大阪から♪Backpackerかく語りき♪

2012年までに101カ国訪問、47都道府県制覇した元バックパッカーが語る

交通機関の話題

スカイマークが民事再生法適用申請へ

日本の格安航空会社の象徴的存在であったスカイマークエアラインズが、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。経営難に陥り、自主再建を断念した。
当面運航は継続する。

1990年代から新規就航した航空会社の中、経営破綻したり、大手の傘下に入る航空会社があるなか、唯一、格安航空会社の生き残りだったスカイマーク。しかし最近、外国資本と大手の合弁による格安航空会社が就航し、スカイマークよりも安い航空運賃で参入したことで経営が悪化。また、A380の購入延期・キャンセルによる違約金がさらに経営悪化に拍車をかけた。
そして、格安路線を辞めたことで、これまでの利用者が離れた。

ちなみに、私はスカイマークには1回乗ったことがある。大阪からだと、神戸空港へ行かなければならず、利便性も良くないことから、安くないと利用するメリットはなかった。

個人的には頑張って欲しかったエアラインではあるが、大手の傘下に入ると、これまでのスカイマークとは違う感じになるんだろうな。

台風19号の影響で、JR西日本が関西圏で初の全線運休

台風19号が日本列島を直撃した。その影響で、JR西日本は16時以降、関西圏全ての路線で全面運休した。国鉄民営化後、初の出来事である。
昨日から、JR西日本はホームページでも駅でもPRしていたので、予測はしていた。実際、その影響で私は外出はしなかった。

一方、関西の私鉄各社は近鉄や南海、京阪の一部特急は運休。阪急や阪神はほぼ平常通りの運行だった。

JRが運休で、私鉄が運行できるのは?って感じもするが、鉄道各社の判断なので、どうこう言うことではない。
ただ、JRは走行距離が長いので、定時運行の確保が困難なことと、駅間が長いので、災害に遭ったときの対応が難しいという事情もあると思う。

西日本だけでなく、JR四国も全線運休。JR東海も20時以降は、在来線が全面運休。

安全のためにはやむを得ない判断だったと思います。

明日は、一部を除き、平常運転の予定。

時刻表記念日

10月5日は時刻表記念日らしい。
1894年(明治27年)に、日本で初めての本格的な時刻表「汽車汽船旅行案内」が発行された日にちなんだもの。

鉄道旅行が好きな私には、いつも世話になっております。
もっとも、ダイヤ改正など大幅に変更がない限り買うことはないけれど。

ただ、最近はスマホなどで検索できるので、使わない人も増えています。
でも、スマホなどのネットでは、細かい情報がなく、極端になると通常ではあり得ないルートが出てくることがあります。
冊子の時刻表も旅の計画を立てるには、今でも役に立ってます。

関西空港開港20周年

関空上空今から20年前の1994年9月4日に関西国際空港は開港した。当時は、関空でしか見られないエアラインがあり、便数も増え旅行好きには注目された。また、国内線も多かった。

一時は経営危機に陥ったが、近年はLCCの台頭により、発着便数が開港以来最高記録を達成した。
また、開校時は滑走路1本だったのが、2本に増え、成田空港より充実している。さらに、かつての大阪国際空港(伊丹空港)と経営統合し、一体運営が期待されている。

私も、何度も関空から世界に旅立ち、国内旅行にも利用した。さらに、単に見学のために行ったことも何度もあった。

ただ、残念なのは、大手エアラインの撤退が相次いでいる。
ブリティッシュエアウェイズ、スカンジナビア航空、エアカナダ、アメリカン航空、アエロフロートロシア航空など。最近ではニュージーランド航空が撤退した。

Peachを始め、LCCの増便が相次いでいるが、着陸料が減免されているという理由もある。採算が成り立つのか心配ではある。

いずれにせよ、これからも関空を利用していきたいと思う。
遠いとはいえ、利用しやすい空港ですから。

8月よりツアーバス廃止

8月より、格安の高速バスが大幅に減少する。
規制緩和で誕生したツアーバスが7月末で廃止になり、高速バスを継続するにはバス会社同様、路線バスにしなければならなくなった。これまで、バス会社より安く料金が設定されていたこともあり、利用者には好評だった。しかし、ツアーバスの事故がきっかけに、規制が強まり、旅行会社と運行会社を別の業者で取り扱えなくなった。
多数の観光バス会社やツアー会社が撤退するものの、一部の会社は、路線バス会社としてバスを増やし、停留所を設けるなどして、再出発する。
それでも、多額の投資がかかるため、運賃の値上げは避けられない。
8月のお盆シーズンには予約が取れなくなるのではと危惧されている。

