常陸わんこ屋

常陸国に生息する犬っころがあれこれドタバタ書き散らす雑記にござる。

ウハウハザブーンな暴天アカデミー賞’2019



最優秀作品賞:ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ
「シン・ゴジラ」が誰も考えたことのなかった最高のゴジラ映画ならば、今作は誰もが観たかった最高のゴジラ映画ではないでしょうか。人間ドラマは余計というか誰にも感情移入できないのですが、それをカバーして余りある怪獣たちの神話のような絵面の数々!!
ゴジラを神とガチで崇めている狂人監督の情熱と信仰が迸っている今作、至高の時間でした。
「ゴマすりクソバード」と親しまれたラドンが大好きです!!
核の描写に忌避感を覚えるのも理解します。ただ、核も道具でしかない。人間にとっての有害であり、人間が存続するために核兵器は廃絶すべきって部分は守っていると思ってます。ただ、人間の論理の外にいる怪獣にとっては違うと。

 

最低作品賞:メン・イン・ブラック:インターナショナル
予告編が一番おもしろかった典型の映画。テンポも悪く、主人公二人の会話も全く粋ではない。
町中で黒服のMIBたちが動くのが良かったんだなあと。
ポリコレギャグも、デッドプール観た後では寒いだけで。



最優秀アクション賞:ジョン・ウィック:パラベラム
こんな殺し方がまだあるのか!!! って、我ながら物騒な感想を抱いてしまう本作。
敵のニンジャたちが可愛いんだ。絶妙にスポーツマンシップがあり、そしてそれにジョン・ウィックが律儀に応えてあげる。なんて清々しいんだ。いっぱい死ぬけど。



最優秀コメディ賞:ジョーカー
本作は今年の顔でしょう。自分はコメディ映画だと、最終的に結論付けました。
シンデレラストーリーを待ち望んでいただけの男が自らが知らぬところでアイコンとして祭り上げられていく様を描いた喜劇。
視点の数だけ、作品の顔が変わる。凄い映画だと心底思います。



最優秀ホラー賞:怪怪怪怪物!
台湾のホラー映画。学校のいじめ問題を交えて、怪物でしかない人間と、怪物になってしまった者たちの血みどろの邂逅を描いています。
いや、これ本当に凄いんですよ。青春劇風味もあって、そこに清々しさを感じちゃう。やってるのは怪物への拷問なのに。


最優秀ドラマ賞:THE GUILTY/ギルティ
緊急通報指令室のみで展開するサスペンス映画。音声のみで、想像力をフルに使って状況を把握し職務を全うしようとする主人公。
「リミット」の逆版ですね。んで、限られた情報だからこそ先入観があるんですよ。そのピースのハマり具合が心地よかった。


最優秀SF賞:バンブルビー
KUBOのトラヴィス・ナイト監督作品。
人外と少女の交流もの。言葉を失った地球外生命体のバンブルビーの一挙一動が可愛くて可愛くて。
人の成長と、成長したからこそ人間関係の見方、世界観が変わる描写が素敵でした。

最優秀アニメーション賞:ヒックとドラゴン 聖地への冒険
シリーズ完結編。「異種族との共生」を描いてきた本作の答えは、「共生はできない」というビターな結末。「共存の在り方」にマジメに取り組んだからこそ、たどり着いた世界。
ヒックとトゥースの関係が主軸なので、悪者が正直邪魔っていうのは惜しかった。敵としては前作のドラゴの方が良かったな。

 
最優秀渡辺謙賞:芹沢博士(ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ)
名探偵ピカチュウにも出ていた渡辺謙さん。ただ、ゴジラKOMで描かれた芹沢博士はこれまで渡辺謙さんが演じてきた役で一番扱いが良かったのではないでしょうか。


最優秀掘り出し物で賞:アルファ 帰還りしものたち
原始時代。仲間とはぐれた少年と、群れに置いていかれた狼の物語。
言語は当時を想像して作られた架空のもので、原始の風景の雄大さに魅了されてします。
あと、狼が可愛い。とてもとても可愛い。



今回の一曲


良いお年をお迎えください。来年はゴジラVSコングだ!!

