2009年12月

2009年12月30日

DC0139

私の帽子を愛してくれたあの方の突然の訃報に、哀し

みを感じる間もなくお別れのための身支度を急ぐ。

きちんとした喪服を持ち合わせていない私は手持ちの

黒い服をかき集め、頭には黒い帽子を被って家を出た。

 

この黒い帽子、数日前に完成したばかりのもの。小さく

なったベレーのヘッドサイズ部分を伸ばし、ボアの生

地で作ったバイヤステープと壊れたブーツの飾りベル

トでトリミングした、リメイクもの。ベレーとトークの中間

のような形が気に入って、色々なシーンで活躍しそうな

帽子が出来たと自画自賛していたとはいえ、まさか哀

しみの席がデビューになるとは思ってもいなかった。

 

西洋の映画では、教会やレストランの中などでも帽子

を被ったままの女性の姿があたりまえなように、基本

的に女性はどのようなときでも帽子を取らなくても良い

という。つばが広すぎて周りの人の邪魔になるような

場合は別として。しかし、このマナーはあくまでも西洋

のもの。帽子の歴史が浅い日本人に浸透しているとは

言いがたい。

 

結局私は式の最中には帽子を脱いだけれど、帽子好

きのあの方は私が帽子を被ったままでいても咎めるこ

とはなかっただろう。ただ、和を尊ぶ方たちが多い今回

の式で、波風立てなくても良いだろうと判断したから脱

いだまでのこと。大切な方とのお別れの席で、無駄に

人々の神経を逆なでするようなことはしたくなかっただ

けである。

 

頭の小さかったあの方の帽子は、この世に残されても

行き場がないと、主と一緒に棺の中に収められた。

いつも被ってくださった私が創ったハンチング。

天国でも被ってくれるだろうか。

 

* * * * * * * * * * * * *

 

あの方と私、並んでお散歩している姿がふと浮かぶ。

頭にはもちろん2人とも帽子。

なんだか、いつかまた会える気がしてきた・・・!



boushist at 05:41コメント(0) 

2009年12月11日

DC0137

10月11月はブライダルシーズンだとは知っていたけ

れど、今年ほどそれを実感したことはない。

 

愛を誓うことに決めた二人の前向きなエネルギーは、

祝福する家族や友人、そして周囲をも巻き込んで、

みんなの心に未来があることを刻み込む。

 

その形が、2人の夢を一杯に盛り込んだ華やかな結婚

式だとしても、家族と少しの知人に囲まれた暖かな宴

だとしても、2人だけのささやかだけど温もりのあるセ

レモニーだとしても。

 

このブライダルシーズン中、主役のお二人の為のヘッ

ドピースや、宴に出席なさる方のためのカクテルハット

を創らせて頂いた私でさえ、制作中、ブライダルエステ

を体験しているような心地よさと高揚感、そして心の

新陳代謝を繰り返していた。

この季節を越えて、さぞや私も美しくなったことだろう。

(笑)

 

DC0138

 

未来があることを世に宣言する「結婚式」

 

晴れの日も雨の日も必ずあるこの人生だから、結婚式

というスペシャルな晴れの日の高揚感は、いつまでも

いつまでも印象深く心に刻まれていてほしい。

 

楽しかったイベントの記憶というだけでなく、

心の支えになるときが、きっとあるに違いないから・・・。

 

 

 

☆湘南経済新聞に、帽子小屋が紹介されました。

  http://shonan.keizai.biz/headline/891/

 

☆12月の帽子小屋は17(木).18(金).19(土)です。

   お待ちしています。

 



boushist at 11:46コメント(0) 

2009年12月04日

DC0136

いつでも帽子をかぶっている私。

最近、意図的に帽子を被らない日が増えてきた。

決して帽子を被るのが嫌になった訳ではないけれど、

帽子を被らない日があったっていいじゃない。

 

 

私が帽子を被らない日は・・・

 

・美容院に行って、髪形がばっちり決まっている日

(ステキな髪型をわざわざ隠す必要はないものね)

 

・風が強くて帽子が吹き飛ばされそうな日

(首にゴムひもはちょっとかっこ悪いし・・・)

 

・ファインダを覗いてたくさん写真撮りをする日

(ブリムが邪魔でシャッターチャンスを逃がすかも?)

 

・マーケットリサーチという名のスパイ活動?をする日

(帽子ってやっぱり目立つのです。スパイですから・・・)

 

・なんだか頭に血がのぼってカッカとする日

(熱が篭ると良くないでしょう?冷静が第一です!)

 

・どうしても帽子が似合わない日 

(私にだってそんな日はありますよ)

 

誰にも見つけられたくない日

(私から帽子を取るとナゼカ透明人間になれるのです)

 

e.t.c.

 

でも実の所、帽子を被らない日だとしても、かばんの

中にはシンプルなベレーかハンチングが入っている

ことが多い。心許なくなったらいつでも被れるように。

お父さんが大切な家族写真を持ち歩くように・・・。

 

私の帽子への情熱は、何があっても一緒にいたい恋

愛期間を経て、TPOをわきまえた深い愛へと変化して

いるってことらしい。

 

これからも末永くよろしく!(^^)


 



boushist at 18:28コメント(0) 
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