常陸わんこ屋

常陸国に生息する犬っころがあれこれドタバタ書き散らす雑記にござる。

謹賀新年

年賀状2019

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

今回の一曲

ウハウハザブーンな暴天アカデミー賞’2018

早いもので、平成最後の年末です。そういえば、立派な流行語っぽいのに「平成最後の〇〇」って流行語に入ってなかったな。
……ああ、そうか。まじで流行してるから入れられないのか。
映画感想をほぼ更新しない一年でした。なんというか、昨年末の汚物のせいでやる気自体を物凄く減退させられたのが大きく。いやあ、本当に焼け焦げた糞の山だったな。あれ。
それは置いておいて(ライアン・ジョンソンは苦しんで死ね化膿しろって思っているけど)。
我らがギレルモ・デル・トロがアカデミー賞受賞したり、ロック様主演作目白押しだったり。今年もいい映画が多かった。
ジェームズ・ガン不当解雇の件で、ディズニー自体への嫌悪が振り切れたり。ガン最後の仕事であるエンドゲームは見るけれど、そこでMCUとはバイバイだなって固く誓ったり。
まあ、FOXまで買収されちゃうからどこまで守れるかなー。



最優秀作品賞:ブリグズビー・ベア
何かを好きでいること。何かを創っていること。それを全力で肯定してくる作品でした。
マーク・ハミルがあのゴミクズの何百倍も活き活きとしてるのも嬉しい。
ドラえもんと別れるのび太の話的でもあり、シナリオセラピーの側面もあり。
言っていることとと、本当の心情が合致しない。だからこそ、表情から、これまでの経緯から観客に想像させてくれる。
小品だけど大傑作。

 

最低作品賞:パシフィック・リム アップライジング
加点方式の採点だと5点ぐらいで、減点方式だと結構酷いことになる作品。
楽しい部分もあるんですけど、見終わった後の熱量が凄く冷めてたなと。
いや前作だって脚本的には全く褒められたものじゃないんですけど、作り手のフェチ度が振り切れてたんですよね。
「後はもうどうでもいい。このシーンだけで、もう最高!!」が5回ぐらい来たのが、今作では皆無。フェチを感じなかった。
前作キャラクターの雑な扱い、ぶっ込まれる大人の事情、無意味で稚拙な展開の数々……と昨年のカスと共通するとこもあるんですけど、気色悪いオナニー感は無かったし、監督さんも不本意な出来にせざるを得なかったっぽいのがヒシヒシと感じるので不快感はないんですが。
昼間のシーンが大部分だったり、前作から良くなっているとこもあるんですけど、それ以上に劣化している要素が多かった感じ。




最優秀アクション賞:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
3以降、ハズレ無しになっている化け物シリーズ。
もう全体的に「トムがやりたかったんだね!!」というアクションの連続で、いやCGでええやんけって思ったりもするんですけれども!



最優秀コメディ賞:ファイナルガールズ
ホラー映画の中に入ってしまった学生たち。後々の展開から主役女性と一緒に行動しようとした矢先に、その女性が事故死してしまって…という内容。
ホラー「映画」であることを逆手に取った作戦が楽しく、それでいて母娘ものでもあるのです。
端役の女学生役が、主人公の亡き母の若い頃で。ストリップシーンで泣かせる。
んで、色彩とか構図とか物凄く凝ってて素晴らしいのです。



最優秀ホラー賞:アルカディア
新興宗教の村から逃げ出した兄弟。成長した彼らのもとに届いたビデオレターから、二人は村に戻ることに……。
クトゥルフ神話のような、人知を超えた上位存在の恐怖に駆られるスリラー。
上位存在の描き方が本当に気味悪く、そして意地悪くて。
無限ループって本当に怖い。しかも最期の数秒繰り返されるとか。



最優秀ドラマ賞:ウインド・リバー
インディアン保留地で起こった少女の死。
今でも根強く残るインディアンたちへの軋轢。現在ですらこうなのかと。
社会派ドラマであり、マッドマックスやダーティハリー(無印)のようなカタルシスもある今作。
苦味のあるラストも含めて大好き。


最優秀SF賞:ジュラシック・ワールド 炎の王国
原点である科学への警鐘を、怒りという表現で以て観客を打ち抜いた。
今までは作り出した側の人間しか描かれず、恐竜たちは障害であり、多少の哀れみはあっても彼らの立場を正面から捉えてはいなかったように思う。
今回、同じく「作り出された」人間が出てきたことにより、ドラマは大きく広がった。
昨今の「外来種=悪」という短絡的な風潮への痛烈なカウンターが込められている。「勝手に作り出して、勝手に殺して。ふざけんじゃねえ」という恐竜たちの叫びは、今現在動植物たちが晒されているリアルでもあるのだ。
あと、やっぱりブルーちゃん可愛い。

  

最優秀バーフバリ賞:バーフバリ 王の凱旋
王を讃えよ!!
アクションと感情のシンクロ具合とか、地理をオープニングでさり気なく印象づける手腕とか身震いしかない。
架空のインド叙事詩であり、上質なファンタジーである。世界の広がりっていうのはこういうのだよ。