ちなみに、私は何度かツアーバスで大阪から東京へ行ったことがある。
でも、ツアーバスよりも、ちゃんとした路線バス会社を利用することが多い。安心感もあるが、責任の所在がきっちりしている。それに、最近は大手バス会社でも安い料金設定もありますから。

B787トラブル続きで、JAL、ANAとも使用見合わせへ

ボストンでJALの787型機が燃料漏れ、ANAでも機内に煙が充満し高松空港に緊急着陸するなどのトラブルが相次いで発生した。
日本の技術を35%導入し、低コスト化を図り、鳴り物入りで導入されたボーイング787型機であるが、思わぬトラブルが続出した。
確かに、これまでにも新機材がデビューしたときには何らかのトラブルはつきものである。だが、今回は墜落などの大事故につながる大きなトラブルで、単純には済まない。
B787の使用は原因究明と対策を建てるべく、当面見合わせ。
別の機材で運行するというが、それでも一部欠航便がでる・・・コスト面で痛い。

B787に社運をかけたといってもいい日系大手のJALとANA。
経営に影響が出なければいいが・・・。

ちなみに、私はまだ787型機には乗ったことがない。
たまたま乗る機会がないだけで、そのうち乗れると思うけど。

関西空港と伊丹空港が経営統合

関西国際空港と伊丹空港(大阪国際空港)が7月1日、経営統合した。将来的には、伊丹空港を廃港するといわれているが、いまのところ、共存共栄で一体化した運営を目指す。
関西空港は1994年に開港。当初は、国際線だけでなく、国内線も充実させていた。しかし、国内線は利便性のある伊丹空港に大きくシェアを奪われ、軒並み減便。国内線と国際線の乗り継ぎの面でも、韓国や東南アジア各国の充実した路線やハブ空港化で大きく水を空けられた。関空と伊丹空港の共存共栄を目指していたが、結果的にライバル関係になり、関空の利用客が伸び悩んだ。さらに神戸空港の開港で、3つの空港で乗客の奪い合いになってしまった。
このままでは、関空がつぶれるということで(多分?)、今回の経営統合に至った。

海外では、一つの都市で複数の空港がある場合、経営母体が一体(官民問わず)というのは普通。お互いのメリットを活かす意味でも、今回の経営統合は賛成。

いろいろ課題が山積しておるが、魅力ある空港にしていただきたいと思う。

JR西日本で、震災による列車の部分運休始まる

JR西日本は4月2日から、列車の部分運休を開始した。3月11日に発生した東日本大震災の影響で、車両保守部品が入荷できなくなったためという。
震災から3週間を経て、ついに西日本にも影響が出始めた。

朝の通勤ラッシュ時は、ほぼ100%運行されるが、データイム以降は、55%〜95%に削減されるという。また、ゴールデンウィークなどで予定されている臨時特急の運転は行わず、特急列車の増結も見合わせる。
さらに、4月4日から予定されていた女性専用車の終日実施は、当面延期するという(ただし、こちらはPR不足で、知らない人も多いかも)。

ただ、JR西日本以外の関西・大手私鉄および地下鉄では、列車減少の動きは今のところない。

不便な状態が続きそうだが、被災した人々に比べれば全然たいしたことはない。
我慢します。

JALのジャンボジェット機が消える

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JALジャンボジェット日本最大手のエアライン、日本航空ジャンボジェット機・ボーイング747−400型機が、3月1日をもって、退役する
東京(成田)発19時25分発、沖縄(那覇)22時45分着のJAL3095便が最終フライトとなる。

日本航空のジャンボジェット・ボーイング747型機は、1970年に登場。当時私はまだ生まれていない。子供の頃、初めて見たジャンボ機を見て「でっかいなあ」と思ったものである(めっちゃふつうやけど)。

かつては、世界一のジャンボ機保有台数を誇っていた日本航空だが、経営が苦しくなるにつれ、徐々に減らす。経営破綻と原油価格の高騰のあおりを受け、エネルギー効率のよくないジャンボ機を手放すことになった。
当初は、2012,13年をめどにしていたが、経営再建のため前倒しになった。

何度か日航のジャンボ機に乗ったことがあるが、印象に残ったのは、2007年の年末に成田−バンクーバー線に乗ったボーイング747。これが私にとって最後のJALジャンボ機になった。
特に、帰国便はビジネスクラスにアップグレードしてもらい、最高のサービスだったのを覚えている(ブログにも書いてます)。

寂しいですが、仕方ない・・・のかな?

