18禁 男と女

「性の伝道師」の約3年半に渡る長期期間のご愛読、大変有難うございました。 小学生だった隆が、青年を経て、ようやく高村家の当主となる一連のストーリーを書きました。 これほど、長期に渡って書けたのも、読者の温かい声援の賜物と感謝しております。引き続き、心機一転、若い男性を主人公に官能小説を書いてゆこうと思いますので、宜しくお願い致します。なお、旧、性の伝道師は逐次出版してゆきますので、ご購読のほど宜しくお願い致します。

憶測34

「ねえ、私たちは?」

美智子さんはパパの車に乗るのは、断固拒否して、居残った。

そして、開口一番、そう聞いてきた。

「う~ん、どうしよう?」

僕は途端に困った。

だって、全てが想定外。

パパを追い掛けていたら、一美さん、そして美智子さんとまで知り合うことになったのだから。

 

「ラブホ行く?」

えっ…

僕は聞き間違えてかと思った。

ラ・ブ・ホ?

そう言った?

急に僕はドン引きした。

やはり、美智子さんは飛んでいる。

猪突猛進というよりは、ロケット娘。

怖いもの知らずの、世間知らずだ。

 

「ん?おかしい?」

美智子さんはそう小首を傾げる。

う~ん…

可愛い!

その可愛い顔をして、ラブホに行こうと言う。

親の顔が見たい…

何と、それは一美さん。

僕がこの数年件あこがれ続けて熟女。

 

「ひょっとして、貴方、童貞?」

美智子さんは上から目線で攻めてくる。

「ち、違うよ!」

僕は虚勢を張る。

負けてはいけない。

何故か、そう嘘を付いてしまった。

「そ、そうよねえ…」

美智子さんは安心したようだ。

 

「で、でも、一般的に言えば、普通の小学生だったら早いでしょ?」

試しに、僕はそう一般論として、牽制する。

 

「あら、そう?」

美智子さんは意外な顔をする。

彼女の常識では、童貞の方が変なのだろうか?

「君の同級生と付き合ってるけど、凄く上手よ」

かあ!

僕は頭に血が上った。

それって!

憶測33

「兎に角、僕たちには大人の事は分からないし、分かりたくもない」

僕はそう宣言する。

うっ…

美智子さんが隣で唸る。

だが、それ以上は声を発しなかった。

追い詰めても、のらりくらりと逃げられるだけ。

それに、先ほどは暴行までされ掛けたのだ。

彼女も本音ではこれ以上、居たくなかったのだ。

 

「分かった…」

パパがそれを受け取る。

「分かったわ…」

一美さんもそう答える。

二人があのホテルで何をしていたかは問わない。

だが、それを僕たちに悟らせないで欲しい。

そう暗に伝えたのだ。

 

「そう、良かった」

僕はそう頷く。

「ねえ、良いだろ?」

今度は美智子さんに確認を取る。

う、うん…

不承不承。

それでも、これで手打ちが出来た。

パパも一美さんも僕たちが彼らの仲を疑っていること。

又、次回もこうして尾行することは可能なこと。

それが分かったのだ。

 

二度と、付き合うな。

そんな事は要求していない。

だが、子供たちに分からないように、付き合ってほしい。

それが本音だ。

お互い、分別のつく大人同士。

そこは上手にして欲しいのだ。

 

「じゃあ、これで終わり…」

僕はそう告げる。

「お、おう…」

パパが呼応する。

「一美さん、送ってゆきましょう」

調子が良い。

多分、車内で今後の逢瀬について相談するのだろう。

まあ、良い。

それは許そう。

「じゃ。じゃあ、お願いしようかな…」

一美さんも同意する。

流石、情事相手。

息がぴったりだ。

ちくっと、胸が痛んだ。

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性の伝道師53章
期間 1/23~28
主な登場人物
 高村リュウ :主人公
 高村由香 :主人公のママ
 高村雄二 :主人公のパパ
高村靖子:由香の妹
高村昴 :主人公の祖父
田中  :祖父の女執事
 白石早紀:病院の元看護婦
 鈴木優子:富豪家の娘、リュウの幼馴染 
 香   :鈴木家の家政婦、遠縁の娘
(高村隆 :リュウの本当の父親)
あらすじ
由香はパパから精神障害になった雄二を再婚しろと言われる。それは高村家の為でもあるが、リュウの為でもあると言うのだが。

