2009年03月

2009年03月29日

大卒内定取り消し、最多の1155人に

大学や短大を今春卒業予定で企業などから内定を取り消された学生は、
3月1日現在で1155人に上り、山一証券破綻(はたん)の影響などで過去最悪だった平成10年の922人(厚生労働省調べ、専修学校を含む)を上回ったことが26日、文部科学省の調査で分かった。これとは別に、内定の辞退や自宅待機などを企業から求められ、実際に辞退した学生が496人いた。

調査結果によると、1155人のうち他企業から内定を得たのは半数に満たない549人で、約3割の357人が就職活動を継続し、約1割の126人が留年を予定している。取り消されなかったものの、企業から受けた連絡で内定辞退を求められたのが422人、採用条件変更が368人、自宅待機が236人、採用延期が102人。
このうち496人が辞退し、再び内定を得たのは214人にとどまった。
大学側の対応では、74校が留年者に対し、経済的支援などを予定している。

高校卒業予定者の調査結果も同日発表され、内定取り消しは314人で、2月6日時点より45人増えた。内訳は男子196人、女子118人で、学科別では工業112人,普通99人,商業43人−の順。都道府県別では愛媛の37人が最も多く、長崎19人、千葉17人、愛知15人が続いた。

3月26日 産経新聞

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催涙スプレー携帯で逆転無罪 最高裁

護身用に催涙スプレーを持つことが軽犯罪法違反に当たるかどうかが争われた刑事裁判の上告審で、最高裁第1小法廷は26日、同法違反を認定して男性被告を科料9000円とした1、2審判決を破棄、無罪を言い渡した。男性の無罪が確定する。

軽犯罪法は「正当な理由なく刃物や鉄棒その他、人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」を罰すると規定している。裁判を通して、争点は催涙スプレーの携帯に「正当な理由」があったかどうかだった。

男性は会社で経理を担当しており、現金などを持ち歩く必要があるため、護身用にスプレーを購入。平成19年8月26日未明、運動不足を解消しようと、スプレーをポケットに入れてサイクリングしていた際、東京新宿中央公園付近で警察官の職務質問を受け、在宅起訴された。

同小法廷は「正当な理由」について、「職務や生活上の必要性から、社会通念上、相当と認められる場合」と判示。器具の用途や性能、職業や携帯の動機などを総合的に判断するべきだと指摘した。男性が深夜の外出時、万一に備えて小型のスプレーを携帯したことは「正当な理由」にあたると判断した。1、2審、最高裁ともに、催涙スプレーが「重大な害を与える器具」という点では一致。
しかし、1審は「深夜自転車に乗って運動する際に携帯することには携帯の必要性がない」とし、2審はポケットに「隠して」いた点に触れ、「首にかけるように隠さず携帯すれば許される」などと指摘していた。

判決について、最高検公判部長は「最高裁の最終判断であり、
判決文をよく精査して、今後の実務の参考としたい」とのコメントを発表した。

3月26日 産経新聞



bouhan_s at 08:57|Permalink 防犯 | 裁判

2009年03月23日

群馬老人施設火災、通路に障害物か 業過致死傷容疑も

群馬県渋川市北橘町八崎の老人施設「静養ホームたまゆら」で10人が死亡した火災で、施設関係者が県警の調べに対し、施設内の通路にテーブルや椅子などが置かれていたと説明していることが分かった。入所者には足が不自由なため車椅子やつえを使っていた人も多く、県警は避難の障害になった可能性もあるとみて、業務上過失致死傷容疑での立件も視野に入れ、慎重に捜査を進める。

この火災では、北別館から7人が遺体で見つかり、西別館から搬送された4人のうち3人が病院で死亡した。県警渋川署などによると、北別館は増改築を繰り返し、複雑な構造になっていたうえ、通路にテーブルや椅子が置かれていたという。16人の入所者のうち少なくとも5人は寝たきりや車椅子などで自力歩行が困難だったとみられている。

県警は、施設内が禁煙だったにもかかわらず喫煙が黙認されていたことや、一部の居室が外側から施錠できる構造だったことなどにも注目している。

3月23日 毎日新聞

bouhan_s at 20:40|Permalink 建物 
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