世界有数の経済大国の日本が、定員500人以上運べるジャンボジェット機を持たないってのは。
世界ではまだ活躍しているのに・・・寂しいですね。

ANA(全日本空輸)のジャンボ機も、早ければ年内には退役。来年にも消えるかもしれない。

ジェットスター・アジア航空のサービス

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ジェットスター・アジア航空であるが、格安航空会社の例に漏れず、座席感覚は狭い。膝が前の背もたれにあたりそうなほど。
そして、座席のパーソナルモニターはおろか、大画面スクリーンすらない。オーディオサービスもないので、何をしてすごすのか困りそうである。

機内誌はあるが、日本語はない。

まあ、関空から台北までは2時間30分くらいのフライトだから、我慢できる範囲ではある。

機内食や飲み物はすべて有料。一応、機内アナウンスでは「機内に飲食物の持ち込みはご遠慮いただいております」と言っていたが、なけなしに持ち込んでいる乗客は少なくない。

往路では注文しなかったが、復路では注文することにした。

ジェットスターアジア航空の機内食あらかじめ1000円でインターネット予約可能。もちろん、機内でも買えるがシンガポールドル建て。日本円でも買えるが、硬貨の使用はできないうえ、おつりはシンガポールドルで返ってくる。

それはともかく、
帰国便で出てきたのは、チキンカレー(10シンガポールドル)、アップルジュース(3シンガポールドル)、UCCの炭焼コーヒー(4シンガポールドル)。一応、数種類のメニューから選択できる。

画像で分かるようにいたってシンプル。コーヒーは、恐らくインスタントの粉。

元が取れたかどうかは微妙である。

まあ、安いのであれば許容範囲かもしれない。

格安航空会社エアアジアXが羽田へ就航

アジア最大の格安航空会社(LCC)、エアアジアの子会社・エアアジアXが12月から羽田空港に乗り入れると発表した。
週3便で、羽田とクアラ・ルンプールを結ぶ。
発売当初はキャンペーン価格として片道5000円という破格の値段で売り出す。これは座席限定発売であるが、それ以外にも片道1万4000円からと、従来の大手エアラインより安い料金で利用できる。

世界的には、一般的になりつつあるLCCであるが、日本は国の政策のおかげで保護されていたため、大幅に遅れていた。
しかし、世界各地から続々と日本にLCCが就航して来ると、日本の大手エアラインJAL、ANAはどう立ち向かうのか?

ANAはLCCの設立を目指すと言うが、道のりは厳しい。
オーストラリアのカンタス航空は、LCCのジェットスター航空を設立。すると、今や売り上げがカンタスを凌ぐ程になってしまい、むしろ脅かす存在になってしまった。しかも、成田・中部・関西〜シドニーのJAL路線の機材はジェットスターである。

また、大手エアラインが設立したLCCが結局、破綻や再統合した例もある。米・ユナイテッド航空は、LCCのテッド航空を立ち上げたが、数年後に経営不振でユナイテッドに吸収された。

大手エアラインが、LCCの道を進んだ例もある。アイルランドのエア・リンガスやベルギーのブリュッセル航空(旧・サベナベルギー航空)が代表的な例。

話がそれたが・・・
ただ、日本ではすぐに根付くかどうか?

まだネットで航空券を買うのに抵抗を感じる人がいること。安かろう悪かろうという考えも根強い。
特に初めての海外旅行となると、いきなり航空会社のホームページから航空券買う?だいたい旅行会社に相談するとか、する人が多いのではないか?
さらに、マイルを貯めている人にはLCCにはほとんど魅力を感じない。マイルを貯めている日本人は少なくないですからね。

それでも、注目してますし、いつか乗ってみたいです。

春秋航空が茨城−上海を片道4000円で販売

9月から茨城空港に乗り入れる中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が、茨城〜上海の片道を4000円で販売すると発表した。
もっとも、この料金は席数限定で、売り切れると8000〜26000円になる。

一般のマスコミでは、超格安というが・・・
私からすれば、

それでも高い!!