その病院は、八王子に在った。
駅を出て、タクシーで20分ほどの閑静な場所に、ひっそりと佇んでいた。
由香はタクシーから降り立つと、やや灰色に劣化した、元は白亜色だっただろう病院を見上げる。
周囲には大きな植木が立ち並んでいるが、よく見るとその裏には、しっかりと鉄条網が巡らしてある。
ああ、やはり、此処は特殊な病院なんだと自覚する。


憶測32

但し、お開きする前に、確認しておかなくてはいけない事項がある。

まずは事実を明確にしておくことだ。

きっと、このまま各自が帰宅すれば、子供は大人の社会に組み入れられ、弾圧される。

例えば、僕であれば、幾ら実家内で強い立場とは言え、パパに何かしらの糾弾は受けるだろう。

何気なく、一美さんへの性的暴行をママにチクるとか、あるいは、パパ名義のクレジットカード支払い額を制限するとか、権力行使をしてくる。

それは避けなくてはならない。

パパとの全面対決など望んでいない。

たまたま、一美母子を救済する為に、表立っただけだ。

その他の面でパパと競う積りは無いし、反抗する気もない。

そんな事をしたら、デメリットの方が多いからだ。

きっと、それはパパも同じ考えのはず。

 

一方、美智子さん。

彼女はもう少し立場が弱いだろう。

一美さんから盲信的に愛されているという事実だけに縋っていて、何も自立していない。

ママを僕のパパに奪われた。

その妬みと怨みだけで行動している。

計画的ではないのだ。

ママが僕のパパからの支援を断ち切られたら、損を蒙るのは、結局は美智子さんだ。

多分、それは分かっていながらも、行動に出てしまったのだろう。

甘い。

以前の僕なら考えられた行動だが、今やそんなバカな事はしない。

現に、一美さんには捨てられ、僕のパパの愛人と化している。

大人の方がよほど狡猾で計算高い。

僕なんかにかまけていなくても、パパと付き合う事で何倍、否、何十倍の利益があることが一美さんには分かっていたのだ。

 

しかし、そう簡単に子供たちを騙せない。

それが今回の一連の事件で分かったこと。

明確にすべきはその一点だった。

 

「パパと一美さんがどう付き合おうと、僕たちの知った事ではない」

僕はそう宣言する。

「ま、待って、そんなの許せない!」

案の定、美智子さんは怒る。

確かに、許せることではない。

だが、それはあくまでも心情的な事であって、少なくとも寡婦の一美さんはフリーだ。

誰と付き合おうと自由。

それを美智子さんがとやかく言う権利はないのだ。

 

「まあ、まあ、それは後で僕と話し合おう」

そう僕は言って、美智子さんを宥める。

「で、でも…」

美智子さんは不満げな顔をしているが、それ以上は言わなかった。

僕の勝ち。

少なくとも、この場を仕切るのは僕の立場。

それが分かったのだ。

憶測31

「そ、そうだな…」

パパは殊勝にそう答える。

狸…

僕は腹の中でそう唸った。

流石、僕のパパ。

この姑息な性格はパパ譲りなのだ。

そんな自覚を持った。

謝って、この場を早く立ち去りたい。

そんな態度が露わだった。

 

その想いは、一美さんも同じようだった。

娘には内緒の情事。

それを愛する娘に暴露され掛けたのだ。

多分、何か虫の知らせがあったのかもしれない。

ホテルに戻ると、娘とパパが争っている場所に出くわしたのだろう。

出来れば、事は荒立てたくない。

されど、娘の前に毅然とした態度には出なくてはならない。

そんな悩ましい立場に困惑していたのだ。

 

そして、一番の問題は美智子さん。

挙げた拳の下げ時が分からなくなっている。

考えれば、美智子さんの行動も不可解だ。

もし、パパを訴えるなら、もっと効果的な方法があったはず。

あるいは、証拠撮りをするなら、もっと上手に行う必要がある。

多分、成り行き。

大した計画もなく、事が大きくなって、後戻りが出来なくなっている。

これも又、困惑しているのだ。

 

そして、一番冷静なのが僕だ。

僕とて、考えれば疑われてもおかしくない立場だ。

パパを尾行していた。

それは明らかだ。

だが、その理由は何か?

