2020年07月09日

バイシクルキック

バイシクルキック 
 父 ディープブリランテ
 母 トリプルアクト (Theatrical) 
 パカパカファーム 生産 
 東海林貴大氏 所有
 東・栗田厩舎

20200704 新馬 福島芝1,200m 重 4人1着
1.10.2 11.7-12.0-11.7-11.7

パドックからの注目馬。

462キロだから大型馬ではないが、足腰がしっかりしていて、パワー型の馬体。レースもスピードの差でハナに立って、余裕の逃げ切り。

父ディープブリランテは、パカパカファーム生産、父ディープインパクト、鞍上岩田康誠のダービー馬。種牡馬としてはやや苦戦中で、重賞勝ちはラジオNIKKEI賞のセダブリランテスの1勝のみ。中京、新潟など左回りが得意で、スタミナはあるが緩急に強くないせいかマイル戦で実績を上げている。

馬体や血統背景から、中距離までの距離対応はOKだし。スピードとパワーがあってダートにも適応可能。また、父の傾向から中京マイル戦に出てきたら目をつむって買いたい。

陣営「前向きで短距離向きのスピードがある。初戦から。」
菅原騎手「調教の時からスタートは早くて、気がいい馬なので1200は合うと思っていた。これでトモに力がしっかりついてくればもっと良くなる」

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2020年07月07日

アスカノミライ

アスカノミライ 
 父 リオンディーズ 
 母 ロトクルーザー(クロフネ) 
 広富牧場 生産 
 豊田智郎 所有 
 西・川村きゅう舎


20200704 新馬 阪神芝1,400m重 13人3着
1.25.3 12.3-12.5-12.4-12.3

パドックからの注目馬。

道中はロスの大きい競馬で、強引に持ち出して何とか3着まで押し上げた。ただ、時計は標準に届かないので、レースレベルに助けられたところはあると思う。

血統的には、母系はクロフネxシャンハイというダート血統だが、さらにさかのぼるとミナガワマンナ(その父シンザン)が現れる(だからどうした)。

リオンディーズは父キングカメハメハ、母シーザリオの超良血で、朝日杯1着、皐月・ダービー5着(ダービーを最後に引退)。今年2020年に初年度産駒を送り出す。ドゥラメンテやもモーリスの陰に隠れているが、なかなかに良い馬を出している印象がある。

フットワークが大きく、血統背景や馬体の雰囲気から言っても、1400はちょっと短すぎると思う。広い馬場の中距離で活躍してほしい、いや活躍できる。分かる人がいるか分からないけど、かなーり昔のラジオNIKKEI杯で大出遅れを演じたラガーレグルスとイメージが被る。いや、出遅れしそう!という意味ではなく、中距離向きの差し馬、という意味で。

因みに馬名の「アスカ」といえば、アスカクラウンという馬が20年以上前にいて、ライスシャワーが勝った93年の日経賞で、故障して予後不良になったんですね。そのアスカクラウンの馬主さんは、鶴巻道子さん。字面だけみると、アスカノミライの馬主さんとは関係がないように見えます。ただ、アスカクラウンがズルズルっと下がっていくのを現場てみていて、競馬の現実というか、厳しさをひしと感じた記憶が、今も鮮明に、残っています。余談でした。

陣営「幼くて体に余裕はあるが、水準の時計は出ている」
鮫島騎手「ゲートはゆっくりで道中も忙しかったが、この馬場は得意。」

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デュアリスト

デュアリスト 牡 2018年産 
 父ミッキーアイル 
 母デュアルストーリー(エンドスウィープ) 
 ノーザンファーム 生産 
 サンデーレーシング 所有 
 西・安田隆きゅう舎


20200704 新馬 ダ1,200不良 1人1着
1.11.9 11.8-12.1-11.9-12.7

不良の水準をさらに0.7上回る好時計。逃げたヨッシーフェイスが快調に飛ばして、最後に脚が鈍ったところをしっかりと差し切った。馬体はパワーにあふれていて、やや硬さもある点もダート適性は高い。

父ミッキーアイルは芝向きのスピード馬だが、このデュアリストの母系は完全にダート血統。芝に浮気せず、ダート路線での活躍を。こういう馬は、1勝クラスを勝ち上がった以降、なかなか良いレースがない。距離を延ばすのも難しいし、来春の京都1,400mの端午ステークスくらいまでどう過ごしますかね。これがノーザンの吉田勝社長が言う「ダート路線を整備しないとダート血統に投資できない」ということの本質なんだと思う。ファンの目線で考えても、ダート路線をもっと拡充して、むしろ芝のGIをリストラしてほしいと思う。GIは、やはり「最強馬決定戦」であってほしいもの。

陣営「ダートはあう。距離に対応して調教通り走れれば。」
北村友「追切から能力はあると感じていた。レースでスピードを乗せていったらコーナーでトモが外に流れて逃げる面を見せた。まだ課題はあるけど、もっと良くなる。」

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2020年07月06日

ジャカランダレーン

ジャカランダレーン 牝 2018年産 
 父 ラブリーデイ 
 母 ウリウリ (ディープインパクト) 
 ノーザンファーム 生産  
 金子真人ホールディングズ 所有 
 西・中内田厩舎

20200704 新馬 芝1,400m重 1人1着
1.24.6 12.3-12.5-12.4-12.3

パドックで馬体を見た印象は、華奢でスマートながらバネを備えていて、運動神経の良さそうな馬。重馬場よりも、良い馬場で瞬発力を活かす競馬の方が合うはず。血統的な類似点はないものの、昨年の阪神JF3着のクラヴァシュドールとラップするイメージ。

レース内容は、時計自体は、やや重標準程度の馬場でペースがそれなりに流れたにしては、少し時計がかかった印象で、他馬が馬場や展開にまったく対応できず、結果的に独走になってしまった感もある。この勝ちっぷり・着差だけで評価が上げるのは禁物。