驚くに値しない!

この距離なら東南アジアでは、1000円切ることも珍しくはない。
そして、ヨーロッパでもキャンペーン料金として安い料金が出回っている。
このブログをご覧になっている方は、覚えているか分からんが、私自身、昨年の年末年始にロンドン(英国)からダブリン(アイルランド)まで、1時間半の距離を7ポンド(約1050円)で乗った。

そして、4000円という価格ですが、実はジェットスター航空が大阪〜台北の就航記念キャンペーンで、7月5日に販売していた。

だからあんまりたいしたことないんです。
むしろ日本の航空運賃が高すぎるんです。

このままいくと・・・外国のLCCが日本に大挙押し寄せてくる。そうなると、コスト高の日本の航空会社は太刀打ちできなくなる。

そして、外国のLCCが日本各地に就航したらどうなるか。
今すぐはないと思うが、いずれはこんなことが・・・

たとえば大阪から北海道や九州に行くのに国内線より、ソウルや上海等の海外の空港を経由する方が安くなるというギャグのような事態が起こりうる。

ギャグというのはそれだけの意味ではない。
国内旅行するのにパスポートが要るという・・・変なことが起こる。

今のままでは、決して笑い話では済まないですよ。
日本で最も安いスカイマークですら高く感じる。

ま、個人的には旅の楽しみが増えるから良いんですが。
なにより、安くても安全運行でお願いしたいですね。

余部鉄橋から余部橋りょうへ

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餘部鉄橋の工事かつて、鉄道ファンの間で人気のあった撮影スポット、余部鉄橋。
それが、今年の7月17日をもって使命を終えた。

そして、明日8月12日から、余部鉄橋に変わるコンクリート製の余部橋りょうに変わる。

その間、鉄橋の付け替え工事のため、運休に入っていた。

8月1日に、鳥取駅から鈍行で浜坂駅まで乗り、そこから香住まで代行バスに乗車した。
餘部の代行バス代行バスは、地元の全但バスだった。鉄道じゃなくても、ファンの姿が見られた。

あの赤くて美しかった余部鉄橋が見られなくなるのは寂しいが仕方がない。

といっても、近代的なコンクリート製の橋りょうになっても、それはそれで立派な撮影スポットにはなるとは思う。

そのうち、新しくなった橋を列車で渡ってみたいと思う。

ニュージーランド航空の機内食

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ニュージーランド航空の機内食7月3日に乗ったニュージーランド航空NZ98便、関空−オークランド線でいただいた機内食。
温野菜とチキンのデミグラスソースがけがメインの食事。サラダもあり、わりとヘルシーな食事。
ただ、量が少なめ。
日本時間でいうと、出される時間は午後6時あたりなので、時間帯も多少影響しているのかもしれない。

あと、ワインはキーウィワインもあるので、ニュージーランドを味わうならオススメ。

前途多難の茨城空港開港−国内98番目の空港

2010年3月11日、日本で98番目の空港が開港した。
茨城県小美玉市に開港した茨城空港である。

ここは航空自衛隊百里基地との共有。そう言えば、有効利用に聞こえるが、既にある滑走路を利用するだけではなく、約220億円をかけて新たに2,700mを造り、国内線だけでなく国際線のターミナルまで建設した。

しかし、定期便は韓国のアシアナ航空のソウル(インチョン)線の週7便のみ。国内線もスカイマークエアラインズが4月16日に神戸線の週7便のみ。

計画では年間利用者数80万人としていたが、現状では20万人程度とされる。
「甘い予測」といわれているが、それどころじゃないでしょう。明らかに無理な数値であるし、いや、分かっていた上で空港建設のために強引に出した数値でしょう。

LCC(ローコストキャリア・格安航空会社)向けの空港を目指すと言うが・・・外国のLCCからは、着陸料が高すぎると敬遠され、今回の乗り入れたエアラインも、補助金がもらえるなど完全に足元を見られた結果。

既に破綻が見えているような気がする。
厳しい経営が予想される。

日本航空が会社更生法申請

日本最大手の航空会社、日本航空JALが19日、会社更生法を申請した。

日航のグループ3社の負債総額は2兆3000億円に上ると見られ、戦後最大規模の経営破綻になる。

官民共同出資の民事再生支援機構は支援を決定し、3000億円を出資。3年以内の黒字化を目指す。

そのため、不採算路線の運休、ジャンボ機の廃止、人員削減、OB年金の削減は避けられない。

どうなるんだろうか?

