2007年10月15日

AMG S63L 4

アクティブボディーコントロール、
所謂、ABCは魔法の絨毯です。

この、高級メルセデスベンツのみに装備される
サスペンションは主に、車の姿勢制御にすべての神経が
使われています。

具体的に言うと、
「揺れない」車である、と言うことです。

車が揺れない?
信じられないことかもしれませんが、
従来の車に比べて、確実に「揺れない」のです。

具体的には、
急ブレーキを踏んでも、ノーズダイブをしません。
急加速をしてもリヤが沈み込むことはありません。
舗装の目地や段差が連続して続くところなどは、
乗り越えるときのタイヤの通過音が変わることで、
ああ、段差がある、とわかる程度しか上下に揺れません。
高速でコーナリングする際、従来の金属サスペンションならば、
破綻をきたして、大きくロールしてしまうような場面でも、
ほとんど車は水平なままです。

雑誌等でABC装着車と同社の普通のエアサスや金属バネの車などの
コーナリング姿勢を、
正面から撮影した写真を見れば一目瞭然です。

このサスペンションは、
ハイパワー車は、低速域では乗り心地が硬くて悪い、
という常識を一新してしまいました。

2007年10月05日

AMG S63L 3

アウディのAとS、供に8を比較すると、
以外にも、Aのスポーティさが強調され、
Sは勿論良いのだけれども、Aも同じ路線で
良いと思わせてくれます。

メルセデスベンツとAMGならば、
本来アウディであればAとRSとなるのかもしれません
が、RSはAMGでは余り該当する物が無く、
しいていえば、ブラックシリーズぐらい行かないと、
CLK63でも、RS4や6ほど過激ではありません。

価格で比較するならばS600とS63はちょうど
バッティングする価格です。

以前はメルセデスベンツらしさ、や
その車としても良さ、が突出していたので、
それを弄ったAMGはどこか尖がっていて、
よく解らない車であった印象が強い。
特にSクラス系は、
なんでノーマルがあれだけ良いのに、
音うるさくして、足硬くして、乗り心地悪くして、
多少コーナリングを良くしたって、
重くて速く走れるわけ無いし…
などと思っていました。

変化がおきたのは
やはりABC装着車が出てからの事と言えます。

2007年09月20日

AMG S63L 2

外見は、オブシディアンブラックという
今一番人気の色であったが、
恐ろしく、迫力があるのは、他のメルセデスSクラスと
同様であり、
残念なことに、濃いブラックという色は、ボディラインの
陰影を隠してしまいやすい。

その為、ますますSクラスとの差別化が
外見では難しくなる。

それがイイ、と私などは特に思うが、
メルセデスユーザーの多くは、もっと派手にイカツクと
いったことを考えるかもしれない。

残念なのはホイールで、
S65との差別化を図る為に、とんでもなく平凡なデザインのモノ
が与えられている。
これじゃ、S550Lの偽者AMGシリーズ(外見の追加パーツのみ本物)
のホイールの方がカッコイイじゃないか!
と文句の一つも言いたくなる。
もしこのホイールを使うなら、
軽いとか、放熱性に優れているとか、なんらかの
実質的メリットのアナウンスが欲しい。

単に上級グレードよりも安そうなホイールが
2000万円以上する車についている、というの納得いかない。

ただ、そんなところも金持ち主義、ヒエラルキー好きの
メルセデスのブランド戦略だろうし、
だからこそ、S65は偉い!という解りやすい
図式になり、
金持ってるんだったら、一番いいものを買ってくれよ!
みたいな傲慢ささえ感じてしまう。

しかし、この車の良さは、
そんなヒエラルキー主義の外見にあらず、
というところである。

2007年09月15日

AMG S63L 1

1994年にAMGC36が登場したことが、
近年のAMGの再出発であったと思う。

それまでの超性能重視から、もう少し
外見も含めて、エレガントで、ただし、性能に関しては
その時代、そのクラスの頂点は極めている、
といった内容だった。

メルセデス不毛の時代は、
この近代AMGが始まった時代と重なってくる。

コストダウンの影響を開発陣が吸収できず、
車作りが混沌としてしまった時代。

それでも、AMGには、スポーツセダンとして
いつも時代も他メーカーを一歩抜きん出た部分が
多くあった。

C36については、個人的にもデビュー当時から、
マイカーの一台として新車で降ろしたので、
思いいれも特に深いが、
思い入れに負けないほど、よく出来た
車であったこともまた事実である。