ただし、この馬には未だ伸びしろがある。重い馬場もこなしたが、本質的にはもっと良い馬場で瞬発力を活かしたいだろうし、血統的にも奥がある。距離も、短距離馬では決してないし、1,600〜2,000で活躍してくれそう。

父ラブリーディは今年の新種牡馬。キングカメハメハ産駒で、母父ダンスインザダーク。宝塚記念と天皇賞秋のGI2勝で、新馬・特別を連勝しながら、そこからじわじわーっと力をつけていき、GIを勝ったのは5歳になってから、という遅咲きというか持続型の名馬だった。母ウリウリも輝いたのは5歳秋のCBC賞→セントウルS→スプリンターズSで、父母共に成長力がある。重賞の壁に跳ね返されてとしても、じっくりと力をつけて、3歳秋、そして古馬にかけて、じっくりとその活躍を楽しみたい。

そして何と言っても、父ラブリーデイは父キングカメハメハ(金子さん所有)xポップコーンジャズ(金子さん所有)、母ウリウリは父ディープインパクト(金子さん所有)x母ウィキウィキ(金子さん所有)という、オーナーブリーダー生産馬のような血統構成。普通、ダビスタ的に自己生産馬に傾倒してしまうと、そもそも血統の質を担保できなかったり、或いは血の袋小路に陥ってしまう。しかし金子さんは、牧場を持たずとも(しかも天下のノーザンファームを舞台に)自家生産のような配合の馬をつくり、所有し、そして勝たせてしまう。その金子さんの眼力とビジネススキルに、心から称賛を送りたいと思う。

陣営「二の脚が速くて乗りやすい。調教通りに走れれば」
福永「上巣に立ちまわれて、攻めの良さが行かせた。初戦としては満点。この馬場を経験できたのも良かった」

bowie2240 at 23:35|PermalinkComments(0) 2歳馬情報 

2020年07月05日

今日の注目馬

函館11R 巴賞 OP 芝1800m
消 トーラスジェミニ

前走重賞3着(△で拾ったよ)、見え見えの単騎逃げ、少頭数。好事魔多しが競馬の鉄則、内が荒れてきた函館の馬場で(メインでキングズベスト産駒狙ったやんかといわないで)、ここで過剰人気になるようなら、ここは見で。

2人1着
逃げて、外差しの馬場を構わず逃げ切る。父キングズベストは、エイシンフラッシュのダービー制覇の後に輸入された。キングマンボ系の英2000ギニー馬。その後は全くパットせず。とにかく日本の普通の馬場では良さが出ないが、得意な条件で底力を発揮する。この馬はとにかく「逃げ」で活路を見出す。七夕賞→オールカマーで輝いたツインターボのように、この夏、花火を打ち上げるか?
木幡育「自分のレースをすると本当に強い。スムーズに走れば粘り強い。前回よりも馬体に実が入って馬体も良くなっていた。」

函館12R HTB杯 牝2勝 芝1,200m
◎ アヌラーダプラ 横山武

横山武ジョッキーが「今週の一番」と期待しているらしい、アヌラーダプラ。クラシック戦線に乗りかけた馬は、得てして実力以上に人気しがちで、それに安易に乗っていてはローカルを(ある意味)楽しめないわけですが、この馬は重い馬場もこなすキンカメ産駒で、調子も「絶好調」なら、ここは素直に、素質を評価したい。

1人1着
好時計、好内容で圧勝。力の違い。
横山武「稽古でこのクラスにいる馬ではないと思っていた。思っていた以上に元気よく走っていたので、無理におさえず馬の力を信じて乗った。着差以上に余裕があった」



函館5R 新馬 芝1,800m
◎ アークライト ルメール

マイPOG馬。いや、こういう注目のされ方をして、で、POG人気馬がことごとく負けてきた流れの中で、しかも東京をなぞのスキップして函館でのデビュー。ここまで不安要素が揃ったら、むしろ逆張りで買ってやろう、と。これまでこけてきた馬は殆どがドゥラメンテやモーリス産駒で、ディープ産駒は着実に走っているわけで。。。↓言うこと変わってるかもしれませんが。

1人2着
出遅れ、超スローにたまらずまくって出て4角先頭、直線では勝ち馬にピッタリマークされ交わされる。体力や総合力が問われる内容ではなかったが、「脚力」や前に出る「気力」で劣った。馬体が絞れたり、スタートが改善しても、脚力や気力が変わるわけではないしなあ、という脱力感あり。唯一あれば、軽い馬場で、距離も短縮してスタミナを温存すれば爆発力が・・・いや、ないか。


福島5R 新馬 芝1,800m
◎ スワーヴエルメ レーン

この馬もマイPOG馬。この世代鬼門のドゥラメンテ産駒だが、この馬は違うと信じたい。根拠はない。

1人2着。
中身のある内容。1.03.8のスローペースを中団から追いかけて、4角でやや遅れ気味に外に出したが、既に追い出していたタウゼントジェーンにワンテンポ遅れて内から並びかけるも、追い抜くには至らず。小脚で負けたが、この馬は奥がある。
レーン「返し馬で感じたことは、この馬がプロフェッショナルということ。いいセンスを持っているし距離も全く問題ない。今日の内容ならすぐに勝てるし、成長が楽しみ。」

阪神9R 兵庫特別(2勝クラス) 阪神芝2.400m 
△ ロールオブサンダー 福永

この馬もクラシック路線からの参戦組だが、スタミナ&パワーに優れるエピファネイア産駒だが、キレる脚がなくて、阪神外回りはちょっと厳しい。ここは押さえまで。

2人1着
好時計で完勝。楽に逃げられた展開の利は相当あった。自分のペースで行ければとことん強いが、ペースを乱されるとどーしようもなく脆いという、エピファネイア産駒の特徴を地で行く個性を存分に見せた。
福永「楽に自分のペースで走れましたね。こういう形の方が持ち味をしっかりと出せるんだと思う。阪神の2,400を逃げ切るのはなかなか難しい。能力の高さを証明した内容。」