私は、日本航空には何度も乗っている。国内だけでなく、このブログでも紹介したことがあるが、海外でも成田−バンクーバー線。関空−ロンドン線でお世話になったことがある。周囲がいうほどサービスは悪くない。

多くの税金が投入されるので、国民には不満があるかもしれない。このままつぶれたらいいと思う人もいると思う。だが、そうなると外資がかなりの確率で参入してくる。なにしろ、JALの株価、1桁やから、買収しようと思えば簡単だからである。そうなったら、もうからない地方路線など有無をいわさず運休になる。日本一の航空会社が外資系なんて、これは惨めでしょう。

民主党政権でなく、自民党が政権であっても恐らく規模の大小はあっても同じ選択をすると思う。ただ、ここまで大騒ぎにはならなかったと思うが・・・。

どういう形であれ、甦って欲しいと思う。

JALとANAで、新聞配布のサービス廃止

1月5日から、日本の大手航空会社、日本航空(JAL)と全日本空輸 (ANA)は国内線の一般席及び国際線エコノミークラスで新聞の無料配布を廃止した。
近年、新聞の無料配布はあっても、到着時に回収されることが増えていたので、気にはなっていた。なので、個人的にはついに来たか!って感じである。

経費削減の一環で「背に腹は代えられない」のが理由だが、一部の乗客から不満も聞かれる。

だが、仕方ないこと。

よく考えて欲しい。
船やバス、鉄道には特等席でも基本的にはそんなサービスはない。(一部例外はあるかもしれんが)
かつて、高嶺の花だった飛行機が、格安航空券の普及により料金が下がり、もう気軽な乗り物になっている。

飛行機だけ特別扱いする訳にはいかないでしょう。
(もっとも、今でも日本の国内線の料金は高すぎる!とは思う)

茨城空港、国内線ゼロで来春開港へ

来年3月10日に開港する日本で98番目の空港、茨城空港。

このままだと、国内線が一つもない最悪の事を迎える。

現在、定期就航が決まっているのは、韓国のアシアナ航空のソウル線の週7便のみ。数ヵ月後に、釜山線も運航する予定だが・・・これだけ。

関東とはいえ、東京都心から90分もかかる場所。日本航空もANAも就航する計画はない。新規参入の航空会社もなく、赤字確実のスタートとなる。

茨城空港は、国内線の就航にめどが立たないため、海外で急成長を遂げている格安航空会社(LCC;ローコストキャリア)向けの空港にしようと考えていた。一時は、アジア最大のLCC、エアアジア(マレーシア)が乗り入れを検討していた。

LCCにとって、空港から街の中心まで90分はさほど問題にしていない。実際、LCCの多くはコスト削減のため辺鄙な空港を利用する例が多い。だが、着陸料がバカ高いため、コストにうるさいLCCには結局相手にされなかった。

国内線がないまま開港する例はこれが初めて。
結局、土建屋と一部の政治家だけのために造られた空港なんですね。
もう、先が見えているではないか。

大韓航空の機内食

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大韓航空9月のシルバーウィークを利用して台湾を訪れた。その際に利用したエアラインはコリアンエアー(大韓航空)であった。

大韓航空は、ソウル・インチョン空港を拠点に日本の15の空港を結ぶ。これは、関空から発着するJALやANAの国内線を超える。
さて、
福岡からインチョンまでは、飛行時間が短いためサンドイッチ程度の軽食しか出されない。まあ、1時間のフライトなので機内食は必要ないでしょう。
そして、インチョンから台北行きのフライト出だされた機内食。
大韓航空の機内食中華風の野菜炒め、味はまあまあ。長距離なら韓国料理が出されるようだが・・・まあ、アジア路線ならこんなもんでしょう。
ちなみに、左上のパッケージは豆腐。いわゆる冷や奴のようなものである。

