持ち家の築年数が長くなると、大規模なリフォームが必要になってきます。
この時、リフォームで費用を安く抑えるか、この際建て替えを実行するか迷う人が非常に多いものです。
リフォームするか、建て替えをするのか迷った時、判断できるポイントとは何なのでしょうか?


■チェックポイントその1:構造の状態

リフォームしたら20年は軽く維持できるといった場合でも、家の構造が10年しかもたないとなると必然的に10年後に構造部分を補強したりするなどのリフォームが必要になるでしょう。
その後も、モグラ叩きのように次から次へとリフォームが必要になる部分が出てきてしまい、結果的に大規模なリフォームになってしまうという可能性が高くなります。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家は長持ちするので、内装だけをリフォームすることも可能ですが、木造建築は構造の劣化が激しく、構造においても 老朽化が原因で傷んでいると考えた方が無難です。
内装と構造の耐用年数を考えてバランスよくリフォームしていくことが重要なのですが、そうなると費用がかさんでしまいオールリフォームを検討しなければいけなくなるでしょう。
このオールリフォームは、構造以外の全箇所をリフォームすることで構造への補強も同時に促すことができます。
一般的に新築するよりもオールリフォームの方が割高になると言われているので、法律上、元の床面積が取れない場合の新築でない限り行うことは滅多にありません。


■チェックポイントその2:仮住まいが必要になる

オールリフォームは割高になると記載しましたが、建て替えを行うには全建物を解体することになります。
多くの廃棄物を処分したり、建て替え工事中には仮住まいを用意しなければなりません。
引越し代や登記費用など意外とお金がかかるので、工事単価が割高になってしまうということを頭に入れていきましょう。
それぞれの総額費用を算出できるのであれば、実際の数字で検討してみることも大切です。


■チェックポイントその3:ローンが必要な人は向いていない

最近ではリフォームの際のローン内容も充実してきました。
ですが、まだまだ主力としている商品は新築が対象になっているので、築年数が長い住宅のリフォームではローンが組みにくくなっています。
このようなことから、木造住宅に関しては内装のほとんどをリフォームしなければいけなくなった時は、新築を建て替えた方が合理的という判断になります。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造でも、建てた時期によっては耐用年数を満たさない場合もあるので心配な人は、構造状態を調査してもらえるプロに依頼してみた方がよいでしょう。