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2020年07月04日

2020 CBC賞 G掘〕汁

高松宮記念で1位入線したクリノガウディーが、当時と同じ重馬場、そして朝日杯2着など実績のあるは新コースで、普通に考えれば順当に勝ち上がるべきレース。ただ、このクリノガウディーという馬、一筋縄でいく馬ではない。とにかく気性が不安定で、前が開けば行ってしまうし、押さえすぎるとやる気をなくしてしまう。実質的にこの馬のためだけに阪神に遠征する天才・横山典がさてどう乗るのか。達観した天才の手綱は・・・?1ナインテイルズや4グランドロワが逃げて、他にも行きたい馬多数。自然体で乗れば、折り合いはつく。ローズバドよろしく、押さえきっての後方ポツン競馬か。2枠外には、松山のタイセイアベニール。そしてさらに外には松若のミッキースピリット。彼らの標的はもちろんガウディー。折り合いに気を取られるあまりに後手後手に回れば、スプリント戦の致命傷になりかねない。

◎ 16 ジョイフル 川又 56(−1)
◯ 14 ディメンシオン 松田 53(−2)

本命は重1200得意のキングズベスト産駒・ジョイフル。ここ2走全く走れていないが、いずれも距離が長かった。激流ペースなら大外枠はむしろプラス。直線一気の末脚一閃、に期待。

ディメンシオンは、初めての1200になるが、その新味に期待。ディープインパクト産駒は、地味に重の1,200で穴を出す傾向にあり、一発が合って驚けない。母父モンジュー、そして福島で走るバンサラッサの姉。シンクロ好走も。

△ 4 グランドロワ 和田 55(−2)
△ 8 ロケット 酒井 52(−3)
△ 13 ミッキースピリット 松若 54(−3)
△ 7 クリノガウディー 横山典 58(+1)



bowie2240 at 22:53|PermalinkComments(0) レース展望 

2020 ラジオNIKKEI賞 G掘.魯鵐如〕汁

このレース、けっこう自信あります。

◎ 5 サクラドゥジュール 石橋脩 54(0)

強敵相手に善戦を続けてきたサクラドゥジュール。父ネオユニヴァース・母父シンボリクリスエスの血統、胴長ですらっとした馬体から本質的には中距離型なのに、燃える気性を気遣って1,600を中心に使われた結果、勝ち上がりが遅れたと思っている。燃えやすい気性にコーナー4回のコース形態はうってつけの緩衝材になる上、逃げ先行型が多い組み合わせもこの馬の折り合いには好条件。大とびだがしっかりと馬場をつかんだ走りができる馬で、重馬場も問題ない。ここは圧勝まである。

◯ 12 ルリアン 坂井 54(0)
▲ 4 コンドゥクシオン 石川 53(−1)
△ 6 アールクインダム 吉田豊 51(−1)

ルリアンはどんな条件にも適応するキズナの産駒。祖母バレークイーン(ダービー馬フサイチコンコルドの母)、母父フレンチデピュティからパワーとスタミナを注入されていて、重馬場の中距離戦はぴったりとフィットしそう。佐々木先生の「パーフェクトな調整ができた」のコメントも心強い。若手のホープ・坂井瑠星の手綱捌きにも、注目。

コンドゥクシオンは、重の1,800mに抜群の適性を示すダイワメジャー産駒で、重中山の山桜賞を2.05.3という目を疑うようなタイムで勝ち上がった。昨年6月の初勝利も福島1,800の不良馬場。前走の青葉賞は、まったく適性外のレースで、ここで巻き返しがあっても全く驚けない。

アールクインダムは、超重たい馬場だった菜の花賞(やや重でマイルの勝ちタイム1.36.8・・・)を勝った馬で、華奢に見える馬体から、重い馬場をすすーっとこなす不思議な馬。前走はダート2,100とこちらも全く適性外のレースからの臨戦で、穴っぽさが魅力。




bowie2240 at 22:09|PermalinkComments(0) レース展望 

2020 安達太良ステークス 予想

(ちょっとうれしかったので上にあげてしまいました)

さ、宝塚も終わって本格的な夏競馬・ローカル競馬に突入ですね。

クラシックを中心に、本場所で惜しくも敗れた馬がローカルだったら楽勝でしょ、とか、遅れてきた素質馬がローカル戦をステップに躍進する、とか、そういうキレイなストーリーよりも、もう終わったかな、みたいな馬が、ローカルの水を得てしぶとく復活する、みたいな、ローカルならではの渋い展開を楽しんでいきたいと思います。

◎ ハヤブサレジェンド 菊沢 1着
◯ ブランクエンド 田辺 2着
▲ エクリリストワール 戸崎圭 3着


福島開幕は雨でダートは重馬場。穴なら逆張りで差し狙いだろうが、いやいや流石にそれはキバりすぎというやつで、ここはしっかり前残りを狙っていきたい。本命はここ2戦、福島で2→1着の上り馬・ハヤブサレジェンド。札幌1700で1.44.9の好時計の実績も持っている。なお父ヘニーヒューズは福島ダート1,700のTOP3種牡馬。

相手は、2走前に2勝クラスを勝ち、前走昇級戦で好走した2頭。このクラスで結果を出している点は心強いし、両馬とも先行脚質。エクリは福島1,700で未勝利圧勝の経験があり、コース適性◎。ブランクは福島初出走ながら、父ハーツクライは福島1,700のTOP3種牡馬。

△ リョウランヒーロー 武藤 13着
△ ヴェイトブリック 三浦 4着
△ グランデストラーダ レーン 5着
△ ラスティユース 田中勝 6着


リョウランヒーローは福島得意のカネヒキリ産駒で、福島3連対の実績。障害帰りというのも渋い。ヴェイトブリックは2−3歳時の実績は重賞級。ここのところクスぶっていて、福島が合うとは思えないが、一発あれば。グレンデストラーダはブランクと同じハーツクライ産駒。レーン騎乗で過剰人気が・・・・だが、食い込んでもおかしくない。ラスティユースは「デキは絶好」。まぎれれば。

bowie2240 at 11:00|PermalinkComments(0) レース展望 

今日の注目馬

阪神11R 大阪スポーツ杯(3勝クラス) ダ1,400m
◎ マッスルビーチ 和田 54(-1)

