2010年12月

2010年12月30日

2011年に向かって

2014-22010年が過ぎ去ろうとしています、12月2日FIFA理事会で行われ、日本サッカー協会が挑んだ、2022年FIFAワールドカップ日本誘致は叶いませんでしたが、更なる挑戦を続けて貰いたいと思います。

個人的には日本開催でのワールドカップを再び見たい思いはありましたが、やはり、今だワールドカップが開催されていない所での開催を!と言うのは心情的に有利に、はたらくのか?とも思う所ですが、、、。

新しい2011年と言う年に向かってどの様な世界のドラマが起こるのか?どこもかしこも大変な事が起こった2010年を振り返り新しい年が全ての人々に良い年になる事を祈ります。

カナリア軍団

日本の年末・年始は寒波に見舞われる荒れた天候になるようです。ブラジル・サンパウロは蒸し暑い年越しとなるようです。北半球は冬、南半球は夏の年末・年始です。

ブラジルでは12月31日は、夜9時頃からゆっくりと夕食を家族団らんで始め、新年を迎える12時にシャンパンを抜き!乾杯します。そして、町中に花火が上がりお互いに新年の挨拶を行います。大変賑やかな大晦日から新年です。

コルコバード

ブラジルでは、お正月は1月1日のみで、2日からは平常営業が普通です。どちらかと言うと、カトリックの国ではクリスマスが一年の中でも最大行事で、大晦日から新年は新しい年を迎えて喜び合い、で、終了みたいな感じです。

またそれぞれの人生に向かっていろいろと頑張りましょう!良い年末・年始をお過ごしください。FELIZ ANO NOVO(新年おめでとう)

 



brazil060224 at 11:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年12月24日

2014年ブラジル大会の状況

2014-22014

 

 

 

2002年日韓ワールドカップでブラジル代表が優勝その後、2006年、2010年のワールドカップが開催されましたが、ブラジルは力を発揮?出来なかったのか目標には届かない結果となりました。来るべき2014年はブラジル地元開催です。次回の大会では何が何でも、これぞブラジルサッカーと言うプレーで優勝を目指す宿命!とでも言いましょうか、そんな感じがヒシヒシとブラジルのサッカー関係者の中にはあります。

2014-3

すでにブラジル国内の開催都市は決定しておりますがまだまだ施設や開催に向けての整備はこれからと言う所です。2014年の前年2013年には本大会の前哨戦である、コンフェデレーションズカップが開催されます、その為に遅くとも2012年の年末までには2014年大会と同じ様に運営が可能な体制を整えておく必要がありますが、果たしてどうなるのか?気になる所です。本大会の開催都市は大きく広範囲にあります。国土が日本の22倍・8500000平方キロもあります。それゆえに同じブラジル国内でも時差が最大2時間もあります。たとえば、サンパウロで試合を観戦して、アマゾンの都市マナウスへ飛行機で移動となると6時間程のフライトとなります。

エライ!大変だね!とブラジル行きを決めているサッカー狂の友人は今から心配をしています。他の知り合いや先輩、恩師の方々も今からその観戦ツアー準備を始めています。勝手に私をガイド役として決めていて、いろいろと無理難題!の予約注文をする始末です。(やれやれ。。。。

開催時期は7月、丁度ブラジルでは冬にあたります、平均気温がサンパウロで21度から10度、リオデジャネイロで29度から14度、ブラジリアで26度から13度、で日本の冬から比べると過ごしやすいのですが、南のポルトアレグレや、内陸部のクリチーバの冷え込みはグット厳しく霜も降りる時があり、山では雪も降る時があります。反対に北のサルバドールや、ナタールは常夏と言った感じがあり冬には程遠い気候です。

いろいろとブラジル大陸での大会は面白いとは思いますが、観戦に行く方はしっかり心も身体もベストコンデションで準備して行かないと行けません。果たしてブラジルはどうなるのか?楽しみです。



2010年12月18日

代表の査定

リオサッカー日本代表選手の賃上げ要求と言うニュースが目にとまりました。巷では、日本代表選手だから招集されるたびにエライ優遇された条件だろうと誰もが思い、実際私も良い条件であろう?と思っておりました。

しかし、条件に関して載っていた記事を見ると、

 「現在、代表は出場給はなく、日当1万円と対戦相手のFIFAランクによって勝利給が支払われるのみ。パラグアイ戦(9月4日)で15万円、アルゼンチン戦(10月8日)で20万円、引き分けた韓国戦(10月12日)は5万円(勝てば10万円)が支払われた。これは韓国の勝利給約30万円に比べても、確かに安い。名前入りの代表ユニホームが売れても、肖像権が認められていないため選手個人には還元されない。代表でケガしてチームに戻って試合に出られず、出場給などがもらえなくても、その補償もない。」(12月18日付・nikkansports.com より)

国を代表して戦う選手とは選ばれし人、誰もが代表になれる訳ではない価値観は誰しもが理解出来る所と思う。

南米やヨーロッパでは代表の試合は言わば「代理戦争」と言われるくらいに国の名誉を賭けて戦う。お隣の韓国の勝利給が30万円で、日本代表の勝利給が10万円と言うのもいろいろなサッカー協会の運営事情があるのかも知れないが、次世代の日本代表となるプロサッカー選手の若手の意欲が削がれる危険性もあるのではないだろうか?

