私物化された官僚と税金 4/12

ここ一連の国家的事件は全て安倍が引き起こした結果と言えよう...。

昔から「馬鹿に刃物を持たすな」という格言があるが馬鹿に「権力という刃物」を持たす制度を作ったために起きている数々の不祥事と言えよう。
それは官僚を出世というニンジンで操作できる人事権を官邸人事局に移したことによると思われます。

元来役人の体質はイエスマンの元祖みたいな人間で明治以降の官僚制度の歪は出世欲だけに駆られどの船に乗ったら出世するかで生きていると言っても決して過言ではない。
明治以降、強者には弱く、弱者には強い構造が出来あがっている。
強者とは国会議員の特に大臣で弱者とは一般大衆の国民である。
官僚は特別な人間意識の高い上に民間人を上から見下す人格が歴史上形成されているから厄介でもあるが「お上」と呼ばれている所以であると言えよう。

「お上」の立場を悪用したこれまでの伝統的な天下りは特別な人間と本人が思っている証である。
総額90兆円を越す金を抱えているので役所から大金を引き出すのには安いと民間企業は打算して天下りが成り立つ。
天下りの数年後に13億の退職金を手にした官僚OBの報道は記憶に新しい。

国家の民主主義の根幹を揺るがす一連の事件は日本の恥を世界中に露呈したわけであるがこれを根絶するには官僚制度とキャリア制度を崩壊させるしかないと私は思っている。
出世欲しさに組織や個人を守るために改ざん、証拠破棄、隠蔽する陳腐な能力は必要ないだろう。

国民不在の役人と国会議員は早急に去って欲しいものである...。

渡船屋が守る既得権益 6/19

千葉の南房一体は海岸線に沿って磯釣りに適した沖磯が広がっている...。

私は久しく外房では渡船を利用していないためにすっかり疎くなっている...。
とは言っても過去に数回だけ渡船で釣行したことがある程度で元々詳しくは無い...。
渡船できるはずが現地に着くと波風が強く渡礁できない日が多く面倒になったことも手伝って自然と伊豆七島へ足が向き三宅島と御蔵島がホームと化してしまった経緯がある...。
今でこそ携帯電話という便利なものが普及しているが昔は行ってみないと当日に渡船可能か分からなかった...。

最近知り合ったNさんは千葉の白浜一体をホームにしている人である...。
現在、釣行日の調整中であるが水曜日しか休みの取れないNさんと渡船屋さんの定休日が隔週で被るためと天候の状態とが一致する日を探している...。
今月の26日は大潮なのでNさんが竿を出せていない地磯の入道ヶ崎という手もあるが台風4号が通り過ぎた後の地波（ウネリ）がどのぐらい残るかが分からない...。

今回の事で改めて知ったのだが外房の沖磯は渡船屋さんで乗せる磯が決まっているらしい...。
いわゆる既得権益が保守されているという事だ...。
三宅の三本岳と御蔵島は渡船業の届けを認可されている業者は何処の渡船屋さんでも全ての磯に乗っけてくれる...。
釣り師の混むシーズンの活性期は渡船屋さん同士で話し合って磯割をするだけ...。
希望すれば神津島でも銭洲でも行ってくれる...。
変わるのは料金と航程時間だけで実にフランクで心が広いと思う...。

その地域の決め事なのだろうから仕方がない...。
それにしてもこの国は辻浦々に既得権益なるものが蔓延っているなあ...。


経済的に余裕が無いのでどうせ行くなら沖磯に渡船をしたいので私が手配をしよう...。
候補は野島崎灯台の東に位置する「高島」辺りに行きたい...。
というのも先日入道ヶ崎に釣行の際、隣で上物竿を出していた70歳の釣り師は元石鯛師で体を壊してから体力の必要な石鯛から上モノを楽しんでいると言う...。
この初老が「高島」である時期まで記録を持っていた5.5キロを釣った猛者であった...。
外房で5キロ台は滅多に釣れない...。
「高島」は恐らく大型が入ってくる立地があると思える...。