そして、一美さんとの一件も不確かだ。

一美さんが詳しくは、パパに語っていないらしく、又、当然、美智子さんにも内緒なのだろう。

逆に言えば、一美さんが僕を糾弾出来る立場には、既にない。

何故なら、僕を裏切って?パパと逢瀬を重ねていたのだから。

そして、それが最近、僕に対して強気で、且つ冷淡な態度であった理由だったのだ。

 

いずれにせよ、各人とも探られたくない脛傷があり、ここは一旦お開きにする。

それが妥当な解決策だった。

何が何でも真実を求める。

それは子供のやり方。

賢い大人はうやむやにするのが上手だ。

そうしないと、このややこしい社会を円滑に回せてゆけないのだ。

憶測30

「ねえ、パパ、やっぱり不味いよ…」

僕はそう諭す。

うっ…

パパは少したじろぐ。

今まで逆らったことがない息子から、反撃を受けている。

それに面食らっているのだ。

第一、  一美さんとの件も、独断で対応しているだけだろう。

僕に何か事情を確認したりした訳ではないのだ。

多分、ネットで買った高級下着から、推測しただけ。

そして、やはりお金の力で一美さん側を抑えようとしただけなのだ。

 

僕には言えない。

傷つけることは出来ない。

否、

そんな事は許容されていないのだ。

婿養子。

会社は業績が順調だが、天下を取っているが、実家では先代の爺、そして、創業者のひい爺まで生き残っている。

そして、僕は彼らのお気に入りだ。

そんな力関係が一番わかっているのはパパだった。

 

既に、僕は爺やひい爺からかなりの資産を受け継いでいる。

そして、それを彼らの名義で資産運用し、かなりの利益も得ている。

言わば、いっぱしのデイーラーでもある。

身体が大きいだけではない。

ITも使いこなすし、ネット上の友人も多い。

だからこそ、一美さんに手が出せた。

あれだけの無体な行為が可能だったのだ。

 

「セクハラって訴えられるよ」

僕はそう宣言する。

「せ、セクハラって…」

パパはその言葉にびくっとする。

その口はお前だって…と言いかけて止めた。

そんな事を訴えたところで、僕はまだ小学生。

誰も一笑に付すだろう。

18歳以下の少年が殺人罪で死刑にならないと同じ理屈だ。

弱い子供はちゃんと社会が守っているのだから。

 

「わ、分かった、謝るよ」

パパは渋々頷く。

「うん、謝るのは僕じゃないよ、彼女たちに謝らないと」

僕は優しくそう提案する。

憶測29

尤も、僕にも打算はある。

どうみても、一美さんと美智子さんの方が分が悪い。

確かに、パパの情事は悪い。

一美さんにちょっかいを出してきた僕が言うのも変だが、倫理に劣る。

だが、それがどうした事か。

マスゴミにでも訴える?

慰謝料でも得る?

その意味からすれば、未だ物的証拠が不十分だ。

間接証拠。

一美さんとパパが同一のホテルに居た。

唯、それだけ。

 

幾つかのパパの失言もあったが、それも証拠がない。

美智子さんも多分、録音するなどの小器用な手口を使ったとは思えない。

何しろ、行き当たりばったり。

ダイナマイト娘だが、やや行動に難がある。

 

さすれば、今は事を丸く収めることが肝要。

だが、一美さんや美智子さんたちの心象も良くしておきたい。

これは言わば、僕にとってはチャンス。

まずは一美さんに懺悔する絶好の機会だ。

もう先手は打った。

好きだった。

そう告白した。

好きだから、暴走した。

未だ、幼いから、その愛情表現の仕方が下手だった。

そう取れる発言でもあったはず。

 

もう一方の美智子さん。

もし、一美さんの心が戻ってこなければ、彼女に関心がある僕としては、キープしておきたい女性だ。

未だ、果実では青い。

熟れた一美さんに比べれば、貧弱だ。

だが、もうすぐ、その果実はたっぷりとした果汁と果肉を携えるはず。

今から、仲良くなって損はない。

 

だから、両者の味方をして、出来るだけ助ける。

それによって、今後の良い展開を考えればと姑息にも計算していたのだ。

もちろん、そこにはパパへの甘えがある。

どう言っても、僕はかけがえのない跡継ぎ。

婿養子のパパとは違う。

絶対的存在なのだから。

憶測28

「す、好きって何よ、相手は先生でしょ?しかも随分、年上じゃないの!」

美智子さんはそう叫ぶ。

まるで化け物を見るように、僕に怒る。

そうだろうか。

僕は考える。

年上の人を好きになってはいけないのか?

