海馬CA2の抑制性細胞

超マニアックな研究。

J Neurosci. 2007 Jul 4;27(27):7329-38.
Characterization of neurons in the CA2 subfield of the adult rat hippocampus.
Mercer A, Trigg HL, Thomson AM.

さすがThomsonという研究か。
ラットで研究している。
CA2はTim染色とα-actinin 2なるタンパク質をマーカーとして決めている。

抑制細胞は今回、2種類のバスケット細胞とbistratified細胞を解析している。

バスケット細胞のうちマイノリティーは、fast-spikingタイプ。

メジャーなバスケット細胞は、adapting firingで過分極後のsagが見れるのが特徴らしい。形態は、CA1とCA3いずれにも投射している。

bistratified細胞も、adapting firingでsagが割と見れる。形態は何とCA3には投射していないらしい。

かなり衝撃な事実のような気がする。
in vivoでもし幅狭細胞を記録しても、FS細胞でない可能性がある。逆に言えば、そうでない幅狭細胞はCA2のインターニューロンと考えられるかもしれない。

sagが見れるのもCA2だけだから、形態はCA1とCA2のインターニューロンでそれほど違わなくても、発火特性は全然違うことになりそう。

神経細胞の多様性、おそるべし。