Nさんには申し訳ないが私のわがままを聞いていただくつもりである...。
そしてNFの銘竿・ケブラーとボロンを並べて大型をゲットしたい...。

ああ、早く釣りに行きたいなあ...。

孫正義と石川遼の器 4/6

義捐金の中でも超弩級の二人が居ます...。

義捐金と義援金の違いをあからさまにしたお二人です...。
義捐金とは個人の資財を投げ打ってでも人助けをするに対し、義援金は自分の出来る範囲で人助けをやるという具合に比較にならない...。

孫氏は100億円の個人資産に加えて引退するまでの役員報酬を全て投げ出す、石川遼君はたかだか19歳にして今年の獲得賞金の全額と全てのバーディに10万円を投げ出すという破格の公表をしました...。
恐らく個人において企業界とスポーツ界の中で世界で初めての大胆な義捐金になると思います...。

ひとことで言うと器が違う...。

いろんな世界で巨額を稼いでいる人が多いとは思いますが桁外れです...。
マイクロソフト社のビルゲイツ氏が毎年、数兆円を世界の恵まれない子供や施設にチャリティしている事は有名です...。
日本では有名な芸能人や歌手などを金を集めるための広告塔には使っていますが本人たちが何か特別のことをやったとは聞きません...。

真のグローバル社会に生きている人間たちはこのような社会貢献というか奉仕というか、実に敏感で自然体の中で実行動が伴っています...。
例えばPGAでは全ての大会で選手の獲得賞金は自動的に5％がチャリティになる仕組みになっています...。
さらにアーノルドパーマー杯などチャリティ目的で盛んに試合が組まれています...。
それに参加する事を誇りに思っているのが一流選手の証です...。
同様にメジャーリ−グもそうです...。

日本はいろんな意味でこのような社会貢献というか遅れているというか貧困です...。
今度も全国民が自重すべきという節電に何度も会議をしなければ決定できないセリーグなど論外です...。

石川遼くんはまだ未成年なのにアホな大人に比べると年齢ではない大人を感じます...。
孫さんといい遼君といい、素晴らしい人間が日本に居る事を知って安心しました...。
私などは少なくても義援金止まりですが偽善で終わりたくない...。
沢山のお金を出せない境遇なので阪神淡路大震災の時と同様に何年も掛けてボランティアで補うつもりです...。

現在は多くの人が関心をもたれていますが時間が経つにつれて希薄になっていきます...。
私の出来る事は数年後も出来る事をボランティアで頑張る所存です...。

今回の二名の大胆ぶりはお金があるから出来るのではありません...。

人間という中身がさせていると思います...。

私は昔から孫さんと遼君を応援していますがさらに惚れました...。

ありがとうございました、日本人として誇りです...。

貴方は禁煙派、それとも節煙派？ 9/27

１０月まで後３日で煙草の値上がりです...。

TVでは芸能人まで使って禁煙のコマーシャル...。
１０月に近づくに連れて話題沸騰の感じです...。
買いだめした人の最高はなんと１５０万円分らしい...。
何といじましい無駄な抵抗と言うか努力であろうか...？
私はというと勿論、止めません...。
経済的な理由で節煙にはなると思いますが...。

今回の値上げは前代未聞の値上げ率で格差社会の撲滅でも政権交代した民主党の嘘の一つである...。
恐らく官僚主導のもとの発想だろう...。
しかも健康の為にというスローガンの大義名分のおまけ付きとは片腹痛い...。
ブログでも何度か投稿していますが不景気で政府が無策の時に煙草の値上げに繋がっている...。
今回の値上げ率が政府の無策率に匹敵していると思う...最低の政権交代...。

菅政権は早くも沖縄・尖閣諸島沖の問題も無策の弱腰で窮地に立たされている...。
中国漁船衝突事件は、中国政府が求めた「謝罪と賠償」に対し、菅首相が２６日、拒否する考えを公に表明するなど、日中間の対立は長期化の様相を深めている。
放免する時に検事などに喋らせないで総理自ら国際的な説明をすべきだった...。
国内ですら信用の失墜した検事などに国益の絡む事を委ねるなんてチキンそのものである...。
いつも後だしジャンケンで勝つとは限らない...。
一般的には先手必勝というのが世の常である...。
体たらくな政府はこの事を検察に責任を押し付けた形になっているが愚の骨頂である...。
何処の国に国益が絡む外交問題を国内しか権力を行使出来ない検察や警察に委ねる政府があるだろうか...？
真顔で政治をやっているフリを見ているだけで不愉快である...。