今年見た映画2019

本年は様々なシリーズが終りを迎えました。
ヒックとドラゴン、イット、アベンジャーズ、ゲームオブスローンズ…あと2年前に焼け焦げたクソ以下になったあれ。宇宙で光る剣ぶん回すやつ。
劇場で21本、レンタル等で105本の計125本の映画を観ました。

映画館
・アクアマン ◎
・シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
・アリータ:バトルエンジェル ◎
・グリーンブック ◎
・スパイダーマン・スパイダーバース ○
・バンブルビー ◎
・シャザム! ◎
・アベンジャーズ:エンドゲーム ○
・名探偵ピカチュウ ◎
・オーヴァーロード ◎
・ゴジラ:キングオブモンスターズ(2) ◎
・メン・イン・ブラック:インターナショナル ×
・X-MEN:ダークフェニックス ○
・スパイダーマン・ファーフロムホーム ○
・ワイルド・スピード:スーパーコンボ ◎
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ○
・ジョーカー ◎
・ジョン・ウィック:パラベラム ◎
・IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。○
・ターミネーター・ニューフェイト ○
・ヒックとドラゴン 聖地への冒険 ◎


レンタル
・空海 ○
・ペンタゴン・ペーパーズ
・クレセント 冷たい海の底 ○
・未来世紀ブラジル ◎
・ミューズ 悪に堕ちた女神の魂 △
・HUNT/餌 ○
・シャッターアイランド ○
・知らなすぎた男 ○
・ワンダー 君は太陽 ◎
・灼熱の魂 ◎
・スペースカウボーイ ◎
・スカイライン-奪還- ○
・クワイエット・プレイス ○
・子熊物語 ◎
・デッドプール2のおとぎばなし ○
・死霊院 世界で最も呪われた事件 ○
・トランスフォーマー/最後の騎士王 
・ブッシュウィック -武装都市- ○
・ネイビーシールズ ナチス
・フロリダ・プロジェクト ○
・ダークタワー △
・フリー・ファイヤー △
・Ink ○
・ソング・オブ・ザ・シー 海のうた ◎
・トイ・ソルジャー ◎
・ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談
・ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 △
・ヘレディタリー 継承 ◎
・クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~ ○
・サーミの血
・アナイアレーション 全滅領域 ○
・ザ・ミスト △
・アントマン&ワスプ ○
・葛城事件 ◎
・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 ○
・湿地 ○
・テリファイド ◎
・特捜部Q キジ殺し 
・荒野の七人 ◎
・ダークマン ○
・メカニック:ワールドミッション ○
・続・荒野の七人 ×
・野獣暁に死す △
・新・荒野の七人 馬上の決闘 ○
・ジョン・ウィック:チャプター2 ◎
・テラーオブハウス ○
・ペイバック ◎
・サムライ △
・ゴジラファイナルウォーズ ×
・イットカムズアットナイト △
・デス・フロア 
・フロム・ザ・ダーク ×
・マザーハウス 恐怖の使者 ◎
・オブジェクト ◎
・百日紅 ○
・彷徨える河 △
・デス・ウィッシュ ◎
・ウォンテッド ◎
・ゴジラ 怪獣惑星 ○
・A-X-L 
・サウスポー ◎
・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 
・ダーケストマインド△
・万引き家族 ◎
・ウォーターワールド ○
・ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ ○
・真実の行方 
・怪怪怪怪物! ◎
・キラー・メイズ ○
・狼チャイルド
・アサシンクリード
・ローンウルフ 真夜中の死闘 ○
・ターミネーター ○
・ザ・コール [緊急通報指令室] ○
・ウィッカーマン ○
・CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ - 
・ロスト・ボディ ○
・サラマンダー ○
・超高速参勤交代 リターンズ
・仄暗い水の底から △
・JM ○
・ナイトウォッチメン ○
・アルファ 帰還りしものたち ◎
・悪の法則 ○
・ディスコード ○
・15時17分、パリ行き ◎
・ハロウィン(2018) ◎
・バットマン ◎
・THE GUILTY/ギルティ ◎
・ミスミソウ ◎
・がっこうぐらし! ○
・運び屋 ○
・ハンターキラー◎
・月下の恋 ◎
・真夜中の処刑ゲーム ◎
・バジュランギおじさんと、小さな迷子 ◎
・死霊伝説 セーラムズ・ロット ○
・カリスマ ○
・ドラキュラン △
・マイル22 ○
・サマーオブ84 ◎
・ホラーシネマパラダイス ○
・女王陛下のお気に入り ◎
・イントゥ・ザ・スカイ ○
・1984 ○

