１９年度の国土交通白書が示されました。

建設部門では、春に示された白書のテーマが一般問題出題のテーマとして大いに注目されるようですが、上下水道部門では、直接的にはあまりリンクはしていないようでが、一応チェックしているところです。

　「地球温暖化」については一昨年の一般問題のキーワードとなっていましたが、温暖化に対する影響がどう深刻なのか、このへんが今年のテーマになっているらしく関係するところのキーワードを探ってみました。

 

 

 

地球温暖化は、地球規模の問題であると同時に、わたしたちのくらしに密接に関わる身近な問題でもある。地球温暖化の一因である二酸化炭素の排出量は、くらしが豊かになる中で増加してきた。また、地球温暖化がもたらす気候変動は、自然災害を増加させ、くらしに深刻な影響を与えるのではないかと懸念される。

 

第��部　進行する地球温暖化とわたしたちのくらし
〜地球温暖化対策に向けた国土交通行政の展開〜

第１章　地球温暖化とわたしたちのくらし

2節　地球温暖化によるくらしへの影響

１．洪水・土砂災害リスクの増大

�々真紊篥攤什匈欧糧鏗欧鮗�けやすい国土

・洪水時の河川水位より低い約1割の土地に、全人口の約2分の1、総資産の約4分の3が集中しており、洪水の影響を受けやすい状況

�⊇乎羚覬�の増加による将来の洪水・土砂災害リスクの増大

・降水量の変化は河川の治水安全度に影響を及ぼす

 

２．渇水リスクの増大

�ヽ蘓緝囘戮料�加

・大雨の頻度が増加している一方で渇水の頻度も増加

��降水パターンの変化による将来の渇水リスクの増大等

・洪水とともに渇水のリスクがさらに高まることが懸念される

 

３．高潮災害リスクの増大

�々眥�の被害を受けやすい国土

・人口・資産が集積しており、高潮による浸水が起これば深刻な被害が予想される

�⊂�来の高潮災害リスクの増大

・将来の高潮災害リスクの増大

 

今、水道業界で話題地なっているのが「更新・耐震化」ですが、「浸水対策」「水環境の偏在化」のほかに、「高潮による処理場の浸水被害、河川海水遡上による取水不能」など上下水道に関連するとるべき技術的対策は数々あげられます。

 

さてさて・・・。

 

ボヤッキーの

「なぜに進まぬ！技術士試験対策」