昨年9月の鳥取特別の圧勝以来、ずっと追いかけ続けてきた馬。自身初の1,400mの締まったペースで、これまで鈍ってきた末脚が復活する。単勝&馬連で、これまでの負債を全て返す。

5人11着。
内々の後方を追走、見せ場ナシ。負債はたまるばかり。

阪神9R 生田特別(1勝クラス) 芝2,000m
△ ポタジェ 川田

黄菊賞2着→プリンシパル2着とクラシック出走の一歩手前まで行った超良血馬(ディープインパクトxジンジャーパンチ)。10頭立ての1勝クラスで流石に大崩れは考えにくいが、ゆったりとした馬体でトップスピードに乗るのに時間がかかるタイプ。まだ体力が付き切っていない状態で、内回りの重〜不良馬場に一抹の不安あり。

1人1着。
離れた3番手を追走、前の2頭を大名マーク。外からペプチドオーキッドが先に仕掛けて、一度は前に出られたが直線半ばで抜き返してそのままゴール。川田がしっかり「負けない騎乗」をした一方、これに外から勝負を仕掛けた松山騎手、この2人のたたき合いは非常に見ごたえがあった。


函館10R 臥牛山特別(1勝クラス) 芝2,000m
◎ ゼノヴァーズ ルメール

母父Sadler'sWells系だが、この馬は中距離型。前走2,400mは距離が少し長かった。洋芝の2,000mはベストの条件で、少頭数も歓迎。まだ幼さ・若さを残した現状だが、1勝クラスは楽に突破できる素材。

1人8着。好スタート、仕掛けずに4番手を進めそうだったが、前のレッドアクトレスに進路をふさがれて5番手の外を追走。逃げたレオンドーロそれなりに飛ばしてくれて、途中から皆の手が動く展開。レオンドーロが余裕の逃げ切りを見せる中、ゼノヴァーズは4角外に出した時点で手ごたえ無し。京成杯と同じような競馬になってしまった。パドックでも、馬体をやや立派に見せていたぐらいで体調は良さそうに(根拠ないけど)見せていただけに、敗因がつかめない。

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2020年07月03日

ゴールドチャリス

ゴールドチャリス 牡 2018年産 
 父 トゥザワールド 
 母 シルバーチャリス (Rainbow Quest) 
 ノーザンファーム 生産 
 フィールドレーシング 所有
 西・武幸四郎 きゅう舎


20200627 2歳未勝利 芝1,400m 良 6人1着
1.21.7 11.5-11.7-11.4-12.7

良標準1.22.3を上回る好時計。結構いいペースで飛ばして、最後何とかしのぎ切る形での勝利。こういう勝ち方だとナカナカ上に行って通用しないケースが大きくて、「時計が速いからクラス上がってもすぐ通用」とは言えないけども、まずスピード能力は◎。

406キロの小柄な馬体で、後肢はスマートだが、力が付き切っていないのでひょろっと見える。この後躯の力(=スピード能力)で押し切ったが、最後の1ハロンは脚が上がっていて、馬場とメンバーと展開に助けられた勝利(まだ体力面では未完成)、という面は否めない。

スピード能力があることは分かったので、もう少し体力をつけて、1,200mで上級クラスまであがっていってほしいなあという期待。後は、下記の血統面でも注目。

血統面で言うと、トゥザワールドは去年の新種牡馬で、血統面(キンカメ)、実績面(皐月・有馬2着)からは想定できないほど仕上がり早(でもあんまり活躍できず)。この馬は加えて母父Rainbow Questという、凱旋門賞にでも行こうかという本格化血統。

浜中「重めの馬場でも苦にせず、スピードを見せてくれた。まだ頭が高くて非力な面もあり、まだ良化の余地がある。」

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2020年07月01日

ダノンザキッド

ダノンザキッド 牡 2018年産
 父 ジャスタウェイ 
 母 エピックラヴ (Dansili→デインヒル)
 ノーザンF 生産 
 ダノックス 所有 
 西・安田隆 厩舎


20200628 新馬 阪神芝1,800稍重 2人1着
1.48.3 12.4-11.7-11.4-12.0

ほぼ良の標準(とはいえ時計がかかっていて1.49.0)を上回る好時計で完勝。2着に3馬身差。
パドックでは、ゴツくて脚長、後肢がヒジョーに良い。こういうタイプは、軽い芝の伸び合いというよりは力の勝負にあうので、東京・京都より中山・阪神、距離も2,000m前後が合う。パワータイプでダートも苦にしないはずだ。

血統面では、父ジャスタウェイは初年度産駒から皐月賞2着のヴェロックスを出したが、その後、期待されたほどの活躍は見せられていない。産駒の傾向を見ると、父ハーツクライ、或いはその母父トニービンのようなクラシック型の長距離砲、というよりは、ジャスタウェイの母父であるワイルドアゲイン(古い競馬ファンにはナリタキングオーの父と言えば分かりやすい)の血が強く出ているようで、重心の低いピッチ走法で、芝では内回りの中距離、或いはダート中距離が主戦場になっている。

長兄ミッキーブリランテは野田みづきさんが、次兄オールザワールドはノースヒルズの前田晋二さんが購入していて、一流のオーナーから指名されていることで、業界からの期待度が醸し出されている。