今回の一曲

謹賀新年

年賀状2019

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

今回の一曲

ウハウハザブーンな暴天アカデミー賞’2018

早いもので、平成最後の年末です。そういえば、立派な流行語っぽいのに「平成最後の〇〇」って流行語に入ってなかったな。
……ああ、そうか。まじで流行してるから入れられないのか。
映画感想をほぼ更新しない一年でした。なんというか、昨年末の汚物のせいでやる気自体を物凄く減退させられたのが大きく。いやあ、本当に焼け焦げた糞の山だったな。あれ。
それは置いておいて(ライアン・ジョンソンは苦しんで死ね化膿しろって思っているけど)。
我らがギレルモ・デル・トロがアカデミー賞受賞したり、ロック様主演作目白押しだったり。今年もいい映画が多かった。
ジェームズ・ガン不当解雇の件で、ディズニー自体への嫌悪が振り切れたり。ガン最後の仕事であるエンドゲームは見るけれど、そこでMCUとはバイバイだなって固く誓ったり。
まあ、FOXまで買収されちゃうからどこまで守れるかなー。



最優秀作品賞:ブリグズビー・ベア
何かを好きでいること。何かを創っていること。それを全力で肯定してくる作品でした。
マーク・ハミルがあのゴミクズの何百倍も活き活きとしてるのも嬉しい。
ドラえもんと別れるのび太の話的でもあり、シナリオセラピーの側面もあり。
言っていることとと、本当の心情が合致しない。だからこそ、表情から、これまでの経緯から観客に想像させてくれる。
小品だけど大傑作。

 

最低作品賞:パシフィック・リム アップライジング
加点方式の採点だと5点ぐらいで、減点方式だと結構酷いことになる作品。
楽しい部分もあるんですけど、見終わった後の熱量が凄く冷めてたなと。
いや前作だって脚本的には全く褒められたものじゃないんですけど、作り手のフェチ度が振り切れてたんですよね。
「後はもうどうでもいい。このシーンだけで、もう最高!!」が5回ぐらい来たのが、今作では皆無。フェチを感じなかった。
前作キャラクターの雑な扱い、ぶっ込まれる大人の事情、無意味で稚拙な展開の数々……と昨年のカスと共通するとこもあるんですけど、気色悪いオナニー感は無かったし、監督さんも不本意な出来にせざるを得なかったっぽいのがヒシヒシと感じるので不快感はないんですが。
昼間のシーンが大部分だったり、前作から良くなっているとこもあるんですけど、それ以上に劣化している要素が多かった感じ。




最優秀アクション賞:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
3以降、ハズレ無しになっている化け物シリーズ。
もう全体的に「トムがやりたかったんだね!!」というアクションの連続で、いやCGでええやんけって思ったりもするんですけれども!



最優秀コメディ賞:ファイナルガールズ
ホラー映画の中に入ってしまった学生たち。後々の展開から主役女性と一緒に行動しようとした矢先に、その女性が事故死してしまって…という内容。
ホラー「映画」であることを逆手に取った作戦が楽しく、それでいて母娘ものでもあるのです。
端役の女学生役が、主人公の亡き母の若い頃で。ストリップシーンで泣かせる。
んで、色彩とか構図とか物凄く凝ってて素晴らしいのです。



最優秀ホラー賞:アルカディア
新興宗教の村から逃げ出した兄弟。成長した彼らのもとに届いたビデオレターから、二人は村に戻ることに……。
クトゥルフ神話のような、人知を超えた上位存在の恐怖に駆られるスリラー。
上位存在の描き方が本当に気味悪く、そして意地悪くて。
無限ループって本当に怖い。しかも最期の数秒繰り返されるとか。



最優秀ドラマ賞:ウインド・リバー
インディアン保留地で起こった少女の死。
今でも根強く残るインディアンたちへの軋轢。現在ですらこうなのかと。
社会派ドラマであり、マッドマックスやダーティハリー(無印)のようなカタルシスもある今作。
苦味のあるラストも含めて大好き。