最優秀ヒーロー賞:「デッドプール2」より、デッドプール
運でも脚本の都合でもなく、「ヒーロー」であるからこそ勝つべくして勝つ帰結を体現したのがデッドプールだったとは。
てか、この作品の脚本凄いよ。気の配り具合が。
全力でふざけているのに中身はちゃんと大人であるデッドプールのキャラは崩さず、ポリコレの盛り込み方も自然で「ギャグ」に昇華する卓越ぶり。
ヒロインを失ったからこそなし得たデッドプールの生き方を本編で余すこと無く描き、ラストの怒涛の歴史改変で台無しにする徹底ぶり。
見終わって幸福感が凄かった。デップー最高。大好き。


最優秀怪獣プロレス賞:ランペイジ 巨獣大乱闘
ステイサムがサメと戦う映画は原作よりもステイサムしていなくて退屈で酷かったですが、ロック様は違った!
凄いよ。人間サイズのゴリラが、巨大な狼とゴリラとワニ相手にするんだもん。つーか、ロック様相手にするんじゃむしろそれぐらいじゃないと力不足感すらある。
全編で真っ昼間に怪獣プロレスを行うサービス精神に感涙しかない。
そして地味に好きなのが、画面の端っこで拘束ベルトをぶちっと事もなげに引きちぎるロック様。焦点すら合ってないの。ロック様には呼吸と同じレベルでいつものことでしょって制作チームの思考が見える!



最優秀ヴィラン賞:アベンジャーズ・インフィニティ・ウォーより、サノス
行動原理に共感はできないけど理解は出来たし、それに対する断固たる信念はヒーローのようですらあった。
ガモーラへの父娘の情と、それを愛と表現するにはあんまりすぎる毒親ぶりといい。
MCUは悪役がテンプレ的で深みがないことが弱点だったが、サノスで盛り返した感じ。これまでの登場作とキャラが違うとか気にすんな。全力でデップーでネタにされてたけども。
アベンジャーズは初期メンバーを除き、ほぼほぼ全員死亡という状態でどう決着を付けるのか。
「ヒーロー」だからこそ、サノスが選ばない手段を握りしめての勝利を期待したい。
これでバイバイだしね。


最優秀掘り出し物で賞:八つ墓村(1977) 
渥美清の金田一耕助。
落ち武者の祟りに見せかけた連続殺人だが、実は本当に祟りだったという展開にぞくぞくした。
過去帳から炙り出される、現代まで続く因縁。
八つ墓村をミステリーではなく、一つのオカルトドラマとして描いた異色作。
いやもう、落ち武者狩りと村人惨殺シーンが物凄いもの。

今回の一曲



どうか、よいお年をお迎えください。
来年はヒクドラ(日本公開は絶望的)とアベンジャーズとゲームオブスローンズが完結して、ゴジラとポケモンの実写があって、バンブルビーとアクアマンが公開して、ITの大人編とダークフェニックスとホラーなX-MENがあって!
3作品の完結編が待ち遠しいな。

今年観た映画2018

今年は劇場で20本、レンタルで80本という昨年よりも更に控えめ!!
併せて100本か。
昨年の「スターウォーズ 最後のジェダイ」のような、吐き気を催すゲロ以下のゴミはなかった感じ。
総じて平均以上の映画体験が出来た形でしょうか。
期待外れは幾つかありましたけど。

映画館
・キングスマン:ゴールデンサークル 〇
・シェイプ・オブ・ウォーター ◎
・ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル ◎
・レディ・プレイヤー・ワン ◎
・パシフィック・リム:アップライジング △
・アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー ◎
・ランペイジ 巨獣大乱闘 ◎
・デッドプール2 ◎
・ハン・ソロ 〇
・ブリグズビー・ベア ◎
・ジュラシックワールド炎の王国 ◎
・BLEACH 〇
・ミッション:インポッシブル/フォールアウト 〇
・カメラを止めるな! ◎
・MEGザ・モンスター 
・ザ・プレデター ○
・ヴェノム ○
・ボヘミアン・ラプソディ 〇
・ボーダーライン・ソルジャーズデイ ◎
・来る ○