こういうタイプは自分のペースで行けないともろさを出すことも多いので、どこかでポカをやりそうな気もするが、イメージとしては↓。
  
 ◯ ホープフルS、きさらぎ賞、若葉S、皐月賞、ラジオnikkei
 ✖ 朝日杯、共同通信杯、弥生賞、ダービー、菊花賞

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2020年06月30日

コスモカルティエ

コスモカルティエ
 父 グレンイーグルス 
 母 イクスペンシブデイト(ムッシュボンド)  
 アイルランド産 
 ビッグレッドF 所有 
 東・武藤


20200628 新馬 芝1,600不良 5人3着
1.40.3 13.1-12.4-11.9-13.5

1日を通して、重不良の標準時計をさらに上回る時計が続出する、極重馬場での競馬。この馬場をこなした馬たちは、まず重適性をしっかり覚えておきたい。

ラップを見返してみると、テレビで見た感じよりもかなり上りががっていて最後の1ハロン13.5はかなりバタバタ。ああ2着以下のレベルは・・・とちょっと意気消沈。

さて気を取り直して、パドックでは均整の取れたリズミカルな歩様で、後肢の伸び、バネもとても躍動感があって好印象。むしろ良馬場でこそ、真価を発揮してくれる予感がする。

血統的には、父グレンイーグルスは、欧州競馬を席巻するGalileo(→Sadler'sWells)の産駒で、母の兄弟にジャイアンツコーズウェイがいるという、本場欧州の良血馬。まあ本場の良血が極東ニッポンで必ずしも成功するというわけでは、ないですが・・・。さてそのグレンイーグルズ、英・愛2,000ギニー、セントジェームスパレスSと3歳マイル戦の3冠を達成。これは日本で言うと、朝日杯→皐月賞→NHKマイルをぶっこぬきました、みたいな感じか。とにかく一流のスピード馬だった。昨年初年度産駒が出たばかりで、日本で走ったのはパワー型で小脚の利かない不器用な男・アルファウェーブただ一頭。なので産駒の傾向はまだまだ未知数。

なお母系はDanehill(・・Danzig)xDanzigxNureyevという、これでもかというノーザンダンサー配合。ノーザンダンサーは、ノーザンテーストやマルゼンスキーなどを通じて広く日本競馬に浸透した系統なので、今日の重馬場での適応力も含めて、アイルランド産ながら、日本の馬場に適した走りが出来そうな予感がする。

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2020年06月27日

今日の注目馬

東京8R 三歳以上1勝クラス 芝2,000m
▲ 8 ディアセオリー 三浦
前走は極限の上り勝負にはまってしまった。頭数が少なくなり、追い上げやすくなる。重馬場の経験はないが、足腰がしっかりしているので、滑るような馬場でなければこなせるはず。

1人2着。時計は重の標準を大きく上回る時計で、まずは「体力」と「重適性」を示した形。内内を回ってロスのない競馬ができたし、少頭数でさばきやすかった点も想定通り。一頭の激走に屈した形。

△ 5 サペラヴィ 石橋脩
重得意のキンカメ系ながら、重馬場は苦手な口。前走は重賞で致し方ないとはいえ、2,200でもついていけなかったので、2,000mへの距離短縮も不安。直線長い東京コースも、好材料ではない。ここは、連下まで。

4人1着。予想を超える内容。ディアセオリーが早め早めの競馬をしてくれて、(ラップは11.9-12.3-13.0)結果的にこの馬のしぶとさが活きた形。スタミナがあることを改めて示してくれたが、普通の馬場で差し込んでくるほどの切れ味がある馬ではないので、やはり今後の活躍は2,200以上に限定。菊花賞?いやいや流石にそこまでは・・・。北海道シリーズの2,600でどうか。

阪神1R 未勝利 ダ1,400m 
◎ 4  ポピュリズム 福永
父ダイワメジャー産駒はダート適性◎。ポピュリズム自身は、まだ成長途上で力が付き切っていないので、ダートでどうかだが、今の未勝利メンバーなら力は間違いなく上。先行脚質、湿った馬場で押し切りを期待。強敵は武豊騎乗の2・ウォーターラーテル。

1人1着。時計は稍重のほぼ標準。2着馬に完全に前に出られたところから、じっくり差し返した形。まだ自分の競馬で押し切るほどの力は付き切っていないし、ダートで見違えた、という内容ではなかったので、体がしっかりして本格化すれば、芝のマイル辺りで活躍できるはず。

阪神7R 1勝クラス 芝2,200m
△ 6 リメンバーメモリー 和田 
前走、同じ重馬場、同じ2,200mで全く見せ場ナシだったので、いくら「状態が良くなった」とはいえ、連下以上の評価はしにくいなあ。馬券的にはタイセイモンストレル/ボンベールの3連複2頭軸を推奨。

3人4着。ややついていけない感じ。ちょっと展望が開けない。

阪神8R 城崎特別1勝クラス 芝1,800m
消 1 オーマイダーリン 武豊
マイル戦で2戦連続2着。マイラーとしての能力◎だが、雨馬場+1,800mへの距離延長は不安要素。人気との兼ね合いで、今回は押さえに回してほしい。

1人2着。想定以上に距離をこなしてくれた。ここは相手を褒めるべきか。武豊騎手の「いつでも堅実に走ってくれる」はその通りで、今後、人気が落ちることがあればしっかり狙いたい。


阪神10R 花のみちステークス3勝クラス ダ1,800m
◎ 16 マッスルビーチ 福永

悩むなあ・・・。この馬に惚れたのが阪神ダ1,800mの鳥羽特別。末脚が活きる湿った馬場もいい。この相手、前に行きたい馬が多い組み合わせで鞍上は乗りなれた福永騎手。ここまで条件がそろってこの程度の人気なら、やはり、ここは買いの一手。

2人6着。期待外れの内容。

阪神12R リボン賞2勝クラス ダ1,800m
下 12 ヒッチコック 鮫島

オルフェ産駒で、自分のペースで走るとガツンと走る馬、という表だけだけど、2走前がダ2,400で好走、前走1,900で凡走、を見ると、1,800ではかなり恵まれないと厳しいか。
しかし、「ペガサス」って20年くらい前に新潟3歳Sを勝った馬にいなかったかなあ。

6人6着。もまれ込む。もっとスムーズな競馬がしたい。やはり解決策は距離延長か・・・

東京11R パラダイスステークス L 芝1,400m
◎ 6 ストーミーシー 田辺

安田記念回避は英断だったと思う。アドマイヤムーン産駒で本質的に東京コース向きとは思えないが、15戦して6回4着以内、かつ今宵から明け方までの雨で馬場が渋るのも歓迎。京王杯から比べれば相手もぐっと軽くなる。勝ちきるまではどうかも、三連系馬券の軸で手広く勝負。

