優等生と落第生

　自分の会社での評価はあまり高くない、と思う。まあでも、一所懸命にやったことないから当然だろうな、とも思う。落第生の今のままでいいのか、と考えるようになって、このことをカミさんに相談してみた。そうしたら、意外な答えが返ってきた。

　カミさんによればこうである。どんなに職場での評価が高くて優等生でも、それに費やす時間やエネルギーが大きすぎて、家庭やプライベートの時間をおろそかにするのは、凄いとも偉いとも全く思わないんだそうだ。むしろやめてくれ、とさえ言われた。嫁との会話の時間がなく、家にいないから帰っても猫たちに冷たくされ、球撞きが満足にできない、ってのは確かにツライな。

　でも、今のままじゃ会社での立場が危ういぞ、とカミさんに聞いてみると返事はこうである。私は自分を全くアピールしない、と言うか何でも「見せ方」と言うのが下手なんだそうだ。だから、今のままの働き方で「見せ方」を自分で意識してアピールしなさい、そうしたら事態は劇的に好転するよ、とのこと。ただ、成果があまりないのにアピールだけ上手ではダメなのだそうだ。

　ホンマかいな・・・。