昨年は8月に1泊2日で,東日本大震災から5ヶ月後の三陸地方の様子を見に行き、その想像を絶する光景に驚きました。 
 今回の旅行も同じ三陸ですが、猫島として有名な 石巻市にある田代島に猫の様子を見に行って来ました。
ここも同様に未だに震災の影響が見て感じられます。 海添いには土台だけ残された家の跡や崩れた石垣、 そして多くの島民も島から移動したと見えて住んでいる気配の感じられない家がたくさんあります。
 
 それでも復興している姿も港を中心に見受けられます。 島民の牡蠣養殖をしている人達が始めた田代島にゃんこプロジェクトなどもその一つです。 猫好きの人達からほんの数カ月で多くの支援基金が集まったとも聞いています。 そんな中、友人と家内の3人で尋ねた田代島の猫を紹介します。

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 石巻港から1日3便のフェリーで約1時間で田代島に到着します。 石巻駅前のスーパーで買ったお弁当とビールを船内で頂きます。

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いよいよ似斗田の港から”ふじや”さんという民宿を経営している関さんの軽トラックで今晩お世話になる民宿に向かいます。 約5分間ぐらい軽トラの荷台にゆられて、細い道を入っていきます。

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 そしてここが民宿のふじやさんです。 民宿の目の前はもう海が迫っています。 震災時は床上まで水でつかったそうですが、ご主人はすぐに高台に避難して無事だったようです。 

 ではさっそく近所を歩きながら島の猫を探索します。
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 人通りの無い通りを歩いていると何処からともなく、猫達が1匹、2匹と私たちに近寄ってきます。 人間に慣れているようで、人に対する警戒心があまりないようです。 

田代島マップ


 田代島は歩いても2.3時間あれば島内を一周できるぐらいの小さな島です。 現在の島の人口は100人ぐらい、のら猫はおそらくその倍以上はいると思います。 震災以前からも人口が減少していて、島内で見かけたりっぱな小学校も平成元年に廃校となったようです。 島の平均年齢71歳、そして80%以上が高齢者です。

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 民宿から10分ほど歩いて、小高い丘の上にあるマンガアイランド。 猫の形をした宿泊用のロッジが5棟とその管理施設がありました。 日曜日でしたが人はまるで見かけませんでした。 はるか南の方面には金華山や網地島がみえます。 風光明媚なところです。

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 マンガアイランドからすぐ下りて行った見晴らしのいい民家の階段をゆっくり上がっていくと、子猫を含め比較的小さな猫が20匹ちかく私達を歓迎してくれています。 みんなカワイイ顔をしています。

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民宿ふじやさんでの夕食の光景です。 ワタリガニの他に、タコ、真鯛、サンマのお刺身、アイナメのソテーそして、鮭の荒煮などがテーブルに並んでいます。
 おっと、さっきから窓の外から猫の気配を感じます。 案の定、窓の下には小さな猫が3匹、窓を見上げているではありませんか。 民宿のご主人の手前、夕飯の残りをあげる事も出来ないので、こっそりビニールの袋に入れて後であげることにします。

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 そして朝になりました。 そっと窓の外を見てみます。 あれ、昨夜の猫たちがこっちを見上げています。 昨夜からずっといたのでしょうか、、、まさか、、とても いじらしい猫たちです。
  
 せっかくなのでもう少し島の猫を紹介します。
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 まだ子猫の兄弟のようです。 家の縁の下から出てきました。 近寄ると逃げるのでかなり望遠で撮っています。  右の猫はこの界隈ではボスのようです。 昨日からもここいらでうるうろして、よく見かけます。

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 今朝の朝食に出た小魚の一夜干しやつみれや鮭の荒煮の残りを路上で中島さんがノラ猫に振る舞ってます。 餌の気配を感じてあちこちから猫が集まってきます。 あっという間に20匹以上集まって来ました。

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 最後に民宿のふじやさんに住みついているりっぱな猫を紹介します。 この子は亀太郎といいます。 このあたりの猫としてはかなり大きいです。 
 「時々ご主人も奥さんも仙台に行って、帰らない日もありますが、なんとか餌を見つけて他の猫たちと元気に暮らしています、、、」と、帰りがけに段ボールの上から話しかけてきました。