1人3着。なんとかかんとか3着を確保。重馬場は得意なタイプなので、OP1,400で勝ちきれなかったのはちょっと残念。ここのところ使い詰めだったので、少し休んでリフレッシュしてもう一花、阪神1,400か中山1,600で。
田辺「いい競馬はできたが、もう一つ伸びがなかった。最後は少しノメっていた」

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2020 宝塚記念 予想

宝塚記念のイメージとして、マックイーンがライアンに負けたり(古い)、オグリがオサイチジョージに負けたり(もっと古い)、まぎれるGI、ってイメージがありますよね。

2,200mのGIで、大阪杯ができるまでは春シーズン唯一の中距離GIでした。で、長距離の天皇賞・春、マイルの安田記念の後に設定されているため、いわゆる「GI燃え尽き症候群」で本調子にない人気馬が崩れる、というパターンが多かったわけです。

それなら同じ中距離の天皇賞・秋で実績を上げた馬が好走するかというと、秋のパンパン馬場と梅雨のタフな馬場の差が出て、実は、天皇賞・秋を勝った馬でも、凡走するケースも多かったんですね。

で、結局どのGIと最も連動するかというと、距離こそ違えど同じグランプリの有馬記念だったりするわけですね。古くはメジロパーマーやグラスワンダー、或いはドリームジャーニーやゴールドシップなど、両レースで好走した「グランプリホース」はいつの時代にもちら、ほらと出現してきたわけです。

宝塚記念がどんな時に紛れてきたのか、人気を裏切った馬の視点でこの10年を見てみると、判で押したように前走がGIなんですね。安田を勝って1番人気に推された馬というのは記憶にないですが、天皇賞・春、そして今後は大阪杯(このレースをGIにしたことには今でも?が多いのですが)を勝って人気になるケースは、疑ってかかる方がよさそうです。

<ここ10年で1番に気を裏切った馬たち>
2018年 サトノダイヤモンド 前走:大阪杯
2017年 キタサンブラック 前走:天皇賞・春
2015年 ゴールドシップ 前走:天皇賞・春
2013年 ジェンティルドンナ 前走:ドバイシーマクラシック

さて今年の1番人気・サートゥルナーリアの前走は金鯱賞で、この宝塚を狙いすましたローテーションですよね。しかも、年末のタフな有馬記念で2着に来ている。天皇賞を勝ったフィエールマンも安田1,2着のグランアレグリア&アーモンドアイも出走がなく、やや「押し出された1番人気」の感はぬぐえないわけですが、それでもこの馬自身がここで崩れる要素は殆どないと思います。唯一あるとすれば経験のない「道悪」だけ。血統的には父ロードカナロア→キングカメハメハの血統は重馬場は大の得意。ダービー、天皇賞と崩れたレースのイメージも強くて、また裏切られるんじゃないかという不安がぬぐえないところはあるが、ことこの宝塚記念においては、死角はかなり少ない。

◎ サートゥルナーリア ルメール

この馬を本命に推す以上、相手は絞らないといけない。

展開は、武豊がキセキとどういう競馬をするかが、最大のポイント。前走の天皇賞は完全に
上記見失う暴走に近い競馬になってしまった。あの経験を踏まえると、武豊はキセキを徒に刺激したくないと思う。じわーっと出していって、逃げなくてもいい、常識にかかった競馬をさせて、秋につなげる競馬を意識するはず。馬券的には秋の復活、のほうがおいしい。

そうなると、意外に前が楽になる展開、というのはありうる。今日の阪神はほぼ前残り競馬で、雨が降ってもその傾向は変わらない可能性が高そう。前の組で面白そうなのは、スティッフェリオ。天皇賞2着で完全に本格化した印象があり、2,200mはオールカマー1着など得意な距離。

◯ スティッフィリオ 幸

阪神は夜半から明け方まで雨の予報。重の秋華賞を勝ったクロノジェネシス、一昨年2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースは要注意。ラッキーライラックはやや前走が展開に恵まれた面があり、人気との兼ね合いで買いにくい。グローリーヴェイズは、「実はめちゃくちゃ強くなってました」の可能性あり。レーンも今回の短期免許で最後のGIチャンス。燃えてると思います。

▲ クロノジェネシス 北村友
△ ブラストワンピース 川田
△ ラッキーライラック デムーロ
△ グローリーヴェイズ レーン





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2020 アハルテケステークス 予想

◎ ゴルトマイスター 三浦
◯ レビアーウィット レーン
▲ スマハマ 津村
△ アシャカトブ 戸崎
△ バレッティ 横山典


東京ダートはやや重でスタート。これから雨は降らないが、曇天の中で行われる見込みで馬場回復のピッチは遅い。別定Bのため実績馬は斤量が重くなるので手薄なオープン特別で、展開はスマハマの緩逃げとなれば、当然狙うべきは前残り。

◎ゴルトマイスターは外目の枠からすんなり2番手からの競馬が叶いそう。昇級で力関係は微妙だが展開利とスピード能力に期待。

対抗レピアーウィットは前走リステッド2着、前々走G沓鈎紊如△海離瓮鵐弌爾任麓太咯絨未梁減漾I榁罐泪ぅ襪砲蘯太咾あり、父ヘニーヒューズは府中マイル実績も高い。



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2020年06月26日

2020 水無月ステークス 予想

阪神地方の予報は土曜の夜から雨で、土曜の競馬は良馬場でできそう。スピード型の先行馬を中心に組み立てたい。

展開は、内のダート短距離馬アサケパワーと外のバーニングペスカのハナ争い。芝のダッシュ力はバーニングが上だと思うので、自然体でいけばこの馬がハナ。ただしアサケは逃げてこその馬で、途中から強引にでもハナを叩きに行くと思われるので、先行争いはかなり厳しくなると想定。

