18禁 男と女

「性の伝道師」の約3年半に渡る長期期間のご愛読、大変有難うございました。 小学生だった隆が、青年を経て、ようやく高村家の当主となる一連のストーリーを書きました。 これほど、長期に渡って書けたのも、読者の温かい声援の賜物と感謝しております。引き続き、心機一転、若い男性を主人公に官能小説を書いてゆこうと思いますので、宜しくお願い致します。なお、旧、性の伝道師は逐次出版してゆきますので、ご購読のほど宜しくお願い致します。

邪心29

白く細い肩が震えている。

そこに、口づけをする。

ひっ…

美智子が悲鳴を上げる。

そんな事、想像してもいない。

SEXなんて、性器と性器の結合でしかないと思い込んでいる節がある。

それは間違っている。

心と心を通わせること。

だからこそ、僕は聡子さんとSEXが出来た。

もちろん、悪霊という強い味方は存在した。

だが、それはあくまでもサポーターに過ぎない。

僕の熱い聡子さんへの想いがあればこそ、

そして、それに応える優しい彼女の気持ちがあったらばこそ、一緒に成れたのだ。

 

もちろん、僕はこの時点では結合まで、期待はしていない。

何処まで、美智子が耐えられるのか。

現実と夢の世界は違う。

それを知った上で、乗り越えるのか、あるいは元の夢の世界に戻るのか。

その判断はあくまでも、美智子がする必要があった。

 

「熱い…」

美智子はそう呟く。

熱い?

「身体がとっても熱い…」

美智子は戸惑いながらも、その身体の反応に喜びを覚えている様だ。

それは女としての十分な機能が自分にも備わっていることへの自覚と自信。

震えているのにね…

僕はそう囁く。

身体が真逆の反応をしている。

怖れと希望。

その両者に身体が真っ二つに裂かれている。

恥じらいと快感。

知性と欲情。

多分、美智子は一美さんとは違って、賢いのだろう。

賢い分、頭でっかち。

素直に燃え上がってくる快楽に素直に酔えないのだ。

 

「ねえ、貴方はどうだった?」

美智子はそう聞いてくる。

多分、初体験の事を指すのだろう。

それは又、僕が既に童貞を失っているという前提に立つ。

「さあ…」

「貴方、絶対、経験してるわ!」

美智子は首をぐるっと回して、僕を斜めに睨む。

「どうして?」

「だ、だって、余裕あるもん」

美智子はそう悔しそうに言う。

 

「そんな事ないよ、僕だって、胸ドキドキだよ」

僕はそう言って、美智子の怒りを収める。

自分で提案し、自分で推し進めた初体験の試み。

挙げた拳が今更、下げられない。

しかも、それが腰抜けのようで悔しいのだろう。

「そう、私も…」

美智子はそう呟く。

「ドキドキ、触って良い?」

僕はそう聞く。

う、うん…

美智子は顔を赤くして、頷いた。

邪心28

美智子の制服はブレザータイプ。

言われるがままに、上着を脱いでゆく。

その舌は白いブラウスだ。

器用に、ネクタイを解くと胸元が大きく開き、ぱあっと甘酸っぱい少女の色香が部屋中に立ち込める。

予想通りにブラウスの下にはブラジャーを身に着けている。

ブラジャーの谷間は深い。

巨乳の一美さんには及ばないが、いずれはママ似になりそうな片鱗を覗かせている。

 

プチ、プチ、プチ…

ブラウスのボタンを一つづつ、外してゆく。

その度に、部屋に、より濃い色香が満ち溢れてくる。

全部のボタンが外れ、ブラウスを肩が脱ごうとしている時に、美智子は我に返った。

「は、恥ずかしい…」

急に反転して、背中を僕に向けた。

それはそうだろう。

誰にも見せたことの裸身。

少なくとも、若い男には見せることなど考えもしなかったに違いない。

 

「綺麗だよ…」

僕はそう言って、下を俯く美智子の肩を優しく抱く。

ピクっ…

瞬間、美智子の身体に硬直が走るが、決して手荒な真似ではないことに、それも収まる。

焦る必要もない。

急ぐ必要もない。

美智子の感情に寄り添って、行動することが大切なのだ。

あっ…

美智子が喘ぐ。

僕がその白い項に唇を当てたからだ。

やや汗に匂いが混じる、でも、たっぷり少女のエキスが詰まった甘酸っぱい匂いに、僕も感動する。

ああ、これが処女の匂い…

 