日本サッカーのレベルアップは最近ドンドンと世界に追いつこうと言う傾向にありますが、本当に魅せられるプレーはどうなのかと考えた時にまだまだ更なるプレーの質の高さを無限に磨いて行く必要性はあると感じます。要求する選手も要求される協会も共に納得の行くプレーと条件をお互いが更に目指して努力を重ねて貰いたい。



2010年12月14日

個人的な事ですが。

sannpaulo昨日は、妙に生きる事と死ぬ事に考えさせられる、そんな流れがありました、と言うのも最初はテレビの番組でオカルト映画見たいなものがあっていて、浮かばれないまま行方不明で謎の死を遂げた少年の怨念が出て来る気持ち悪い番組がありました。夕方、知り合いと待ち合わせをしてのこれからの仕事に関しての雑談をして帰宅、再びテレビをつけると、東京山谷で暮らす身寄りの無い病に冒された人たちをあたたかく保護するホスピスの方のドキュメンタリーに見入りました。「ふ~ん、何か今日は生と死に関しての事に出会うな~」と思っている所に、沖縄の友人からの電話!

夕焼け2

友人の息子さんや奥さんは非常に霊感が強くていろいろな霊が見えるとの話で、私も人生の災いはこうして避ける、祖先のお墓のお掃除は定期的にとのアドバイスを貰った事があります。友人の奥さんが電話に出て、「私の夢の中に、あなたのお子さんがもう一人出てくるんですよ、、、。」すでに、20数年前に私の奥さんは流産した事がありました。何となくその子の霊だと言うのです。何とも信じがたい事ですが、友人の奥さんは「霊の世界は一つで、自由なんですよ、だから沖縄でもブラジルでも場所は同じなんですよ。沖縄では12月24日が供養の日になります、それまでに流産した年月日や場所が分れば教えてほしいのですが、、、」と私や私の家族を心配して話してくれました。

話が終わり明日の打ち合わせ場所に行く為に車での移動となりました、雨が降る夜間の道、濃霧が立ち込め運転がしづらい、ラジオのスイッチを入れると、いきなり、「子供から、人間は死ぬために生きているのか?、、、」と言う言葉が耳に飛び込んで来ました。作詞家の、永六輔氏が話していました。

「う~ん、また生と死に関する話だな~」と今日1日だけで偶然なのか?生と死に関する事が向こうから飛び込んでくる様な出来事に何かしら人生を考えさせられるものがありました。生きて行く事は死に近づいて行く事?生きる素晴らしさは何なのか?生きる事とは何なのか?一人闇夜の中で運転する自分自身に自問自答する深夜でした。



brazil060224 at 12:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年12月09日

クリチーバの公園

クリチーバ3クリチーバ4

 

 

 

 

今年の7月ブラジルはパラナ州クリチーバ市に行きました。クリチーバ市は環境問題(ゴミ、排気ガス、汚水等)に積極的に取り組む市としてブラジル国内でも注目されている所です。それゆえに町中も綺麗に整備されています。言わば快適に人間が住める環境への努力をしています。丁度、ブラジルの7月は冬で、クリチーバ市も気温6度と寒い朝、宿舎から近くの公園へ散歩、、、。

クリチーバ2

目にとまったのが、この黄色い色に塗られた器具この様な器具がクリチーバ市の公園のスペースに何か所か設置されています。ブラジルでもこれからの高齢化社会を見据えて、お年寄りの方々の健康増進、寝たきりにならない為に、広々とした空の下で、この器具を使って自らの体力強化をして頂こうと言う狙いで、この筋トレ運動器具が設置されました。

クリチーバ

簡単に手軽に出来る体力・筋力強化の器具はクリチーバ市民の皆さんに好評です。いつでも、好きな時間に来て皆さん無理する事も無く楽しく運動されている光景を見ると、「有意義な公園の利用が出来ているな~」と感じました。

人間の生活に取って、生きている間は、食事・睡眠・そして、基本的な運動を日々必要とする事を社会全体で理解してクリチーバ市の様なお年寄りや他の人々も誰もが手軽に好きな時に出来る環境を提供出来れば高齢化社会への一つの快適な対策のお手伝いになると感じる所です。

 



2010年12月02日

人物紹介

照屋さん先週末、九州各県サッカー協会の委員の皆さんが一堂に集まり、これからのキッズサッカーの活動のあり方などについて熱い意見交換が行われました。

その参加者の中に、沖縄県サッカー協会・キッズ委員長の照屋順一さんがいました。会議中も積極的に沖縄の現状や、今抱える問題点などを熱心に参加された皆さんの前で話されていました。

その話す姿を見て、「う~ん、何か話が上手いな~」と思いながら私は後ろの席で見ておりました。

会議の後に、照屋さんに話しかけました。「私も沖縄にたくさんのサッカー仲間がいるんですよ、、、」とあれやこれや沖縄に関する話をした所、突然、照屋さんから「あの~インタビューをしても良いですか」と!、「エッ!?インタビューですか?」と私が首をかしげると、照屋さんは、「私は、仕事とサッカーをやりながら、FMうるまのパーソナリティーもやっているんですよ、うるま市にたくさんのサッカーのお友達がいらっしゃるんですね、是非ともメッセージをお願いします。」と言われ、雄大な阿蘇の人工芝サッカー場asovigoのグラウンド上でのインタビューとなりました。

どうやって?録音するのかと思いきや、自らの携帯をセットして、すでにその姿はラジオ番組のパーソナリティーそのもので、軽快に心地よい声でインタビューは進みアッ!と言う間に照屋さんの見事な司会進行で無事に録音が終了しました。

「なるほど、会議の席上で上手い話し方をする訳だ」と私は納得、また沖縄にサッカーを通じての友達が一人増えて沖縄に行くのが楽しみとなりました。