そうなれば、時計面の裏付けがあり、それなりの位置から競馬ができる組を中心に組み立てててみたい。

◎ ブライティアレディ 秋山
◯ タイセイブレーク 和田
▲ ブリッツアェイ 松若
△ アカネサス 高倉
△ ヤマカツグレース 齊藤 




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2020年06月23日

クールキャット

クールキャット 牝 2018年産
 父 スクリーンヒーロー 
 母 メジロトンキニーズ(ダンスインザダーク) 
 レイクヴィラファーム(洞爺湖) 生産
 シルクレーシング 所有
 東・奥村武きゅう舎

20200620 2歳新馬 東芝1,400 やや重 2人1着
1.23.4 12.2-11.6-11.6-12.1

馬場は重に近いやや重で、良標準1.23.0に近い時計は標準以上の評価をしてよい。
パドックでは、1400向きとは思えないすらっとしたバランスの良い馬体を見せていて、こういう馬場をこなしたのは不思議。パワータイプでは決してないので、マイルでパワー勝負になるよりも、バランス力で1800〜2000がベストなタイプに育つのではないか、、、という気がする。

父スクリーンヒーローは、代表産駒モーリス型のマイラーと、ゴールドアクター型のステイヤー、双方の産駒を(まだ貧弱な交配牝馬の中から)送り出していて、種牡馬としてのポテンシャルの広さを感じさせる。(父グラスワンダーも、ライバルのスペシャルウィークが優等生的な分かりやすい名馬、エルコンドルパサーが勤勉でどんな条件でも力を発揮する名馬であったのに対し、マイルから2,500mまで最も広い距離でGIを勝ち、2歳から古馬まで長く第一線を守りながら、どこか飄々とした、マイペースで走りたいときだけ走るような、鷹揚な雰囲気をまとっていた)

そして、何よりもこの馬の魅力は、”メジロ”の母系。マックイーンやライアンを輩出したメジロ牧場が廃業したのは2011年4月。すでに、9年の月日がたっている。牧場は当時メジロの専務だった岩崎伸道氏に継承され、この岩崎氏によって、ノーザンファームとの提携(連携)とマーケットブリーダー化、そしてシルクレーシングへの生産馬提供、という道筋が引かれた。

古い順からこのクールキャットの血統を紐解いていくと、まず交配された種牡馬の質が非常に高く、かつ一頭一頭のプロフィールを紐解いていくだけで、日本競馬の歴史をたどる旅を経験することができてしまう。

ちょっと、寄り道してみましょうか。

シアンモア 1924年生まれ
昭和初期の日本競馬における代表的な種牡馬。イギリス(エプソム)ダービー3着。小岩井農場で繋養され、1933(第二回),1934(第三回),1935(第四回)と日本ダービー(東京優駿)を3連覇した。

プリメロ 1931年生まれ
イギリス生産のアイルランドダービー馬。シアンモアの後継として小岩井農場が輸入・繋養。種牡馬として日本で大成功し、日本競馬史に多大な影響を与えた大種牡馬。4頭の日本ダービー(東京優駿)を含むクラシック通算15勝は、なんとサンデーサイレンスに破られるまで保持され続けた最高記録だったという。それでもリーディングサイヤーは一度も取れず、大物一発系の種牡馬であったらしい。

月友 1932年生まれ
当時ヨーロッパ血統が主流だった日本の馬産にアメリカ血統を導入すべく宮内省下総御料がアメリカから輸入した3頭のうちの1頭、アルザダが日本で産んだ所謂「持込馬」。レースには出走できなかったが、種牡馬として日本ダービー馬2頭を輩出するなど大活躍した。

ボストニアン 1950年生まれ
輸入種牡馬セフトの代表産駒の一頭で皐月賞・ダービーの二冠馬。種牡馬としては全く成功できなかったが、良質な繁殖牝馬との配合が多かったことも背景にブルードメアサイアーとして活躍した。

ヒンドスタン 1946年生まれ
言わずと知れた、三冠馬(或いは五冠馬)シンザンの父。イギリスからの輸入馬で、日本のリーディングサイヤーに7度輝くなど、日本競馬界を席巻。重賞勝利数は現代でも歴代4位の記録を保持。

バウンティアス  1958年生まれ
1969年に社台ファームが輸入した種牡馬で、産駒はバローネターフなど主に障害レースで活躍。その後ブルードメアサイアーとしてダービー馬ダイナガリバー等、多数の活躍馬を輩出。現代日本競馬を席巻する社台&ノーザンFの礎を気づいた種牡馬といっても過言ではない、歴史的に非常に重要な一頭。

モガミ 1976年生まれ
フランス生まれの競走馬(父Lyphard)だが、“メジロ”の北野豊吉氏と“シンボリ”の和田共弘氏の共同所有の下で走り、引退後、シンボリ牧場で種牡馬入りした。シリウスシンボリ(ダービー)、メジロラモーヌ(牝馬三冠)、レガシーワールド(ジャパンカップ)など多くの活躍馬を輩出。切れ味よりもスタミナ勝負に強く、名障害馬も多数輩出した。

ダンスインザダーク 1993年生まれ
「時代を変えた種牡馬」サンデーサイレンス産駒の中でも、GI1勝(菊花賞)のみでありながら、最強馬にあげる向きも多い、総合力に優れた名馬。菊花賞での武豊騎手のゴール後の、心身が開放されたようなガッツポーズが忘れられない。杉本アナの「ダンス、ピンチか、ダンス、ピンチか」の実況も懐かしい。種牡馬としては母父Nijinskyの影響も伝え、スタミナに優れた産駒を多数輩出した。

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2020年06月21日

2020 函館スプリントステークス 予想

◎ ダイアトニック 武豊
◯ フィアーノロマーノ 藤岡
▲ ダイメイフジ 菱田
△ エイティーンガール 坂井瑠
△ ジョーマンデリン 岩田康
△ ティーハーフ 国分優 
△ シヴァージ 藤岡佑