聡子さん、そして、一美さん。

僕の関係した女性はこの二人しか居ない。

両者とも美しいが随分と年上だ。

同じ年代の、しかも若い女性は初めてだ。

美智子が戸惑う以上に、僕も慎重に行動してゆくしか手立てが無かった。

 

「ブラウス、脱ごうか?」

僕は唇を項に当てたまま、そう囁く。

こくん…

項が縦に動く。

美智子は了承したのだ。

僕は両手を使って、そのブラウスを後ろから、するすると脱がせてゆく。

おお…

何と、白い肌。

しかも、滑らかだ。

少女故に、一点の無駄な肉も付いていない分、硬さは残してはいるものの、少女が大人の女へと変身してゆく、その一番敏感な時期である。

ある意味、醜い蛹から、美しい蝶へと変身する、そんなタイミングに美智子は差し掛かっていた。

 

邪心27

しかし、如何せん、背伸びし過ぎではあった。

確かに、女の子は早熟だ。

何時までも少年で居る男の子に比べ、身体の発達は早い。

小学生の高学年では、生理が始める女の子が殆どだ。

縁交ですら、小学生まで対象となっている位だから、その早熟性は極まってはいるのだが…

 

指名された部屋のドアを開け、其処にベッドが剥きだしになっているのを見て、美智子は固まった。

あっ…

そう微かに小声で呻いた。

これが現実。

これが男と女の和合の場所。

その事実に直面したのだ。

ご多分に漏れず、ベッドの上にあるテレビには、既にAVが映し出されていて、裸の男女が妖しく身体を絡め合っている。

あん、ああ…、

いい、ああん、

切なく喘ぐ女の声が美智子を襲う。

 

恐らく、観た事も聞いた事もない映像。

否、

今や、インターネット上でAVなど自由に閲覧できる時代だ。

特に、溺愛されている美智子に対し、一美さんの脇は甘いと推定される。

当然ながら、男女の絡みなど既に知っていると考えた方が良さそうではある。

だが、隣には少年が居る。

しかも、SEXを前提にして、入室した。

少しすれば、あの喘いでいる女は自分になる。

そう思うと、美智子は身体がぶるぶると震えて来た。

 

「大丈夫?」

僕は敢て聞く。

当然、僕とて、心臓はバクバクと謳い、身体も震えていた。

だが、初めてではない。

否、

聡子さんを女として、泣かせてきた実績がある。

その一部が例え、悪霊の力に依るものだとしてもだ。

そっと、その肩に手を掛ける。

ぶるっ…

美智子の身体に電気が走る。

そのまま卒倒しそうなほどだ。

 

「帰る?」

僕はそう意地悪に聞き返す。

いや、いや。

美智子は下を向きながら、必死で首を左右に振る。

此処まで来て、逃げ出しは出来ない。

そんな思い込みをしているようだった。

「制服脱がないとね…」

僕は残酷に、美智子を追い詰めてゆく。

うん…

美智子はまるで、ロボットのように、僕に指示に従ってゆく。

 

邪心26

この数年で急激に都市化が進んだI市。

駅周辺には見上げるような高層ビルが立ち並び、近代都市の様相をしているが、一旦脇道に入ると、其処は古い田舎の風情が残っている。

そのラブホも決して、新しい建物ではなく、通常の宿屋が近代化に遅れないようにと、必死で変身を遂げようと、無理したものだった。

だから、入るのも、出るのも、窓口一つ。

金さえ払えば、利用は自由。

そんなルーズさが売り物の様だった。

 

都合が良い。

カジュアルな服装の僕は未だしも、学生服の美智子は普通なら、入室など出来ないはず。

それが何もお咎め無し。

街の治安も有ったものでは無かった。

 

「行くよ…」

僕は何事も無かったように、入り口で1万円を出すと、先へとずんずんと進む。

その後から、美智子は釣られるように、付いてくる。

高額の紙幣を僕が持っていた事。

そして、如何にも慣れた仕草で部屋に入ってゆく様に圧倒されている。

街の半グレをコテンパンにやっつけたこと。

マンションでママと対等に面していたこと。

それらが、少女を無理やり背伸びさせる結果になっている。

 

