やぁ、どうも。能條です。
すんごい久しぶりのブログだなー。
世の中大変なことになってるし、こういう状況で
自分が何を考えていたかを備忘録として
残しとこうと思ってブログを再開しますよ。
そっちの方が考えもまとまるしね。
自分が何を考えていたかを備忘録として
残しとこうと思ってブログを再開しますよ。
そっちの方が考えもまとまるしね。
なので、ここに書くことは、
あくまでオレの今のところの考えであって、
オレは別に専門家でも知識人でもないので、
読む人はそこんとこ気をつけてね。
さて、どっから書くか迷うけど。
新型コロナウィルスが日本でも拡大してきて、
2月頃から徐々に、
ライブハウスは営業自粛すべきとの声が高まった。
うちのバンドやソロのライブも
2月は迷った末に決行したけど、
3月4月はすべて中止したりキャンセルしたりした。
2月は迷った末に決行したけど、
3月4月はすべて中止したりキャンセルしたりした。
感染する/させてしまうかもしれない ことも、
ひょっとしたら店が潰れてしまうかもしれない ことも、
どちらも命の問題でこんなの選ぶのは無理
と思いながらの決断だった。
そして、当然なのかもしれないけど、
決断したあともずっとモヤモヤしていた。
また、もうひとつモヤモヤがあった。
ライブハウスなどへ国が補償すべきとの声には賛成だし、
キャンペーンには署名し、SNSで拡散もした。
オレは音楽以外の稼ぎもあるけれど、
音楽一本でやってるミュージシャンや
ライブ産業に関わる人達やその家族が
暮らしていけなくなっちゃうからね。
自粛要請しといて補償がないのはおかしい。
でも、一方で、ライブハウスの音楽は
国からの助成金などを前提とせずに
自力で運営してきたからこそ自由な表現が可能で、
先人達もそのための努力を重ねてきたのではないか、
と思うところもあり、こっちの方でもモヤモヤしていた。
国からの助成金などを前提とせずに
自力で運営してきたからこそ自由な表現が可能で、
先人達もそのための努力を重ねてきたのではないか、
と思うところもあり、こっちの方でもモヤモヤしていた。
でも、時間が経つにつれ、
命と命の問題 という天秤のかけ方や、
ライブハウスが補償を求めることに対するモヤモヤは
間違いなのではないかと思うようになった。
それは、感染が拡大し、
イベント関係以外の業界などにも
営業自粛の波が及んできたことや、
海外の国々の対応と日本の対応の差を見たり
考えたりしたのがきっかけだった。
イベント関係以外の業界などにも
営業自粛の波が及んできたことや、
海外の国々の対応と日本の対応の差を見たり
考えたりしたのがきっかけだった。
そもそも、海外の国のトップが悉く
”これはウィルスとの戦争だ”
とか言う意図が、初めの頃はよくわからなかった。
むしろ、
そんな煽るような比喩を使わなくてもいいんでないの?
くらいに思っていた。
そんな煽るような比喩を使わなくてもいいんでないの?
くらいに思っていた。
でも、そんな比喩ではないことが、
海外の対応と日本の対応を見てわかった気がした。
ウィルスとの戦争だ、
戦争だから徴兵する、
兵士は国民全員だ、
医療関係者は最前線へ、
インフラ関係者はその維持に務め、
それ以外は家でウィルスの感染拡大を防げ、
軍資金はすぐ振り込む、
だから明日からすぐに戦え、
という考え方は一時を争う事態において、
もの凄く迅速な対応が出来るんだね。
そのためには、トップがまず、これは戦争である
とスピーチする必要があったんじゃないだろうか。
個人的には、今の日本でのパンデミックに
戦争という表現を使うのは適切ではないと思うけど、
自粛要請と補償 を 感染対策と経済対策
というふうに別枠で考えたり、
それを天秤にかけたりしては、
迅速な対応が出来ないまま、
どちらもズルズルと悪い方向にいくばかりなのだ。
非常事態なのだから、
その非常事態の原因となっている
ウィルスとの戦いに全力を注ぎ、
最短で勝利することを最優先し、
終息が見え次第、
経済を戻すことに全力を注ぐ。
それが世界ではセオリーに思えるし、
それは早ければ早い方がよい。
台湾や韓国はそれで回復に向かっているように見える。
その非常事態の原因となっている
ウィルスとの戦いに全力を注ぎ、
最短で勝利することを最優先し、
終息が見え次第、
経済を戻すことに全力を注ぐ。
それが世界ではセオリーに思えるし、
それは早ければ早い方がよい。
台湾や韓国はそれで回復に向かっているように見える。
だから、
自粛要請と補償はセットというのは間違いないのだが、
補償は 経済対策 でなく 感染対策 で、
補償が無いということは
感染対策が出来ていない
ということになるんじゃないだろうか。
それでは感染拡大が収まらず、
いつまでたっても経済を建て直す時期が来ない。
いま、ほとんどのライブハウスやイベントは自粛してる。
今は戦争であるという視点で見れば、
いち早く戦場に駆り出されたのにも関わらず
何の支援も受けられない兵士と同じだ。
サラリーマン風に言えば、
会社存続の危機が訪れたため、しばらくの間は
支社勤務から本社勤務へ異動の辞令が来たけど
本社勤務の間は給料出ないぞ、みたいな。
会社存続の危機が訪れたため、しばらくの間は
支社勤務から本社勤務へ異動の辞令が来たけど
本社勤務の間は給料出ないぞ、みたいな。
大事なのは、ライブハウスの仕事を一旦止めて、
今はウィルスと戦う仕事をしているのだから、
補償は、ライブハウスの営業を支援するということではなく、
感染拡大防止の仕事としての給料だ
という考え方なんじゃないのかな。
今はウィルスと戦う仕事をしているのだから、
補償は、ライブハウスの営業を支援するということではなく、
感染拡大防止の仕事としての給料だ
という考え方なんじゃないのかな。
テレワークで出来る仕事であっても、
ウィルスの感染拡大を防ぐ仕事もしなければならないんだから、
その給料が必要だし、
医療やインフラを支える仕事はもちろん戦いに必要だから
やめるわけにはいかないし、リスクが高い分、給料が必須だ。
ウィルスの感染拡大を防ぐ仕事もしなければならないんだから、
その給料が必要だし、
医療やインフラを支える仕事はもちろん戦いに必要だから
やめるわけにはいかないし、リスクが高い分、給料が必須だ。
ウィルスは差別しない。
だから、補償も日本に住む人全員でなければ意味がない。
それを出来る限り早い段階で
やらなければならなかったんだと思う。
やらなければならなかったんだと思う。
今現在、ようやくその方向に向かっているように見えるけど、
間に合うのだろうか?
いずれにしろ、
近いうちに完全に終息することは期待できなさそうだし、
昨日までとは違う世の中になっていくんだろうと思う。
最悪の場合を想定しつつ、
良い方向へ転がるように出来ることを考えていかなきゃだなー。
長くなったので、今日はこのへんで。
また、近いうち書きますが、皆さんのご無事を祈ります。