阪急杯→高松宮記念でスプリンターとしての素質開花を示したダイアトニック。小脚も使えて小回りも堪えない。時計の速い今の函館はピッタリで本命。

相手は阪急杯2着のフィアーノロマーノ、逃げの手から馬場を味方に粘るダイメイフジの2頭が本線だが、差し脚いきる流れになって3連馬券は△4頭へ。

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2020年06月20日

2020 ユニコーンS 予想

◎ タガノビューティー13 和田
◯ デュードヴァン1 デムーロ

土曜朝に不良で始まった東京のダートは、太陽の光を浴びつづけても回復のピッチは遅く、結局重回復しなかった。東京地方は今日の夜から明け方にかけて小雨がぱらつく予報で、明日は一にち曇。ユニコーンSも重馬場での施行になりそうだ。

レースは、超快速馬・レッチェバロックが逃げて、オーロラテソーロ、マカオンプラン、サンライズホープ、メイショウベンガル辺りが追いかけてかなりのハイペースになる見込み。時計はかなり早くなりそうで、1.35秒台に突入の可能性もある。

ペースが流れて、かつ前が止まらないスピード競馬。単純にダートで強い馬というよりも、スピード能力と自在性を持ち合わせた馬が台頭する。タガノビューティ&デュードヴァンを上位に取りたい。

△ サンダーブリッツ11 横山典 
△ メイショウベンガル9 戸崎圭
△ ラブリーエンジェル3 菅原明
△ レッチェバロック5 ルメール
△ カフェファラオ16 レーン

相手は5頭。
サンダーブリッツは前走東京マイルを快勝。馬ごみを気にするらしいので、外々をスムーズに追走できれば。
メイショウベンガルは、父クロフネの活力低下がやや気になるところだが、京都1,400→東京1,600の条件はベスト。戸崎騎手の手綱さばきにも注目。
ラブリーエンジェルは、前走古馬相手に完勝。持ち時計No.1で、中1週が嫌われるのならねらい目。
レッチェバロックは驚異的なスピード馬でここも楽に逃げられるだろうが、前走でも最終1ハロンは13.6かかっていて、追って伸びるのかの不安はある。
カフェファラオは超大物の期待も高まるが、ぱさぱさのダートの方が良いタイプ。脚抜きのいいダートで前にビュンビュンいかれると、良さが出ないリスクも。


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2020年06月19日

今日の注目馬

東京9R 町田特別(2勝クラス) 芝2,400m 重
◎ デュアライズ 田辺
母系にPleasantColonyを持つディープインパクト産駒で、未勝利勝ちのインパクトから大物の相を感じている馬。前走2着もは時計やラップはやや物足らない内容ながら、超スローの大外から上がり最速で追い上げており、及第点。距離が伸びるのも好材料で、開催が進んだ芝で豪快に追い込みを決めてほしい。
中館師「出足カギだが、折り合い面には進境。無難に出られればもう少し前の位置で進めることも可能なはず。前回も脚を余すぐらいの伸び。力はある馬だから」

5人10着。見せ場もなく完敗。さてどうしたことか・・・。スローペースで展開が向かなかったのは確か。それでも上位馬の上りが35秒を切る中、こちらは35.4。距離も重馬場も、母父PleasantColonyから合うと決めつけてたけど、どちらかが合わなかった可能性。中館さんのレース後コメントを待ちたい。

阪神12R 三歳以上1勝クラス 芝1,200m
消 ロードエクスプレス
キンシャサノキセキ産駒ながら脚長の体形で勝つ柔らか味があって、新馬勝ち当初は「マイラーとして大成」する期待を抱いていたものの、それからほぼ「鳴かず飛ばず」のまま。ここは割り切って父の産駒のパターン通り、「夏のローカル芝1,200かダートで変わり身」まで待つ作戦。今回の阪神1,200(1,200への出走は初めて)がどうにも微妙な(中途半端な)条件だが、内枠に入ってしまった(スタート後のダッシュがそれほど良い方ではないので)ことも踏まえて、ここは見送って、次走での変わり身に期待することにする。

2人5着。スタート後から押して押して位置を取りにいって、5番手の内。ここで一度手綱を引くが、やや掛かり気味。直線に向いて脚を伸ばす格好は見せるが、前半おっつけられたことで貯金がたまらず、さしたる脚を使えずにゴール。やはり多頭数の内枠がアダになったか。直線の姿勢からやはり1,200はあっていそうなので、次の小回りで、できれば外枠での一発。そこでもし負けてもダートでの変わり身もある。

阪神8R 三歳以上1勝クラス 芝2,000m 良
消 ヒシタイザン
何とまた芝に戻してきたか・・・。しかし今回はなかなかに骨っぽいメンバー構成。じり脚を補えるダートでも惨敗しているだけに、芝では苦戦必至か。(でもなぜここへきて芝なのか、は気になる)

9人10着。パンサラッサがキップの良い大逃げから押し切ったレースで、ヒシタイザンは全く競馬をさせてもらえなかった。やはり芝ではどうしようもない。ダート、できれば東京2100(って秋までないか・・・)で見直しを。

函館10R 八雲特別(1勝クラス) 芝1,800m
△ ギベルティ
大型で大とび、不器用な先行型で、前走のマイル戦も合わなかったが、では函館の1,800があうかというと・・・。自分のペースですんなりいかせてもらえればスタミナを活かしてじわっと乗り切れるかもしれないが、さすがにそんなに遊ばせてはもらえないだろう。スタートから1角までに、いかに位置を取れるかがカギ。

1人5着。出負け気味のスタートも、最内枠を活かして5番手まで追い上げる。1,000m1.01.8のスローにはまる。4角でも馬群を縫うような形を見せるが、直線では11.0-11.6のラップで切れ味に劣り4着馬にすら交わされたところでゴール。次は2,600mに出よう。1勝クラスにあるのか?と調べてみたら、中3週、7/18(土)の8Rに函館2,600mの1勝クラスがある。これだ、ここで勝負だ。

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