もちろん、僕は胸がドキドキしていた。

ラブホなんて、初めてだ。

見るも、入るもだ。

しかも、後ろからは美少女が大人しく付いてくる。

想定外。

彼女にとってそうであるならば、僕にとっても想定外。

無理にここに誘ったのではない。

美智子が進んで付いてきた。

性への未熟な憧れ。

未知な世界への憧れ。

そして、なによりもママに対する反抗心が見え隠れしていた。

 

同年の少年には感じ得ない、鋭敏な感覚。

多分、大切なママが外で何かしらの性的接触を行っている。

それを感じ取っている。

イヤらしい。

そう思う心と、それによって生活保障を受けている自分の立場を慮る現実感。

自分では何ともしようもない大人の世界への、果てしない憧れと憎悪が入り乱れていた。

ならば…

ならば、自分もその世界を知りたい。

そう考えても決しておかしくなかった。

邪心25

「でも、連中、頭が悪いけど、腕力はあるのよ…」

美智子はそう彼らを評価する。

納得はしていないが、身の保証を彼らが負っている。

その自覚だけはあるようだ。

但し、そのサポートの資金源に美智子は疑いを抱いている。

確かに…

家庭教師の給与だけでは不足するかもしれない。

それでも、普通の家庭よりは数倍の費用は払っているはず。

だが、それ以上に一美さんは自宅マンションや美智子さんへの投資に迷いは無さそうだ。

 

「夜だったし、僕が小さいから、舐めて掛かったんだと思うよ」

僕はそう言い訳する。

最初の出会いでは、それはその通りだった。

彼らは相手が小柄な小学生と思い、油断したのだ。

だが、一旦悪霊がその本領を発揮してからは、彼らも本気になった。

但し、本気になるのが遅過ぎたのだ。

気が付いた時には、ほぼ全員が叩きのめされて、地を這っていた。

「何か、武道でもやっているの?」

美智子は納得がいかないようだ。

と言うか、僕の事を色々知りたい。

そんな意欲を感じる。

 

意欲ではない。

好意だ。

聡子さんとの激しい恋愛を経験した僕には分かる。

この美少女は僕を好きだ。

否、

それは違いかもしれない。

ママへの対抗心。

あるいは、魔美女のママへの挑戦なのかもしれない。

聖なる少女故に、一美さんと僕の間に在った妖しげな関係にうっすら気が付いているのかもしれない。

少女の勘は侮れない。

鋭敏であり、繊細でもある。

 

「それよりも、もう帰った方が良いんじゃない?」

僕はそう提案する。

「ん、もう、そうやって、邪魔者扱いする~!」

美智子は駄々を捏ねる。

「僕に関わると、あんな危険に出遭う事になるよ?」

僕はそうやって警告する。

「ど、どんな危険なの?」

「さっき、連中に襲われかけたでしょ?」

僕は呆れて、そう応える。

「彼らは大丈夫よ…」

安易だ。

いつ彼らが毒牙を剥きだすか分かったものではない。

金に繋がっている関係なら、それは脆い。

 

「じゃあ、そこのラブホでも行く?」

僕はそう脅かしてみる。

「い、良いわよ!」

美少女は身体を強張らせながら、そう答える。

だが、声は震え、無理をしている事は見え見えだった。

邪心24

おい!

美智子が僕の唇に触れそうになった寸前、遠くから声が掛かる。

数人の若い男たち。

一人は頭に包帯をし、もう一人は脚にギプスをしている。

「そこで、何をちゃらちゃらし合っているんだ?」

丁度、彼らからは僕の顔が見えなかったようだ。

ふっと、その声に振り返ると、男たちがギョッと後ろにのけぞった。

おっ…

あっ…

くっ…

何故、此処に?