最優秀SF賞:ジュラシック・ワールド 炎の王国
原点である科学への警鐘を、怒りという表現で以て観客を打ち抜いた。
今までは作り出した側の人間しか描かれず、恐竜たちは障害であり、多少の哀れみはあっても彼らの立場を正面から捉えてはいなかったように思う。
今回、同じく「作り出された」人間が出てきたことにより、ドラマは大きく広がった。
昨今の「外来種=悪」という短絡的な風潮への痛烈なカウンターが込められている。「勝手に作り出して、勝手に殺して。ふざけんじゃねえ」という恐竜たちの叫びは、今現在動植物たちが晒されているリアルでもあるのだ。
あと、やっぱりブルーちゃん可愛い。

  

最優秀バーフバリ賞:バーフバリ 王の凱旋
王を讃えよ!!
アクションと感情のシンクロ具合とか、地理をオープニングでさり気なく印象づける手腕とか身震いしかない。
架空のインド叙事詩であり、上質なファンタジーである。世界の広がりっていうのはこういうのだよ。


最優秀ヒーロー賞:「デッドプール2」より、デッドプール
運でも脚本の都合でもなく、「ヒーロー」であるからこそ勝つべくして勝つ帰結を体現したのがデッドプールだったとは。
てか、この作品の脚本凄いよ。気の配り具合が。
全力でふざけているのに中身はちゃんと大人であるデッドプールのキャラは崩さず、ポリコレの盛り込み方も自然で「ギャグ」に昇華する卓越ぶり。
ヒロインを失ったからこそなし得たデッドプールの生き方を本編で余すこと無く描き、ラストの怒涛の歴史改変で台無しにする徹底ぶり。
見終わって幸福感が凄かった。デップー最高。大好き。


最優秀怪獣プロレス賞:ランペイジ 巨獣大乱闘
ステイサムがサメと戦う映画は原作よりもステイサムしていなくて退屈で酷かったですが、ロック様は違った!
凄いよ。人間サイズのゴリラが、巨大な狼とゴリラとワニ相手にするんだもん。つーか、ロック様相手にするんじゃむしろそれぐらいじゃないと力不足感すらある。
全編で真っ昼間に怪獣プロレスを行うサービス精神に感涙しかない。
そして地味に好きなのが、画面の端っこで拘束ベルトをぶちっと事もなげに引きちぎるロック様。焦点すら合ってないの。ロック様には呼吸と同じレベルでいつものことでしょって制作チームの思考が見える!



最優秀ヴィラン賞:アベンジャーズ・インフィニティ・ウォーより、サノス
行動原理に共感はできないけど理解は出来たし、それに対する断固たる信念はヒーローのようですらあった。
ガモーラへの父娘の情と、それを愛と表現するにはあんまりすぎる毒親ぶりといい。
MCUは悪役がテンプレ的で深みがないことが弱点だったが、サノスで盛り返した感じ。これまでの登場作とキャラが違うとか気にすんな。全力でデップーでネタにされてたけども。
アベンジャーズは初期メンバーを除き、ほぼほぼ全員死亡という状態でどう決着を付けるのか。
「ヒーロー」だからこそ、サノスが選ばない手段を握りしめての勝利を期待したい。
これでバイバイだしね。


最優秀掘り出し物で賞:八つ墓村(1977) 
渥美清の金田一耕助。
落ち武者の祟りに見せかけた連続殺人だが、実は本当に祟りだったという展開にぞくぞくした。
過去帳から炙り出される、現代まで続く因縁。
八つ墓村をミステリーではなく、一つのオカルトドラマとして描いた異色作。
いやもう、落ち武者狩りと村人惨殺シーンが物凄いもの。

今回の一曲



どうか、よいお年をお迎えください。
来年はヒクドラ(日本公開は絶望的)とアベンジャーズとゲームオブスローンズが完結して、ゴジラとポケモンの実写があって、バンブルビーとアクアマンが公開して、ITの大人編とダークフェニックスとホラーなX-MENがあって!
3作品の完結編が待ち遠しいな。
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