はそのまま。
拘束具も馬に見立てて口に噛ませる轡、両手を後ろ手に縛る革の拘束具といった必要最低限のもの。
(当時はそれ以上の露出表現が認められていなかったという事情もあるそうです)

で、本に掲載されていた短編が、簡単にまとめるとこんな内容でした。


見た目が冴えないおっさんが近所で見かけた美人でスタイル抜群の女性に目を付け、いろいろと策をめぐらせて女性を捕らえ、用意していた紐や拘束具で後ろ手に縛り上げます。

当然、女性は怒り狂い、罵詈雑言の限りをぶつけてくるのですが、おっさんは女性に轡を噛ませてしゃべれなくし、拘束具で締め付けたり鞭で脅したりしながら、ポニーガールとしての所作を覚え込ませます。

当初は反抗的だった女性ですが、この女性は実は高慢な性格である一方で、荒っぽさや強引さを持つ男性を好んでおり、次第にポニーガールとして躾けられることに悦びを覚えるようになります。

すっかり躾けられ、服従してしまった女性はおっさんと結婚し、ポニーガールとしておっさんの意のままに使役される日々を送るのでした。

終わり


あははははは……ねえよ!!

主人公のおっさんというのは完全にウィリー自身そのものだし、ただ己の欲望というか妄想を綴っているだけ!
清々しいくらいに、己のリビドーに忠実です。
俺はこういうのが好きなんだ、リアリティだの整合性だの知ったこっちゃねえ!
……という姿勢、見習いたいものですね(笑)。


さて、この本を買った当時はまだ学生でした。

通っていた学校の受付に、わりと美人のお姉さんがいました。
けれど……。

たまに書類の提出などで受付に行くと、そのお姉さんの愛想の悪いこと悪いこと!

かなりモテただろうし、馴れ馴れしく話しかける男子学生なんかも多かったので、そういうガキが鬱陶しかったのかもしれませんが、こっちは普通の用事で来てるのにその態度はどうなのさ?っていう……。
正直、悪印象しかありませんでした。

そうなると、頭の中で邪な妄想がフル回転し始めます(笑)。
私も普段はポニーガールなんていうネタは使わないのですが、こういうときには活きてきます。

この無愛想なお姉さんがどこぞの小汚いおっさんに捕らわれ、いつも受付で着てる制服姿で、革製の紐や拘束具で後ろ手に縛り上げられて馬のような轡を噛まされ、深夜の公園とかで、ポニーガールとして躾けられている……という妄想はかなり捗りました。
いろんな意味で(笑)。
事務員 夜の躾
ウィリーの短編みたいに完全服従してしまうのではなく、腹の中は煮えくり返ってるんだけど、弱みか何かを握られていて、嫌々ながらおっさんに屈従している……という設定でした。
妄想の中では。

ウィリーのように自分自身が参加するのではなく、あくまで自分は第三者視点です。
その方が心おきなく楽しめます。

しっかし、我ながらろくでもない妄想してたな(笑)。


この記事は文章だけで済ませる予定だったのですが、ウィリーのことや学生時代のアレな思い出などを思い出しながら書いていたら、つい興が乗ってしまい、絵を一枚新たに描き下ろしてしまいました。
突貫で急いで仕上げた絵なので、ちと荒いですが、まあご容赦を。

というわけで、また長くなってしまったので次回に続きます。

↑このページのトップヘ