 

「何か用ですか?」

僕はそう聞き返す。

「い、いや、あ、ありません」

「な、何でもないです」

「お、お邪魔しました」

そう口々に言うと、皆、さあ~っと、ちりぢりに散っていった。

 

「へえ~…」

美智子が驚いている。

その顔には、先ほど以上に、敬意が籠っているのを、私は感じる。

「ん?」

「あいつら、この辺の悪ガキよ、どうして、あんなに慌てて逃げていったの?」

美智子はにやにやして、僕を見つめ返す。

「さあ?」

僕は知らぬ存ぜぬを決め込む。

 

実は、先程は危なかった。

悪霊は昼間効力が半分になる。

あの人数だとヤバかったかも。

但し、彼らも手負いだ。

だが、美智子が居たから、思うようには動けなかったかもしれない。

 

「ねえ、あいつ等、あの人からお金貰ってるのよ?知ってた?」

えっ?

お金?

そんな金持ち?

「あの人、家庭教師とは思えないほど、お金貰ってるのよ、それを使って、私を守ろうと…」

詰まり、あいつらは、一美さんの子飼いの用心棒。

だから、昨晩、僕の前に出てきたのだ。

 

あの人。

そして、法外な金。

何となく、その陰に間宮の匂いがする。

一美さんをお金で縛り、その金で一美さんは最愛の娘を守ろうとしている。

それも汚い方法でだ。

それが、清純な少女の心を傷つけている…

 

「凄いのね…」

美智子はそう呟き、そっと僕の横に寄り添ってくる。

「向こうが勝手にコケタだけだよ」

僕はもう隠さないで言う。

事実を伝えた方が、協力を得られると考えたのだ。

邪心23

陽が当たらないところ。

陰湿。

何となく、悪霊の本質を貫いている気がする。

尤も、閨でのパーフォーマンスが高い事には違いない。

変なものに取り付かれたものだ。

僕は改めて、自分の悲運に落ち込みそうになっていた。

 

「何か、元気無いよ…」

突然、後ろから声が掛かる。

一美さんのマンションを出て、駅に向かう途中だった。

美智子だった。

僕は怪訝な顔をしたのだと思う。

「へへっ、後を付いてきちゃった」

そう言って、美智子は僕の脇に寄り添い、一緒に歩きだす。

大丈夫なのだろうか?

 

「あっ、心配しないで、あの人には学校に忘れ物をしたからって言ったから」

美智子はぺろっと、舌を出す。

平気な嘘。

ママをあの人と呼ぶ。

意外に、美智子はママと距離を取ってるのかもしれない。

又、女を怖いと僕は悟る。

女の園に居て、甘い気持ちに浸っていたのは、あれは真夏の夜の出来事だったのかも。

「で?」

僕はわざと冷淡な態度に出る。

要らない事で一美さんの機嫌を損ねたくない。

今は、彼女だけが聡子さんとの唯一の接点なのだ。

 

一美さんには、ママから住所を聞いたと嘘を言った。

ママと僕の関係は最悪だ。

最悪と言うよりは、兄を溺愛していて、弟まで目が回らない。

そんな感じだ。

もうその関係が永過ぎて、哀しみを感じることさえ出来なくなっている。

ひょっとすると、悪霊はそんな僕の寂しさに付け込んできたのかもしれない。

どちらにせよ、ママからは情報は引き出せない。

しかも、聡子さんは兄から首と宣言されたようだ。

それであれば、猶更、情報を得ることは困難だからだ。

 

「そ~ら~…」

美智子は、僕の正面に回り込むと、僕の顔をじっと見詰める。

近い…

近過ぎる…

目と鼻の先に、美智子の小顔があった。

眼は輝き、

唇はやや開き、

何よりも、少女の甘酸っぱい匂いが鼻を強烈に襲ってきていた。

 

邪心22

それから、暫く、歓談が続いた。

美智子からは矢継ぎ早に、小学校の話を聞かれた。

僕の私立学校は、垂涎の的。

学力もだが、資産も必要だ。

一美さんが幾ら有能な家庭教師であっても、入学は不可能だった。

 

まるで、絵に描いたような構図。

小学生同士が互いの情報交換を無邪気に語り合う。

そんな風景だ。

横には、優しく理解ある母親が座って、じっと二人の話を笑いながら聞いている。

お伽噺。

現代風にアレンジされたお伽噺。

 