欠点はアルピナに比べると、サスペンションのフリクションの無さ
等については、一歩譲る所があり、
若干ではあるが、大量生産の匂いが付いて回ること
であるが、
エンジン、ハンドリング等性能部分では
圧倒的にノーマル際上級車を凌駕しており、
そういう意味では、2クラス上の車とも別格の
扱いが出来る。

最近では、AMGルックをメーカーがやたらと
推奨し、アヴァンギャルドSなどと称して、
純正ラインナップとして出してきているが、
そういうスポーツ性能では、
カッコだけのノーマルにエアロでは、
AMGの足元にも及ばないのは仕方が無いところだ。

S63はそれ以上の価格にある車はS65しかない、
事実上のトップモデルクラスである。

自ずと、期待が高まる。

2007年09月11日

アウディS8 2

好みの問題ですが、
アウディが高級車として弱い部分とは、
やはり押し出しの強さ、でしょうか。

シングルフレームグリルになったS8は
それでも、実車を見ると
かなり迫力が出てきました。

もともと、こけおどしのような外見が多い輸入車の中、
実にクリーンで真面目、
そして知的なイメージが定着しています。

むしろ、迫力は真の部分にあり、
20インチホイール目一杯ほどもある
カーボンディスクブレーキは、ポルシェターボの
それを凌駕します。

この車は只者ではない!と
車好きにしか解らない部分で主張してくる訳です。

個人的には少し地味に見えるくらいの車で、
威張って走っている、他社スポーツセダンやスポーツカー
を追い回してみたい!と思わずには居られません。

一つ、好みの問題とは、思うのですが、
どうしても許せないのは、エンジン音です。
V10なのに、V8のようなドロドロ音は
まるでアメリカンV8のようです。
迫力はありますが、もう少しせめてW8やW12ぐらいの
これしかない!くらいの主張も含めて、
再考してもらいたい部分です。

ドイツ人はあの音が好きなんでしょうかね…

2007年08月27日

アウディS8 1

トランスポーター2という映画で
大活躍をしているのはW12の6.0の方ですが
その時にS8が発売されていたら、きっと
こっちになったんでしょう。

もともとW12でさえも、
素晴らしい、ドライバーズカーで、BMW7シリーズが
古くなってしまったために、
世界最高のスポーツビッグセダンは
間違いなく、アウディA8と断言できそうです。

正確なハンドリング、絶大なパワー、
20インチホイールに収まるカーボンディスクブレーキ
の超絶な効き具合など
なにをおいても、小型スポーツカーのようなフィーリング
で走れる車。

少し残念なことは、
4.2のデキがとても良いので、余り差が無いのでは?
と思ってしまうことです。
4.2でも19インチを選ぶ人が多く、
正直18インチを履きたくなるぐらいですから、
何も、ヒエラルキーの為の20インチなんて
いらないかもしれません。

ボディが軽いことも、高速走行時も含めて
あらゆる場面で、有利です。
FRやミッドのスポーツカーやスポーツセダンが
ナンボ頑張ったところで、公道では、絶対クワトロ
には叶いません。

目立たない存在だったA8シリーズは
S8の参入で
完璧に世界最高のスポーツセダンシリーズになりました。

車の内容を重視する、スポーツカー好きな大人の方に
是非お勧めしたい一台です。

2007年08月25日

202C240Wセレクション

まずは、詰諭
いつもお買い上げ頂き誠にありがとうございます。

さて、私の輸入車販売歴で最も数多く販売
しているのが恐らく202型初代Cクラスだと思います。

発売当初より実用的に大きくなったサイズが
好評で、沢山の新車が販売されました。

その後も、品質に安定感があり、
大きな故障も無く、中古車としても安心して販売が
可能な車です。

最終モデルは2001年式で、
その年式のみ、240のエンジンは2600ccに
拡大されています。

今回の車は、お客様のたっての希望で、この
2600ccの最終型となりました。
何台の発売だったか、憶えていませんが、
一年式のみの輸入車は、如何にメルセデスベンツといえども、
程度の良い車を探すのは、少々難航しました。

