心理学・カウンセリング関連

2015年06月14日

大法輪4月号




daihourin201504



少し前のことになってしまうのですが、今年3月7日出版の大法輪4月号の特集「不安をなくす心と身体の調整法」の中の『カウンセラーに聞く「現代人と不安」』というコーナーで執筆させていただきました。

他にも精神科医などの著名な方々が「不安をなくす心と身体の調整法」についてご執筆されているので、色々と参考になることも多いです。 

立場や視点が違うと、自分以外の視点からの見方などが学べて勉強になりますね。



bouzunikki at 20:00|Permalink

2014年12月02日

沖縄内観研修所



先日、沖縄に行った際に沖縄内観研修所を訪問させていただきました。

内観とは、「仏教の修行法」がベースになっていますが宗教色は取り除かれていますのでだれもができる心理療法であり、「自分を知る」ための方法として開発された自己観察法です。

そうしたことから今日では医療界、学校教育界、矯正界、企業の人材育成など様々な分野で実践されています。

内観法は日本で生まれた心理療法ですが、現在は世界9ヵ国で実践されていまして日本生まれの心理療法として国際的な評価も得られています。


沖縄内観研修所は、沖縄本島の南部にあり、斎場御嶽(せーふぁーうたき)の隣の、海が一望できる素敵な場所です。

IMG_0665


10年程前に一度訪問させていただいたことがありますが、今回は研修所に併設されているカフェ「海のイスキア」でお食事をいただきながら、ゆっくりとした時間を過ごさせていただきました。

IMG_0659


IMG_0620
研修所のハーブガーデン

IMG_0640
お庭で育て、摘みたてをいただけるハーブティーは残念ながらSOLDOUTでしたが、身も心も癒されそうです。



お話を伺うと、修学旅行生が民家に宿泊するという企画を受けて、修学旅行生の宿泊も受け入れているとのことでした。

お忙しい中、子供達の育成にも尽力されているというお話に、感銘を受けました。



斎場御嶽(せーふぁーうたき)見学のあとに立ち寄る観光客さんも多く、ロケーションが本当に素晴らしいので、皆さんまったりしていましたね。

IMG_0618



アットホームで小さいカフェですからあまり多くの人は入れませんが、沖縄観光の際にはオススメのカフェですよ。







bouzunikki at 20:00|Permalink

2012年07月08日

介護うつについて

kaigonojikan300



7月3日発売の書籍(ムック)「介護の時間」にて介護うつについてお話させていただいております。

介護は、ある意味、それまでの家族関係がそのまま反映されます。

親にとても愛されて育った人は、「恩返ししなきゃ」と頑張りすぎたり、逆に親の愛をあまり受けられずに(感じられずに・・・)育てられた人は「親は自分に何もしてくれなかったのに、なぜ自分が介護をしなければいけないのか」と憤りを感じてしまうケースもあります。

また、親が自分以外の兄弟ばかりを可愛がっていた場合には、介護をしながら「結局頼りになるのは私なのよ」というアピールをしていたりもします。

この場合は、小さな手抜きを指摘されることを回避するために介護に手が抜けなくなるということもあります。

そしてこれは、本人に自覚がなく、無意識で行っていることもあるのです。

介護は、親子関係が密になる分、人生の集大成のようなものなのかもしれないと、感じることがあります。

「介護の時間」では、そんなことも少しお話させていただきました。

4ページほどの枠ですが、介護うつ度チェックや、介護うつにならないための十ヶ条などもお話させていただいておりますので、ご興味のある方にご覧いただき、ご参考にして頂けましたら幸いです。



bouzunikki at 18:13|Permalink

2011年08月11日

群馬県医師会報


300


群馬県医師会報の「産業保健だより」というコーナーで「モラルハラスメント」についての執筆をさせていただきました。
 
職場でのハラスメントというと、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントを思い浮かべる人が多いですが、実はいまハラスメントと思えないようなやり方や、目に見えない形でのハラスメントが進んでいます。それがモラルハラスメントです。
 
職場でのモラルハラスメントが被害者にとって一番辛いのは周囲から「見えにくい」点です。
 
仕事に必要な情報を与えない、本人の能力からすると簡単すぎる仕事をわざとさせる、標的にした社員が話そうとすると話をさえぎるなど、モラルハラスメントとは、主に言葉や態度によって巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力で、無視などの態度や人格を傷つけるような言葉など、精神的な嫌がらせや迷惑行為を含みます。
 
このような「冷たい攻撃」をされた場合、被害者は「いちいち気にするほうがおかしい」など、むしろその被害者の弱さや性格の問題として周囲に捉えられてしまうことも多いのです。
 
モラルハラスメントは「証拠が残りにくい」のも特徴で、時には「指導・教育」として処理されることも多く、加害者がハラスメントを行っている自覚がないケースもあります。

こうしたモラルハラスメントを受けている人が職場で増えていると感じます。
  
モラルハラスメントを受け続けると正常な感覚が失われてきて「自分が悪かったから」という感覚になってしまうことがありますが、これは被害者自身が悪いのではありません。
 
そして加害者も生育歴で虐待を受けてきたなど、加害者も以前の被害者であり、そしてその被害行為に対してほとんどサポートを受けられずにきたということも考えられます。

職場での人間関係で悩んでいるという方はモラルハラスメントという視点でみてみるのもいいかもしれません。



bouzunikki at 14:52|Permalink

2011年03月19日

震災後の子供の心のケア

今回の東北地方太平洋沖地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 

ここでは、心理カウンセラーとしての視点から被災地以外の子供の心のケアについて書いてみたいと思います。
 
 
 
連日、テレビには被災地の状況が映し出されていますが、過去の災害の例を見ても幼児には心理的な悪影響が出ることがあります。
 
特に小学校低学年以下の子供にとっては心に「不安」を根付かせてしまうことにもなります。
 
もちろん、報道としては重要なことではありますが、繰り返し映し出される映像をみて夜寝付けなくなる子供や、親のそばを離れなくなる子供、夜突然起きて泣き出す子供、親の元を離れられずに不登校になる子供などが被災地以外の地域でも発生するのです。
 
小学校低学年以下の子供にとっては映像がショッキングであり、さらに親が心配している空気を感じ取ったり、親が教育の為と思って必要以上に災害の恐ろしさを子供に伝えようとするなどの行為が加わると子供の心に「不安」「恐怖」が根付いてしまいます。
 
ですから、「命の尊さを教えるのには幼すぎる子供」に対しては、十分な注意を払う必要があると思います。
 
特に、爪を噛むしぐさなどは不安を解消しようとしているサインなので、こうしたサインが出たら気をつける必要があると思います。
 
幼い子供には、恐怖や不安を教えるのではなくて、「安心」を根付かせてあげなければなりません。
 
大人は、子供の心に「見えない被害」を残さないような対応が必要だと思います。
 
子供には抱きしめてあげて「大丈夫だよ」と言ってあげてください。

子供はしっかりと抱きしめられると安心感が生まれます。

そして、今あるものに対しての感謝の言葉や、未来への希望の言葉、人間の強さについての言葉をかけてあげてください。



bouzunikki at 23:10|Permalink