相手国はかなりしたたかである...。
貿易摩擦は既に起きているし観光まで制御されて影響を受けている...。
菅政権は無罪放免にした事で中国の言い分を結果的に聞いたことになってしまった...。

北朝鮮の拉致問題など民主党の誰一人として口にすらしなくなった...。
沖縄の米軍基地問題も同様である...。
党首選挙の時だけ元気で勝って１０日以上経つがまた音無の構えでトーンダウンである...。
やはり口先だけで死ぬ人間は絶対に死なない...。
親分肌でない人物が国を牽引出来るとは思わない...。
私の個人的な見解では菅氏の様な性格の人物では国の代表は無理であろう...。

煙草の値上げに愛煙家の国民はもっと怒るべきである...。
民主主義の平等の原理が犯されている...。

我が国は国の代表しかり国民も真の闘争心を忘れた感じがする...。

言葉の責任と重さ・・・ 5/31

今日で五月も終わる、天候と共に迷走する鳩山政権...。
今朝、何気なくTVを見ていると福島瑞穂社民党党首と辻元議員が出ていた...。


今回の普天間基地移転問題で罷免された事が取り上げられキャスターに質問されている...。
彼女は政治家は”言葉に責任を持たなきゃいけない”と言っている...。
閣議案書にサインしないので罷免され三党連立も離脱する事が決定した...。
戦後65年、日米安保を国民全体で抜本的に考える事が望ましく沖縄が可愛そうとかではなく、自立すべき時に来ているのでは無いだろうか...？

もっともな話で政治家に限らず社会人は自分の言葉、行動に責任を持つべきである...。
むしろ反面、言葉ほど当てにならないモノは無い...。
人は言葉に傷つき、言葉に騙され、言葉に酔い、言葉に励まされ、言葉に癒され・・・実に重宝...。
その使い方で言葉はいかようにも変化し表面的な人物像が形成される,,,？
一般的に言葉は聞き手に依っても同じ語彙ながら意味が変化する...。
きついことを言われても好感を持って聞くと励ましや叱咤激励とも取れるし嫌悪感で聞くと真逆になる...。
また言葉は意外と安易に扱われがちだが同時に約束事を秘めている事を忘れてはいけない...。

今度の鳩山氏の言葉は日常会話ではなく国を代表する人間が公の場で吐いてきた言葉の数々...。
結論を急ぐならこれは”真っ赤な嘘”とか”大ボラ吹き”と言う...。
本人だけが認識していない...その後は言い訳の羅列をしているだけ...。

私の育った家庭では「信頼される人間になりたいなら先ず、自分から信頼しろ」と教わった...。
疑う事を教えてくれなかった家庭内教育で育った結果、私は騙された事は数えきれない...。
何度も苦い思いをしたために親の教えに反して人の言葉を信じなくなって来た...。

ある人が言葉を発したら次に行動を観察してから判断をする様になった...。
言葉は鹿児島弁で言うと”てげてげ”に聞く...。
”てげてげ”というのはホドホドにとか大概とかいう意味で”本気”度が薄く真剣と言うより気楽にという意味である...。

鳩山氏が社民党の連立離脱を受けて「残念に思うが私は信念を持って突き進む...」と言っている...。
この場で”信念”という言葉を吐くとは言葉は重宝で器用を絵に描いた様な人だ...。
信念は熱血人間が持つモノで決して迷走などはしない...。
そんな鳩山氏をひとことで言えば”いい人”という人は多いらしい...。
この”いい人”が問題で本心というか本音が無く見えない...。
信念があれど万人が賛同するものではなく逆に嫌う人も増えるというもの...。
信念がある無しに限らず賛否両論が世の常であり、だから強い信念が必要な訳である...。

私は少なくても”有言実行型”の人間でありたい...。
虚飾の衣をまとうこと無しに身の丈に合った”歯に衣着せぬ嫌われ者”を敢えて選ぶ...。


















私の愛好する何にも迎合しない自然の釣りは最も自分らしく素の自然体で臨める...。

大自然が教えた宇宙の理・自然の摂理、坦々と共存・共栄・共生の自然体こそ我が人生なり...。