しかし、
実は、エンジンの違いは比較すれば大きく、
この最終モデルは
全域で、とても余裕があります。
何速、何キロでも、気持ちよく加速します。

99モデル以降、アクセルの設定を変え、
とても加速の良くなったのが
Cクラスの特徴ですが、最終の2001モデルは
とても魅力のある、隠れた名車なのです。

2007年08月12日

S15シルビア スペックR

まずは、お買い上げいただいた
お客様に御礼申し上げます。

お客様のたっての希望で、
日産FRスポーツの代表だったシルビアを探していました。

久しぶりに乗ったのですが、
充分以上のパワー(というか相当速い!)
とショートストロークで決まるマニュアルシフト、
低いノーズの低い位置に収めたエンジンからくる
重量配分、
などにより、
「うーん、楽しい車だ!」と
改めて再確認しました。

S13が改めて、再デビューのように魅力的になって
発売されたのが今からなんと20年近く前!
その流れをついで14、15と進化して言ったのですが、
現在は生産中止…

コンパクトでハイパワーなFR車の終焉を迎えた
気分でした。

もっとこんな車を作ってくれると、
自動車人気も盛り上がるのかなと、車好きとしては
思いますが、そんなに台数の出るタイプの
車ではないですから、
大きくなってしまった、日本のメーカーでは
もう作ってくれないのでしょうね…
さびしい限りです。

2007年08月01日

アストンマーティンDB9 4

アストンマーティンの良さは、
なんでしょうか?

信頼性は、正直言って、そう高くはありません。
ドイツ車はもとより、国産車なら、数十万円で購入できる
軽自動車の方が上だと思います。

手間隙掛けて作られる手作りの
良さでしょうか。

その昔、まだヨーロッパに階級制度が残っていた頃
お金も時間も余っていた
貴族たちは暇を弄ばないように、
スポーツを始めた、と言われています。

体を鍛えるだけの実務なら、体力づくりを
すればよいだけで、精々マラソンくらいの
ものだったでしょう。

しかし、それ以上にスポーツは楽しかったのです。
所謂、無駄が作り出す楽しさ、がそこにはあったのでしょう。
別に馬に乗ってボールを転がさなくても良かったでしょうし、
ラケットでボールを打たなくてもよかった筈です。

6リッター12気筒エンジンは必要でしょうか。
皮を張り詰め、竹の素材やピアノブラックの板を張った
ダッシュボードも必要でしょうか。
ました、シフトのスイッチを使いにくい正面のパネル
に埋め込むなど、日本車やドイツ車ではきっと考えられないでしょう。

でも、その無駄を楽しめる環境に
とてもあこがれてしまうのは、むしろ
われわれ日本人なのかもしれませんね。

2007年07月30日

アストンマーティンDB9 3

以前のヴォランテでも触れましたが、
シフトのP、D、N、Rの4スイッチは
エンジンスタートボタンを中央にセンターコンソール
上部に横一列に並んでいます。

各ギアをマニュアル操作するときには、
ハンドル脇のパドルを操作することになりますから、
このスイッチ配列もデザイン上カッコイイと
思えてしまいます。

国産車やドイツ車なら、
非合理的でコストがかかると言って、
作り手は嫌がるでしょう。
しかし、そこはイギリス車。アストンマーティンです。

カッコイイ事にすべてを注ぎ込んでも
それらしくて、ただただ感心するばかりです。

イギリスは時間にも余裕のある人達のみに
このスーパースポーツカーを作っていることが
よく解るところでしょうか。

2007年07月28日

アウディS8 2007 1

完璧な車。

なにをして、そういうのか、定義は難しいです。
しかし、限りなくそれに近い車として、
今回アウディS8を薦めたいと思います。

走行700キロの個体は勿論ヤレなども無く、
新車同様です。

外見はA8にそっくりなので、
外見だけにエアロと巨大ホイールを付けた
某メーカーの限定車のような、
天麩羅の衣のように、人を脅すだけの
意味の無い凄みはこの車にはありません。

