ペット災害危機管理士便り

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2018年10月

10月28日、「中央区健康福祉まつり」がありました。
中央区内の福祉関係、ボランティア団体などが日頃の活動をアピールするイベントです。

「中央区動物との共生推進員」に所属する私たち「ペット危機管理士」も、このイベントに参加いたしました。
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健康福祉まつりに参加している方々にお声掛けし、ペットを飼っている方へ展示物などを見てもらいながら、災害時の事などの説明をさせていただきました。
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今回、とてもびっくりしたのがマイクロチップの普及率です。
私は仕事の都合で午前中2時間ほどしかいなかったのですが、5名のイヌの飼い主様とお話しさせていただきました。そしてその5名の飼い主様、全員❗️愛犬にマイクロチップの挿入をしていらっしゃいました❗️

正直、たまたまだったと思います。たぶん、意識の高い飼い主様だからこそ、私たちのブースの前に立ちどまっていただけて、お話しできた、その結果全員マイクロチップを挿入していた、と考えるのが妥当のような気がします。

だとしても、とても喜ばしいことだと、つくづく思います。

主に室内で暮らしている小型犬やネコの場合、常に首輪をし迷子札などを装着しているペットちゃんは、むしろ少ないと思います。小さな身体に迷子札をぶら下げるのに抵抗を感じる飼い主様もいらっしゃるのは当然だと思います。
その様なお考えの方にはマイクロチップはとても有効な手段の個体識別、迷子札代わりになると思います。

もし、常に迷子札の装着をしていない、マイクロチップを挿入していない、という方はこの機会にぜひ挿入をご一考いただければと思います!


百人一首

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勝どき駅からほど近い、勝どき橋のたもとにある中央区立月島第二小学校で、
1014日(日)に勝どき地区の避難訓練が行われ、私達中央区動物との共生推進員、ペット災害危機管理士もペット同行避難説明会に参加、設営、準備のなどの補佐をしてきました。

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避難訓練では、いくつかある訓練などのうちの一環として「ペット同行避難説明」の会場が設けられ、避難訓練参加者の方々に、上級愛玩動物飼養管理士の渡辺先生による講話がありました。

ペットを飼う人にも、飼っていない人にも、何故ペット同行避難訓練が必要なことなのかの説明があり、過去の大規模災害の際の具体的な例なども交えたお話は、参加者皆様の共感を得たようでした。

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避難の際、ペットを飼う人達は、飼っていない人や動物が苦手な人にも理解を得ないといけない状況になると思います。
ペットが苦手な人もいる事を意識しながらペットとともに生活すると、いざという時に周りからの理解を得やすくなります。そのためにも、
普段からのしつけや準備が大切であると改めて実感したこの日の避難訓練でした。


 百人一首


さる
930日(日)雨が降るなか「ペット災害危機管理士」の2級取得の為、箱根にて講座の受講をしてまいりました。


ペット災害危機管理士43級では「自助」「共助」に対する知識を学びました。

そして今回私が受講したペット災害危機管理士2級では、マナーやモラルなど社会的「責任」と、行政・自治体との連携を図る「公助」の知識の修得を目指します。

講座の内容としては、屋外でのフィールドアクションワーク(とある施設に出向き具体的に何処でどのように避難を試みるかなど)、座学では箱根町の防災対策室関係者による講話を聴講(箱根町の取り組みなど)、グループに分かれ問題点の抽出や解決策を話し合うシュミレーションワーク(自分達で避難所でルール作りをしてみるなどなど)もありました。

ちなみにお昼は非常食をいただきました!その際も、暖かいものと冷たいものの食べ比べや他人と1つのものを分け合うコツなども教授してもらいました。


避難するということ、避難した後のこと、それらを具体的に考えることは防災対策として非常に重要なことであり、とても貴重なこの日の体験となりました。


さて、おかげさまをもちまして先日、2級合格の知らせが届きました。


この機会、結果を踏まえ更にペット防災対策により邁進し、皆様に発信していこうと考えています。  


 百人一首

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