レンタル
・雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 〇
・狼の血族
・トータル・リコール
・都市伝説:長身の怪人
・ララランド 〇
・隻眼の虎 ◎
・怪物はささやく ◎
・ソロモンの偽証・前編 ◎
・ジョン・カーター 
・ソロモンの偽証・後編 △
・ミスペレグリンと奇妙な子供達 
・トライアングル 〇
・虐殺器官
・バーフバリ 王の凱旋 ◎
・ダーティハリー2
・IT それが見えたら終わり ◎
・ハウンター ◎
・ウォーリー ◎
・ディセンダント2
・マイティ・ソー バトルロイヤル ◎
・ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 
・アトミック・ブロンド ◎
・岸辺の旅 〇
・スイス・アーミー・マン
・キャノンボール △
・エクリプス 〇
・帝一の國 ◎
・ホーンテッドテンプル △
・パラノーマン ブライス・ホローの謎 〇
・コララインとボタンの魔女 〇
・VIKING バイキング 誇り高き戦士たち
・俺の獲物はビン・ラディン △
・シンクロナイズドモンスター 〇
・ファイナルガールズ ◎
・ブレイクファストクラブ ◎
・レッドタートル 〇
・グレイテストショーマン ◎
・グロリア 〇
・コナン・ザ・バーバリアン
・摩天楼はバラ色に 〇
・明日、君がいない 〇
・グリズリーマン 〇
・ゾンビ・サファリパーク ◎
・ぼくのワンダフルライフ 〇
・セントラル・インテリジェンス 〇
・ゴジラ対ヘドラ
・エスケープフロムLA ◎
・コンゴ 〇
・哭声 〇
・ジオストーム 〇
・リビング・デッド サバイバー ○
・21ジャンプストリート ◎
・22ジャンプストリート ◎
・デイブレイカー ○
・西遊記 ヒーロー・カムバック
・トゥームレイダー ファーストミッション
・大脱出
・スリー・ビルボード ◎
・ゾンビシャーク △
・八つ墓村(1977) ◎
・インポッシブル ◎
・ダーケスト・ウォーター △
・ピーターラビット ◎
・ギフテッド ◎
・シャッター ◎
・ニア・ダーク/月夜の出来事 ○
・ウィジャ・ビギニング 
・アルカディア ○
・ジーパーズ・クリーパーズ ○
・オール・ユー・ニード・イズ・キル ◎
・ボルト ○
・スーサイド・ショップ
・ガーディアンズ △
・ヴァレリアン 千の惑星の救世主 ○
・ダンガル きっと、強くなる ◎
・ジュピターズムーン 
・ゲーム・ナイト ◎
・ウインド・リバー ◎
・女は二度決断する ◎
・TAG ○

今回の一曲

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル~ウハウハザブーンな映画感想・壱百参拾陸~

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル



監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン

居残りの課題として地下室の掃除を命じられた高校生4人。
4人は互いの顔は知っているけれど、特別親しくもないという程度の関係性。
偶然、彼らは地下室で保管されていた古いゲーム機を発見する。ジュマンジというカートリッジが刺さったままの。
暇つぶしにとプレイをし始めた彼らはゲームの中に吸い込まれてしまう。
ライフは一人3つ。無事ゲームをクリアして4人は現実に戻ってこられるのか――

ご無沙汰してしまいました。
昨年末の「最後のジェダイ」という特大級のゴミクズを引きずり、映画自体は観てはいたものの感想を書く気になれなかったんです。
その汚物の臭気を完全に消し去る作品に出合いました!! バーフバリはテレビで見たせいか吹っ切れず。
ストレートに楽しい物語でした。
4人(実はもう一人合流して5人)の高校生たちが、それぞれ正反対の性能のアバターになってしまう。
気弱なゲームオタクは筋肉ムキムキのマッチョマンに、アメフトのエースは戦闘力ゼロの動物学者に、がり勉の根暗女子は美人格闘家に、自撮り大好きのワガママ美少女は髭面小太りのおっさんに。
アバター役である俳優たちの高校生演技が最高。ロック様が気弱でびびりな高校生を好演するし、ジャック・ブラックの女子高生演技はそれだけで楽しくて。
スクールカーストや、自分らしく生きることとったスタンダードな(だけど大切な)テーマを軸に非常に心地よい作品となってました。
前作の主人公、アラン・パリッシュの隠れ家がさりげなく出てきたりとリスペクトも厚い。

んで、何より良かったのは、本当のハッピーエンドを描いたということ。
作中、5人目のプレイヤーとしてアレックスという人物が合流します。自撮り大好きのベサニーは彼に惹かれていくのですが、アレックスは20年前にジュマンジに閉じ込められた人間だったのです(本人の体感は数か月)。
アレックスの家は現在では荒れ果て廃墟のようになり、家族も離散していることも4人は知っています。
ゲームをクリアし、4人が元居た地下室に戻るとアレックスの姿はありません。
4人がアレックスの家に戻ると、家は綺麗になっており、荒れ果てた様子はどこにもない。
アレックスが戻ったのは20年前の世界だったんです。そこから彼はちゃんとした人生を歩み、子供には命の恩人のベサニーの名をつけた。
ベサニーの恋は此処で終わるのですが、彼女がそれを笑って受け止めるのが凄く貴くて!
あっし、すごく甘く見てたんですよ。どうせアレックスとベサニーは元の世界に戻ったら一緒に居て、キスして終わるんだろって。
失われた20年とか家族の苦難とか全部よそにしてさって。
ちゃんとアレックスの人生を救い、無為となった20年もその家族も丸ごと救った。その事実がガツンと胸に来た。
正しく誰もが救われるハッピーエンドでした。
前作のジュマンジも、そういえば呑み込まれた二十数年前にちゃんと戻ってタイムパラドクス起こしてはいたんですけどね。
もやもやがないんですね。凄く良くできた脚本。
レベルEのカラーレンジャー編を所々思い出しました。


今回の一曲 

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