が、時間は限られるべきだ。

招かれざる客。

それは分かっていた。

ここは一美さんと美智子の女の園。

決して、何人も侵入は出来ない園。

「じゃあ、僕は、そろそろ…」

そう言って、僕は退去を告げる。

「あらっ、そう…」

「う~ん、もっと話たかったのに~!」

美智子はそう駄々をこねる。

「ねえ、美智子、陽介さんも用事があることだし」

一美さんはそう諭す。

「では、又、来ます」

僕はそう宣言するが、もう二度と此処を訪れることは叶わないだろう。

それは理解していた。

 

 

玄関に立ち、僕は丁寧にお辞儀をし、礼を述べる。

「ありがとうございました、聡子さんの件は宜しくお願いします」

「うん、分かったわ」

一美さんはそう返事をする。

連絡を取ってくれるのかどうかは、結局は一美さん次第。

今日の二人の絡みがどう作用するのか?

僕にははっきり分からなかった。

 

 

エレベーターを降り、エントランスを出て、外に出ると、強い夏の日差しが僕を襲う。

不思議な事に、悪霊は太陽が嫌いだ。

強い陽の下では、その効力が半減する。

悪霊が棲みついて、はや半年。

段々を彼の強み、弱みが分かってきた。

馴染んできた。

そうとも言えるが、制御不可能な部分が多いことには何ら変わりは無かった。

最新作 刊行「禁断 性獣伝説2」販売開始しました。 

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筆者:あやひさ
絵:あや工房
販売元:アマゾンジャパン

主人公
海馬陽介:小学生
元介:陽介の兄
山内聡子:陽介の家庭教師
金縛り妖怪:伝説の悪霊
間宮健一:陽介の同級生
佐藤一美:間宮の家庭教師

それは深夜の事だった。
否。
それさえも定かではない。
と言うか、そんな判断さえ十分に出来ない歳だった。
でも、確実に身体は覚えている。
そして、きっと心の片隅に記憶は残っている。
禁断 性獣伝説1の続編です。

邪心21

「あっ」

僕は思わず声を出しそうになって、慌てて口に手を当てる。

考えれば、下半身は素っ裸。

一目で一美さんと妖しい行為に耽っていたことが分かってしまう。

「ね、ねえ、服を着て!」

一美さんは意外に冷静に、僕に命令する。

「は、はい…」

僕はバカみたいに、短パンと下着を穿き直す。

「大丈夫よ、何もしていないでしょ?」

一美さんはまるで、自分に言い聞かせるように、そう告げる。

 

確かに…

僕は自分自身を納得させる。

一美さんが勝手に、僕の巨根を弄り、その巨乳に射し込もうとしてだけ…

僕は望んでいない。

しかも、僕は未だ小学生。

選択の余地などない。

そんな勝手な自己弁護があった。

 

「只今~!」

玄関で大きな声がする。

娘が帰ってきたのだ。

僕は言われてる通りに、ソファにそのまま腰掛ていた。

「あれっ、お客さん?」

美智子と呼ばれるらしい娘は玄関の靴で気が付いた様だ。

今日はスニーカーで来たが、明らかに家族以外の履物だ。

「おかえり、あの聡子さんの教え子さんが来てるのよ」

一美さんは淀みなく、答えている。

「ふ~ん、そう言えば、昨晩、訪ねて来た子ね?」

美智子は賢そうだ。

昨晩の僕の突然の訪問を覚えてたのだ。

 

「こんにちは~」

美智子と呼ばれる少女は自分の部屋に一旦入るのではなく、直接リビングルームに入ってきた。

背が思いの外、高い。

おさげを左右に結っているが、その分聡明そうな額が美しい。

美形だ。

これほどまでとは思わなかった。

色が白い上に、滑らかな肌をしている。

切れ長の目の下には、すっと通った鼻筋が可憐な唇へと美しい曲線を奏でている。

確かに母親似ではあるが、花開く前の青草のような香りが漂っている。

「こんにちは、お邪魔しています」

僕は慌てて、立ち上がり、ぺこっと頭を下げる。

「うふっ、現物の方がイケメンね?」

「えっ?」

僕は戸惑う。

 

「昨晩、モニターから貴方の顔を盗み見したのよ」

一美さんが僕の疑問に答える。

「あらっ、ママこそ、私はね、上がって貰ったらって言ったのよ」

美智子はそう反論する。

あの時点での訪問は常識外である。

一美さんの行動が正しかったと痛感するが、美智子が好意的である点は正直嬉しかった。

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