2010年01月21日

ついに・・・

おはようございます。今日もがんばりますv

昨日、ついに書店で手に取り、購入してしまいました・・・。↓

見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉 (ハヤカワ文庫JA)
見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉 (ハヤカワ文庫JA)
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先月からとっくに発売されていたのに買わなかったのは、これが最終巻だということを認めたくなかったからです。でも、実際にいつもの半分の分量である130巻を手に取り、巻末の旦那様である今岡清さんの解説を目にしたとき、お店の中ではありましたが、涙がこみあげてきました。

まだ本編をしっかりと読んだわけではありませんが、内容的にとても一段落しているとは言えません。むしろ、「これからどうなるの!?」というところで終わっているのです。
読者である私達というより、作者である栗本先生が、どれだけ悔しかったことでしょう。先生の頭の中では、この壮大な物語がすべて出来上がっていて、それを二度と私達に伝えることができないのですから。

今岡さんが、解説の終わりに「誰かがこの物語を語り継いでくれればよい。どこかの遠い国の神話伝説のように、いろいろな語り部が語り継ぎ、接ぎ木をし、話をこしらえ、さらにあたらしくして、いろんな枝を茂らせながら・・・」という栗本先生の言葉を引用していました。

もしかしたら、誰かがグインサーガを語り継いでくれるかもしれません。でもやっぱり、「栗本先生のグインサーガ」、これを一生、思っていきたいです。

130巻が、いつ読めるかわかりませんが・・・。私が25年読み続け、栗本先生が30年間文字通り心血を注いできた物語、じっくりと味わいたいと思います。

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