2009年05月29日

クロード・デュソーさん

デュソー氏デュソー氏2

 

 

 

 

フランスが誇るナショナルフットボールアカデミー(国立サッカー学院・INF・クレーユフォンテーヌ)の元校長先生で現在は日本サッカー協会JFAテクニカルアドバイザーであるクロード・デュソーさんが熊本県阿蘇市にあるasovigo人工芝サッカーフィールドに視察に訪れました。

1998年フランスワールドカップで地元フランスが見事に優勝を遂げた一因にこのクレーユフォンテーヌの選手育成が大きく関わっている事は有名です。通常のカリキュラムに基づいた勉強とサッカーを両立させたアカデミー、サッカーの能力も重要視されますが、同時に勉強の成績、人間性も、その子供の大きな評価になります。サッカーが優秀でも勉学の態度や成績が悪いと退学させられる子供もいるとの事です。

フランスを代表する優秀な選手を育てると言うのが目的であり、若いサッカーマンの目標となるような人間的にも優れたプロ選手の育成のノウハウが詰め込まれているのがクレーユフォンテーヌで、そのアカデミーの元校長先生がクロード・デュソーさんです。

デュソー氏3

4年前に開校したJFAアカデミー福島に日本サッカー協会の依頼で来日され、今年は熊本県宇城市に出来たJFAアカデミー熊本校に滞在して九州各県を精力的に巡回指導されている日々です。2年前に熊本県大津町で指導された際に阿蘇山を訪問され、エラク気に入られたとの事をアカデミー熊本校の関係者から聞きました。今年はフランスに奥さんを残しての単身赴任、お年が70歳!ではありますが元気バリバリで宿舎では洗濯、自炊もするという事で、「それは大変な!」という事で「束の間ではありますが阿蘇に来てリフレッシュして頂きましょう」となり、asovigoサッカーフィールドを運営するホテルの協力で視察と阿蘇の子供たちへのサッカークリニックが実現しました。

夕方5時から7時まで参加した阿蘇北中学校サッカー部、高森中学校サッカー部の総勢約40名、個人参加の小学生3名も入り、クリニックがスタートしました。常に意識、集中、考えて動く、正確でスピーディーさを求めながらの練習です。参加した子供たちは楽しそうに時間を忘れて懸命に練習に取り組んでいました。デュソーさんの指導は、ガミガミと怒鳴るような事は無く、的確に練習メニューのお手本を見せながら分かりやすくサッカー技術の取得・向上の為のメニューが行われました。夕方から小雨交じりの天候でしたが有意義な練習の時間が流れました。

夜8時過ぎに夕食をデュソーさん、通訳兼コーチの樋渡(ひわたし)さん、熊本県サッカー協会関係者の皆さんと摂りました。赤ワインをたしなむ程に飲みながら熊本名物の馬刺しや辛子レンコンもパクパク食べるデュソーさん!楽しいサッカー談議にも花が咲きました。グラウンド上でも食事の席でも始終穏やかな表情と謙虚な態度にはフランスを代表する名指導者としての揺るがない何かがありました。

日本サッカー協会が発行しているTechnicalnews・Vol.13のクロード・デュソー氏インタビューの中で、氏は「何か方向性を変えたときに、不安を感じる時期がある。しかし、それは、将来に向けての準備だ。」と話す。フランスサッカー界に貢献してきた氏のこの言葉に彼が歩んできたサッカー人生とその人物像がピタリと重なる感じがした。



brazil060224 at 15:58│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本のサッカー事情 

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