機内サービスはそんなに悪くない。日本語のできる客室乗務員がいるので言葉の心配はいらない。ただ、日本語の機内情報誌がないのが残念。

ワールドパークスからスカイマイルへ

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先日、ノースウエスト航空から私にメールが届いた。

ノースウエスト航空”ワールドパークス”とデルタ航空”スカイマイル”は、10月から正式に「スカイマイル」として統合されることが決定した。

ノースウエスト航空とデルタ航空は合併して(事実上デルタがノースウエストを吸収合併)、世界最大の航空会社が誕生した訳であるが、これに伴い、FFP(フリークエント・フライヤー・プログラム。一般的にマイレージプログラムと呼ばれるもの)も統合されることになった。

これまで、ノースウエスト航空のマイレージ”ワールドパークス”を利用してきた私だが、デルタ航空の”スカイマイル”には興味がなかった。

ノースウエスト航空はマイルの有効期限が無期限であること、マイルの加算率がエコノミーの格安航空券でもほとんど100%だったうえ、日本の国内線を利用すれば500マイル加算(搭乗券の半券をワールドパークスセンターへ送付が必要)など、貯めやすいことが魅力だったのに・・・スカイマイルだと・・・ちょっとガッカリ

まあ、それでも、スカイマイルは利用することになると思います。なにしろ40000マイルも貯まってるんやから。
今後どうなることやら・・・。

香港ドラゴン航空

香港ドラゴン航空今年のゴールデンウィークの旅の帰り、香港から香港ドラゴン航空に乗った。

香港ドラゴン航空は香港の大手エアライン・キャセイパシフィック航空の子会社で、香港を拠点に東南アジア路線を展開している。

キャセイパシフィック航空とのコードシェア便で、香港ドラゴン航空に乗ることになった。

世界的にサービス水準が高いキャセイなのだが、ドラゴン航空は・・・同じ系列の会社かと思うくらいサービスに差があった。

機材が小さいうえ、座席が窮屈。それは我慢できるとして、モニターがない。さらにオーディオさえないので、機内はかなり退屈だった。キャセイから乗り継ぐと、あまりのサービスの差に落胆してしまった・・・。

香港ドラゴン航空の機内食機内食は、朝のフライトだったため朝食のようなメニュー。味はまずまず。

香港を8時55分に出発したKA316便は、午後1時20分に福岡空港に到着した。

 

なお、この香港ドラゴン航空は6月1日をもって、福岡線を運休した。これにより、香港ドラゴン航空を日本で見ることはなくなった。航空ファンにとっては少し残念かも・・・。

県民の悲願?富士山静岡空港が開港

2009年6月4日、静岡県に初めて、旅客機が離発着する空港が開港した。

その名は、「富士山静岡空港

静岡県民にとっては、悲願の空港かと思いきや、どうも地元でもあまり歓迎されていないようだ。国内線6都市(新千歳、福岡、沖縄、小松、熊本、鹿児島)、海外2都市(ソウル、上海)を結ぶのだが、既に計画を下回っており、しかも機材が小型化したため、毎日満席になっても目標利用者数を下回るとか。さらに、東京、大阪、名古屋の大都市への便がない。さらにさらに、富士山静岡空港は島田市にあり、静岡市や浜松市からかなり遠い場所にあり、交通の便が良くない。

ところが、この評判の悪い空港に一番期待しているのが韓国のエアラインである大韓航空とアシアナ航空。毎日就航でソウルを結ぶ。実は、韓国系エアラインでは、就航開始時にいきなり毎日運航するのは異例。韓国は、日本各地に就航し、ソウルだけでなくソウルをハブ空港として世界各地へ日本人に利用してもらおうとしている。つまり、日本の地方空港の増加は、成田や関空の客を奪い取っている結果になっている。日本がハブ空港として十分機能しない理由の一つに地方空港の過剰ってのもあるように思う。

あと、7月に静岡を拠点にする新規エアラインが就航する。鈴与が出資するフジドリームエアラインFDAである。だが、76人乗りの飛行機で、料金も大手並かむしろ割高な運賃でやっていけるのだろうか?

