18禁 男と女

小節掲載、再開しました。又、複雑な「男と女」をテーマに官能小説を書いてゆきます。今回の新作は「アナの恋」(仮題)です。ロボットが活躍する近未来での恋愛?小説です。ご愛読の程、宜しくお願い致します。なお、友人が掲載中の官能小説も添付しますので、併せてお楽しみ下さい。

会合21

進化と発展。

それは夢。

果てない夢。

そして、その結果、機械が進んだ。

一歩先に進んだ。

皮肉な結果だった。

そう、生き残った真人間の僕たちにとっては…

 

トムと僕はずっと話し合った。

ずっと、

ずっと、

永い間…

でも、結論は出なかった。

何が正しくて、

何が間違えているのか、

分からなかった。

 

何故か?

旧地球時代の人間たちの歴史を見ていると、その価値基準は逐次変化していた。

一時代前に正しかったものが、その後に、間違いになる。

英雄だった者が、裏切り者になる。

環境が、

そして、時代が、

価値観を変え、

それが又、進化のドライビングフォースになった。

 

待とう…

それが結論だった。

ロボット社会は少なからず、進化する。

そして、同時に僕たちも成長する。

それは生物的な成長。

その副次効果を待とう。

そう結論付けた。

 

そして、十年間が経った。

ロボット社会は予想以上に進歩した。

その謙虚さが功を発した。

資源の限界を解析し、今や、火星への宇宙探索まで計画するに至っている。

 


会合20

全ては史実ではない。

後に、ロボット社会が推定した旧地球時代の最終章だ。

 

普通、歴史書は権力者の為に書かれる。

自分の栄華のほどを誇らしく見せる為と後世にもそれを伝えたいが為のものでもある。

よって、時代の詳細な考証によって、歴史自身が覆ることだって、しばしば起きる。

しかも、この記録は反人間社会を目指すロボット社会によって、復元された歴史だ。

曲解もあれば、

過ちもあるだろう。

だが、概ねは正しいはず。

人間はその肥大化した欲望に負けた。

そのロボット界の解釈に間違いはないのだろう。

欲望の根源は感情。

そして、それらを司るのは頭脳。

明晰と限りない創造力の源と考えられた頭脳。

それが齎した過ちだった。

 

故に、ロボット社会は極端に思考過程に過大なバイアスを掛ける感情を嫌った。

冷静かつ、沈着。

それこそが、正しい判断と。

間違えて居ない。

僕もそれは同意する。

だが、それでは何かの閾値を超えることが出来ないのだ。

常にリスクを考え、

常にコストを考え、

常に自らの安全を願う。

だが、それでは進化はしない。

それが僕とトムの結論だった。

 

バカで良い。

挑戦する心こそ大切。

そう話し合った。

で無ければ、あんな冒険はしない。

若気の至り。

そうかも。

それも感情の成す技。

そうした思考過程すら経験しないのでは、画期的な進化など怒り得ない気がする。

 

遠い昔、その旧地球時代に資本主義と社会主義が対抗し合った時期がある。

当時は、冷戦と呼ばれていた。

どちらの生産性が高く、どちらが成長してゆくかを競い合った。

その結果、一時的勝利を得たのは資本主義だった。


禁断 アナの世界 2ー下 刊行しました。

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禁断 アナの世界 1ー総合 刊行しました。

禁断 アナの世界 1ー下: 禁断 不祥事3 刊行しました。

禁断 不祥事2: アナの恋 1ー中初刊行

禁断 不祥事1: アナの恋 1ー上 初刊行

新シリーズ開始

永らく、休刊していた小説を開始します。


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