自灯明法灯明

2009年02月15日

自灯明、法灯明 (じとうみょう、ほうとうみょう)

今日(二月十五日)は涅槃会(ねはんえ)です。

涅槃会とは、お釈迦さまの入滅された(亡くなられた)2月15日に営まれる法要のことです。




お釈迦さまが八十歳で入滅された時のことです。

お弟子たちは、お釈迦さまが亡くなられたら、さてあとは誰をたよりにしたらよいかと心配しました。

そしてお弟子さまの一人が、「先生が亡くなられたら私たちは何をよりどころとして生きていったらいいのでしょうか」とお釈迦様に問いかけました。

それに対しお釈迦さまは、「自らをともしびとして生きていきなさい、法をともしびとして生きていきなさい(自灯明、法灯明)」といわれました。

つまり「自分自身を信じてよりどころとしなさい。そしてもし迷ったならば法(教え)をよりどころにしなさい」ということです。

この言葉は仏教の真髄を顕わしています。

基本的に仏教の教えは、自分を知ること、真理(法)を知ることに尽きます。

お釈迦さまは、何が正しいかを見定めることのできる自分を確立せよ、自分を信じて生きよということを「自灯明、法灯明」ということでさいごに教えられたのです。

答えは全て自分自身の中にあるのです。

人生とは自分探しの旅であり、人はその答えを知るために法を求めるのでしょうね。



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