「ママもママよ!何か隙があったんじゃないの?」

美智子さんはそのイライラ感を今度は一美さんにぶつける。

事の発端が僕と一美さんのいざこざだと知って、混乱しているのだ。

 

「そ、それは誤解よ、私、何時だって地味で露出度の少ない服を着て出て行ってるのは知ってるでしょ?」

一美さんはそう言い訳する。

確かに何時もキチンとした服装。

それが一美さんだ。

だが、その服装の下に潜む豊満な肢体は隠しようがない。

逆にそれを空想させてしまい、男には逆効果なのだ。

見えないものは見たくなる。

そんな天邪鬼な所が人間にはあるのだ。

「で、でも、現にこの子はママの事が好きだって言ってるじゃない!」

美智子さんはそう怒鳴る。

 

きっと、悔しいのだろう。

同学年の僕でさえ、一美さんに惹かれている。

いる。

否、

居た。

何故、若い自分が無視されるのか?

その不平等さに怒っているのだ。

 

「君も綺麗だよ…」

僕はぼそっと言う。

「えっ!」

キッと、美智子さんは僕を睨む。

「だから、君は綺麗だって…」

「な、何よ、取ってつけたように…」

美智子さんは顔を真っ赤にしている。

きっと分かったのだ。

自分が何に対して、怒りが湧いているのかをだ。

そして、ちゃんと自己評価して貰えば、気持ちが収まる事を。

 

「ほう、流石、我が家の息子だ、口が上手い…」

パパだ。

にやにやして、こちらの様子を揶揄してみせる。

 

「パパ、そんな言い方はしないで!」

僕は敢然と立ち向かう。

事の次第では、ママにチクることも可能だ。

そうすれば、パパの立場は凄く不味くなる。

しかも、パパの情事相手は一美さんだけではない事も知っている。

相変わらず、こちらがこの争いの主導権を握っているのだ。

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期間 1/18~22
禁断 新ジゴロの予感4
性の伝道師52章
主な登場人物
高村リュウ :主人公
高村由香 :主人公のママ
高村雄二 :主人公のパパ
高村靖子:由香の妹
高村昴 :主人公の祖父
田中  :祖父の女執事
白石早紀:病院の元看護婦
鈴木優子:富豪家の娘、リュウの幼馴染 
香   :鈴木家の家政婦、遠縁の娘
(高村隆 :リュウの本当の父親)
あらすじ
由香は病院で白石と出会う。白石から一回目の覚醒した状況を聞くことになるのだが。

最新作 刊行「禁断 性獣伝説6-1」販売開始しました。

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断・性獣伝説6
主人公
海馬陽介:小学生
元介:陽介の兄
山内聡子:陽介の家庭教師
性獣   :伝説の悪霊
間宮健一:陽介の同級生
佐藤一美:間宮の家庭教師
 美智子:一美の娘
岡本澄子:聡子と同じマンション住人
序章
それは深夜の事だった。
否。
それさえも定かではない。
と言うか、そんな判断さえ十分に出来ない歳だった。
でも、確実に身体は覚えている。
そして、きっと心の片隅に記憶は残っている。
暖かいもの。
それが身体の上を這っているのだ。
本当であれば、その異物を押し退けて、逃げ出さなくてはならないのに、それが出来なかった。
そうだ。
これは金縛りだ。
寝る前に、そう教えて貰った田舎に出る妖怪のせいだ。
だから、動けない。
そう、動けなくて当然なのだ。
でも、その妖怪が気持ち良い事をするとは聞いていなかった。
金縛りに遭うとだけしか、聞かされていなかった。
そのぬめぬめする感触は僕の項から、細い鎖骨をゆっくりと降りてゆく。
そして、自分でも触れたことのない、小さな胸の突起物に辿り着く。
あっ…
声が出た。
しっ!
今度はそれを叱咤する鋭い声が返ってくる。
第一章 
*間宮の場合
オカシイと思っていた。
強気になった。
家庭教師だ。
あれほど、僕に従順だったのに、最近態度が明らかに変わった。
本来の姿。
大人の女。
家庭教師。
そして、僕は哀れな小学生。
その原点に戻った。
それはある一言から決まった。
「お父さんには、話したわ」


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