しかし、よく見ると、
20インチの大径ホイール、その中をのぞくと
カーボンディスクブレーキと超大型のキャリパーが
見えます。

2007年07月27日

アストンマーティンDB9 2

フェラーリとはまた違った、
エンジンサウンド、V12サウンドなのですが、
これがまた、何とも刺激的です。

どう表現したらよいのか、
難しいところですが、
レーシングエンジンの音の質に良く似ていて、
フェラーリともある意味にて居るのですが、
もっと、渋い音?なんです。

きっとエキゾーストを変えてあげると
弾ける様な良い音になると思いますが、
ヴァンキッシュよりも上品で
でも、「おお!」と痺れてしまうので、
これはなかなか希少です。

ブリッピング(空ぶかし)しても
なかなか、いい感じですし、
我こそはアストン、という他のどれとも違った
音色でもあります。

オートマティックのシフト方法は
独特です…

2007年07月25日

ご無沙汰しております

日頃からカーギャラリーブリッジを
ご愛顧頂き誠に有難うございます。

さて、
今まで見ていただいたサイトはリニューアルすることとなり、
新たに「イーガレージ」のサイトとして生まれ変わります。
今までのイーガレージのサイトをより利用しやすく
皆様に楽しんで頂けるよう、変えて行きますので、
宜しくお願いいたします。

先日、アストンマーティンDB9を買い取ってきました。
詳しくはイーガレージサイトをご覧頂くとして、
私としては個人的にもっと詳細な部分について、
記していきたいと思います。

勿論、欲しい!見たい!という方は私までご一報いただければ、
すぐにご案内できます。

さて、もう、本当にお世話になりっぱなしの
某お客様からの買取依頼で
仕入れることとなったDB9。
距離はまたまた極小の1300キロ!しか走行していません。

その為、新車同様の内容です。
では、エンジンを始動してみます。

おお…!!

2007年02月17日

2006年フェラーリF430F1

グリジオシルバーストーン
走行距離950キロ
年式2006年

ここまで完成度が高くなると、
果たして、ポルシェとの違いは、などと無粋なことを
考えてしまいます。

エンジン音は以前のモノに比べて、室内では
格段に静かになっています。
でも、回せば、しっかりフェラーリサウンドを聞かせてくれます。

ボディ剛性は、もうドイツ車もかくや、というレベルに間違いなく
達しました。
ガタガタ、ビシビシ等という、イタリア車の特徴であった
異音の類は影を潜め、かなりいい物感が伝わってもきます。

その為か、街中でも、まったく硬くない乗り心地、
首都高速では、恒例の速いハンドリングと、
この両立は素晴らしいの一言だと思います。

まあ、重箱の隅をつつけば、
各スイッチ類がおもちゃっぽい、とか
革の質感がどうしてか?悪く見える事、
ダッシュボード等実用性を見出そうとした結果、
サイドラジエターモデルの頃のような潔さが無くなって
中途半端なデザインになってしまったような気がすること
ぐらいです。

リヤの視界は、モデナよりも良く見えるようになっていますし、
とにかく、実用性、乗りやすさを重視したのだなと、
あらゆるところで実感しました。

その上で、スポーツカーとしての刺激は、
世界中のスポーツカーの中で随一なのは間違いなく、
以前のモデルの荒々しさは鳴りを潜めていますが、
それが決して、マイナス要因にはなっていないところが、
未だスーパースポーツとして世界最高だと思われます。

フェラーリと言う、
外見やイメージではなく、純粋にスポーツカーファンとして
支持していただいて間違いない一台です。

現在このシルバーストーンとロッソ、
またブラックのスーパーアメリカ、355ロッソ等
ご覧いただけます。

2006年12月25日

フェラーリ355F1

まずは、お買い上げいただきました、
S氏にお礼申し上げます。

さて、早速まずはお車の内容。

なんにも説明は必要ありません。
フェラーリです。
しかも、サイドラジエターのモデルですから、その流麗な
スタイルは今もって、世界一カッコイイ車の一台でしょう。

エンジンを始動すると兎に角、フェラーリです。
何も言うことはありません。

あのエンジン音そのものです。
モデナ、430と少しずつ音色が違っていくのですが、
まあ、その年代の音色はあるにせよ、
どれも、フェラーリです。
なんの文句がありましょうや!

