住まいとは、家族が365日寝起きするための大切な空間です。
「こんなイメージの家に住んでみたい」「あんな感じの家を建ててみたい」などテイストだけで決める方は少ないでしょう。
暮らしを大きく左右すつる間取りは、家族構成や生活スタイルによって違ってきます。
ここでは、間取りの失敗例をいくつご紹介していきます。


■吹き抜けが光熱費がアップする

最近は、家づくりに吹き抜けを取り入れるケースが多くなっています。 
隣家との距離が近く狭い土地でも明るさを保つために重宝されていますが、1階部分と2階部分が筒抜け状態になってしまうので暖房や冷房の効率が悪くなってしまうというデメリットがあります。
冬場せっかく温めた空気がどんどん2階上部へと上がって行く、夏場は冷えた空気がなかなか2階まで伝わっていかないなど生活での不便さが目立ちます。
住宅ローンを支払うために日々節約を心掛けていても、光熱費が重んでしまっては本末転倒です。
吹き抜けの設計や、施工事例などを参考に断熱材や空気の流れもよく考えてから取り入れましょう。


■憧れの広いキッチンは家事動線が長くなってしまう

家の中でキッチンは毎日必要とするための場所なので、美しく広々とした間取りを求める人も多いでしょう。
しかし、キッチンのスペースを多くとりすぎてしまうと、移動距離が長くなり無駄に歩かなくてはいけなくなります。
食事の準備をする時はあれこれ必要に応じて細かい動きが必要になるので、できるだけコンパクトな動線づくりを検討しましょう。
数歩で冷蔵庫、下準備、煮炊きできるので理想的です。
これを熟知している人はコの字型のキッチンを採用し、調理する時に必要な小さな三角形が完結され無駄な動きや労力もかからなくなります。


■子どもが部屋に閉じこもらないために

親子一緒に濃密な時間を過ごせるのは、実は10年くらいの数年でしかありません。
子どもが10代になれば、プライバシーが守れる空間を希望し自分だけの部屋を欲しがることも珍しくないのです。
ですからこの10年をどうやって共に過ごしていくかが、将来の親子関係を決定づけます。
しっかりと区切られた部屋にとらわれず、なんとなくお互いの存在を意識できるような間取りを考えてみましょう。
リビングに階段を取り入れることで、自分の部屋へ行く時必ず家族と顔を合わせられるような間取りは近年とても注目を集めています。

家づくりは日々の生活を明るく快適にするために行うものです。
間取り次第で暮らしやすい生活を過ごすことができるので、家族で話し合いを重ね専門家の意見を取り入れながら理想的な間取りを決めていきましょう。