個人的には、一度空港を見てみたいという気持ちはあります。ただ、黒字のめどが立たない現状では、前途多難である。

JTB時刻表が1000号達成

JTBの時刻表が2009年5月号(4月20日発売)で、通算1000号になった。かつて、国鉄監修で日本交通公社(現・JTB)の時刻表として、大半が国鉄(現・JR)の時刻表ばかりだった。今や、国内線だけでなく国際線の航空ダイヤもあり、第3セクター鉄道、私鉄の特急なども載るなど、幅が広がった。

旅行好きの私は、今も時刻表にはお世話になっている。

たとえ、ケータイで検索できようとも・・・。

情報が細かいですから。ケータイだと、結果しか出ないので素っ気なく感じる。便利なのはいいけれど、自力で調べることを止めてしまうと、脳の働きが弱くなりそうで・・・そう言うわけで(?)今も、紙の時刻表を使用しています。

とはいっても、買うのは大幅なダイヤ改正があったときのみで、普段は買わない。鉄道マニアの中には「愛読書は時刻表」という人もいるが、私はそこまでは・・・ないです。はい。

今後もよろしく

トルコ航空が着陸失敗、犠牲者も

2月25日、オランダのアムステルダム・スキポール空港でトルコ航空機が着陸に失敗した。

胴体が3つに折れ死者が9人いるとの情報が入った。

最近、飛行機の事故が世界で発生している。航空業界の不況により、リストラが進み、その影響で安全面がおろそかになっているのではと噂されている。

とくにヨーロッパでは、エコ活動で飛行機から鉄道にシフトする人が急増。また、格安航空会社の台頭で、大幅な値下げ競争。大手航空会社はヨーロッパ路線では苦境に立たされている。

ただ、安全面をおろそかにしてはいけないし、そんなのは理由にならんでしょう。

ちなみに私、トルコ航空に乗ったことがあるし、アムステルダムの空港を利用したことがある。トルコ航空のサービスは悪くなかったし、オランダの空港も快適だった。それだけに、残念でならないですね。

 

JALの「鶴丸」半世紀の歴史を閉じる

JAL旧塗装「鶴丸」がもう見られなくなる。

1959年に誕生し、半世紀にわたって日本だけでなく世界各地に飛び立った日本航空JALのシンボルマークだった「鶴丸」。

JALの垂直尾翼に丸く描かれた赤い鶴、日本を代表する航空会社として、翼を広げて空を羽ばたくデザインで人気があった。

その鶴丸が、2008年5月31日をもって、日本の空から消えることになった。羽田−伊丹のフライトが国内線では最後になった。

鶴丸がなくなるきっかけは、2001年の日本エアシステムJASとの経営統合。事実上、JALがJASを吸収する形だったが、このイメージを消すためにシンボルマークを鶴丸から、太陽をイメージした赤い丸の欠片のようなデザインに変えることになった。

ただ、ほとんどのファンには、現在のデザインに対する評判はいまいち。シンプルなんやけど、そっけないとか。

私は、鶴丸での国内線利用はあまり多くなかった。どちらかといえば、旧JASやANAを利用していたからである。海外では、上海へ初めて行った時に利用し、台湾から香港へ行った時(当時は日本アジア航空だったが、機材はJALだった)に利用した思い出がある。

一応、お疲れさまと言っておこう。

まあ、乗ってしまえば期待のデザインなどどうでもいいけれど(笑)、なくなるとなると、ちょっと寂しくなるなあ・・・

 

 

関西国際空港第2滑走路オープン

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関空第2滑走路工事

2007年8月2日、関西国際空港に2本目の滑走路が運用開始した。滑走路の長さは4000mで、これは国内最長である。

当初は2009年の予定だったが、8月に行われる世界陸上にあわせて、前倒しになった。

なお、画像は2007年5月3日に撮影したもの。

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日本航空がワンワールド加盟

日本航空JALが2007年4月1日付で、世界航空連合の一つであるワン・ワールドに加盟した。

ワン・ワールドは、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)、キャセイパシフィック航空(香港)、カンタス・オーストラリア航空など10社で成り立つ航空連合。

これまで、バックパッカーが使う格安航空券では、JAL以外のエアラインではマイルの加算がされなかったが、今後は50%加算になる見通し。無料航空券の道がさらに近くなる。

だが、一方でコードシェア便が増え、JALの便名を名乗っているにも関わらず、機材や乗務員は外国のエアラインという事態も増え、旅慣れていない方にとっては、日本の会社と思っていたら英語話しかけられたとか、他社便なら、JALほど手厚い補償が受けられないなど、混乱する。