比べてしまうと、ドイツ勢のエンジン音では、
まったく、まーったく、比較になりません。
興奮するのは、五感に素直に訴えてくるのは、
フェラーリ!です。

先日から記している、
イイ車の定義からはどうか?

これがまた、355からはガッチリイイ車なんです。
更に、大好きな車です。

2006年12月18日

いい車の定義 4

メルセデスベンツは割りとロールを許す、柔らかいサスペンション
と言われます。BMWはそれよりも随分とハンドリング性能重視の
ように専門誌などで書かれています。

しかし、どちらも好みで選んで間違いが無い程、
どちらも運転する人にわかりやすく、疲れにくく、
車の動きが手に取るように解りやすい、
という点では同じだと言えます。

メルセデスベンツとBMWが得意とするサスペンション
セッティングの逆をそれぞれのメーカーに求めた足回りでも、
(つまりBMWで言えばハイライン系の比較的柔らかい物、
逆にメルセデス系ではスポーツライン系などの硬い物)
その安全性は少しも変わりません。

ポルシェ911やアウディクワトロシリーズなどは
前と後ろを入れ替えると、良く似たエンジンの搭載位置に
なっています。
リヤオーバーハングにエンジンを載せるポルシェ911、
フロントオーバーハングにエンジンを載せるアウディ、
と言った具合です。

これも重量配分的には、非常に厳しい位置にエンジンと言う
車で一番に重い物を載せるという苦しい立場にもかかわらず、
最終的にはその特性は残る物の、
運転手には出来る限り解りやすく、唐突なところが無いように
細心の注意を払ったセッティングがなされています。

外部的に総じて言えることは、
仮にサーキット走行など極限の状況に車を持っていった
時に、その車のタイヤの減り方で、車のそういった素性はわかります。

先に記した、ドイツ勢は皆、タイヤが綺麗に均等に減る
ようにセッティングされているようです。

簡単に説明すると、どういう状況でも
タイヤがゆがまないで路面に接地している
ということです。

つまり…

2006年12月15日

いい車の定義 3

この場合、不快感というのは、音や振動等、他の車と比べて
明らかに劣っているのに、高額な価格がつけられている
という事と、
実際にそうでない車と比べると、運転していると、
怖い思いをする、という二点です。

どちらも、高額な車になると大切な部分で、
所有する満足だけでは、足りませんし、
また、安全性が優れているからだけでも通用しません。
勿論機械的な信頼性を重視する場合もありますが、
こちらも高級かどうかということになると、
第一の理由とはなりにくいものです。
デザインは好みの分かれるところなのでなんともいえませんが
デザイナーの方々に言わせると、良い悪いは、しっかりと
あるようです。

少し話がそれましたが、
いい車かどうか、は、そういった要素が複合的に絡み合って
形成されるものだと、思います。
しかし、この要素だけははずしたくないと思うものが、
パッシブな部分と、ポジティブな部分での安全性では
ないかと思います。

メルセデスベンツ、ポルシェ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン
のドイツグループは、安全性という部分で、
パッシブでもポジティブでも、一流であると断言できます。

実は意外と大切なのが、
操縦性を含めた、ポジティブな安全性です。
スポーツカーのようであるとか、ゆったりとした乗り心地を
持っているとか、そんな基準で語られることではない、
安全な車という、確固としたモノが表現されています。

例えば…

2006年12月06日

いい車の定義 2

皆様が、
このメーカーの車は堅牢で有名だ!と思っている
メーカーの車でも、ガタガタの車があります。

東京の山手通りは、今、首都高速道路の建設中で、
とても、路面が荒れています。
でこぼこ鉄板、アップダウン、
およそ、余程良い車でないと、ボディ、サスペンションが
ばらばらに動いて、とても走りにくいのです。
しかも、毎週のように道路が変わり、左右とS字カーブの
連続です。
更に、イライラするのは、慢性のド渋滞。

