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ASSC Day 1〜チュートリアル〜

朝4時起きで一家総出でラスベガス入り。
ラスベガスのあるネバダ州とNJとの時差は3時間。

だから、午前11時頃にはThe Stripeへ行けた。

ASSCの開催されたホテルは、Imperial Palaceというカジノホテル。1階は大カジノフロア。

そのホテルの3,4階で開催された。

プログラムはこちら

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初日は、午前・午後に有料のチュートリアルが組まれていて、自分は午後のTutorial 8に参加した。

2/3くらいの時間をかけてCleeremansが、まさにチュートリアル的にトークをした。

1人称データと3人称データの両方を測りながらそのギャップを少しずつ埋めるなり、関係・相関性を知りましょうという内容。(超大雑把だけど)

問題点などを明確に指摘しているところ、さすがだった。

学んだことは、とにかく複数の観点から同一現象を観察・報告させて、その神経相関を調べる、という方法論が現時点での王道ということか。

複数の観点から計測する、というのが、ポイントだと思った。

それにしても、言葉の意味を考えだすと深みにはまる。。。
例えば、次のようなフレーズがスライドに登場
subjective awareness of information

ちょっと考えだすと、何を意味しているフレーズなのかわからなくなる。だから、この分野は面白い。

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後半はEngelさんがトーク。
彼のトークはチュートリアルと言うより、自身の絡んでる研究内容をトークする普通のセミナーという感じ。

publishしたデータからunpublishのデータまで盛りだくさんだった。
健常人を段階的に麻酔をした、という超やばい実験は結果もなかなかやばい雰囲気で面白かった。

こちら。
Anesthesiology. 2007 Apr;106(4):707-14.
Identification of sensory blockade by somatosensory and pain-induced evoked potentials.
Schmidt GN, Scharein E, Siegel M, Müller J, Debener S, Nitzschke R, Engel A, Bischoff P.

学生ボランティアを雇って麻酔している。。。一歩間違えば、犯罪になりそうな超危険な実験。。。

この実験系は、1人称データにそこまでこだわる必要がないので、非常に良いモデルだと思った。動物ならすでにたくさんやられている気もするが、どうだろう?

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そして、ミーティングが本格的にスタートして、初日の招待講演。
Gazzaniga大先生のトーク。

split brainによってわかってきた右脳と左脳の機能の違いの話を、自身の研究から最近の展開まで、重要な知見をピックアップしながら話してくれた。この手の話、俗な本でしか読んだことがなかったので、その元情報をGazzanigaから直接聞けたのは良かった。


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講演の後、家族と合流。

さすがに早朝からの移動などで家族全員疲労困憊。
夕食は、近くのファーストフードを持って返って、ホテルの部屋で食べた。。。

それにしてもラスベガスは暑い。
40度前後あったと思う。