昨日というか1日は39度の高熱を出して寝込んでいた。

大人になってあんな熱が出たのは記憶にない。

思えば人生の中で「39」という数字が何か意味を持つように最近思う。

4月よりこちらでブログ投稿していきます(話のつながりがよくわからん)。

http://cooldriver-in-kansai.blogspot.com/

ある警備員との絆
年度末

この時期の切なさというのは独特なものがある。

何かが終わり、何かが始まる・・・

その積み重ねが人やものをやがて大きく変えていくだろう、という想像力も逞しくなる。

俺も何年か前のこんな時期に運転手を始めた。

タクシーに乗り始めた頃は楽しくて、今思えば売上とかどうでも良かったように思う。

運転手になって間もない頃、ある日駅前の工事現場の脇に車を停めて待機していたら、工事現場の警備員が近づいてきた。

身体はでかく日焼けしていて、俺と同年代だろうか、警備員にしては目立って若く見えた。

「すみませーん、トラックが出るんですこし車動かしてもらっていいですか?」

「はーい」

誘導されるままに車を動かす。

「どうもありがとうございます!」

そもそも違法停車である。お礼を言われる筋合いはない。

しかし彼はなんというか交通誘導員らしくなく

やる気に満ちていた

こんな奴もいるんや

その日からその工事現場を通る度に彼のことが気になった。

恋愛対象としてではない(断らんでいい)

目が合えばお互いに手をあげ、ときどきちょっとした会話をしたりもした。

そしてある日またゆっくりと会話できる機会があった。

普通の同世代の男同士がするような他愛もない会話の中で俺が言った。

「なあ、何でこんな仕事(警備員)してるん?自分もタクシー乗ったらいいやん」

するとそれまでのフレンドリーな空気が明らかに変わり、彼は仁王様のような顔を真っ赤にして言った。

「俺は好きでこの仕事してるんや。これからも、出来ればずっとこの仕事を続けたいと思ってる」

当然俺は必死に謝った。

タクシー運転手として、自らが誇りを持ってやっている職業を見下され悔しい思いをすることは今でもある。

なのに俺は彼の職業(警備員)を見下していた

タクシーに乗っていると、本当に様々な職業の人と接する機会がある。

一流企業の社員、中小企業の経営者、医者、教授、スポーツ選手・・・

人の羨むような社会的地位や収入の高い仕事をしている人も多い。

しかしどれだけの人が胸を張って言えるだろうか。

「俺はこれからもずっとこの仕事を続けていく」

「しがみついていく」、というのはよくあるだろうが・・・

今の俺は言えるだろうか?

ハンドルを握りながらよく考える。

そのうち彼の現場が変わり、道で会うこともなくなった。

彼は彼の仕事について、

いろんな現場で、いろんな状況があって、いろんな人の対応がある。

そんな風に

人を見て、人と接することができる

そんな面白さがあると話していた。

なんかタクシーとつながるとこがある。

数日前空車で走っていたら、

何年ぶりに道でたまたま彼を見かけた

暖かい日で、年がいもなく短パンで歩道を歩きながらでかい体を縮めて携帯をいじっていた。

クラクションを鳴らすと、すぐに俺とわかったようだ。

向こうから大きく手をあげてきた。

信号で止まって、運転席の窓を開ける。

「おう!久しぶり、休み?」

「うん、ほんまに久しぶりやな。やっぱりまだタクシー乗ってるんや」

あのときと変わらない日焼けした顔で、うれしそうに言った。

「なかなかここ(運転席)から離れられへんわ。そっちは今はどこの現場行ってんの?」

3月31日(木) 景気指数50 晴
23:30売上 14,530 9回
最終売上 34,640 18回(7回) 11.75時間 MAX 4,070

かみさんと上の子供が風邪でダウンしていたので、

16時頃には仕事を切って子供の保育園の迎えに行ったり、

家で晩飯を作ったりしていたら

うつってしまった・・・

らしく夜はしんどかったが、

さすが年度末、

夜のタクシー乗り場はすごい行列やった

22時過ぎから約4時間で11回はすごい。

こんなところで
今日は志願してH駅へ

当番制になっているが、当番の運転手がゴルフコンペで休んでいたため・・・

シンボル(?)の桜はまだ咲いていないが、なかなか雰囲気ある駅である。

こんなところで仕事があるのかって?

タクシーというのは面白いもので、

町の何十台もタクシーがいる基幹駅に並んでいるより、

「こんなところで」一台で仕事をしている方が気楽で、

しかも稼げることが多い

・・・ことが多い・・・

が、今日はひどかった。

昼過ぎに入って、何度か小さな乗り込みはあったものの

15時頃にやっと始めての無線

駅前のコンビニへ配車

しかし

待っても待っても誰も来ない

コンビニの駐車場に長い間停めているのも悪いので無線で何度か文句を入れる。

「もうすぐにそちらに行かれるはずです・・・」

女性のオペレーターが何度も切れそうな俺をなだめる。

やっと現れたのは二人の学生、

談笑しながら歩いてくる

時間は15時半

「えーと・・・15時頃に電話してもらった××さんですか?」

一応軽く嫌味で様子を伺う。

「はい、××大学まで」

近くにある関西の一流大学である。

「なんかあったん?」

「??・・・いえ」

「かなり待ったんやけど」

「そうですか」

謝罪の言葉がないばかりか何事もなかったかのように

車内でまた二人で談笑を始めた

切れかかる自分を抑える。

客とのケンカは運転手にとってほとんど勝ち目もメリットもない。

後部座席で爆笑している片方のエリート学生が言った。

「ひゃっひゃっ!そいつ最低だな。俺そんな大人になりたくねぇ」

話の内容はよく聞いてなかったが、

親のすねをかじっている学生かもしれないが、

残念ながらお前は既に

立派な「最低の大人」や!(学生相手にブログでほえるな)

どんなに嫌な客も降ろしてしまえばサヨナラである。

一瞬の我慢が出来ればタクシーは務まる。

急いで駅に帰って、

3時間仕事なし・・・

そんなもんです(急がんでも良かったやん)。

タクシー運転手に必要なのは一瞬の我慢と、

とても長い時間の忍耐。

3月30日(水) 景気指数50 晴 1℃
売上 26,300 14回(6回) 12.25時間 MAX 7,670

H駅6時間で6千円

その後22時過ぎまで乗車なしやったが、

そこからなんとか盛り返した

24時過ぎの6回は満足

大崩れは逃れた。

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