運転手は、毎度変わる道路ととても狭いS字カーブの連続、
バス停、右折ライン、駐停車などで、
かなり消耗します。

このメーカーの車は、耐久力は確かにあり、
15万キロくらい走行しても、そんなに印象は変わりません。
しかし、最初から立て付けが悪くボディも緩い印象は否めません。
一般グレードの柔らかい足回りと厚めのタイヤならば、
それでも、何とかなります。
しかし、限定車のような40、45などと言うタイヤと
硬い足回りでは、どうにもならないほど、車が揺れ、
振動がボディ全体から体に伝わってきて、
非常に不快です。

ところが、日本ではこのメーカーの車は堅牢で固いという
イメージで通っています。
実際は大嘘!です。
しかし、世間では安全な車として通っている。

まったく納得がいきません。
しかも、相当な内外価格差で販売されているようです。

2006年12月04日

いい車の定義 1

私は個人的にこの手の定義はしっかりと
持っています。
定義などと難しい言葉を吐くよりも、
好み、と言った方がいいのかも知れませんが、
それよりは、少し、公共性の部分に対して、入り込むと
私の場合定義、になるわけです。

でも、そんな小難しいことを言っていると、
楽しい車選びができなくなってしまうのもちょっと
事実なんですね。

そんなことを考えながら、
いろいろなメーカーの車を見てみると、
例えば、今注目のブランドといえば、
まず、イギリスの高級車アストンマーティンを
考えてみます。

正直、私の定義からすると、いい車からは、はずれです。
でも、好みから行くと、世界一!くらい高得点になります。
この違いは何か…

例えば、住宅でも、性能や機能と、デザインがあるように、
車にも勿論あります。

性能とはエンジンのパワーやサーキットを何秒で走るということではなく
最近雑誌などで流行ってきた、走る、曲がる、止まる、
といった数値化しにくい部分まで含んだものです。

住宅も、地震で倒壊しては困りますし、雨漏りや水漏れなど
も困ります。
同様に自動車にもいえるのですが、
自動車は人が運転しなければならない、というところが
とても重要だと、私は思います。

多くの車に乗ってみると、
その違いに唖然とすることがあります。

2006年11月26日

AMG CLK63 2

室内はとても静かなCLK63ですが、
停車中にちょっとドアを開けてアクセルを
煽ってみました。
「ガオッ!ガオッ!」

な、なんととんでもなくワイルドで大きな音ではないですか!
こりゃ、大昔のAMGが戻ってきた!って感じです。

ですが、音は勇ましくても、
走りそのものは、とてもジェントル。
街中で普通に走っている分には、少し足回りの硬い
普通のCLKです。
乗車感覚そのものは、いかにも硬質で、上質な高級車そのもの。

若干、ボディの剛性(感?)が大きなタイヤと硬い足回りを
吸収し切れてない様な気もしないではないですが、
例のよって重箱の隅をつついている様なもの。

そして、本領発揮のフルスロットル!

前型のスーパーチャージャー付き5.5リッターよりも
トルクが無いとは言え、物凄く速い!
しかも、回転が上がるにしたがって、パワーも出てくる
流石自然吸気!と言えるほどのフィーリングの良さ。

ハンドリングはメルセデスの延長線上にある少し穏やかな
感じですが、個人的には「らしさ」もあり、
決して幼稚ではなく大人の感覚と言った感じ。

550マラネロほどのパフォーマンスを
与えられたCLK63。

これは、ポルシェもフェラーリも侮れません。
コーナリング性能もFRを作りなれたメーカーの車だけに
素直で速く非常に安全。
そしてパフォーマンスだけでなく、
居住性や静粛性等は限りなくメルセデス流が残っているので、
この使い勝手のよさも特筆ものです。

前期型から更に良くなったCLK63。
これで、ポルシェ、フェラーリを追い掛け回すのも
悪くないなと思ってしまいました。
いや、難しいRRやミッドシップなんて、ブッチギリかもしれません。

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Profile
亀井 久史
東京練馬で輸入車販売店を経営しています。営業年数は12年になりました。優良の中古輸入車をメインで扱っています。そのほか部品用品等車関係の事であればなんでもご相談下さい。夜な夜な自ら好きな車で首都高速等走っていたりします。サーキットも行きます。ツーリングも大好きです。