いずれにせよ、まずは安全運航、快適な空の旅にすることが最優先課題ですね。

ボンバルディア社の航空機がまたトラブル

天草エアラインのボンバルディア社の機材DHC8-103型機が、熊本空港で全ての車輪が出ないトラブルが発生した。

天草空港発熊本行きAMX201便が、熊本空港に着陸しようとしたところ全ての車輪が出なくなったトラブルに見舞われた。手動で、車輪を出して無事に着陸したため、被害はなかった。

先日、高知空港で胴体着陸のニュースがあったため、今回全国的に取り上げられたのかもしれず(今までならニュースにすらならなかった?)、今までこのようなトラブルは何件もあったような気がする。点検では異常がなかったとのことやから、これはもう製造メーカー・ボンバルディア社の問題と言っていいと思う。

さて、

天草エアラインが保有する機材はたったの1機!もし、胴体着陸したら、機材がなくなり、運行できず破産の危機に瀕するところだった。そうでなくとも、基盤の弱い中小エアラインにとって、ボンバルディアの影響で、乗客離れが起きなければいいが・・・

高知龍馬空港でANA機が胴体着陸

エアーニッポンネットワーク(ANAグループ)が運行する大阪・伊丹発高知行きANA1603便は、高知龍馬空港の滑走路に胴体着陸した。

使用機材はカナダ製のボンバルディアDHC8-Q400機で、前輪が出ないトラブルのため。幸い、乗員・乗客あわせて60人は全員無事で、怪我人すら出なかった。

この影響で、高知龍馬空港は終日閉鎖され、高知発着便は全て欠航。終日大混乱した。

パイロットの判断は適切だった上、胴体着陸もうまくいった。もちろん、素晴らしいし評価されるべきことだが、たいていのパイロットは胴体着陸くらいできる技術は持っているらしい。また、前輪はバランスを取る為のもので、仮に出なくても着陸には問題ないようで、むしろ後輪の方が問題らしい。

それにしても、ボンバルディアDHC8は、よくトラブルを起こす飛行機である。昨年だけで、44件もトラブルの報告が国土交通省に届いているという。ボンバルディアDHC8は低コストで、YS-11の代替機として、騒音が比較的小さく、プロペラ機とジェット機と両方の機能を備えた世界唯一の機材といってもいいんやけど、これだけトラブルが多いとなると、このまま使い続けて良いものか考え直す必要があるのではないだろうか?

わたくしごとやけど、両親が高知出身で親族が高知に住んでいる。飛行機を利用する機会があるだけに、人事ではないのである。ちなみに、私はボンバルディアDHC8に乗ったことはまだない。

国際線航空機、液体持ち込み制限スタート

3月1日より、日本発の国際線全線において、ペットボトルなど液体物の持ち込み制限がスタートした。

昨年8月、ロンドンで起きた航空機テロ未遂事件を受けて、日本も世界標準に近づけることになった。簡潔に書くと、

処方薬などの例外を除き、持ち込みは100ミリリットル以下の容器入りの液体物に限られる。また、容量1リットル以下のジッパーの付いた透明の袋一つに容器ごと入れる必要がある。

ただ、この制度を知らなかった乗客があまりにも多くて、ペットボトルを捨てたり、荷物検査場で飲み干したりする人も現れた。化粧品も対象になるため、女性の多くはブツブツ言いながらも、ジッパー付きの袋に詰め替えたりしていたもよう。

バックパッカーにとっても、これは少なからず影響を受ける。荷物を最小限にするパッカーが多いので、全ての荷物を機内に持ち込む人が少なくない。だが、これも難しくなる。シャンプーや歯磨き粉などが入っていたら、それだけで制限を受けかねない。全て現地調達という方法もあるが、まさか飛行機に乗るたびに捨てるほどの技量なんぞ、とても持ち合わせていない。もっとも、預け荷物に入れる場合は制約はない。だが、ロストバゲージを恐れるパッカーどもは、それすら抵抗がある(私は気にせず、預ける。その方が身軽だから)。パッカーにとっても、悩む問題である。

安全のため、テロ対策のためなら仕方がないこと。ただ、飛行機での移動がしづらくなった気がする。航空保険料の負担、原油価格高騰による燃料付加運賃の制度も拍車をかけている。

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